2010年07月02日

◆俊輔に酔って、俊輔に歓喜した時代があった事実は何ら色褪せる事は無い。




 4年前、中田はピッチの上で寝転んだまま涙を流していた。その何分か後、俊輔はミックスゾーンで涙を見せながらグループリーグ敗退の悔しさを静かに語っていた。

 中田は周りの惜しむ声を理解しながらも信念を貫き、プロサッカー選手そのものから引退した。

 中澤もその時、代表引退の決心を貫いた一人だった。しかし今回のWC、紛れも無く中澤はトゥーリオらと共に代表の中心として獅子奮迅の活躍を見せた。




 心優しきタフガイのトゥーリオは、俊輔に代表引退を撤回してくれと訴えたらしい。




 俊輔は大久保、松井らのプレーを見て、怪我云々は関係無く、今の実力では無理だと悟っているらしい。
 オランダ戦で輝きを放っていたら、また違った結末を選んでいたかもしれない。


 中心に居る筈だった俊輔の南アフリカは縦横無尽に走り回るピッチ上ではなく、腐らず、練習に手を抜かず、ベンチで相手選手を分析し、ヒントやアドバイスを与え、鼓舞し、熱く語り、労い、その言動で控え選手の手本となり、チームを高き目標に向かって一つに纏める、実績のある選手としての、サブの中心だった。

 過去の功績や実績を持つスター選手、しかも自分のイメージとは程遠い、有終の美どころではない現実・・・・・そんな立ち位置を受け入れるのは想像を絶するものがあったと思う。“自分を保つ”為の精神的疲労も計り知れないものがあった筈だ。しかし率先して本田やトゥーリオらと常に食事や行動を共にし、今、自分の出来る事の最大限を代表に尽くそうと考えていたらしい。

 やはり、全てカメルーン戦での勝利に尽きると思う。逆に俊輔にとっては勝利の瞬間にピッチに居なかった事が全てだったんじゃないかと思う。



 今回、中澤は代表引退を口にせず、4年後を虎視眈々と狙うイメージを頭の中に残しながら現在の心境を吐露していた。
 代表選手全員が、やり残した事があると後悔し、自覚し、勝つ事の素晴らしさを体感したからだと思う。


 ・・・・・でもね、俊輔には哀愁が漂い過ぎていた。特にパラグアイ戦後、俊輔の映像が映し出される度に、胸が張り裂けそうなぐらい、ほんと切なく哀しかった。

 万感迫るものがあったし、駒野と同様、或いは本田とも同様、そういう星の下としか言えない様な雰囲気が漂っていた。



 4年後、現役を続けているのなら今回の川口の様に、時の監督から声が掛かるかもしれない。選手を引退していれば若きテクニカルスタッフとして同行しているかもしれない。4年ってそれぐらい長いし、移り変わりの激しい世界だと本人が一番理解していると思う。だから「もういい」んだと思う。

 「もういいよ」って言葉は、悔し過ぎて苦しくて辛くて悩んでいる心理を象徴していると思う。

 思い入れが強い仕事程、引き際は難しい。



 俊輔に酔って、俊輔に歓喜した時代があった事実は何ら色褪せる事は無い。



 今後もしっかり体のケアと更なる技術の向上を目論んで、横浜マリノスで“サッカー小僧”たる由縁を発揮して頑張って欲しい。何ヶ月か経てば自身で決断した信念を見つめ直す時が来るかもしれない。その時にマリノスで輝きを放っていれば、代表復帰に意欲が沸き、中澤の様に代表に呼ばれ、今迄とは違う輝きを放つ可能性だって大いにある訳だから。





                美位矢 直紀







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2010年06月30日

◆駒野はきっといい指導者になる。




 虚脱感というか、虚無感というか、久々に心地よい“祭りのあと”を享受した感覚がある。

 遠藤も中澤も松井も、大久保までも泣いていた。

 素晴らしいチームだったんだろうと思う。

 実際素晴らしかった。

 日々力をつけ、昨日のパラグアイとも対等に渡り合った。

 胸を切り裂かれるような結末だけど、今後代表が更なるレベルアップを図る為の、避けては通れない現実なんだと思う。




 駒野は4試合フル出場。与えられた試練を乗り越えられる人物だから、きっと駒野だったんだろう。彼はいい指導者になると思う。ある意味、選ばれた者しか出来ない経験をした訳だから。



 スコアレスドロー。この現実は見逃せない秀逸さがあると思う。カメルーン戦とはまた違った、胃がキリキリ痛むような頭脳戦だった気がする。

 パラグアイとの120分間で、代表は計り知れない財産を得た筈だ。世界のトップと“負けたら終り”を体験した、実質初めての代表チームだし。





 火事場の馬鹿力というか、底力というか、ポテンシャルを秘めた代表チームだった事に間違い無い。だからこそ4試合で2失点という、カードを貰う覚悟なき驚異的なディフェンス能力を発揮出来たんだと思う。


 
 そこに辿り着くまでの紆余曲折も、今となっては懐かしい気もする。



 代表チームが今後進むべき方向の基準となったWC、これからの4年、どんな肉付けをするのか楽しみになったし、目標も明確になった。次はベスト8、誰も異存は無いと思う。





     



           美位矢 直紀





 
 
 
 

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2010年06月20日

◆代表-オランダ、受け入れられる最良の敗戦。




 代表として、きっと過去最高の試合だったと思う。これ以上を求めるのは我儘な女の無い物強請りかもしれない。

 確かに欲は出た。ラス前5分、岡崎の左スネシュートは悔しかった。シュート後の落胆の後、もしあの一撃が入っていたらとする思いに因って、ほんと久々に心臓がバクバクした。それぐらい魅力的な、試合終盤大詰めの攻防だった。

 この2試合、代表はもの凄い財産を手に入れたと思う。今までに無い程の明確な課題をチームとしても個人としても手に入れた筈だ。幸い、その課題に挑戦、実践出来る舞台が24日にある。しかもその舞台は、まさに綺麗事ではなく、昔よく聞いた「絶対に勝たなければならない」試合だ。




 「狙い通り」どころか最高の前半だった。実力の違いを見せつけ、攻め立てようと画策していたオランダを華麗にあしらった感じがあった。皆な逞しい顔つきで、守備意識がカメルーン戦より更に高い感じでポジショニングが良く、ボールへの寄せも素早かった。当然ボール支配率は低くなるが、実に効果的でゴールの匂いがする攻め上がりも見せていた。


 代表は完全にスタイルを一つ確立した。強豪と対戦する時の戦術、選択肢を一つ増やした。後はその先に待つゴール、勝利への執着だと思う。



 阿部、松井、大久保、この三人はキレまくっている 。


 後半早々、オランダはボール回しを一端止め、中盤省略、ロングボールをFWに合わせる攻めに出た。それを受けようとした代表、攻め続けられてラインが下がっていた。そして不運にもクリアがスナイデルの足元へ。

 強烈なミドルを決められたけど、DFも川島も責められない。決めたスナイデルはもちろん、やっぱりオランダが凄いんだ。攻めのバリエーション、技術、集中力、機を見るに敏な能力、それを実行、結果を出す能力。しかしその後すぐ、1点取られたらこうしようと決めていたのかのような攻め上がりを代表は見せ、いい形の波状攻撃を見せた。あの時間帯、絶対同点にしてやるという代表の意気を感じた。そんな代表の姿は過去何度も見てきたが、それは過去のものとはまったく違う、強豪国がやるような雰囲気を持っていた。



 後半18分、松井OUT俊輔IN

 27分、エリアINを見て岡田監督はエリアに長友を当てた。そこに代表の苦悩や課題の一つが見えた気がする。

 30分、長谷部OUT岡崎IN 大久保OUT玉田IN


 大久保はもの凄い根性で、もの凄く我儘で、だけど必要な存在。トゥーリオも凄い闘争心で常に試合の中心に居た。


 大久保、松井、阿部、長谷部の存在は、地に落ちた信頼を捨て身と開き直りで打開しようとした悩める岡田監督を救い、代表の機軸を打ち出した。ある意味思い掛けない良質の副産物で、今後の代表の強化の方向を示した形になったと思う。


 後半35分、スナイデルOUTの時点でオランダは代表を見切り、1点を守る戦法へ変更、ボールをキープ、回し始めた。しかしそこからトゥーリオの真骨頂が始まり、ロングボールをトゥーリオの頭に放り込んでセカンドボールを奪取、或いは走り込んだFWにパスという、常套手段というか、伝家の宝刀というか。そしてそんな一連の攻撃の中で岡崎の左足、久々に心臓がバクバクという流れの試合後、「決定力とは何か?」って何年も自問自答して来た自身に、シンプルな答えを出そうとしていた。



 これでデンマーク戦がガチになった。

 1トップは森本を使って貰いたい。

 本田はシャドーストライカー。対オランダという事で並々ならぬ思い入れがあったと思うが、FWの位置が今回は終始裏目に出た感じだった。

 本田はオランダ戦の大久保の動きを右サイドで実践すべきだと思う。

 フレキシブルな松井は左で、今や代表の攻撃の要となった大久保は真ん中で。

 
 
     森本
 松井 大久保 本田
   阿部 長谷部
長友 トゥーリオ 中澤 駒野
     川島

 
 
 
 申し訳ないが、デンマーク戦、俊輔、遠藤の役目、出番は無いような気がする。
 



             美位矢 直紀







 
 

posted by meeya |17:41 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年06月19日

◆正直、トゥーリオ、松井も先発から外したい。





 イングランドもフランスもドイツもスペインも、対戦チームの戦術が嵌れば苦しい試合展開を強いられる。試合に因ってはイエローカードが連発してもいる。

 強豪と言われる国は、チームとしてのピークを決勝トーナメントのベスト8、ベスト4辺りに持って来る傾向があるらしい。

 今夜、代表と対戦するオランダはどうなのか。

 スナイデル、エリア、ファンペルシ・・・・・全開で代表を圧倒しようとするんだろうか。




 ごめん、何だかちょっと・・・・・芝居掛かった入りで申し訳ありません。



 代表は今夜のオランダ、24日デンマークの2試合で、論理的なグループリーグの突破(2002、トルシエが言った言葉を思い出したので使ってみた・失礼)を果たそうと、当然している筈。



 前回書いたように、個人的には阿部、長谷部だけでなく、正直、トゥーリオ、松井、遠藤も休ませたい。本田、大久保も前半でお役御免・・・・・という戦略を立ててるんだけど。

 オランダに対する戦術もカメルーン戦同様守備的になると思う。しかし守備の意識も力量も集中力も、今回控えに甘んじてる選手も先発組と変わらないと信じ、デンマーク戦を見据え・・・・・
 
 
 
      本田
  大久保    俊輔
  憲剛  今野  稲本
長友  岩政  中澤  駒野
      川島




 ・・・・・こんな先発を妄想して、楽しんでいます。
 





            美位矢 直紀




 
 
 
 
 
 

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2010年06月16日

◆オランダ戦、阿部と長谷部を外してもいいんじゃないか?


 難しい試合をモノにした代表、素晴らしい。内容などは二の次、勝ち点3が絶対欲しい試合でキッチリと結果を出した。

 周知の通り、この歴史的1勝に因ってデンマーク戦まで、チームも代表を応援するサポーター達も高いモチベーションを持って充実した日々を過ごせる事が確定した訳で、本当に意義深い1勝だったと思う。

 何よりも選手の役割認識が高かった。90分間無骨で流麗さに欠けた試合になったのはその認識を全うしたからだと思うし、正直、代表の試合でなければ途中で眠くなったかもしれないけれど。


 横パス、サイドバックの攻め上がりを排除し、守備重視。
 基本は4-1-4-1。
 ワントップに本田、その左右に大久保、松井。

 選手交代も満点と言っていいと思う。

 岡田監督、迷ったのは稲本INのタイミングだけだったんじゃないか?





 代表、先制して勝っている状態の後半、オフサイドだったが岡崎がバー直撃のシュートを放っていたし、対戦相手にもポスト直撃のシュートがあった。個人的にはそんな試合をしている代表が負けた記憶が無いので、後半パワープレーで押し込まれていても、このまま1-0で逃げ切れる筈だと根拠の無い安心感はあった。そしてそれが現実のものとなった今、オランダとどう戦うのか? を予想する事に、4年前には無かった心地良い疲れを感じているのだけれど。


 
 オランダ戦、阿部と長谷部を外してもいいんじゃないか? そこに今野(怪我の状態次第だけど)、稲本でやっても面白いと思う。やはり何と言ってもデンマーク戦に全てが掛かる訳だし。

 累積警告、休養、システムの変更、得失点差・・・・・色んな要素、しかも前向きな要素を吟味しながら近々岡田監督が答えを出すけれど、これからやる事は心身共に全てが未体験ゾーンだし、どんな先発、布陣になっても選手は勝ちに行くだろうし、そんな中での劣勢、優勢の時の判断、臨機応変さに、それこそ今まで言われ続けて来た“狡賢い”戦術眼をチーム全体が共有し、実践する気骨があれば代表も底力がつくだろうし、その戦いはデンマーク戦に生きると思うし、何よりも選手自身がやってて楽しいんじゃないかと思う。


 オランダ戦、負けを前提とした物言いで申し訳ないけれど、華麗なパス回しを画策する事がおこがましい相手だけに、カメルーン戦同様強い守備意識を持って戦って欲しい。





                   美位矢 直紀









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2010年06月11日

◆敵失を待つしかない。




 「4-5-1」
 「ワントップじゃ難しい」・・・・・云々。
 
 
 プレスが掛かった時のフィードやトラップに甘さが目立つ代表なんだって事、サッカー好きの素人さんでもずっと前から分ってた傾向なのに、そんな結論を、さも当たり前の様に今、まさにそんな事実が紙面を賑わせてるなんて、なんだか哀しくなるよね。
 
 
 
 代表のワントップが機能した記憶が無い。
 
 
 
 本田のワントップが悪いのではなく、代表の力量を的確に判断出来ないまま絵空事に終始した首脳陣が悪い。
 
 もう、本当にドン引きで守って、矢野に放り込んで、こぼれ球、敵失を待つしかないんじゃないか?
 
 と言う事は、俊輔も遠藤もいらないって事になる? よね、岡田さん。




 
 

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2010年05月31日

◆次の試合、阿部は先発するのかな?



 今回のイングランド戦、4年前、WC直前にドイツと闘った親善試合に似た雰囲気があったような気がする。

 あの時は綺麗なカウンターが決まって試合を優位に運んでたんだけど、結局は同点に持ち込まれた。そしてそのWC、対オーストラリア戦、何となく1-0で勝っていたが残り10分で3点取られた。

 代表が結果を残すには、後半20分以降、エンジン全開で攻め込んでくる世界の列強の弾き返し方なんだろうと思う。

 代表、リードしている試合の後半で足が止まり始めた時、攻めるのか守るのかの意思統一がやはり上手く出来ていないというか、結局はそんな場面を凌ぎ切る為の人材と組織、ベンチワークなんだと思うけれど、それは今後代表が世界で戦う為に長いスパンで考えなければならない課題だし、期待したい部分でもある。



 今回の対イングランド、今の代表に多くを求めるのは酷かもしれないが、前半は良い試合が出来ていたと思う。それを後45分、何とか続けて貰いたかった、というのが率直な心情なんだけど。

 4-1-4-1
 4-3-3

 しかし代表にシャビやイニエスタはいない訳で、その代わり? でもないが阿部と長谷部が頑張っていた。



 前半の阿部は突出していたと思う。



 試合終了後、トゥーリオと長友がイングランドのユニフォームを持っていたのが印象に残り、岡田監督は親善試合だから守ってもしょうがないと言っていた。ならば選手交代枠を全部使っても良かったんじゃないか?

 本田は何かに遠慮してたのか、何かに迷ってたのか、あまりに守備を意識し過ぎてたのか、周りの選手が本田に期待している動きをしていなかったような気がする。
 特に後半、いい位置でボールを受けても目立たないトラップミスが多く、振り向けるのに振り向こうとする気配も無く、直ぐに叩くのはいいが、それが正解なのかどうか他の選手とのイメージの共有が出来ていないような感じだった。少なくとも本田には局面打開の為に、もっと突っ掛けてファールを貰う動きがあっても良かったと思う。
 セットプレーでのリスタート、特に後半、選手が疲れている時には一息つける時間を齎してくれるものであり、ゴールへのイメージを共有し易いワンプレーでもある訳だし。


 今日の試合、

 遠藤→稲本
 本田→憲剛
 大久保→矢野
 岡崎→森本
 中澤→岩政

 のように選手交代してくれたら個人的にはもっと面白く見れたかもしれない。


 WC本選、中村が戻って来るのなら遠藤の位置に憲剛でもいいのではないか? そして徹底的に岡崎に裏のスペースを狙わせたい・・・・・という事は・・・好調の阿部が使えない? のかな? 






posted by meeya |01:56 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年05月26日

◆人として駄目なんじゃないか?




 ジョークだって?
 
 でも冗談じゃないんだって??
 
 おいおい、そんな洒落はやめてくれよ。
 
 岡田監督、誰に何をどう説得されたのかは分かんないけど、思慮も分別も良識も客観もまるで無い、その場凌ぎの口裏合わせ的言い訳、まさか関係者全員機転が利いてるなんて思ってるんじゃないだろうね?
 
 人として駄目でしょ? 
 
 代表サッカーを取り巻くお偉いさん達は、代表選手や代表を応援する人達をなめてるよ。
 
 ジョークだって聞かされた選手達の対応の方がよっぽど真摯で誠実で健気だよ。
 
 何だかアホらしいな。
 
 もちろんベスト4もジョークだよね?
 
 失礼、それは最初っからジョークだって分ってたよ。
 
 ま、どうでもいいんだけど。
 
 しまいには中村俊輔直前離脱だって?
 
 おいおい、中村さんは何がしたいんだ?
 
 当然グループリーグでベストパフォーマンスを魅せる為の逆算離脱だよね?
 
 
 
 
 WC、戦術は決まったよ。バックラインから矢野にロングフィード、こぼれ球をMF3人が掻っ攫いに行けばいいじゃん。
 
 ま、もうどうでもいいんだけど、一つぐらい勝って欲しいよね。


posted by meeya |12:45 | ■サッカー好きのひとりごと&代表に思う事 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年05月25日

◆代表には劇薬が必要かもしれない。



 岡田監督、犬飼さんに「進退伺い」を出したらしい。だとしたら試合後のインタビュー、憔悴しているように見えた岡田監督の「ごめんなさい」の一言、“そういう事か”と納得も出来る。でも岡田監督、この期に及んで「やるも辞めるもお任せします」的発言って、デートの約束一時間前、着て行く洋服が決まらないからってドタキャンを彼氏にメールする女性の心理に似てないか?
 
 失礼、的外れで言い過ぎかな?
 
 
 
 
 
 もう岡田監督は・・・・・いや、ずっと前から岡田監督は選手達から信頼されてないんだろうな。
 
 後半、本田OUT。この時点で“岡田監督は何をどうやればチームが機能するのか分らずパニック状態なんじゃないだろうか・・・・・”って思う間もそこそこに、次は遠藤OUT。これで監督自ら位置付けていた「チームの核」三人全員OUT。
 
 まさか保身に走ったのか?と感じたのは僕だけだろうか。
 
 
 
 監督の意図が見え難いベンチワーク、当然ピッチの中での意思統一なんか出来ない。案の定、ピッチの中はもうどうでもいいかのように個々で打開しようとしていた。
 
 
 結局0-2、韓国も代表の不甲斐無さに、ある意味意表を突かれたんじゃないだろうか。
 
 韓国は後半パク・チソンを下げた。その前後、代表の攻撃を受け止めようとする守備的な姿勢を見せた。これは穿った見方だけど、「代表がその三人を交代させたのなら、ウチもパクに無理をさせるのは止めよう、結果1-1でもいい、実力の差は見せ付けた・・・」とした「情け」かもしれない。そう思わせる程前半の韓国は代表の両サイドと長谷部に自由を与えなかった。言い換えれば、代表を機能不全にする為の方法は遠藤と中村を潰す事ではないと見切っていたんだろう。
 
 
 
 
 
 監督と選手の間に生まれた軋轢や不信、そんな精神的な部分の修復って結構時間が掛かるし、所詮修復、そんな作業をこの時期にやらなければならないとしたら、もう末期だ。本戦直前に末期だなんて、4年前よりも酷い状態だ。ビルドアップだとかセカンドボールだとか言う以前に、すでに代表は混沌としている訳だし、もう誰でもいいから監督を引き受けて貰って、そんな窮地の時に人が発揮する事がある強い結束力を武器に、南アに行くしかないんじゃないだろうか。
 
 
 今の壊滅状態の代表には劇薬が必要だ。劇薬には当然副作用もあるだろう。しかし「進退伺い」を出した監督について行くより劇薬の方が、ドン引き8バック、カウンターで1点なんていうシーンが見られるかもしれない。そんな予期せぬ、ある種良質な科学反応が起こればチームのモチベーションが上がり、選手が忘れていた連動が無意識の内に生まれ、個の力が発揮出来るかもしれない。
 
 
 
 
 

posted by takarakuji |00:47 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年06月07日

◆代表1-0ウズベキスタン WC出場決定。




 代表、捨て身のウズベキスタンを強かに、冷静に押し返して掴んだ勝利だと思う。


 粗雑で精度が無く、運動量は多いが決定力が無い個人技頼みのウズベキスタン、ホームの利だけで勝ちきれる程今の代表はひ弱ではなく、地力の差というか、総合力の差というか、力の差は歴然とあったと思う。


 審判も捨て身過ぎて半ば呆れ、最後は笑えたのは僕だけだろうか。


 前半途中からずっとアウェーのプレッシャー、アウェーの混沌を凌ごうとして結果的にタフな試合になり、終盤ヒヤリとする場面に一、二度出くわしたけれど、これといって選手が浮き足立っていた訳でもなく、個人的には残り8分で逆転されたいつかの試合の時の様などうしようもない不安感も無かったし、いずれにせよ相手の緻密な戦術、分厚い攻撃に耐え抜いたというより、試合中、選手の心をずっと支配していただろうサッカー以前の漫然としたやり場の無い怒りや苛立ちに耐えて勝ったという感じの試合だった。


 WC出場を決めにいったアウェーでの1-0勝利、選手冥利に尽きるだろう最高の結果だと思うし、選手のハート、また少し鍛えられたんじゃないかとも思う。


 前半8分、憲剛のすくい上げた優しいパスから生まれた岡崎の突貫ゴールは、そのワンプレー前、中央からいい形でビルドアップしながら憲剛が右サイドの駒野に送ったパスの結果が生きたと思う。


 ゴールシーン、憲剛は大久保を追い越そうとする岡崎に出すパスのタイミングを冷静にタメてたし、岡崎も目の前にピンポイントで落ちて来たパスに体ごとゴールになだれ込もうとしてたし、結果、キーパーがセーブした跳ね返りが倒れ込む寸前だった岡崎の頭にピタリと合うなんて、何て言うか、代表にとって待望久しいストライカーが生まれつつあるワンシーンを見た気がする。しかしその後、何となく試合を支配出来ないまま、後半は明らかに劣勢の様な状態に陥ってしまったのは、思うにそれは現システムの課題というより、サッカーが持つ性質みたいなものだと思う。例えば守備で跳ね返したルーズボールがたった一度相手に渡っただけで試合を決める1点を入れられたりするのが世界な訳で、だから岡田監督は守備に神経を使う時間帯、憲剛と大久保に代えて本田と矢野を投入したんだと思うけど、明らかに本田はがむしゃらでは無かった。まぁ、当人としては、俺が守備に走り回らなくても、こんなもん余裕だろ、ぐらい思ってたのかもしれないけど。


 長谷部レッド後、即、中村に代えて阿部を投入したのは機知で素晴らしかったと思う。そんな岡田監督もドサクサに紛れて退場にした審判もまた素晴らしかった。




 ゲームの状況判断や局面の共有がWCでは更に大切になる事は周知だし、今後誰が入っても抜けてもチームがもっと熟成する為には個人のスキルアップも必要だし、課題は尽きる事無く存在すると思うけど、それらをクリアしていくベースはやっぱり選手同士の信頼関係にあると思う。

 ハードワークや数的優位は、視界に入っていない選手を信頼していなければ絶対に成り立たない。そこが成り立っていなければ個々の技術は活きないし、システムも機能しないだろうし、誰かが何かに徹するなんて出来ない筈。



 前回のドイツWC、チームワークや信頼関係が如何に大切かを肌で感じただろう中澤、遠藤、中村ら、来年の本選、選手としての集大成になるような大会になって欲しいと思う。





              美位矢 直紀








 

posted by meeya |22:25 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年05月29日

◆キリンカップ・代表×チリ戦


 この前のキリンカップ、代表×チリ戦、久し振りに飽きる事無くTV画面に集中してたよ。


 素直に面白かったし、今後の代表のスタイルに更なる興味や期待を抱いたし。



 結局、組織が活きる為には局面を打開出来る個の力が必要だという事、そしてそんな個の能力が組織の結束やゴールを奪う為の意思統一をより強固なものにするという事、なのかな?


 役割も自ら探して実行、死守するようになったりする。




 まぁ、ある種の再認識。




 テーマやモチベーションが明確な時っていうのは、選手の躍動が伝わって来るから、こっちもTV見ながらどっか躍動してたりするんだよね。


 客観、冷静、分析が破綻する時って、そんな時かもしれない。

 


 中村憲剛が好きな僕にとっては、岡田監督ありがとう、って感じだったし、本田もちょっと質の違う重いシュート打ってたし。




 31日のベルギー戦、チリ戦同様、対戦相手のチーム事情がどうあれ、代表がどう戦うのか楽しみだよ。






                        美位矢 直紀




posted by meeya |12:53 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年02月13日

◆フラストレーション。




 稲本は体調不良だったらしいけど、本当かな?

 本当だったとしたら、稲本、ツキがないのかも。




 オーストラリア戦後、選手間でミドルシュートや強引な仕掛けの必要性を確認し合ったらしいけど、客観的にそれらを瞬発出来そうな選手二人がベンチ外だったし、大久保は途中出場で何だかイラついてるように見えたし、トゥーリオは攻撃参加を止められていたようだし。


 今後の試合、相手だけではなく味方もその対処に慌ててしまうようなアドリブやアクセント、ある種いい加減さや開き直りが攻撃に欲しいって事なんだと思う。




 岡田監督はミドルや強引な仕掛けの重要性を知りつつも、それが得点につながる確率の悪さを知り過ぎてるんじゃないかな? 加えて勝ちに行くというより、負けは絶対に許されないという思いがかなり上回ってたんだと思う。



 監督にとって松井は考え抜いたアドリブの一人だったと思うけど、松井って難しい選手だと思う。フルタイム見てみたいけど、交代なら松井じゃないか? って印象を残すプレースタイルを持ってる気がする。







 ホーム、ずっと0-0で試合が進んで行けば当然フラストレーションが溜まる。

 強い相手から点を取ろうとすればリスクを背負う必要がある。


 勝ちたい、でも負けたくない0-0での展開、いい加減さや開き直り、意外性の優先順位はぐっと低くなる。

 でも、見る側にとってはそれらで心が躍るもんだし、それに立ち向かう選手に惹き付けられるもんだ。



 


 

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2009年02月12日

◆代表×オーストラリア、スコアレスドロー。




 昨日のオーストラリア戦、サイドを結構崩してたのに、というより、サイド一辺倒の攻めなのに、肝心な所で中が薄い印象を受けたんだけど。




 また稲本がベンチ外。

 今回は憲剛も外れた。

 松井の先発は監督の“勘”で決めたらしい。



 同じ力量の選手だと判断した場合、監督が描く戦術や監督個人の趣味や期待、好き嫌いが出るのは人情だけど、



     玉田

大久保 憲剛  中村

  長谷部  稲本



 4-2-3-1だろうが4-4-2だろうが、個人的にはこんな布陣が見たかった。





 岡田監督、予選突破した後も指揮を執るんだろうか。






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2008年10月16日

◆代表勝ち点1。 長い予選? 危機感が無いのでは?



「内容的に悲観する事は無い。」

 岡田監督は反町さんのようなナルシストではないと思うけれど、試合後に発したこの言葉、誰に向けて言ったんだろう。


「長い予選の中でこういう事もある。」

 第三者がこの言葉を監督や選手に言うのならば理解も出来るが、現場のトップが試合後に言うべき言葉では無いのではないか。


 相手の戦術がどうであれ、岡田監督は自分のスタイルを冷静に客観し続ける事を貫きたいらしい。

 コメントを汲み取るに、岡田監督は昨日の試合の勝ち点1は誤算だと理解している。という事は足りない2点をどの試合で取り戻すのかも決めている。しかしチームコンセプトは絶対に変えない。・・・・・もっとぶっちゃけた汲み取り方をすると、 “しゃーあんめぇ、次勝ちゃいいんだ、次!” という事かもしれない。


 意外と後者、だとすると余りにも危機感が無い。


 昨日の試合、見ている側はUAE戦同様、 “決定力以前の問題ではないか?” と気付いているし、それでもチームの方向性が間違っていないとするならば、予選の残り試合、ずっと「内容的に悲観する事は無い」勝ち点1で終わってしまいそうな気がする。


 大久保曰く、「日本のサッカーは綺麗過ぎた。ボールを失わない為に足元で繋ぐだけになった。攻撃に厚みが無いので、とにかくきつい。」

 言葉は違うが、大久保も「決定力以前の問題」という事をコメントしている。腹の中では「勝つ気があるのか!」とでも言いたかったんだと思う。



 代表1-1ウズベキスタン。

 今回は結果が出ていない。



 中村にマークが付くのは予想出来ていた筈だし、実際早いプレス、中村にはきついマークが付いていた。ならば、ただ「前に上がれ」ではなく、中村を後ろに下げて遠藤にコントロールさせる手もあった筈だし、もしくは遠藤OUT憲剛IN、もっと早い段階から稲本を出してもよかったのではないか。



 振り返れば前半、途中から暫くの間「4-2-4」のような状態になっていたように思う。

 両サイドにスペースが無く、中に選手が居ない。

 2列目からの飛び込みや、サイドへスルーという岡田監督のコンセプトを実行出来そうもないピッチ上。


 代表の1点も、中村の個人技で取ったような点だった。走り込んだ大久保は考える余裕など無く、折り返すしか手段が無かった筈だ。



 確かに長い予選、まだ先はあるけれど、次の試合も岡田監督の言うチームコンセプトの内情が結局は個人技頼みだったという事になれば、皮肉にも今回のWC予選、盛り上がるかもしれない。




                美位矢 直紀




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2008年10月10日

◆代表1-1UAE 「決定力を言う前に、楔のトラップでは?」



 右に中村、左に大久保。トップは玉田。ボランチに長谷部、稲本。その面子は試合毎変わってはいるけれど「4-2-3-1」。


 僕には代表の1トップが機能した記憶があまり無い。


 サイドからの攻め重視だけれども、右に中村、左に大久保という事は、二人には何時ものように中央突破も自由にやって欲しいと。

 玉田は自分の居場所をずっと探していたような気がする。大久保も、その俊敏さが活きてなかったように思う。

 故に内情、実質は「4-4-2」。ならば最初からそのボックスの方がピッチの上は分かり易く動き易かったんじゃないだろうか。

 中村にしても考え過ぎたのか、考える時間が多過ぎたのか、或いは迷いがあったのか体調が良くなかったのか、パスミスが多過ぎた。



 相手があってのフォーメーションだったのか、そのフォーメーションで相手を捩じ伏せようとしたのか。



 岡田監督、代表のコンセプトを稲本に対面で説いたらしいけれど、客観的に稲本はいつも通りの稲本だったと思う。

 プレスを掛けてボール奪取、サイドを抉ってマイナスの折り返しを三人で狙う。という事なんだろうか。

 強力なFWがいない代表の性質上、岡田監督は前の4人の誰でもいいから、とにかくゴールをして欲しいんだと思う。その願望は分かる気がするけれど、かえってその思いがピッチ上を複雑にしているのではないかとも思う。



 結果は代表1-1UAE。



 決定力を言う前に、楔のトラップではないか?



 後半、憲剛が何度かチャンスを演出したけれど、所詮引いている相手、打たせてもらえないし、打っても枠に飛ばない。

 同点後は「4-3-3」? 「4-2-4」? とは言っても明確なパワープレイを選んだ訳ではないようだけれど。



 試合を通して殆どドン引き状態だったUAE。
 バイタルエリア付近は密集状態。

 DFの前で綺麗なグラウンダーのパス回し。DFを前に引き出す為に後ろから攻撃を組み立てても、ボールと選手が同じ様に前線に向かって行くからマークを剥がせない。何とか2列目から飛び出してもスペースが無いからパスが通らない。そして跳ね返されては拾っての繰り返し。

 結局は何時ものようにドン引き相手に苦戦する代表。

 エリア付近で半ば強引な楔、飛び込んだらファウル、我慢したら振り向き様に一閃というような攻撃も殆ど無く、シュートを打つまでのリズムに変化が無いからDFが慌てる事も無い。


 しかし“決定的な場面”はあった。


 いっその事、決定機が無かった方が良かったんじゃないだろうか? そうすれば決定力を問われる事が無くなり、それ以前の問題に目が向く筈だ。




              美位矢 直紀



posted by meeya |14:07 | ◆日本代表サッカー観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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