2008年04月29日

バイエルン×シュツットガルト :一人じゃ無理かな・・・

ブンデスリーガ第30節

バイエルンミュンヘン×VfBシュツットガルト

@アリアンツアレナ


【バイエルン 先発】

GK レンジング
DF ファン・ブイテン デミチェリス レル ヤンセン
MF オットル ファンボメル サニョル シュバインシュタイガー
FW クローゼ トーニ


【シュツットガルト 先発】

GK シェーファー
DF デルピエール タスシ マニン オソリオ
MF パルド アントニオ・ダ・シウバ  ヒルベルト バシュトゥルク
FW マリオ・ゴメス カカウ


優勝へ向けてひた走るバイエルン。リベリ、ゼ・ロベルトをスタメンから外す余裕っぷり。
一方のシュツットガルトはCL圏内も狙えるほど後半戦は調子がいい。キャプテンのフェルナンド・メイラが不在なのは気がかり。
好調のチーム同士の対戦。




試合のペースを握ったのはバイエルン。2トップに当ててサイドへ散らすとドイツらしいサッカーで主導権を握る。そして早速試合が動く。

前半8分の事。サニョルからのクロスが流れて逆サイドのヤンセンの元へ。ヤンセンがここでキープしオソリオとヒルベルトを引きつけペナルティエリア内にスペースを作る。そこへ飛び込んできたのはファンボメル。もちろん、ヤンセンはファンボメルにパス。そしてヤンセンからパスを受けたファンボメルは素早く折り返す。一旦はDFに当たったが、跳ね返りをトーニが押し込んでバイエルンが先制。

タスシ、スペースを埋めきれず。ボランチのオソリオはカバーしきれず。


ただ、これでへこたれないのが最近のシュツットガルト。カカウが広範囲に動いてスペースを作り、出来たスペースにバシュトゥルク、ヒルベルト、アントニオ・ダ・シウバらがどんどん飛び込んでくるダイナミックな攻撃を展開。圧倒されるバイエルン。
ちなみに、マリオ・ゴメスは割りと前線に残って得点を待つタイプ。マリオ・ゴメスとカカウはソシエダ時代のコバチェビッチとニハトの関係に似ているところがある。

そんな攻撃を受けていて溜まらずファールを犯すファン・ブイテン。ゴールからは30メートル以上ある距離。まあ直接は無理かな?キッカーはアントニオ・ダ・シウバ。距離は遠いが狙う気満々。左足のインフロントで壁の外側を巻くようなシュートを放つ。何とこれが決まってシュツットガルト同点。
スローで良く見るとボールが人に当たってコースが変わっている・・・。ドンマイ、レンジング!

同点となった後も流れは変わらずシュツットガルト。4-1-3-2の3の部分+カカウが相変わらず激しいポジションチェンジ。バイエルンにもチャンスを作られたが本当にアウェイで果敢な攻撃を見せる。

ただ、点は入らず。

前半は1-1で終了。



後半に入ってもシュツットガルトが優勢。ヒルベルトの惜しいシュートも枠を捉えられず。そろそろシュツットガルトが点を決めそうな予感。

そして試合が動いたのは後半10分。ゴール前の絶好の位置でFKを得たバイエルン。キッカーはファンボメル。お約束のズドンシュート。シェーファ触れず。これが決まって2-1でバイエルン勝ち越し。
その直後にはリベリ、ゼ・ロベルトが入り、サニョルとファンボメルが交代。ずっと押されてたので攻撃を活性化する意図での交代かと思われる。まあ、直前に勝ち越したがそこは気にしないといったところか。


今シーズンのバイエルンの攻撃の6割はリベリがらみといっても過言ではないくらいの活躍を見せている彼。そんなリベリが入ったことにより攻撃が活性化するバイエルン。サイドでタメを作れるのでゼ・ロベルトがスイスイ中盤から上がって来れる。徐々に攻撃が出来なくなってきたシュツットガルト。さてどうする?

そして、試合が動いたのは後半29分。左サイドでボールを受けたリベリが少しキープをしてペナルティエリアよりかなり前の位置から強烈なミドル。これがシェーファーの手をかすめゴール右隅へ突き刺さる。昨シーズンのCLバレンシア×チェルシーのシルバのシュートのようなスーパーゴール。これで3-1

さらにその2分後にまたリベリがゴール。4-1。これでお手上げのシュツットガルト。後はバイエルンのやりたい放題といった感じの展開。試合はこのまま終了。
最終的にはバイエルンの圧勝となった。




【俺が行くぜシュバインシュタイガー】

後半にペースを取り戻し、圧勝したバイエルン。ではなぜ前半はいまひとつだったのだろうか?

一番の原因はシュバインシュタイガーのポジショニングの悪さである。
恐らく今日は左サイドで先発したであろうシュバインシュタイガー。しかし、そんな約束事はどこへやら、ファンボメルやオットルの位置まで下がってボールをもらい、パスやドリブルをしていた。「俺が何でもやるぜ!」千両役者って感じで。これでは左サイドはガラ空き、中央は密集地帯。ヤンセンのオーバーラップを待つしかない状態。必然的に右サイドのサニョルへボールが流れる。

ここで、サニョルがリベリ張りのキープとドリブルやパスを見せれば問題ないのだが、それを今のサニョルに要求するのは酷。したがって完全にパスの流れが読まれ、インターセプトされていた。まあ、サニョル自身の出来もあまりよくは無かったが。


ただ、後半に入るとこの事態はすっかり修正されてシュバインシュタイガーもポジションどおりに動いていた。それでも相手の流れを止められなかったのでリベリとゼロベルトを投入し、活性化を図ったのだと思う。

それにしても今のリベリは止められない。



【一人じゃ無理かな・・・】

後半戦は絶好調なシュツットガルト。この試合もその勢いをそのままに攻撃サッカーを展開した。

ただ、ボランチはパルド一人。他のチームではパルド一人でも十分裁けるが、相手はバイエルン。守備の穴をカバー仕切れなかった。特に先制されたシーンは、タスシのポジショニングも微妙だったが、ファンボメルを完全にフリーにしてしまった。残念。

きっと、相手に合わせてシステムを変えるよりは自分達のサッカーを継続した方が良いと感じたのだろう。そうは言っても去年マイスターシャーレを獲得したチームなのだから。
  
攻撃は最大の防御、チームプレーで攻めまくったシュツットガルトが報われなかったのはちょっと悲しい気がした。





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posted by nishi |20:31 | ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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バイエルン×シュツットガルト :一人じゃ無理かな・・・

コメント投稿者ID :

確かに仰せのとおりです。4-1の結果は試合の内容とは合ってませんでした。シュツットガルトのファンとしてはちょっと悲しかったなー。これで来季チャンピオンリーグ参戦の夢絶たれたか、、、。

posted by akiri | 2008-04-30 18:15

バイエルン×シュツットガルト :一人じゃ無理かな・・・

コメント投稿者ID :

>akiriさん
内容良かったんですけどね・・・
シュツットガルトは今シーズンは序盤で大ブレーキだったのが結局響いてしまいましたね。
UEFA杯出場権争いもハードですが頑張って欲しいです!
育成が優秀ないいクラブで、個人的にも結構好きなので。

posted by nishi | 2008-05-02 01:44

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