2007年10月18日
試合を通じて分かること
先週末の公式シリーズ最終戦は、怪我からの復帰戦、 というかリハビリ戦だった。 マウンテンバイクといえば、 自然の中を颯爽と走るイメージが一般的だが、 公式戦のコースは、何百人もの選手が全力疾走するので路面は凸凹。 また、スキー場という立地条件が多いので、雨が降り易く、 湿り気を帯びており、滑り易くなっている。 クロスカントリー競技は、 この条件で激しいアップダウンを繰り返すコース設定なのだ。 これまで、何の違和感も無く走ってきたが、 4月にの転倒を期にこれまでとは全く異なった印象を 持つようになった。 振動、スリップ、スピードそれらが全て僕へ向かって牙を剥き、 転倒時の痛みや恐怖を呼び起こし、 走る意欲までも根こそぎ奪うのだ。 二日間の試走では、忌まわしい記憶を葬りたかったがそれは無理だった。 意識しなくてもブレーキを引き、レーシングスピードには届かなかった。 しかし、レース当日一番後ろ、最後尾のグリッドに並んだ時、 新たに挑戦者としての意を決したとき、 緩やかだが集中力が満たされていくのが分かった。 スタートの号砲が判断力を研ぎすまし、 前に居る70名近くの背中を一人一人後ろへ退け、 30名を退けたレース中盤、スピードが戻りつつあると実感した。 退院後の3ヶ月では出来ることは限られる。 しかし、その中で全てを出し切り、知恵を絞ってゴールを目指した。 11位でレースを終えたが、 これからのトレーニング方針が見え、ゴールをすると同時に スタートラインが見えたレースとなる。 今日からまた、僕のシーズンが始まる。 たくさんの方々にご声援をいただき、 どうもありがとうございました!
- 共通ジャンル:
posted by 山口孝徳 |20:12 |
コメント(0) |
トラックバック(0)



