2007年02月16日

◆代表復帰。8ヶ月の間に中澤が得たもの。



 2006WCが終わって代表引退を決意していた中澤が、オシム監督の絶大な信頼の下、代表に復帰した。

 今回、ニューカマーが何人か代表入りしたし、オシム監督が描く代表のスタイルについて個人的な感想を書こうと思ってたんだけど、僕にとっては中澤が代表復帰をした、復帰を決意した事実が非常に大きく、エールも送りたいし、だからその事について少し。



 振り返れば中澤は2002WCのチームで活躍したかったと思う。

 主軸となった2006年、老け込む年じゃないけど、2010年は無いと思って戦いに挑んだと思う。しかし見事なまでの惨敗。そして代表引退宣言。

 ・・・2006年6月、中澤はチームに、自分に、僕達が窺い知る事の出来ない程の失望をした筈だ。

 中澤自身、いや、他の選手にも言える事だけど、漫然と予選突破をイメージしてたんじゃないだろうか。だとしたらその分ショックは大きかった筈だし、責任を痛切に感じたと思う。


「いいチームなのに何でこうギクシャクしてるんだ?・・・」
「みんな何の為にここで戦ってんだ?・・・」

 2006年WC期間中、高いスキルを持ち、ポテンシャルを秘めながらもチームとして一つに纏まり切れず、目的意識も曖昧のまま、プロとして持つべき高い達成意欲を共有して戦う事が出来なかったチームに対する悔しさ、歯痒さ、やり所の無い怒りみたいなものを抱え込み、精神的疲労を強いられていたのかもしれない。しかも満身創痍だったかもしれない中澤、全てが終わった瞬間、何をどうにも考える余裕など無いと言わんばかりに代表引退宣言。その心中を察するに、代表サッカーに対する情熱の糸を紡ぎ直す事への執着より、犠牲にしてきた家族や自身の肉体や精神のケアを優先する事を選んだ、もしくは選ばせて貰いたかった・・・のかもしれない。
 断腸の思い、あったと思う。やるべき事をやり残したまま代表から逃避してしまう様な自身の選択に、第三者には説明しづらい後ろめたさ、あったと思う。
「惨敗」という現実を当事者として論理的に整理出来ない未熟な自分に対する自虐・・・も、あったかもしれない。不甲斐無かったチームに対するぶつけ所の無い歯痒さもあったと思う。

 WCが終わって数ヶ月間、時間が解決してくれるんだと分かっていても、中澤は「歯痒さ」を引き摺り続け、悩んでいた筈だ。その間、折に触れ代表復帰の打診はあったろうし、オシム監督と復帰についての話し合いも、オフレコであったと思う。

 憶測として、オシム監督はWC期間中の2006年チームの精神状態をある程度把握していたのかもしれない。故に中澤が代表引退宣言をした心情をオシム監督は心に引き取り、しかし代表を強くする為には中澤の力が必要だと考えていて、中澤のサッカーに対する愛情や情熱が再熱する時期を見ていたのかもしれない。
 中澤自身は暫く代表を離れた事によって、今まで自分がどっぷり漬かっていた代表と今の代表を客観、比較出来ただろうし、今まで見えていなかったものや自分に足りなかったものにも気付いただろうし、プロの集団だからこそやらなければならない大人の対話の重要性にも気付いただろうし、物言い一つで全てが瞬時に崩壊する危険性がある事にも気付いたと思う。結果、結束や団結の重要性を肌で感じ、それが個々の足りない技術を補い、余りあるものにする可能性も再認識したと思う。


 惨敗から8ヶ月、中澤は代表に対する新たなモチベーションを構築し、自身の心にけじめを付け、代表復帰を決意した。

 本人曰く、「自覚」と「使命感」。
 中澤はこの二つの言葉が持つ意味を確実に得た。

 中澤は今の代表に自分が出来る事の全てを曝け出そうと決意したんだと思う。多分、2010年の事なんて考えていない。唯、自分に出来る事の全てを代表で爆発させなきゃいけないと心に誓ったんだと思う。

 役に立ちたいとも思った筈だ。

 旅に出れる訳でも無く、海外に行ける訳でも無く、怪我で精彩を欠いていたとしても代表に呼んで貰える事の意味を謙虚に受け止めたんだと思う。そして少なからず、2006年WCでは味わえなかっただろう、チームが一丸となった時の身震いする様な心地良さをもう一度代表で味わいたくなったんだと思う。


 オシム監督の下、中澤には2006年WCの悪夢を吹っ切って、目に物見せて欲しい。そして充実した精神状態を維持して、爆発して欲しい。



美位矢 直規



ぬるい恋愛(上編)
ぬるい恋愛(下編)
Bitter Vacation



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posted by meeya |12:40 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(13) | トラックバック(0)
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2007年02月05日

◆代表サッカーが待ち遠しい・・・。




いやぁ、代表サッカーが待ち遠しい。(笑)


一発目は3月24日かぁ。ペルーだっけ?日産Sだっけ??

ヨーロッパから戻って来るんだよね?5~6人程。


初融合・・・か。

高原、中村、稲本あたりは一種風格が漂うかもしんないな。
中村憲吾は外して欲しくないな。
右は石川で行っちゃえ!!

ひょっとして・・・2007年オシム代表一戦目の布陣、
1年前の今頃に見たかった布陣になるんじゃねぇ?・・・・何て思っております。





森本はACミランに行くのか???






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posted by meeya |23:55 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(0) | トラックバック(0)
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