2008年02月25日
セリエA 第24節
サンプドリア-インテル
場所:シュタディオ・ルイジ・フェラリス
【サンプドリア 先発】
GK カステラッツィ
DF カンパニャーロ、ルッキーニ、アッカルディ
MF パロンボ、G・デルベッキオ、フランチェスキーニ、マッジョ、ピエリ
FW カッサーノ、ベルッチ
【インテル 先発】
GK ジュリオ・セーザル
DF マイコン、リバス、マテラッツィ、マクスウェル
MF サネッティ、ヴィエラ、カンビアッソ、スタンコビッチ
FW クレスポ、スアソ
日曜日はバイエルン-ハンブルガーSVの試合を一番見たかったのですが、それが始まるまで時間があったのでサンプドリア-インテルを見ました。
結局、バイエルン-ハンブルクの方は眠さに勝てず途中で寝てたという失態・・・
記憶は前半20分までです(笑)
話を元に戻しましょう。
ミッドウィークにリバプールとのCLを戦い負けてしまったインテル。当然に疲労もあるはず。一方のサンプドリアは先週のダービマッチを制しニ連勝中と調子は上向き。しかもエースのカッサーノも好調を維持している。
そんな両者の戦い。
序盤からペースを握ったのはサンプドリア。カッサーノにボールを集め、カッサーノがボールを持つと同時に周りがどんどん動き始める。リケルメが居た頃のビジャレアルに似てなくもない。
さてさて、ボールをなかなかキープできないインテル。それもそのはず、サンプドリアのフォーメーションは3-5-2だがインテルは4-4-2。明らかに中盤の枚数で負けている。しかもカッサーノは前線に張り付く事は少なくボールをもらいに中盤まで降りてくる。DFが見るのか、中盤の選手が見るのか、インテルにしてみればつかみどころがなくマークの受け渡しも難しい。この時点での中盤の枚数はインテルが4に対してサンプドリアが6。当然インテルはボールを持てない。
そこで重要になってくるのがSBのヘルプ。
ボールを奪ってマイコンがオーバーラップを仕掛ける場面は何度かあったが、如何せんボール奪取の位置が低すぎる為になかなか決定機を作れない。
マクスウェルに関して言えば、対抗するマッジョがガンガンスペースへ走りこんでくるので守備に終われる場面が多く、なかなか攻撃参加ができない。
そんな感じでサンプドリアが優位に試合を進める。
とは言うものの、相手はビッククラブのインテル。中盤で主導権を握っても最終ラインで潰されたり、カッサーノの個人技からのシュートも守護神ジュリオ・セーザルに阻まれてしまう。
(見てない人YOU TUBEあたりで是非見て欲しい。両者共にかなりうまい!)
そして0-0のまま前半は終了。
ちなみに、前半終了直前にベルッチに変えてボナッツォーリを投入してたが、怪我なのだろうか?
気になる。
後半に入っても。
やはりサンプドリアペース。
後半19分に動きの悪くなったジェンナーロ・デルベッキオをサンマルコと交代させる。
そしてゴールが生まれたのはその直後の後半20分。
インテル陣内の左サイドでの事。
フランチェスキーニとのワンツーでマクスウェルのウラへ抜け出ようとしたカッサーノ。カッサーノを狙ったパスはカバーに入っていたマテラッツィがヘディングでクリアー。しかし、このクリアーがフランチェスキーニの元へ行ってしまう。フランチェスキーニはマテラッツィのクリアーをダイレクトで再びカッサーノへパス。これを受けたカッサーノはそのままペナルティエリアへ侵入し、ボールをゴール右上へ見事に叩き込んだ。
若干不運なところもあったが、マテラッツィは無理して前方へクリアーする必要は無かった気がする。
あとは、リバスのポジショニング。マクスウェルのカバーの為にCBの片割れのマテラッツィがかなり左によってしまったから、それに応じてもう少し左に寄っていた方が良かったのかもしれない。ただ、真ん中を空けるのは非常に怖いので、リバスの気持ちも分からなくはないが・・・
一番いいのは思い切ってリバスが左へ寄って、空いたスペースは中盤の選手が埋める。
今回の場合はヴィエラとサネッティがフランチェスキーニへプレスをかけていたので、カンビアッソがカバーに入るべきだ。しかし、映像を何度見てもカンビアッソが画面にいない・・・
どうしたカンビアッソ?
それにしてもカッサーノのシュートは上手い。
さあ、これでいよいよ焦り始めたインテル。
点を獲られてすぐに、フィーゴを投入。マクスウェルがアウト。マクスウェルのところにはサネッティが入る。中盤にフィーゴを入れて攻撃的に出る。
点を獲ったサンプドリアは落ち着いて試合を進めたいところ。しかし、そこで落ち着けないのが中堅クラブ。1点奪ってからというもののDFラインがズルズル後ずさりしてしまう。
当然そこへ漬け込むインテル。フィーゴも入ってキープもできるし、攻撃にエンジンがかかり始める。
そして後半31分。クレスポがクサビのパスをしっかり落としてカンビアッソへ。カンビアッソは左サイドへ張っていたスタンコビッチへパス。そしてスタンコビッチがあげたクロスに飛び込んだのはクレスポ。あっさり同点ゴールを挙げる。
サンプドリアは10分程しかリードを保てず・・・・
点を獲られたサンプドリアは目を覚ましたのか、その後はDFラインも修正し、危なげなく試合を運んで1-1のドローへ持ち込んだ。
サンプドリアとしては強豪相手の価値あるドロー。
インテルは負けなくてほっとしているところでしょう。
それにしても、今シーズンのインテルは負けない。
悪くても引き分けに持ち込むから凄い。
【働き者】
この試合で気になったのは両チームの働き者。
サンプドリアのマッジョとインテルのクレスポ。
まずマッジョ。前節のジェノア戦の印象もあるが・・・
彼はとにかく運動量が凄い。右サイドを走りまくっている。ガンガン相手のウラのスペースを狙う。本当に右サイドハーフなのかって感じ。むしろ右ウイングみたい。
そんな働き者の彼、当然パスもたくさん来る。天才カッサーノからもバンバン来る。
しかも動く量だけでなく質もいいのでカッサーノとコンビを組めば一試合に何回か決定的チャンスを作れる。
ただ、この働き者は決定力がイマイチ。どうも決めきれない。
オフ・ザ・ボールの動きはなかなか良いだけにもったいない感じがする。決定力を付ければビッククラブに行ける気がするのだが、果たして・・・
もう1人はインテルのクレスポ。
抜群の決定力とゴールへの嗅覚は説明無用。歳はとったが、ワールドクラスのストライカーに間違いはない。
そんな彼。
劣勢だったこの試合。何とかスペースを作ってボールを受けようと、サイドへ流れるシーンが目立った。前に突っ立ているだけでは打開できないと感じての彼の行動はグッド。
やはりサッカーは考えて走れなければ。
得点シーンもちゃんとクサビのボールをカンビアッソに落としている。やはり仕事人。
これがイブラヒモビッチやスアソにもできれば・・・
イブラヒモビッチは結構サボる。
ちなみにFWの片割れのスアソはこの試合はイマイチ。自慢の快速も宝の持ち腐れ。
もう少し状況判断をして欲しい。
そんな事を感じたサンプドリア-インテルの試合であった。
posted by nishi |21:14 |
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2008年02月24日
今更ながらに書きたいと思います。
UEFA Champions League 決勝トーナメント1回戦 1st leg
アーセナル-ACミラン
場所:エミュレーツスタジアム
決勝トーナメント1回戦屈指の好カード。
アーセナルのトータルフットボールとミランの現実的で堅実な戦法。
どちらが勝つのか?
人々の注目が集まる。
この試合の流ればかりは、皆さんご存知だと思いますので、そこはカットして、気になった点を幾つか述べようかなと・・・
まず、アーセナル。
やっぱり、このチームのサッカーは好き。
人もボールも連動して動く。
アンリと言う王様が抜けてからチームとしての一体感が増える一方。
特にセスクとフラミニの運動量には脱帽。
ベンゲルがフラミニの契約更新を是非ともしたいと言う理由も分かる。
この日もアーセナルの良さが存分に出た試合だったが、同時に弱点も見えてきた。
それはバイタルエリアについて。
アーセナルの攻撃パターンは多彩であるが、その一つに、FWがサイドへ流れて作った中央のスペースにセスク、フラミニ、エブエらが走りこんでくるというのがある。
この日のミランはアウェイと言う事もあってDFラインは引き気味。
当然、引きすぎれば、バイタルエリアをアーセナルはついてくる。そこで、そのバイタルエリアを埋めるべく奔走していたのが、ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロシーニの3人。
アーセナルも2列目の飛び出しを狙ってくるのだがバイタルエリアに敵が3人いればなかなかチャンスは作れない。
試合の時間帯によっては時折DFラインと中盤が間延びしてバイタルエリアからセスクにシュートを打たれるシーンがあったが、そこはミランの老獪なディフェンス。すぐに修正してきた。
結局、この日のアーセナルはいつも以上にサイドからの単純なクロスボールが多かった。
エドゥアルド・ダ・シウバに変えて高さのあるベントナーを入れたのも、バイタルエリアが有効に使えないから。(もちろん、この日のエドゥアルドがイマイチだったというのもある)
だからパワープレーに出るしかなかったということ。
基本的に、クロスボールからヘディングで得点というのはやや運の要素がつよい。特に、CBがネスタ、カラーゼ(途中からマルディーニ)であれば、今乗りに乗っているアデバヨールとは言えどもなかなか点は奪えないだろう。
それに、個の力で打開できる選手がいないと言うのもアーセナルの弱点。
この日の試合のように、バイタルエリアを完全にふさがれてしまうと、どうしようも無くなってしまう感じがある(特に後半)。アーセナルにカカやファンニステルローイ、C・ロナウドのような選手はいないのだ。
このように、バイタルエリアを埋められてしまえば埋められてしまうほど、アーセナルと言うチームは点が取れなくなる事が今日の試合で分かった。
ただ、アーセナルにもチャンスはある。
ホームでは得点できなかったものの、アウェイゴールは許してない。それに、ミランがサンシーロであそこまで引いてくるとは思えない。当然、カウンターを狙えばアーセナルの得意な攻撃を展開できる可能性は十分にある。1st legではカウンターからの攻撃の方がらしいサッカーができていたし、チャンスもあった。
そう考えると、アーセナルがサンシーロで貴重なアウェイゴールをもぎ取る可能性はかなりある。
一方のミラン。
よく守ったと思う。あわよくばカカやパトの個人技から得点を・・・
とも考えたであろうが、0-0という結果は悪くない。
特にミランの守備陣は本当に組織的でうまい。2nd legで優位なのは間違いない。
この日のミランはクリスマスツリー型のフォーメーション。攻撃はパト、カカ、セードルフの3人でどうにかしようという感じであった。
動きが良かったのはセードルフ。前線に張り付いているのではなく、積極的にボールをもらいに中盤の深くまで下がり、前を向いてボールを散らしていた。いつもならピルロがこの役割を担うのだが、試合展開を感じ取って仕事場を一列下げたセードルフの状況判断はすばらしかった。
パトもボールを受けようと顔を出す。とても怪我をしていたとは思えない動き。積極的にドリブルも仕掛ける。この日は攻撃のサポートが少なかったので、ドリブル突破を積極的に試みたパトは評価できるのではないだろうか。
一方、イマイチだったのはカカ。試合全体を通して消えていた。
試合展開も影響したのかもしれないが、昨シーズンのような前へ向く姿勢が感じ取れない。あと、ボールをもらう動きが少ない。試合展開によっては、セードルフのように中盤の深くまでボールを受けに来る必要がある。それができていない。やはり、そこがセードルフとカカの経験の差なのだろか。
ただ、カカはボールを散らすタイプの選手ではないので、セードルフのようにまでボールをもらいに来る必要は無い。しかし、この試合はパトのような縦の意識を持ったボールの受け方もそこまで無かった。中途半端。メリハリのある動きが欲しかった気がする。
セードルフとカカはタイプが違うので、一概に比較はできない。しかし、状況判断というものはセードルフが一枚上手。カカはボールを持って前を向いてのドリブルをする事で良さが生きる選手なので、時にはボールを受ける動作も積極的にしなければならない。カカはそこを見習って欲しい。
posted by nishi |14:40 |
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2008年02月23日
UEFA CUP 決勝トーナメント1回戦 2nd leg
ビジャレアル-ゼニトサンクトぺテルブルク
場所:エル・マドリガル
サンクトペテルブルクで行われた試合に1-0で負けたビジャレアル。
アウェイで1-0だから軽傷かなとも思ったが、結局このアウェイゴール無しが響く事に・・・
【ビジャレアル先発】
GK ディエゴ・ロペス
DF カプテビラ、ゴディン、G・ロドリゲス、アンヘル
MF ホシコ、セナ、ピレス、カソルラ
FW トマソン、ロッシ
【ゼニト先発】
GK マラフェイフ
DF キム・ドンジン、ロンバールツ、シロコフ、アニュコフ
MF シルル、ジリアノフ、ファイズリン、ティモシュチュク
FW ポグレブニャク、アルシャヴィン
試合は予想通りのビジャレアル押せ押せムード。ピレスにボールを集め、トマソン、ロッシの飛び出しにパス。時にはその2人をおとりに持ち前のテクニックで中へと切れ込むシーンも。
対するゼニトはアウェイらしくどっしりと引いて守り、すきあらばカウンターという戦法を採る。相手が格上なだけに妥当な策。それに、単純にゴール前に人を集めてスペースをできるだけ消せば、FWの飛び出しを少しでも防げる。
立ち上がりからハードタックルのゼニト。前半の25分間でイエローカードがすでに2枚出る。気持ちは十分。しかし、選手が怪我をしそうで怖い・・・
一方のビジャレアルはカソルラ、ピレスを基点に攻撃を展開するが、どうもうまくいかない。原因はSBのオーバーラップの少なさ。
いつものビジャレアルなら攻撃の厚みを出すためにSBのアンヘルとカプテビラが果敢にオーバラップしてピレスやカソルラの攻撃を助ける。だが、この試合に関して言えば、それが少ない。
いつもは、SBのオーバーラップによってSHのプレーの選択肢が増え、相手に脅威を与えている。
はずなのだが、この試合はそれが少ないのである。当然、ゼニトにしてみれば相手の選択肢が少なければ少ないほど守備はやりやすい。そんな感じで時間は過ぎてゆく・・・
そして、ビジャレアルにとって重い一点となったのが、前半30分。
FKから頭で合わせたポグレブニャクがゴールをゲット。ゼニト先制。貴重なアウェイゴール。
FK自体はそこまで質の高いものではなく、イージーボールだったはずだが、ディエゴ・ロペスが痛恨のポジショニングミスをしてしまう。
ビジャレアルはこれで3点必要になってしまう。ここにきてアウェイゴールを取れなかった事が響く。
ゴールを決めた後も相変わらず攻撃ビジャレアル、守備ゼニトという構図。ビジャレアルからはゴールは生まれない。
そのまま前半は終了。
後半に入ると中盤の潰し屋のホシコに変えてフランコを投入、さらに攻撃的に出るビジャレアル。
すると、後半に入ってすぐ、ゼニトのシロコフがこの日2枚目のイエローカードで退場。さらに閉じこもるゼニト。亀さんモード全開。
一方のビジャレアルは前線を三枚にしてもあまり変わらない。相変わらずSBのオーバラップが少ない。と、言うより、相手がさらに引いてしまったので、相手陣内に既にカプテビラとアンヘルがいる状態。これではオーバーラップもクソも無い。
すると、後半6分。相手のハードタックルを受けたロッシが負傷。恐れていた事が現実に・・・
そのままニハトと交代。
そんな嫌な雰囲気の中、後半30分にCKからフランコのゴールで何とか同点とする。
これでトータル1-2。あと2点。
そしてゴールから7分後の後半37分。なんとゼニトのシルルがこの日2枚目のイエローで退場。ゼニトは9人に。
さらにゼニトの監督も何か暴言を吐いたらしく退場する始末。
なんだか「超」がつくほどの荒れ試合に・・・
時間が経つにつれて異様な雰囲気になってゆくエル・マドリガル。焦るビジャレアル。遅延行為やファールでイエローカードをもらいながらも必死で守るゼニト。
そして、後半終了直前、左から入ったクロスをピレスがペナルティエリアないでトラップし、シュート。DFが必死で止めるも、トマソンが押し込んでゴール。
これでトータル2-2。あと1点。
だが時既に遅し、ロスタイムは5分とたっぷりあったが逆転ゴールは奪えずこのまま終了。
結局、アウェイゴールが響いた形となった。
【今後の課題】
後半からはなりふり構わずパワープレーにでたビジャレアル。だが、ポストプレーヤーなんぞ1人もいないイエローサブマリンFW陣。当然大して効果的でもなかった。
リーグ戦では、パワープレーという強行手段を採る事も少ないだろうが、ノックアウト方式のカップ戦は勝手が違う。今日の試合のようにどうしても点を入れなければならないという状況に追い込まれる事もある。特に来シーズンも欧州カップ戦には参戦すると思うので今回のような状況が訪れる確率は高い。
このあたりのところを加味して、夏の補強はビジャレアルのパスサッカーに合って、かつ、ポストプレーもできるFWを一枚獲得した方がいい気がした。チームとしてのプレーの幅も広がるし。高さが欲しい。理想はアデバヨール(笑)
あと、今日の試合はカプテビラ、アンヘルの両SBのフリーランが少ないのが気になった。
確かに、今シーズンはリーグもカップもかなり出ている2人。過密日程で疲労が溜まっているのだろうか?非常に気になる。
リーグ戦ではこんな事がないようにして欲しい。
とにかく、UEFA CUP敗退は残念だが、後ろを向いてもしょうがない。
今後は目標のCL出場圏内を目指して頑張って欲しい!
posted by nishi |21:56 |
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2008年02月20日
*ネタバレあり
今朝見た試合の感想でも・・・
UEFAチャンピオンズリーグ 決勝トーナメント1回戦 1st leg
オリンピアコス-チェルシー
場所:ゲオルギオス・カライスカキス
予想・・・チェルシーが引き分け以上の結果 手こずる可能性あり
結果・・・0-0
やはり決勝トーナメントに進出するチームは一筋縄ではいかないですね。
試合はチェルシーが支配していたのですが、大した見せ場も作れずスコアレスドローでした。
前半は両チームがオープンに打ち合うシーンもあったのですが、後半は完全にチェルシーペース。結局、チェルシーは引いてしまったオリンピアコスを最後まで崩せませんでしたね。
オリンピアコスはホームらしくない戦い方でした。まあチェルシー相手にホームらしい戦い方をするのも勇気が要りますが(笑)
チェルシーは試合を通して3トップがピリッとしない。特に両ウイングのJ.コールとマルダはイマイチ。
ポジションチェンジとかも無く、前線での動き出しが少なかった気がします。
後半の途中からアネルカとサルモン・カルーを投入するも流れは大して変わらないままダラダラと時間が過ぎてゆきましたね。
後半終了直前には、左サイドから上がったクロスにカルーが飛び込むも決めきれない。これが唯一の決定的シーン。
オリンピアコスは基本的にカウンター狙い。何回か鋭いカウンターがありましたがゴールを脅かすには至らず。
時間が経つにつれてデフェンスラインがズルズルと下がり、結局防戦一方。
ただディフェンスそのものはしっかりしていたので見ていてハラハラする場面はあまり無かったですね。
個人的には後半の途中あたりからスピードのあるルアルアを投入して欲しかったです。ベンチに入ってないですけど。この日のチェルシーのCBはアレックスでしたし。なぜベンチ外なのだろう・・・
チェルシーとしてはアウェイゴールこそ取れなかったものの、引き分けという結果には満足でしょう。
試合後の選手達の表情からもそのことが伺えます。
一方のオリンピアコスは苦しくなってきましたね。
引き分けに持ち込んだものの、次はアウェイでの戦い。苦戦は必須でしょう。
一つプラスの点を挙げるならば、相手にアウェイゴールを与えなかった事でしょうか。
この事が後々響いてきそうな予感もします・・・
ともあれ、2nd legはチェルシー優勢で始まるのは間違いないです。
いつも思うのですが、オリンピアコスのホームのゲオルギオス・カライスカキスの雰囲気はすごいですよね。大合唱はあるし、サポータは発炎筒を炊きまくってますし。おかげで、スタジアム全体が霧に覆われたようになってました(笑)
でも、何だかんだで、ああいうスタジアムの雰囲気が好きだったりします。ちょっと危険な感じの臭いがするスタジアム。魅力的です。
残りの試合はまだ軽くハイライトを見た程度なので、試合を全部見てから感想を書きたいと思います。
余談ですが、引いて守りを固めた相手を崩すのって難しいですよね。
積極的に動いて相手をひきつけてスペースを作れとか、ミドルシュートを打ってみろとかよく言いますけど。
プレイヤー的視点で見ると、ゴール前にあれだけ人がいるとスペースそのものが少ないですから、走りこんだ時に他人とかぶってしまったりポジショニングのバランスが悪くなるんじゃないかって考えちゃうんですよね。
あと、ミドルシュートを打てと言いましても、ゴール前に人がいればコースはそれだけ無いですから。コースが空いていないとどうしてもシュートを打とうって気になれないのも分かる気がします。
実際にサッカーをしてて時々感じる事です。
日本代表もよくこのこの事を言われてるのですが、結構頭が痛いのではないでしょうか。
だからと言って何もしないよりはマシですからどんどん仕掛けるのが一番いいのは間違いじゃないんでしょうけど。
チェルシーの場合はドログバを中心にパワープレーというのもできますが、日本の場合はパワープレーがあまり期待できないですから余計キツいと思いますね。
チェルシーだって引いて守る相手には手こずるんですから、日本代表に少し同情したくなる気もします(笑)
そんなことも考えた今日のオリンピアコス-チェルシーの一戦でした。
posted by nishi |08:50 |
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2008年02月19日
明日の明け方に迫ったUEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント一回戦1st leg。
当然、自分も今日は早めに寝て、4時30分ぐらいには起きて、寒い中みたいと思います。
明日の対戦カードは・・・
リバプール-インテル
シャルケ-ポルト
ローマ-レアル・マドリー
オリンピアコス-チェルシー
ですね。
どれも魅力的なカードですが、自分としてはシャルケ-ポルトが気になります・・・
まあ、これといってやることも無いので、明日の試合の展望でも述べたいと思います(笑)
【リバプール-インテル】
予想が難しいです。
リーグ戦は不調でFAカップは格下に敗戦。ただ、CLになると脅威の粘りと強さを発揮するリバプール。それを後押しするアンフィールドのアツいサポーター達の大きな存在。
一方のインテル、リーグ戦では独走状態。怪我人が多いのにも関わらず今シーズンは負け無し。
戦力だけを考えたら圧倒的にインテルが優勢なんですがね。如何せんリバプールですから、何が起こるかわかりません(笑)
そんなリバプールのマイナス要素をあげるならば
・トーレスの怪我(強行出場もあるか!?)
・ヒーピアのスピード面での不安(イブラヒモビッチに一瞬でかわされるかも)
・ビハインドに弱い(グループリーグで逆転勝ちが無い)
ってところだと思います。
逆にインテルは逆転勝ちもできるし、何より選手層が厚い。これといった不安要素が見当たりません。ただ、CLになるとイマイチ調子が上がらないというのが気がかりですね。
結論・・・インテルの勝ちもしくはドロー
開始早々にジェラードのミドルがドカンと決まれば分かりませんけどね(笑)
【シャルケ-ポルト】
何気に見ごたえのある試合になると思います。
両チームとも典型的な4-3-3のチームなので打ち合いが予想されますね。
ポイントはそこまで屈強ではないポルトDF陣が、フィジカルのあるシャルケFW陣をどれだけ押さえられるかだと思います。
シャルケはトップの3人だけでなく、両サイドバックや司令塔のラキティッチも含めた厚みのある攻撃で相手を圧倒したいところ。
逆にポルトは両サイドバックが上がった裏のスペースをカウンターで付きたい。特に明日のシャルケの右サイドバックは攻撃的なラフィーニャが先発でくると思うので、裏のスペースは十分にあるはず。相手の攻撃を耐えればチャンスは必ずあるはずですね。
ただ、両チームの決定的に違うもの、それは経験の差。
CL常連のポルトとクラブ至上初の決勝トーナメント進出のシャルケ。この差は歴然。しかもシャルケのレーベルク会長は決勝トーナメントに出られただけで満足ならしく、それに対する選手のモチベーションが気になるところ。
まあ失うものは無いと言えば無いのだが(笑)
結論・・・ポルトがアウェイゴールを取り、引き分け以上の結果を収める
先制点がシャルケならイケイケのままシャルケが押し切る可能性も。
【ローマ-レアル・マドリー】
週末のリーグ戦で敗戦をした者どうしの戦い。
ショックが大きいのはローマの方だと思いますが。
まずレアル・マドリーについて。
エインセが復帰するらしいがどの程度までやれるのかは未知数。
個人的にはエインセのCBは結構危険な気がしますね・・・
セルヒオラモスを右SBで使えるのは嬉しいが、それ以上にスナイデルの不在が響きそうな予感。
中盤のアンカーにディアラがいるので大崩はしないと思いますが、もう一方のボランチがガゴでは展開力にやや欠ける気がします。
ただ、グティの調子が上向きなのは明るい材料。
それに、百戦錬磨のv.ニステルローイとラウールがいるのも心強い。
一方のローマはユーべとの直接対決での敗戦からどれだけ立ち直れているかがポイントです。
リーグ戦自体も普通ならスクデット争いをしてておかしくない勝ち点。インテルがバケモノ級の強さを見せてるのでスクデットはかなり厳しくなってきましたが・・・
シーズンを通してやってるサッカーは間違ってないはずなので(個人的にローマのサッカーは好きな部類)、強い気持ちで臨めば勝機はあると思います。
トッティ、デ・ロッシあたりがメンタル面の強さを見せればチームは機能するはず・・・
結論・・・ローマの勝ち。しかしレアル・マドリーはアウェイゴールをお土産に帰国。
【オリンピアコス-チェルシー】
もう勝敗なんて目に見えてるじゃーん!
と、思うそこの君!!
甘い。
オリンピアコス、かなり厄介です。ブレーメン、ラツィオをぶち破ってきたきた力はだてじゃない。
何より、グループリーグのホームでは負け無し。レアル・マドリーも引き分けに持ち込んだんですから。
ルアルアの並外れたスピード、コバチェビッチのフィジカルと決定力、ガジェッティのドリブル突破、レデスマの献身的なプレー等など・・・
粒ぞろいのプレーヤーが揃ってます。個々の役割分担がしっかりできたいいチーム。
我が愛するブレーメンを蹴散らして決勝トーナメントに駒を進めたのですから頑張って欲しいところですね。
とは言っても、チェルシー優勢に変わりは無いです。
チェルシーが一枚上手なのは周知の事実ですよね。
しかし、オリンピアコスのホームでの強さと9年ぶりの決勝トーナメント進出によるモチベーションの高さ、ギリシャのスタジアムとサポーターの独特の雰囲気・・・・
足元をすくわれる要素は十分あります。
去年のリール-マンU(リールホーム)だってスコアは0-1なのですから。しかもゴールは議論を呼んだギグスのフリーキック。
時にはああいうしたたかさも必要ですね。
結論・・・チェルシーが引き分け以上の結果
と、こんな感じで予想してみました。
意外と手堅い(笑)
posted by nishi |22:48 |
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