2006年06月30日

◆それでもやっぱり、オシム監督に代表を見て貰いたいと思う。


前にもこのブログで2度ほど書いたんだけど、
オシム監督の代表監督就任、賛成です。


巻や阿部のインタビューを見てると、
言葉を選びながらも『賛成です』っていうニュアンスを感じたんだけど。

・・・多分、そうだと思う。
ならばそこに呼ばれる様に心・技・体、向上してみせる、
っていう『ウラ』が読めた様な気がする。

佐藤に至っては、
『オシム監督が代表の監督になるなら、俺はそこに呼ばれる様に頑張る』
っていうストレートな発言だったよね。

・・・泣かせる男だな。




前回、オシム監督について書いたブログに対して、
『ラウル』さんから貰ったコメントと、
それに対して答えさせて貰った僕の考えをちょっと載せておきます。
(ラウルさん、勝手にごめんね)




ラウルさん。
↓

『オシム監督の手腕はすばらしいと思います。
ただ、この人を監督にすえれば、
すべてバラ色というほど簡単なものではないような気がします。
戦術云々よりももっと個々が戦わないといけないのでは。

そう考えると、この人にはJクラブの監督でいてもらって、
一人でも戦える選手を育ててほしいと思っています。

代表チームは選手を育てる場ではないと思いますし。』



僕。
↓

『今回のワールドカップ、代表にとって、俗に言う“集大成”だった筈が一転、
厳しい現実を突き付けられるという転換点、ある意味それも集大成なのかもしれませんが、
そんな代表の“さま”を見せ付けられた大会となりました。
この事実は何よりも、ラウルさんがおっしゃっている様に、
最後の最後は戦術云々よりも、
個々の能力が勝負の行方を決定的に左右するという事を浮き彫りにしたとも言えます。

代表は選手を育てる場所ではないという事は理解出来ます。
オシム監督自身が言ってる様に、
Jリーグが一枚岩にならないと強い代表を構築出来ないという事も、
その話を裏付けていると思います。

でも敢えて、選手もサポーターも、
世界を物差しにした場合の代表の位置がはっきり実感出来たこの時期だからこそ、
オシム監督に代表の監督になって貰って、
召集した選手へのアドバイスや強化の為のロジックを伝えて貰えれば、
と思っています。

僕にもジレンマはあります。
協会等、諸々の不手際、目に余るものもあります。
オシム監督が5人いればなぁ、と思う時もあります。

70歳を超えると代表の監督は出来ない規定があると聞いています。
オシム監督にとっても、
大好きな日本の代表を率いるラストチャンスだという思いがあるんじゃないかと、
勝手に考えてたりもします。

ジェフの関係者、サポーターの皆さんには申し訳ないとは思いますが、
でもやっぱり、代表監督として一度全選手を見渡して欲しいと思ってます。』


(コメント前後の挨拶の語句は省かせて貰いました)



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posted by meeya |01:51 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(0) | トラックバック(2)
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2006年06月28日

◆オシム監督は代表のスタイルを創ると思う。


メディアの報道を見てると、
ジェフのオシム監督が代表監督に就任する事がほぼ決定みたいだね。
ジェフの関係者、ジェフのサポーターはちょっと複雑なんだろうけど。

個人的には、
オシム監督が最後の最後に断ったりしない様に、
何かこう、うんざりする様な政治的な駆け引き?とか、
協会以下、関係各所にしないで貰いたいと思ってる。(笑)


『こんな事ならビールでも売っておけば良かった。』   by  スポニチ

自宅前、処処からの質疑、インタビューの後、オシム監督がそう言ったらしい。

取り巻く状況を冷静に客観し、
シニカルな表現で人を和ませる事の出きる人、なのかな。
一言で言えば、人間的魅力があるんだろうな。


そこで、
オシム監督の『走れ』について。

昨日のブラジル×ガーナ戦、非常に分り易かったんじゃかと思う。
         ↓
『決勝はブラジル×アルゼンチン、イタリアの勝者かもしんない。』
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/33


サッカーは走りながらやるスポーツだし、
次のプレーを止まって考えていては、
試合の流れに対し、もうその時点で遅れてる事を意味してる。
だから走りの中で考えれば、次のプレーへ効果的に繋げられる。
練習中からその事を徹底して体に覚え込ませて置けば、
また、覚え込んで置かなければ、
局面打開やダイナミックな連動なんか出来る訳も無く、
畢竟、対面の相手を打ち負かす事なんか出来ない。

『走れ』の意味は
そういう事なんだと思う。


前にも言ったけど、
オシム監督は日本のスタイルを創ると思う。
システムとかじゃなくスタイルを創るんじゃないかと思う。
       ↓
『オシム監督とアフォリズム。』
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/29


今後の代表に対する興味は尽きないし、
オシム監督は代表を正しい方向に軌道修正してくれると思う。


最後に、
奥寺康彦さんが『夕刊フジ』の中でこんな事を言ってたらしい。

*26日の退任会見でのジーコ監督の発言に言葉を失った。
*監督の無策を選手のせいにするな。
*ジーコが日本選手にとって不慣れな自由や個性をプラスしてくれると期待していた。
*戦術なきジーコジャパンは、「勝った事だけが収穫」のサッカーに終始した。
*豊富なタレントを生かし切れていない歯痒さが残った。 
*「体格や体力の差で負けた」? 15年間も日本にいて、日本人のフィジカルを知らない筈がない。
*体格差を克服する策を何も講じなかった。
*試合をするのは選手だが、ピッチに送り出すまでは監督の仕事だ。 
*ジーコは監督の仕事が分っていたのか? 
*代表メンバーの人選や采配次第で、 もっとよい成績が得られたのではなかったか。
*もったいない4年間だった。 
*26日に観戦したイタリア×豪州戦では、両軍の監督によるため息の出るような頭脳戦が展開された。 
*試合後に日本から届いたジーコの会見を見て、僕は何ともやりきれない思いになった。


・・・奥寺さん、そうとう溜まってたんだろうな。






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posted by meeya |22:42 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(4) | トラックバック(2)
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2006年06月28日

◆決勝はブラジル×アルゼンチン、イタリアの勝者かもしんない。



ガーナは序盤から攻めの姿勢を見せてたね。

あるかもしれないブラジルの曖昧な立ち上がりに賭けて、奇襲しようとしてた。
ラインを上げ、中盤をコンパクトにして、
ブラジルにボールを回されまいとしてた。

ガーナの戦術は良かったと思う。チームの意図もハッキリ分った。
でも、
ブラジルにはマークする相手がロナウジーニョだけじゃなかったって事なんだよな。

カカー。

カカーもリフィニトーレなんだよ。

1点目、
中盤の底からドリブル。
前にあるスペースを見逃さない。
ガーナのDFはトップの二人とロナウジーニョにつられて下がってる。
案の定ってか、
カカーが思いっきり前の二人を引き付けて、矢の様なスルーをスペースに出した。
結果ロナウドがGKと1対1。
きっちりフェイクを二つ、しかも殊更丁寧に入れてゴールに流し込んだ。


コンパクト、フラット4に近いガーナ、
ボールにプレスを掛けたいんだろうけど、
そのプレスが掛かんないもんだから、
その後も『あっ』ちゅう間に何本もラストスルーをゴール前に出されちゃう。

しかしブラジルの個人技ってのはさ、
ボール回し、局面での強さ、迫力、今更だけど特筆もんだな。
ボールより先に人が動いてるし、
最近話題になってる、『走る』って事の意味を、
ブラジルほど分り易く教えてくれるチームはないよ。

恐れ入谷の鬼子母神だよ。

ガーナもガツガツ行って、力を振り絞って、
いいチャンスを作ってたんだけど、いかんせんサイドを抉れない。
良いのか悪いのか、必然中央突破。
決定的な仕事をしてるのに、最後の僅か何センチか、決定力が・・・無い。
残念な気もしないではないな。
でも、ブラジルのプレッシャーがそうさせてるって言えなくもないしな。

ガーナは時間が経つにつれ、
ファウルでしか最終局面を止められなくなってた。
もう、それがやっぱり、世界ナンバーワンとの差なのかもしんない。
しかしブラジルってのは、
どうして猫の額ほどしかない、しかもゴチャゴチャ密集してるエリアで、
曲芸みたいなパス交換、いとも簡単にやっちまうんだろうなぁ。


前半46分の2点目、見た?
笑うしかなかったよ。てか、呆れちゃったよ。

ダイナミックだったなぁ。(半ばうっとり)

ゴール前のピンチ?みたいなもんから掻っ攫ったボールをさ、
あぁあぁあぁ・・・って言ってる間にゴールしちゃうんだもんな。
ははっ、
終了終了。(笑)

何だあの力強いカウンターは。
映画のワンシーンか?

しかし主審、よくあの場面流したよなぁ。
ファインプレーだよ。
あの時間帯、プレーの構成や場面の展開上、
普通あそこでファウルを流すのは難しいと思うんだけどなぁ。

しかしこうなるとさ、
ブラジル相手に玉田が決めたゴール、
その後味わった至福の10分間、
非常に貴重な10分間だったんだって、ハラワタに染みるな。

ガーナは前半よく2点で抑えたよ。


後半、ガーナはどんどん新しい選手を入れて反撃に出てたけど、
ブラジルのボールへのプレスが悲しくなるぐらいキツいから、
ガーナ、何にも出来ないもんな。
ブラジルはアクロバティックに見えるけど、
実は基本に忠実だって事がよく分かる。

モンスターが成熟すると、
こんな軍団になるんだなって言う、ある意味尊い軍団だよ。


後半ガーナに退場者が出なくても、
ブラジルの3点目が無くても、
この試合も、実質前半で終わってた。


かなり早い予想だけど、
決勝はブラジル×アルゼンチン、イタリアの勝者かもしんない。




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posted by meeya |02:07 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(4)
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2006年06月27日

◆ちょっと番外な話。


スイス×ウクライナ戦、
120分の試合が終わってPK戦をウクライナが制した後、
NHKの内山アナウンサーが、
『この試合で勝者は出ませんでした。
しかしウクライナが準々決勝へ進む権利を手にしました。』
って言ってたけど、
まさに両チームの戦いに敬意を表してる最高の言葉だったね。

何気ない一言の様に聞こえるけど、
サッカーに対する真摯な姿勢と人柄を見た感じだった。

一方で、
これは友達から聞いた話なんだけど、
今朝の情報番組、どっかのキャスターが、
『2年契約しかしないって、もっとお金を出せって事でしょ。』
って、次期代表監督候補に名前が上がってる、
現ジェフのオシム監督に纏わる情報を一括りにそう言い放ったみたいだね。

もしそれが本当なら、
まったく知性の欠片も無い、品性を疑う不用意な一言だと思う。

まったく俗だし、オシム監督に失礼だよ。
軽率過ぎやしないか?

そのキャスター、
JリーグをTVのニュースでしか見た事ないんだろうな。

ごめん、
ちょっと勘に触ったから書いちゃったけど。



ウクライナは今んとこ、前に書いた『そういう星の下』、地で行ってるね。

でも次はイタリア。
昨日の試合を見た限り、
イタリアのゴールを割るのは至難の業っぽい。
しかもシェフチェンコは、何だか気持ちが入り過ぎてんのか、
プレーにも力が入り過ぎてる様な気がする。
でも、それも仕方が無いのかな、
3度目の挑戦、執念で掴んだワールドカップだもん。

スイスは無敗で敗退、だよね?
んー、何とも言い難い現実だな。

内山アナの気持ち、分かるよ。



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posted by meeya |21:48 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(4) | トラックバック(2)
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2006年06月27日

◆デルピエロとトッティの力の差がハッキリと出た試合?イタリア1-0オーストラリア。


いやぁ、この試合の主審、
ずっとオーストラリア寄りの笛を吹いてた、と、
言っても過言じゃなかったと思うんだけど、
最後の最後、イーブンパーにしたね。(笑)

オーストラリアも良く守って、良く攻めてたけど、
やっぱりイタリアはさすがって事なのかな。
DF抉じ開けても、分厚いブッフォンの壁。


前半からずっと、
ピルロはほんと、ボールを失わないな。
完璧なレジスタだよ。見惚れる。
お洒落な縦一発のパスをいとも簡単に出すもんな。
代表で中村にあのポジションが出来れば、
代表のサッカーももっと幅が広がってたんだろうな。

しかしイタリアは
ピルロ、ガットゥーゾ、ザンブロッタが際立ってる。
この3人、一人で2つのポジションこなしてるもん。
強いし、早い。
言い換えればイタリアはピッチに14人居る感じかな。
だからイタリアのDFラインが安定するんだよな。
途中で13人になっちゃったけど。(笑)

何度も言うけど、
ACミランのピルロ、セードルフ、ガットゥーゾ、カカーの中盤が大好きな僕にとって、
イタリアはいつ見ても理想的だよ。

今日はトレクワルティスタの位置にトッティじゃなくデルピエロだった。
でもデルピエロ、
オーストラリアのマンツーマン気味のディフェンスに途中から消えちゃってたね。
得意?の左に開き過ぎなんだと思う。
だからピルロがボールの出し所に困ってた様に見えたんだけど。

後半、マテラッティの一発退場の後、デルピエロ→トッティだったんだけど、
デルピエロの見切り所を探してただろうリッピ監督、
ここでトッティ投入。
退場がなければ、トッティ投入を延長まで我慢してたのかな?

結果論だけど、
あの退場がオーストラリアに傾いてた試合の流れを止めたのかもしんない。

しかしリッピ監督、
何故デルピエロ先発させたんだろう。
デルピエロのプライドを傷つけない為か?
それともそんな約定?があったのか?
ま、イタリアだから、あっても不思議じゃないんだけど。

しかしイタリア、
一人少なくなってもまるでそんな事を感じさせないな。
見事に攻守のバランスを取っちまうもんな。
ドン引きに見えない所が凄いよ。
しかもあんなに玉際に強かったら、
オーストラリアも成す術がないよ。

そしてロスタイムに1点。

何ていうか、この試合も主審、目立ちたかったのかな?

オーストラリアは当然、延長の前後半でじわじわと、
真綿で首を締める様にイタリアを追い詰めたかったんだろうし、
イタリアも当然それを覚悟してたんだろうけど、
トッティがそうさせなかったね。
PKで試合を決めたからじゃないよ。
トッティが入ってから、
明らかにガットゥーゾ、ザンブロッタが奪ったボールが活き始めた。
ピルロがトッティに当て、溜め、攻め上がり、ワイドな展開。

今日の試合、
デルピエロとトッティの力の差がハッキリ出た試合だったね。

思うにスタートからトッティだったら、
こんな劇的な幕切れも退場者も無く、
すんなり1-0で終わってたかも知んない。

しかし見応えのある90分、
あっちゅう間の90分だったよ。




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posted by meeya |02:55 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(5) | トラックバック(2)
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2006年06月26日

◆イングランド×ポルトガル、手負いの狼同士の戦いになった。



イングランド1-0エクアドル
後半15分、ベッカムのFKで命拾い?
そんな感じ?
んん・・・。

正直この試合、拮抗したいい試合ではなかったと思う。
攻めないエクアドルの堅い守備を崩せない、決め手に欠いたイングランドの、
まったりとした部分だけが目立ってた。
変な話、イングランドの戦いっぷり、
代表の悪い時の試合を見てる様だった。
変化の無い攻撃。
流れの中で形を作れない。
シンプルな攻撃をサポート出来ない、ボールの無い場所での動きの悪さ。

しかし何でクラウチ投入しなかったのかな?
ポストで落としてルーニーで引っ掻き回す・・・って手段もあったと思うけど。

1-0でイングランドが逃げ切ったというより、
何となく逃げ切れたって感じだった。

しかしエクアドルのカビエデスを見ると、
『ここはシベリアか?』
って言ったペルージャ時代の細いカビエデスを思い出すなぁ。

そこを思い出しちゃうと、
ブッキ、オリーベ、ぺトラーキ、ラパイッチ、
思い出しちゃうんだよなぁ。
そうすっと、
セリエA雨の開幕戦、対ユベントス、
中田の2ゴール思い出しちゃうんだよなぁ。
その時のユベントス、
ジダン、デシャン、ダービッツ、デルピエロ、ペルッティ、タッキナルティ、居たなぁ。


失礼。


ポルトガル×オランダ。

この試合も、主審に対して賛否両論がかなり出そうだな。
主審、主役を奪った?っていうか、主役をやりたかったんじゃないか?

お陰で?試合は非常に緊張感のある、胸が苦しくなる様な展開になった。
後半、ポルトガルはオランダの几帳面な攻撃をよく凌いだよ。
怒涛だったもんな。
しかも攻守のバランスが良いから、
見た目以上にポルトガルは生きた心地がしなかったんじゃないかと思う。

何度もゴールに嫌われたオランダ、きっとずっとこれからも、
ポルトガルとは相性が悪いんだろうな。


前半、たった一度の素晴らしい形をきっちり物にして勝ち上がったポルトガル。
しかしその代償をきっちり払わされた。
イングランド戦、デコがいない。
C・ロナウドも怪我のダメージが残ってるかもしんない。

一方、イングランドもベッカムが故障してるかもしんない。


エクアドル戦、攻めが全て手詰まりだったイングランドと
攻守の要を欠く事になったポルトガル。
手負いの狼同士、
分があるのはどっちなんだろう。





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posted by meeya |19:20 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月26日

◆オシム監督とアフォリズム。


アフォリズムを駆使し、
アフォリズムで皆を納得させる事の出来る人。

まるでアフォリズムの権化の様な人物。


アフォリズムってのは、
物事を論理的に理解し、その要点を華麗に表現する力があるからこそなんだ。


じゃ、アフォリズムって何だ?

= 物事の真実を簡潔に鋭く表現した語句。警句。金言。箴言。

って事は、
感覚や情熱をロジカルに表現出来る明晰な頭脳を持ってるって事だ。


ちょっと忘れたけど、
オシム監督はスポーツ何とかの博士号を持ってる筈だ。
これもちょっとうろ覚えなんだけど、(申し訳ない)
確かオシム本の中に、
ジェフのTシャツをプレゼントされて、
『こんなダサいTシャツなんか着れるかっ』って言った件(くだり)があって、
その本の最後だったか、
そのTシャツを来たオシムが、
にこやかな顔をして、孫?を抱いた写真があった様な記憶があるんだけど。

涙腺の緩い僕にとっては、
『いいエピソードじゃんかさ・・・。』って感じた記憶が残ってる。



現代表、
もしくは代表候補だった選手で、

『走らない』
『走れない』
『ピッチ上で自分のビジョンを明確に打ち出せない』

そんな人は確実に生き残れないと思う。

しかし逆に若手を抜擢する時には、

『走る』
『走れる』
『動きの中に見える意図』

この中のどれか一つでも光るものがあれば、
積極的に登用して長所を伸ばす為の時間を与えると思う。

もしこのまま報道されてる様に『オシムジャパン』が現実のものになれば、
オシム監督は与えられた時間の中で、
ジェフとはまた一味違う代表を作ると思う。
それは何故か?
ピックアップする選手もタレントも、
日本中から選べる立場になる訳だから。

J2の選手の名前も殆ど知ってるらしい。



ストイコビッチも、
過去の監督の中で最も素晴らしい監督だったって言ってるよね。

オシム監督の有名な話っていうか、伝説っていうか、
1990年のワールドカップ、
旧ユーゴの代表監督として予選の緒戦、
国内の突き上げを喰らい、
ピッチ上に当時旧ユーゴのスター選手ばかりを先発させた事がある。
結果その試合は負け、最終的なリザルトはベスト8。

その大会、ベスト4進出を賭け戦った相手はアルゼンチン。
延長PK戦で敗れた。
マラドーナが涙に暮れるストイコビッチに
『君はまだ若い。君にはまだこれからがある。』って言った有名な話や、
オシム監督に至っては
PKは『運命を偶然にゆだねる物』であるとして、
PK戦の前にロッカーに引き下がってしまったらしい。
それは畢竟、
『せっせと水を運ぶ選手も必要なんですよ』
っていう様な『語録』に繋がっているんじゃないかと思う。


オシム監督の凄さは、
多分ジェフの選手、スタッフによってJリーグ中に轟いてると思う。
そしてJリーグの選手は、
ジェフでの選手起用やジェフの選手の頑張りを見てる訳だ。

信望も厚い。

ベテランと若手の融合、
世代交代、
そんな中で幾人と無く代表へ呼ぶだろう若手への的確なアドバイスは必ずある。
何たって僕がオシム監督に一番期待してるのはこの部分。


オシム監督、大賛成です。



====追記====



基本的に現段階での代表監督には

外国人監督・・・(代表・メディアに対してフラットな視線が保てる)
修羅場・・・・・(危機管理能力と洞察力が培われている)
経験・・・・・・(冷静、客観、決断、強化の為のロジック、選手メンタリティのケアが期待出来る)
ビッグネーム・・(顔パス、強豪国との強化試合がマッチアップ出来る可能性が高い)

っていう4項目が必須だと思ってるし、
オシムなら実績も、少なくとも現状の日本を肌で知ってる訳だし。

『日本代表は、独自のスタイルを構築する必要がある』
なんて言ってるとこもお洒落だし、
日本サッカーの特性を掌握してる証だと思う。

正直、報道されて来たデシャンやベンゲル、その他の方々なんかより全然いいと思う。(失礼)

何だかデシャンだったら、ファルカンの二の舞になりそうだし、
ベンゲルさん、代表を横で見てる方が好きみたいだし。

変な話、個人的には
リトバルスキー、ブッフバルト、オシムの誰かが、
代表監督になってくれたらいいなぁ、何て思ってたんだ。

思いっきり野心家か、(・・・リトバルスキーの事?)
思いっきりDFか、 (・・・ブッフバルトの事?)
上記4項目に該当してるオシムか。

いやいや、リトバルスキーとブッフバルト、舐めちゃいかんよ、
ドイツ代表、現役時代を見た事のある僕にとって、
あの二人の強烈なリーダーシップと
勝つ事の意味を知ってる経歴は、
代表に計り知れない恩恵を齎してくれると思うよ。
何たって二人とも日本が大好きみたいだし。
意外とこの部分、大きいんだよね。
好きこそ物の上手なれ、って言うじゃない。

ちなみにオシムは、
間違いなく日本が大好きです。


レッズを強くした『ブッフバルト-エンゲルス』ライン、
それにご存知、 『オシム-反町』ライン。

この2本のライン、
将来の日本の為には非常に良いラインになってると思う。
僕が言うのもおこがましいけど、
ジェフとレッズのフロントは良い仕事してると思う。


報道では、
オシム監督も代表監督専念に前向きらしい。


オシム監督の哲学が読み取れる代表人選、
正直、かなり期待してます。



『オシムジャパン』、大歓迎です。








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posted by meeya |16:55 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(4) | トラックバック(2)
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2006年06月25日

◆ドイツ×アルゼンチン、見逃せなくなっちまったよ。




ドイツ×スウェーデン。

そうする事が開催国の義務の様に、
ドイツは試合開始早々から怒涛の攻めを見せたね。
あっという間の20分間、
あっという間の2点だった。

クローゼ、ポドルスキー、バラック以下、
ドイツ選手の優勝を掴み取ろうとする高いモチベーションに、
ラーション、リュングベリ、イブラヒモビッチの3人は圧殺された感じだった。

ドイツは徹底した攻撃意識の下、
守備ラインを高く保ち、プレスを掛け、ボールを囲み、奪ってた。
スウェーデンには申し訳ないけど、
試合は前半で終わってた様な気がする。



アルゼンチン×メキシコ。

メキシコ、1-0の時間帯がもう少し長く続いてたら、
アルゼンチンもかなり焦ったかもしんない。

お互いセットプレーからの得点。

メキシコ先制後、
メキシコが落ち着く前に飛び出したクレスポの同点弾は、
アルゼンチンの攻撃陣が正しく機能してる事を象徴してる様な気がする。

メキシコの守備陣はアルゼンチンをかなり研究してなかったか?
アルゼンチンのボールの出所を見極め、
終始オフサイドトラップを仕掛けてた様な気がすんだけど。

辛抱強く耐えてたよ、メキシコ。


アルゼンチン、後半立て続けにテベス、メッシ、アイマール。
そして延長前半8分、
ロドリゲスの豪快なミドルシュートが決まって試合も決まった訳だけど、
凄いのはさ、
ロドリゲスがあそこであのボレーを選択したって事だよね。
胸トラップ左足一閃。

もうね、
僕みたいなチンケなやつには理解不能。
『スゲぇ・・・。』って唸ってたもん。

入っちまうんだよなぁ、あれが・・・。

それにしても・・・いやぁ、
どう考えても、あそこでシュートを選択出来る選手は、日本代表にはいない・・と思う。

何で入るんだ?あれが。
あんなもん、練習で何回やったって入んねぇぞ。
逆にそんな練習してたら、コーチに怒られるんじゃねぇか??

ま、それはともかく、

0-1を逆転する凄みがアルゼンチンにはあったって事だよ。

バラックにしてもロドリゲスにしてもさ、
しかし強いチームってのは、
仕掛けやフィニッシュに迷いがまったく無いな。


準々決勝のドイツ×アルゼンチン、
見逃せなくなっちまったよ。




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posted by meeya |22:54 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(1)
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2006年06月24日

◆代表、韓国、アジア枠。



昨日のスイス×韓国。
韓国0-2で敗退。

アジア全滅。

このリザルトの意味する所は極めて重大だと思う一方、
論理的に淘汰されただけだと思う自分も居る。

多分、2010年のアジア枠は一つ減る。

手前勝手を承知で結論を言えば、
それでもいいと思う。

ちょっと穿った、
結果から見る独自な観念的論理を漠然と言葉にすると、
アジアにおけるサッカーバブルが終わった訳だ。
サッカーの神様は
サッカー強国が望む、強国とされる序列を受け入れ、
一度正しい形に戻す事にした・・・訳だ。

作用と反作用、
原因と結果。
膨らみ続けてたアジアの風船が、破裂したのか、空気が抜けたのか、
どっちにしても元に戻った・・・って事なんじゃないだろうか。
(ちょっと芝居がかり過ぎかな?)

急がば回れ、なのかもしんない。
しかしあんまり回ってると、50年先になるかもしんない。

複雑なんだよなぁ・・・生きてる間に一度、
代表の偉大な姿を見たい僕にとって。(笑)
(ちなみに僕は、色んな問題があると思うけど、Jリーグの外国人枠を撤廃して欲しいと思ってます)



韓国、スイスとの一戦。

後半32分の2点目は気の毒な感じもしないではないけど、
それが世界だと思う。

それに正直、
緒戦、2戦、昨日と、
代表と同じというか、アジアの課題というか、
連携のミスや局面での精度不足が目立ってた。
特に昨日の試合、
イエローが乱舞してた割には、スイスが大人に見えた。

やはり気力や体力、集中力がクローズアップされ、
それが勝ちに結び付き、それを賞賛される国っていうのは、
その土台に徹底的に鍛えた技術があり、
またその技術を、
ここ一番で、
これまたスマートに披露出来る技術があるんだなって、理解出来た感じだった。


じゃ、その技術を手にする方法って何だ?

現役時代、(野球の話でごめん)
王さんや長嶋さんはバットを抱いて寝てたっていう逸話があんじゃん、
極論すれば、そういう事なのかもしんない。(失礼)

『めだかクラブ』における(ゴルフの話でごめん、さくらちゃんパパのスクールです)
“決め上がり”や“竹割りショット”って練習方法なのかも・・・しんない。

的を得てると思うよ。
小学校低学年から当たり前の様に、
“どうすれば早く決め上がれるか”とか、
“竹を割るには何が必要か”みたいな事を考えさせられてんだもん。
そりゃ自然と“問題解決能力”が開花するわな。


技術と一緒にインテリジェンスを身に付ける方法って、
実はさほどプログラミングする必要なんかなくって、
そんな所に、ちょっとした工夫の中にあんのかもしんない。



最後に、
このブログで『たけやん』さんと交わしたコメントの抜粋で申し訳ないんだけど、
代表の敗戦で改めて僕が学んだ事をちょっと。

『代表も代表を応援して来た人達も、
ブラジル戦の90分間の中に起こった恐ろしいまでの現実を見た訳です。
現時点での王者ブラジルとの差、
このMAXの差を今後代表がどんな形で埋めて行くのか、
そんな代表を僕達がどんな目を持って追い続けていかなければならないのか、
そこに日本のサッカーの成熟がかかってるような気がします。』

『たけやんさんが言う『差』は、一言で片付けて申し訳ありませんが、
やはり、積み重ねて来た経験の差だと感じてます。
積み重ねている歴史と正面からぶつかる時、一過性の勝ちはあっても、
10戦すれば8戦負けてしまう事の方が、やはり多い筈です。
今の代表は、子供の頃兄貴とやったキャッチボールに例えられると思います。
ブラジル戦で玉田が決めた鮮やかなゴールの様に、
何球かは凄いボールを取ったり投げたり出来るけど、
結局それは兄貴の気持ち一つでどうにでもなる訳です。
しかしいずれ弟も成長します。当然兄貴も成長します。
でもあきらめず頑張れば、
いつか対等なキャッチボールが出来る筈です。』







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posted by meeya |15:11 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月24日

◆ウクライナ、フランス、そしてオシム。


ウクライナ×チュニジア、
イエロー飛び交う、泥臭い?試合だったのかな。
試合は後半25分、シェフチェンコがPKを“まさに”誘って1点、
そのまま勝った訳だけど。

シェフチェンコ、エリアの突進、DF二人に挟まれてボディアタックかまされ、
それでも倒れず、最後は躓いた・・・様に見えたけど、
主審からは多分縦位置、副審からは・・・どの様にみえたのかは分らない。

後半一人少ないチュニジアも頑張ってたんだけど、
あのPKでドカンと重い荷物を抱えた様になった。
チュニジア、最後は気力だけだった様な気がする。

どうあれウクライナは緒戦の屈辱的大敗から立ち直り、見事に勝ち抜いた訳だ。
やっぱり、『そういう星の下』なのかな。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/7



フランス×トーゴ。

見てて何だか、身に詰まされたよ。
リベリ → トレセゲ、アンリ。
決定機をことごとく外してた。
もしあれが、中田 → 高原、柳沢だったら・・・いやいや、もういいか、それは。

シセとジダン、
彼ら二人がピッチに立ってたらどうなってたんだろう。
もっと楽な展開になってたのか、変わらないままなのか。

フランス、最終戦がトーゴで良かったな。(失礼)

しかしこれで精神的な圧迫から開放されたのは間違いなさそうだ。
トーナメントは伸び伸び出来るんじゃないだろうか。
と、
希望的観測をするもトーナメント緒戦はスペイン。
普通に考えたら、フランスが勝ち上がる目はなさそうだ。



ところで、
代表次期監督候補に『オシム』って、
その名前が実しやかにメディアで報道されてる。

ウラが取れてるのか?

ま、取れてたとして、
僕はいいんじゃないかと思う。


基本的に代表監督には

外国人監督・・・(代表・メディアに対してフラットな視線が保てる)
修羅場・・・・・(危機管理能力と洞察力が培われている)
経験・・・・・・(冷静、客観、決断、強化の為のロジック、選手メンタリティのケアが期待出来る)
ビッグネーム・・(顔パス、強豪国との強化試合がマッチアップ出来る可能性が高い)

っていう4項目が必須だと思ってるし、
オシムなら実績も、少なくとも現状の日本を肌で知ってる訳だし。

『日本代表は、独自のスタイルを構築する必要がある』
なんて言ってるとこも、お洒落じゃない。(笑)

正直、報道されて来たデシャンやベンゲルなんかより全然いいと思う。(失礼)

何だかデシャンだったら、ファルカンの二の舞になりそうだし、
ベンゲルさん、代表を横で見てる方が好きみたいだし。

変な話、個人的には
リトバルスキー、ブッフバルト、オシムの誰かが、
代表監督になってくれたらいいなぁ、何て思ってたんだ。

思いっきり野心家か、(・・・リトバルスキーの事?)
思いっきりDFか、 (・・・ブッフバルトの事?)
上記4項目に該当してるオシムか。

いやいや、リトバルスキーとブッフバルト、舐めちゃいかんよ、
ドイツ代表、現役時代を見た事のある僕にとって、
あの二人の強烈なリーダーシップと
勝つ事の意味を知ってる経歴は、
代表に計り知れない恩恵を齎してくれると思うよ。
何たって二人とも日本が大好きみたいだし。
意外とこの部分、大きいんだよね。
好きこそ物の上手なれ、って言うじゃん。

ちなみにオシムは、
間違いなく日本が大好きです。


ま、
オシム大賛成です。




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posted by meeya |13:18 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月23日

◆弱い男だな・・・。代表ブラジル戦後記。


ブラジル戦、代表に感じた事は・・・それはまた今度にしよう。
色々書きたい事はあるんだけど、
今はそれよりも、
ちょっとだけ言いたい事を・・・書こう。(弱い男だな・・・。)


中田や中村の姿に賛否両論ある様だけど、
1993年は中山がピッチに倒れ込んだ。
1998年は井原が泣きながらベンチに引き上げてた。
2002年は、戸田や市川、森島の涙が画面に映し出されてた。
今回は中田と中村。

個人、団体競技含め、プロ、アマ問わず、
多少なりとも何かを犠牲にし、スポーツに汗し、一つの目標に向かって頑張り、
だけど絶望的で決定的な、
或いは紙一重の差で奈落の底に突き落とされた経験のある者には、
あの二人の姿に有りとあらゆる無念の気持ちを見た筈だと思うし、
僕みたいに過去の涙を思い出した人も居ると思う。

思う様にならない、
イメージを具現化出来ない、
その両方を同時進行で体感せざるを得ないジレンマ、
鼓舞しても踊らない心と体・・・。


きっと間違いないのは、
中田や中村が居たからこそ代表はここまで来れたんだと思う。
中田が欧州で活躍したから、他の選手も後に続けたんだと思う。
だから良くも悪くも、
中田や中村が居なければこの10年の歴史は無かったかもしれない。

ロッカーで悔し涙を流した選手も多かったと思う。

だからあの二人の涙、
そういう時代を長く続けない為の、
覚悟の涙であって欲しいと思う。


何を言いたいのかな・・・僕は・・・。

失礼しました。







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posted by meeya |21:58 | ■2006WC・・・ブラジル戦後記 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2006年06月23日

◆中村の涙、中田の涙は将来の代表の糧になる。



ブラジル戦試合終了後、
中田はピッチに倒れ込んだまま起き上がろうとしない。
ビブスを付けたままのアドリアーノが傍に近寄ってる。

中田はタオルで目を隠してた。

涙を見られたくなかったんだと思う。
そんな事が自分に起こるなんて想像もしてなかったんだと思う。
多分、覚悟を決めて臨んだブラジル戦、
力強く代表を牽引して来た中田の体に、
自分でも制御出来ない感情が湧き出て来てたんだと思う。

どんな感情の涙なのかは分らない。
本人にとっての集大成だったのかどうかも分らない。
けど、
言うに表せない万感の思いが、
図らずも涙として形になったんじゃないだろうか。


中村も泣いてた。
インタビューブースで言葉が出て来ない。
気丈に何か喋ろうとするが、どうしても顔を上げられない。

中村も中田と同じ、万感極まったんだと思う。
中村の万感も、僕には想像出来ない程、崇高なものだと思う。


代表に君臨し続け、代表の象徴だった二人が涙を堪えてた。
この事実は、
何物にも代えられない代表の財産になったと思う。



真剣に応援して、
真剣に批難して良かったと思う。

いつかの時代に振り返れば、
このワールドカップが代表サッカーの転換点になってると思う。

二人の悔しさは必ず将来の代表の糧になる。
絶対に強い代表の礎になる。



日本代表、心からお疲れさん。
二人の涙は信じる者への希望になった筈だ。








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posted by meeya |13:15 | ■2006WC・・・ブラジル戦後記 | コメント(9) | トラックバック(1)
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2006年06月23日

◆1位通過のイタリアに、『これぞ伝統』ってヤツを見たね。



グループE、チェコ×イタリア。
引き分けでもいいイタリアと、
リスクを犯して勝ちに行かなければならないチェコ。
チェコにとってのこの状況、試合を見た限り、
イタリア相手にはやっぱり厳しかったのかもしんない。

結果2-0でチェコはグループリーグ敗退。
試合終了後、ネドヴェドに歩み寄り、労をねぎらうカンナバロやイタリアの選手、
あの光景は美しかったな。

この両チーム、
僕の中では優勝候補だったんだ。
両チームとも予選突破して、
決勝でもう一回対戦して欲しいっていう淡い期待があったんだけど。

アルゼンチン、
ブラジル、
ポルトガル、
イタリア・・・。

この中から優勝国が出てきそうかな。


試合なんだけど、
ACミランのピルロ、ガットゥーゾ、セードルフ、カカーの中盤が大好きな僕にとって、
(前にも言ったっけ?)
今日の試合は食い入ったね。
両チーム見てるとセリエA見てる様だったし。

イタリアはピルロ、ガットゥーゾ、ザンブロッタで試合を組み立ててたね。
ガットゥーゾは名前通り?ガツガツ仕事して、
ピルロは淡々と中盤の底でゲームを組み立てて。

ザンブロッタ、今日は右だったけど・・・てかさ、戦略通りだと思うんだけど、
ガットゥーゾとタッグ組んでチェコの左からの攻撃を完全に封じ込んでた。
徹底してたね。
チェコは左サイドの機能を停止させられたせいで、
その煽りを食ってロシツキー、全然目立てず居場所がなかったし。

後半、バロッシュに至ってはカンナバロに全敗、途中交代の憂き目に遭うんだけど、
(退場で人数少なかったせいもあるんだろうけど)
バロッシュに取っちゃガットゥーゾ、ザンブロッタの網を頑張って抜けても、
『まだいんのかよ』って感じでカンナバロだもん、そりゃ負けるよな。

この3枚にカンナバロ、ほんと凄いよね、完璧だよ。

前半17分、ネスタが故障、急遽マテラッティだったんだけど、
今大会はこういう不可抗力の交代が目立つね。
またそうやって交代で入った選手が得点しちまうからさ。

今回のワールドカップはラッキーボーイ的な存在は無く、
痛手なシチュエーションが訪れた国そのものが
ラッキー(と言ったら失礼か?)なのかもしんない。
って事は、故障者がどんどん出て来た国が勝ち上がってく・・・のかな?

しかし前半26分のマテラッティのヘッド、打点が高かったな。

トッティはあくまでも省エネ、効果的なワンタッチパスを常に狙ってたね。
そうすれば怪我もしないし、体力も温存出来る計算なんだろうな。
クレバーだ。
またそれが許されるチーム力があるんだよな、イタリアに。

前半もそうだったんだけど、後半もイタリアはじっくり機を狙い、守備陣形を崩さない。
全員が俯瞰してるかの様な綺麗なポジション取り。

強いイタリアを見たね。

後半7分にネドヴェドが一人で持ち込んでシュートした場面があったんだけど、
よく止めたよなぁ、ブッフォン。
後半10分、エリア付近でのセットプレー。
トッティ → ピルロのボレー → カンナバロがボレーシュート。
芸術だよ、あれは。
恐れ入りました。

後半24分、ネドヴェドの強烈なシュート、ここもブッフォン、よく止めたなぁ。


後半のイタリア、11対10、
一人多いのに、ある意味そんな状況を感じさせない戦い方だった。

これぞ伝統、だな。

無闇に追わない。無闇に攻めない。故に無闇にボールを失わない。
強国相手にセットプレーで奪った虎の子の1点を守って守って逃げ切る。
DNAに染み付いてるかの様な守り方だった。

後半32分にはコバチ → FWのハインツ。
チェコは少ない時間、少ないボールキープ、
パワープレイしか選択肢が残ってないんだけど、
イタリアに取っちゃ、“待ってました”だもんな。
『カテナチオ』ってのはこの事だよ。

ちょっと話が変わるけど、
トッティが2,3度やったチップキックでのシュート、
後半37分にピルロがチェコのエリア内でボールとじゃれ合った後、
シュートがDFに弾かれてフリーのインザーギの前に飛んだんだけど、
インザーギのヘッドが枠を逸れた。
この2件、
例えばあれを代表の誰かがやった日にゃ、
試合に勝ったとしても、叩かれそうだな。

最後は前掛かりになったチェコにイタリアのカウンターが綺麗に決まるんだけど、
インザーギが絶妙なスルーから抜け出してGKと1対1、
どうしても自分で入れたかったんだろうね、そんな感じのキープだった。
フォローで走ってる選手にパスなんてまったく考えてなかった様に見えたもん。
結果インザーギはワールドカップ初得点。
怪我や苦しい立場に耐えた甲斐があったね。


そしてチェコ敗退、
イタリア1位通過。
アルゼンチンとの戦いが楽しみだ。(ちょっと早いかな)

チェコ予選敗退のリザルトはちょっと悲しい気もするけど、
逆にイタリアの守りってのは、
実は相手の戦意を喪失させる、かなり有効な攻めなんだって事を
改めて分からせて貰ったって事で、
イーブンパーかな。



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posted by meeya |03:00 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(0)
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2006年06月22日

◆代表ブラジル戦前、ベンゲルの見解と選手のコメントが気になった。



スポーツ報知でベンゲルがコラム書いてんのをたまたま目にしたんだけど、

『中盤の底は福西と稲本が最高のペアだと思っている。彼らは守備力が高く展開力もある。中盤の誰かを犠牲にする必要はあるが、勝てないときは常に勝つべき方策を立てなければいけない。個人的な意見だが、小笠原を外して、中田英、中村、福西、稲本という中盤の構成を推薦したい。』

『技術が高く、視野が広く、展開力に優れた中村がビルダーで、中田英がフィニッシャーである方が理想だと思う。』


・・・なるほど。


小笠原OUTは納得だ。
小野も要らないって訳だ。

4人のボックス、現実味を帯びて来たのかな?
       ↓
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/16
(個人的にはこんなダイアモンドも希望してる ↓ )
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/14

ジーコ監督、FWは誰を先発させるつもりなんだろう・・・。

ベンゲルの構成、一番見たかった形ではあるけれど、
諸刃の剣、しかし背に腹は変えられない・・・って所なんだろうか。


・・・中田に頼らざるを得ない代表が、今の代表の全てなのかもしんない。



そしてブラジル戦前、代表選手のコメント。

高原曰く、
『(ナイトゲームで涼しくなって)90分通して動けると思うし、前の2戦よりはアグレッ 
シブにできる。結果を出せるようにやるしかない。次(決勝トーナメント)に進むために 
は、最低2点差以上をつけなければいけない。まずは1点を取ることから考えたい。い 
い結果をつかめるように、気持ちの入ったプレーを見せられるといい。チームもひとつ 
になっている。』

・・・・・。

ガッカリだ。

心情は分る。
でもこんな事言ったら失礼だけど、
そういう言い方をするなら、もっとインテリじゃなきゃダメなんじゃないか?
(ごめん、ちょっと日本語おかしいかもしんない)
前の2試合を暑さのせいにしてると思われてもしょうがないぞ。
あれ程中田が条件は同じだっていってるのにさ。

『気持ちの入ったプレーを見せられるといい・・・』
って事は、
見せらんなきゃ、ゴメンネ。・・・って事か?

ちょっと厳しい、揚げ足を取るようで申し訳ないとは思ってるさ。
でも代表FWが見せた前2戦に因って、
そうならざるを得ない心境ではあるんだよ。

高原のコメント、代表を応援する人にとっては、
素通し出来ない内容だった。(俺だけか?)

どうせ誤解されるなら何も喋らない方がいいんだけどな。
ま、無理なんだろうな。
スケジュール通りというか、そういうセッティングあるんだろうし。
報道陣を払いのけるなんてリスキーな態度、
見たかった様な気もするんだけどな。
そっちの方が孤高で美しく、
ブラジル戦に賭ける高原の気持ち、
言いたかっただろう骨っぽい本当の気持ちが伝わったんじゃないか?
でも、
律儀で心の優しいFWなんだなって事は伝わって来たよ。


玉田は、
『見ていて楽しいサッカーがしたい・・・』なんて言ってるみたいだね。

案の定出て来たよ、『楽しみたい』発言。

玉田はやっぱり何も分ってない様かな?
代表としての責任をさ。

何度も言うけど、
楽しいサッカーなんてワールドカップの舞台では誰も期待してないんだよ。(僕だけか?)
前にも書いたんだけど、
ベスト8進出してからでも遅くないんだよ、『楽しみたい』サッカー。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takarakuji/article/16
( ↑ 記事の最後の方にあります)
僕が玉田を誤解、勘違いしてんのかもしんないけど、
代表サッカーが未開の地へ一歩踏み出した時、
思いっ切り楽しむ事に夢中になる代表を心底目一杯応援するよ。


巻と加地は等身大だ。
コメントもスマートだ。
気負う事無く自分の出来る事をやろうとしてる。
間違いなくこの二人は文武両道を地で行ってる。

ブラジル戦、この二人期待出来るぞ。





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posted by meeya |19:56 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2006年06月22日

◆ポルトガル、思惑通り主力休養と1位通過の両方を手に入れた。



ポルトガル×メキシコ。

この試合、主力を温存したポルトガルにメキシコがしつこく攻める姿が目に付いた。
メキシコには纏わり付くような守備と、
隙があれば何処からでもシュートを打つ強引さがあった。
当然だけど勝って1位抜けして、
トーナメント緒戦でアルゼンチンと戦う可能性を低くしたかったんだろうなぁ。

PKやPKもどきが多かったのは、ある種のご愛嬌なのかな。
(そういう事言うと失礼だけど)
でもそれぐらい局面では鬩ぎ合てった訳だ。

ポルトガルの1点目は素晴らしかった。
右サイドを全力で走り抜けて行くシモン、そしてクロス、マニシェのシュート。

ピンポイントのパスが2本繋がった感じだった。(羨ましい・・・)

しかしマニシェのシュートは本人の思い通りにヒットしてない様に見えたんだけど、
GKをあざ笑うかの様にゴール左隅に決まるんだよなぁ。(羨ましい+素晴らしい・・・)



オランダ×アルゼンチン。

アルゼンチンは主力を完全休養、
オランダは試合展開を踏まえ、しかし途中から主力を休養させるプランだったと思う。
思うに、この試合の入り方が両チームの実力の差なのかもしんない。

しかしアルゼンチン、カンビアッソは出てたね。

カンビアッソ、当然主力なんだけど、
アルゼンチンとしてはカンビアッソが出なきゃ、リケルメ、テベス、メッシのラインが生きないって踏んだんだと思う。
監督は絶大な信頼をしてるんだろうな。

ほんと、中田と福西両方足した様なカンビアッソのプレースタイル、僕は大好きです。

試合は、両チームともボールへの離合集散が素晴らしかった様に思う。
チェックやプレスも機能してたと思う。
だからボールを奪取した後、素早く積極的に仕掛け合えたんだと思う。

でもやっぱり、アルゼンチンの方が実質、力が上の様に見えたな。
僅かに個々の力がアルゼンチンの方が上回ってるっていうかさ。



話は戻るけど、
ポルトガルはグループC、アルゼンチンが一位抜けすると踏んでた筈だと思う。
そして組し易い?と考えてるオランダと、
トーナメント緒戦で戦いたいと思ってた筈だと思う。
でも主力は休養させたい。
勝ち上がって行く為の戦略としてどちらも真っ当したい・・・。

結果、ポルトガルはその両方とも手に入れた訳だ。
決勝までドイツ、スウェーデンと当たらずに済む一位突破の恩恵と、
主力の休養というこの上ない成果を手に入れた訳だ。
内紛、ゴタゴタ、色々あるらしいけど、そんな事を超越して、
手負いのイングランド、
メキシコに似たエクアドル、
そして多分準決勝はブラジルっていう、
何だかんだ言っても予選最後の試合で、そこまではハッキリと射程に入れた訳だ。

底力があるっていうか、
したたかに強いっていうか。


逆にアルゼンチンは痛し痒しだった筈だ。
2位抜けすればドイツとスウェーデンには決勝まで当たらずに済む。
しかし目の前の相手には負けたくない。
まぁ、しょーがねぇなぁ、ポルトガルが一位抜けした事だし、
トーナメント1回戦、勝手知ったるメキシコでいいか・・・。
そんな感じだったんじゃないか?


でも今のアルゼンチンはまったく強い。
ドイツ×スウェーデンの勝者を破れば、
決勝でブラジルと・・・何て事有り得るよ。






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posted by meeya |16:04 | ■2006WC各国試合の後で | コメント(0) | トラックバック(1)
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