2008年09月02日
いや、久しぶりの更新です・・・。
マッチレポを書く前にその辺の事情を説明します。
遡る事2ヶ月前。
EUROも終わって、関連記事を書こうと意気揚々としていた7月入ってすぐのある日。
自分の所属するサークルのサッカーチームで練習をしていた時です。
後ろからチャージを受けそのまま転倒。思わず地面に手を突いた・・・
結果・・・
右手の指を剥離骨折してしまってたのです。
全治6~8週間の怪我。
これでは記事なんぞ書けん・・・・
なんてこったい。
そんなこんなで、サッカーがオフシーズンになると共に私もオフシーズン状態になってしまったわけです(笑)
まあオフシーズン、サッカー界も自分自身も色々とゴタゴタあったわけですがリーガエスパニョーラの開幕ともにこのブログも再開したいと思います。
リーガエスパニョーラ 第一節
バレンシア×マジョルカ
@メスタージャ
【バレンシア 先発】
GK レナン
DF アレクシス アルビオル ミゲル モレッティ
MF バラハ アルベルダ マタ パブロ・エルナンデス シルバ
FW ビジャ
【マジョルカ 先発】
GK モヤ
DF ラミス ジョゼ・ヌネス コラーレス ホセミ
MF バレラ マルティ アランゴ フラド
FW ウェボ トレホ
バレンシアはバラハ&アルベルダのボランチコンビ。マタ、パブロ・エルナンデスの両サイドもちょっとびっくり。
マジョルカはグイサとイバガサが抜けた穴をどう埋めるのか?
そんな開幕戦。
11分にやや不可解な判定で、ペナルティエリア内でマジョルカが間接フリーキックを得たもののそれ以外はほぼバレンシアペース。
試合が動いたのは前半20分。バラハが負傷退場・・・・。
マヌエル・フェルナンデスが代わって入る。いきなりかバラハ、大丈夫だろうか?
34分。そんな不安を吹き飛ばしたのはやはりエースのビジャ。
シルバが中央でボールを受けて右サイドのパブロ・エルナンデスへ叩き、パブロ・エルナンデスがそのまま低いクロス。一度はキーパが触ったもののビジャがこれを押し込んで先制ゴール。
その8分後の38分にはマタが左サイドを切り込んで、自分でシュート。こぼれ玉をこれまたビジャが押し込んで追加点。
前半は2-0で折り返す。
後半に入ってもペースを握ったのはバレンシア。依然としてボールを前へ運べないマジョルカ。
そんな状況を打破すべく、マジョルカベンチは60分にウェボ、バレラを下げてクレベル・サンタナ、アドゥリスを投入。攻撃の活性化を図る。一方のバレンシアも疲れが見えたパブロ・エルナンデスに代えてアングロを投入。
クラブの象徴アングロ、アルベルダが揃ってピッチに!久々である。
カニサレスは無理そうですがどうなるのでしょうか?
その後、シルバを代えてビセンテも登場!メスタージャはかなり盛り上がる。
一方のマジョルカもトレホに代えてゴンサーロカストを投入。何とかまず一点を取りたいという意思を見せる。だが、81分に交代で入ったビセンテがダメ押しゴールを決めてマジョルカ万事休す。
試合はこのまま3-0でバレンシアの快勝という結果になった。
【まずは守備から】
バレンシアの基本的な攻めはマタ、シルバ、パブロ・エルナンデスのコンビネーション+αでビジャが絡むといったところ。
それを支えるのは前線の守備。特にサイドのマタとパブロ・エルナンデスがしっかり守備をこなしているのでバラハ、アルベルダのあたりでボール奪取が出来るという好循環を構築。たとえ前線でボールを取れなかったとしても、マジョルカがそれをかわしてボランチ、CBのあたりへボールを運ぶ頃にはかなりいっぱいいっぱいの状況になってしまっていて、バレンシア守備陣は簡単にボールを取れると言う訳だ。
この試合のマジョルカのミドルショートが多かったのは崩しきるのが難しくミドルを打つので精一杯だったという事。
しかも、マタとパブロ・エルナンデスのこの2人、攻撃もかなりよろしい。ビセンテも構想内にある今季のバレンシアの両サイドはかなり注目である。
かなり頑張らないとポジションが無いぞ!ホアキン!
【無理が利く選手は居ない】
一方のマジョルカ。この試合の敗因はバレンシアと真逆。つまり前線の守備が皆無だった事。
ウェボ、トレホの2トップが全く守備をしないし、フラドとアランゴの守備もお粗末なので簡単にボールをゴール前まで運ばれるという流れ。ボール奪取の位置もCBが中心では攻撃の基点が後ろ過ぎる。DFラインを上げるという選択肢もFWが守備をしてくれなければウラを取られやすくなるだけで意味がないので結局DFラインを下げざる負えないという悪循環である。
ただ、ボール奪取の位置が自陣深くでも前線にスーパーな選手が2人くらいいれば点は取れてしまうのがサッカーというスポーツ。昨シーズンのアトレティコのフォルラン&アグエロがいい例である。そして去年まではマジョルカにもグイサ&イバガサという頼れる存在が居たが今は状況が違う。
ちょっとキープをしてくれる選手や無理を出来る選手が居なくなった分、全員が動かなければならないが、それが出来なかったマジョルカ。
課題は多い。
posted by nishi |06:33 |
リーガエスパニョーラ |
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2008年04月22日
リーガ・エスパニョーラ 第33節
バルセロナ×エスパニョール
@カンプノウ
【バルセロナ 先発】
GK ビクトール・バルデス
DF プジョル ミリート ザンブロッタ シウビーニョ
MF トゥーレ・ヤヤ シャビ グジョンセン
FW ボヤン エトー ドス・サントス
【エスパニョール 先発】
GK カメニ
DF トレホン ハルケ チカ・トーレス サバレタ
MF アンヘル ウルタド ルフェテ コロミナス
FW ルイス・ガルシア ラウル・タムード
ここ数試合、リーグ戦が引き分けと負け続きで波に乗り切れないバルサとリーガ4連敗中のエスパニョールのダービーマッチ。
バルサはリーガ優勝に向けて一つも星を落とせない。一方のエスパニョールも4連敗の嫌な流れを断ち切り、UEFAカップ出場権争いに踏みとどまりたい。そんな両者の対戦。
バルサはイニエスタ、アンリが控えと言う布陣。イニエスタ不在がどう出るか?
前半は両者共に攻め手を欠くような展開。と、言うよりエスパニョールは元々守備意識を高くして試合に臨んでいた感じなので、どちらかと言うとバルサの攻撃に問題があるといったところ。
前半での惜しいシーンはザンブロッタのミドルシュートやグジョンセンの飛び出しからのシュート。しかし決まらず。
ここ数試合はバルサの攻撃が大味。自慢のパスサッカーはどこへ・・・
一方のエスパニョールは完全にカウンター狙い。チャンスらしいチャンスはほとんど無かったが、全体としての意思統一ははっきりしていた。そういう意味ではバルサよりマシなのか・・・!?
結局前半は0-0で終了。
後半の頭から選手交代枠を使ってきたのはバルサ。グジョンセンに代えてイニエスタ、ドス・サントスに代えてメッシを投入。最近のライカールトは打つ手が早い。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグを睨んでの交代か?
ライカールトの真意はともかく、この交代がズバリ的中する。
特に広く動き回るイニエスタが入ったことによって前線の動きが活発化。メッシも得意のドリブルで左サイドを切り裂き、多くのチャンスを作り出していた。
が、得点できないのが今のバルサ。シュートを何本放っても入らない。ひたすら耐えるエスパニョール。
そして、バルサは後半の21分にプジョルに代えてマルケスを投入。ロングボールというオプションを使いたかったのか、CLに向けての調整なのか・・・
結局、バルサのシュートの雨あられとなったこの試合。エスパニョールがこれを耐え抜き勝ち点1を獲得、一方のバルサは勝ち点2を取り損ねた格好となった。
【イニエスタとグジョンセンの動き】
この試合、途中出場するや否や前線を瞬く間に活発化させたイニエスタ。前半に出ていたグジョンセンとどのような違いがあるのだろうか。
まず、先発したグジョンセン。アイスランド人のストライカーで父もアイスランド代表・・・
そう、ここで分かると思うが、グジョンセンは元々FW。どうしても動きがFWっぽくなる。一番それが顕著に現れるのが、ボールの受け方とその後のプレーである。
例えば、ヤヤ、シャビなど自分より後ろのプレーヤーからパスが来た時、グジョンセンの場合はFWのポストプレーのように体を張ったり、ワンタッチでサイドなどへ叩いて前へ飛び出すパターンが多い。
一方のイニエスタは、もちろんワンタッチで叩く事もあるが、ボールをもらうとまずキープの動きを見せる。このキープの動きと言うのは自陣へ向ってのドリブルの事で、これを相手のマークがある程度離れるまで行う。こうする事によって自分が前を向いてボールを裁く事が可能になる。
すると、どうなるか?
前を向いたイニエスタはFW陣に当てて飛び出して再びパスを受け、フィニッシュorラストパスをする。もしくはオーバーラップしてきたSBに預けることもドリブルをする事も可能になる。要するに、最初にパスを受けた時点で一度自由になる動きを採ることによってその後のプレーの幅を広げている。
グジョンセンの場合はボールの受け方がFWのポストプレーのような感じなので、ゴールを奪うような動きに直結する事が多く、バルサのMFでやるべき仕事であるチャンスメイクが出来なくなってしまうのだ。
単純に考えても分かると思うが、FWが3人いるのにFWのように果敢にウラへ飛び出されたらどうしても混乱気味になってしまうし、パスの出し手が少なくなってしまうと言う事だ。
FWでプレーするグジョンセンを久しぶりに見てみたい。2トップの一角とか。今のバルサだと叶わぬ願いだが・・・
【開き直ったエスパニョール】
エスパニョールについて。
デ・ラ・ペーニャがいなくなってから全く調子の上がらないエスパニョール。ラストパスを出す人間がいないのだから4連敗も納得と言えば納得だが・・・
そんな彼らを象徴するかのようだったこの試合。
見せ場はほとんど無し。ただひたすらバルサの攻撃を耐えしのぎ、カウンターを試みているが守るので精一杯。正直、カメニが一番目立っていた。
通常、こういう試合だと、守りつかれて最後にやられるパターンが多いのだが、ダービーマッチと言う事もあってか最後まで集中が途切れなかった。
実力的に言ってもバルサの方が上なのは明らか。ましてデ・ラ・ペーニャがいないのだから尚更・・・。
そんな訳かは知らないが、いい意味で開き直れていた気がする。まともに戦ったら負けるのは目に見えているのだから、何としても守りきってやる!どんな手を使っても4連敗の流れを止める!ダービーだから負けられない!という感じが全体に伝わってきた。意思統一は完璧。そういう意味ではバルサよりは上だった。ラフプレーや内容うんぬんは置いといて。
エスパニョール自体は昨年のUEFAカップ準優勝が示すように、実力は十分あるチーム。そのチームが自分達のサッカーを壊してまで勝ち点にこだわったこの試合。こだわりを持ってサッカーをするのはすばらしい事だが、プライドを捨てる勇気も時には必要なのかもしれない。
曖昧なので気持ちが~とか、精神的な~という表現はあまり好きではないが、気持ちでどうにかしたこの試合のエスパニョールであった。
posted by nishi |13:05 |
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