2008年08月14日

■代表、オランダ戦を終えて。






 アメリカ戦で代表の課題かと思われるナイーブさが露呈し、ナイジェリアには完全に力負け、そしてオランダ戦後、監督と選手の間にあったと思われる信頼関係は、過去のそれと同じ様に簡単に切れてしまうぐらいの関係だったかもしれない事が発覚し始めてる。

 またか。・・・・・って感じなんだよね。

 状況もその内容も違うが、古くはオフト×ラモス、加茂さん×全選手、西野×前園、中田、松田、選手同士でも中田×路木ってのもあったし、岡田監督は制裁の意味を込めて中田を一度試合から外した事がある。

 その後も監督×選手の衝突は結構多くあった訳だし、大会期間中に空中分解寸前、いや、空中分解してた事もあったんじゃないだろうか。


 結論を言うと、勝てば官軍、負ければ、或いは望みが絶たれそうになれば、この手のお家騒動はサッカーに限らずよくある事なんだよ。だからこそ個性豊かな選手を統率しなければならない監督には、桁外れな自己犠牲の精神と、並外れた洞察力が必要になってくると思う。

 代表チームが選手を育てる場ではないとするならば、まずやるべき監督の仕事は選手のメンタルケアだと思う。それでなくても大いにストレスを溜めているだろう選手、いかに気持ち良く適所でプレーさせてあげられるか。・・・・・僕がそんな事を言うぐらいだから、反町監督は百も承知だった筈・・・・・だと思うけれど。


 それにしても反町監督、カウンターの練習はしてたんだろうか?


 打てない、打たない、守れない、パスが来ない、パスが出せない、俺がここ走ってんのに見てねぇのかよ! 何で打っちまうんだよ! ・・・・・・草サッカーレベルでも選手同士はこんな不満や鬱憤を抱えながら、イラつきながら、ともすれば今までの信頼関係が一発で崩壊してしまうぐらいの精神状態で試合をしている訳で、代表レベルでは尚更の事だと思う。

 監督には練習中、試合中に生じる選手間の問題やチームそのものが持つ課題、問題を捩じ伏せるだけの論理、いわゆる力量、問題解決能力っていうか、選手から尊敬を得られるだけの情報、知識、客観性、冷徹な判断能力が必要だと思う。

 今更ながら、いや、今だからこそあえて極論すれば、選手の技術、身体能力を問うのは二の次なのではないか。

 
 どうあれ日本代表グループリーグ3戦全敗というリザルトがしっかり刻まれた北京五輪、とりあえず今後は選手選考、選手起用、選手交代に長けた監督の出現を待っております。



   

                      美位矢 直紀









 
 

posted by takarakuji |09:40 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(4) | トラックバック(2)
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■代表、オランダ戦を終えて。

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走るだけ、頑張るだけのサッカーでは勝てないってこと。
点を取るには質の高い個の力が絶対必要。
平均的な選手ばかり集めても結果はこの通り。

posted by DFD | 2008-08-14 13:37

■代表、オランダ戦を終えて。

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本戦で体験した逆境を予選の前に体験すべきでしたね。そこからがチーム作りのスタートのような気がします。

この段階で終わるよりも、これがスタートです。

同じことは、A代表のドイツW杯でも言えたのですが。

個々の選手の能力、言動は、彼らの個性であり、好き嫌いはあっても、非難の対象にすべきかは微妙ですねぇ。ビックマウスって、自分を追い込むためかもしれないし、精神的に幼いのかもしれないし、よくわかりませんが。

反町監督も、出直しですねぇ。このどん底からどう立ち直るか見てみたいですね。

posted by  え | 2008-08-14 16:55

DFDさん、コメントありがとうございます。

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 質の高い個の力が必要・・・・・これは日本代表サッカーの命題ではないかと思います。誤解しないで欲しいのですが、命題故に、サッカーが好きで、Jや欧州サッカーをいつも見ている人達は、その場面場面で痛切に感じている事でもあります。

 フル代表には過去も現在も、それが突出しているかどうかは別として、自身のセンスを努力で磨き上げた選手が何人も居ます。
しかしサッカー界がそれ以上の選手を育てようとなると、育成の糸口は見つけてはいるけれど、それをどう実践、実行していけばいのか分からない、試行錯誤しているというのが現状なのではないでしょうか。

 ・・・・・この件を考え始めると、一種哲学的な思考になってしまいそうです。要は諦めにも似た苦笑いのような。

 神様は才能を世界中均等にばら撒く・・・・・という諺?があった?ような気がします。・・・・・才能が上手い具合にサッカーのフィールドに舞い降りるまで待つしかないのか、そんな戯言には付き合えねぇ、とばかりに論理的な発掘育成プログラムを構築するのか・・・・・のどちらかになるとは思いますが、思うに、個人的には、質の高い個の力とは、3~12歳ぐらいまでに教育しておくべきメンタルにあるのではと思います。

 最近の小学校は全てに於いて生徒同士競争をさせず、順位もつけない教育が主流だと聞きます。これはプロスポーツへ興味を持つ子供にはナンセンスですし、そんな取り決めをした大人の脳が大いにナンセンスです。

 案外この辺りに “ 個の力 ” の核心があるとするならば、今のままでは永遠に質の高い個の力は生まれない・・・という事は、質の高い海外の指導者を各年代に招聘する事が、直近の結果を求められる代表にとっても、中、長期的視野で育成したいサッカー界全体にとってもベターなのではないかと思います。

 

posted by meeya | 2008-08-15 14:13

え さん、

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 ポジティブさが伝わって来るコメント、ありがとうございます。

 僕も基本的には楽観主義で、プチポジティブですが、反町監督はもう立ち直らないと思います。というより、立ち直る気は無いと思います。ちょっと辛辣な言い方ですが、2敗で満足、3敗で悔いは無いと言った人です。不満も無ければ悔いも無い人に、立ち直るモチベーションなんかは皆無の筈です。 しかしどこかのチームから監督のオファーがあれば、ナルシスティックに引き受けると思います。

 

posted by meeya | 2008-08-15 14:32

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