2010年04月25日

その「差」とは?4/24愛媛マンダリンパイレーツvs福岡ソフトバンクホークス

 4月24日、愛媛の坊ちゃんスタジアムで行われたのが、福岡ソフトバンクホークスの二軍と、四国・九州アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツの「交流戦」。

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 好天にも恵まれ、日差しは強かったけれど寒すぎず暑すぎず。プレーする上でも絶好のコンディションであった。

 さて、試合の方は1回表にいきなり動く。地元の愛媛マンダリンパーレーツが後攻であるので、先頭打者はホークスのルーキー今宮健太。愛媛の先発はエースナンバー「18」を背負い、またリーグでも注目度の高い、リーグ参戦3年目の篠原慎平。


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 今宮の積極性が上回ったとでもいえばよいか、ヒットで出塁。また、篠原も相手がいつもと違うN.P.B.の選手ということで力が入っていたのか…。
 ランナー今宮への牽制球…が低すぎて一塁手が取り損ねる。ボールがそれる間にランナー今宮は3塁まで進む。
 直後、2番に入っていた立岡宗一郎がレフト前にヒット。難なく先制。

 その後、エラーもからみ1回の表にホークスは3つのヒットで効果的に4得点。

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 しかしこの後、2,3回は篠原がホークス打線を0点に抑える。
以下、愛媛は5投手のリレーでホークス打線の反撃を抑えきる。

 二番手は森辰夫。
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 三番手の赤峰祥悟。 
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 四番手に山下良太。
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 五番手が入野貴大。
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 そして最後が能登原将。
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 結果としては2~9回を無失点リレー。その間、愛媛打線が点を獲り返していった。いや、ホークスバッテリーがリードを守りきれなかったと言った方が良いかもしれない。

 「交流戦」という位置づけということもあり、ホークスでマスクをかぶったのは育成選手という立場の猪本健太郎のみ。投手は、先発が二年目の玲央~ルーキー下沖~育成の二保~育成の大西。この後、一軍登板経験のある久米~森福へという継投。

 一般的な「格付け」では、二軍とはいえホークスの方が「上かな?」という感じだけれど、この日のメンバーの「経験」から考えると、アイランドリーガーの方に、いわゆる「一日の長あり」?

 最終的には、愛媛マンダリンパイレーツの逆転勝ちということになった。

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 この日の「勝利インタビュー」の一人、愛媛の古卿大知はリーグ参戦6年目。もう30歳になる。(アナウンサーの横)

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 2回以降の結果は「経験の差」ということになろう。そして愛媛側から見た「1回の4失点」は、それは意識の差、気持ちの差と言わざるを得ないだろうか。

 相手が誰であれ、どういう試合であれ、己のもてる力を存分に出すこと。これが、より上のリーグ(N.P.B.であり、M.L.B.であり…)を目指すアイランドリーガーが、心がけていかねばならないことではないだろうか…。

 


posted by takamasa |00:16 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年04月10日

ナックルボール

 ナックルボールと聞いて思い出すのは…。
 今から一年前、「女性初のプロ契約選手」として話題になっていたのが、関西独立リーグ、神戸ナインクルーズに所属していた吉田えり投手。

 その吉田投手、縁あって海を渡った折に、メジャーリーグのナックルボーラー、ウェイクフィールドとも会見する機会に恵まれていたそうだ。

 N.P.B.球団にも、たとえば広島カープにフェルナンデスという投手や、少し前の近鉄バファローズにマットソンという投手がいたことも思い出すかもしれない。

 さて、今年の要注目ナックルボーラーはというと、四国・九州アイランドリーグ、香川オリーブガイナーズ所属のキム・ギョンテ投手。

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 今シーズンからアイランドリーグに参戦のキム投手であるが、アイランドリーグの公式サイトでの紹介を見ると、34歳と紹介があり、これまでに韓国プロ野球チーム(LGツインズ-斗山ベアーズ-SKワイバーンズ-LGツインズ)を渡り歩いてきたベテラン投手と思われる。

 4月10日の試合。香川オリーブガイナーズの地元開幕戦にて、4番手投手として登場。1イニングを投げ被安打1。奪三振1。失点0という上々のデビューであった。

 90キロ台の変化球、つまりナックルと130キロ台のスピードボールがあり、打者にしてみれば「幻惑される」とでもいえばよいのだろうか、的を絞りきれない感があったようだ。

 さて、「もう一人」の独立リーグのナックル投手、「ナックル姫」の異名もあった吉田えり投手。

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(↑2009年3月27日、京セラドーム大阪にて)

 吉田投手の場合もナックルは90キロ前後。ただ、ストレートが100キロ前後であって、ランナーが出た場合にはどうしても「走られやすい」傾向にあった。

 キム・ギョンテ投手の場合は球速もあり、またこれまでの経験もあるのでランナーとしてもそうそう走りやすいというわけではないと思われるのだけれど、それは今後の展開を見守るしかない…。

 このキム・ギョンテ投手、アイランドリーグ公式戦は4月10日が初登板であったが、3月16日にも登板をしていた。相手は福岡ソフトバンクホークス。3月16日に福岡のYahoo!ドームで開催された、ホークスのシーズン入りを前にした「壮行試合」にて。
 この試合ではアイランドリーグが0-6で負けているのだけれど、3番手投手として登板。キム投手自身はやはりナックルを駆使して、ホークス打線を無失点に抑えていた。

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(2010年3月16日、福岡Yahoo!ドームにて)

 アイランドリーグに参戦しているナックルボーラー。ちょっとおもしろい存在になりそうである。
 今シーズンのアイランドリーグは、新しく発足したジャパン・フューチャー・ベースボール・リーグ(大阪、三重)との交流戦も組まれている。できれば多くの人に見てもらいたい投手の一人である。


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2010年04月06日

「野球がやりたい」6年目のアイランドリーグ開幕

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 4月3日~4日にかけて6年目のシーズン開幕を迎えた四国・九州アイランドリーグ。(2005年に四国アイランドリーグ発足、2008年から四国・九州アイランドリーグ)

 4月4日の佐世保球場、試合開始前にグラウンドに現われたのが長崎セインツの熊本誠也捕手。マイクを向けられて語ったのが
「野球がやりたいです。」

 野球がやりたい…アイランドリーグにやってきてチームに参加できている選手の全員がそう思っていることは間違いない。しかし、そういう言葉が出てきたのは、長崎セインツをはじめとする独立リーグの球団の抱える「存続すること」という根源的な問題の表れとしてもとらえることができる。

 さて、試合開始前に熊本捕手がグラウンドに登場してきたのは…ほぼ突然に、そして和太鼓の演奏に誘われるように…球団マスコットと戯れるように…。

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 この後、マイクを向けられた熊本選手が言ったのが「野球がやりたいッス」。


 実は熊本選手、昨シーズンも突然の盛り上げ役としてグラウンドに姿を現すことがあった。高知への遠征、高知ファイティングドッグスとの対戦を前に、高知球団のチアガールのダンスの場面で…

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 どちらも突然に表れ、スタンドの拍手を誘い…「演技」の後でもさらなる拍手を受けて…地元佐世保はともかく、高知でも観客席から「熊ちゃん」と歓声(?)が飛んでいた。

 また、2008年の愛媛遠征の時は、地元の子どもから「ラミちゃん」と呼ばれていた。

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 このフォームが読売ジャイアンツのラミレス外野手に見えたのだろうか、初めて行く土地の子どもたちにもその姿は印象的だった…?

 独立リーグの選手なので「華がある」とまではいえないにしても、ファンをひきつける何かがあるのであろう。また、熊本選手自身もそういう「盛り上げること」を心がけているのであろう。
 日本各地に独立リーグが発足しているが、一方で球団の運営はどこも厳しいと言われている。長崎セインツも昨シーズン途中に資金難でチーム存続の危機に面していた。

 そういう状況にあるからこそ、「野球がやりたい」という思いは強くなるだろうし、「野球だけやっていればいいというわけでもない」とも思うのであろう。
 球場へ来てくれている多くの人へのアピール。
 アイランドリーグでは、試合終了後に選手が球場入り口に整列し、ファンを見送る。サインをしたり、写真撮影に応えたり。
 見に来てくれる人がいてくれるから、野球ができる。球場に来てもらうためには、ただ野球だけをしていればよいというわけではない…。

 熊本選手が試合前にやっている「突然の登場、即興でのダンス等」は直接は野球とは関係のないこと。しかし、ファンの笑顔が増えるなら。少しでも球場が盛り上がるなら…拍手が大きくなるのなら…。

 熊本選手の「野球がやりたい」、だからできることは何でもするという姿勢を、わたしはすばらしいと思う。
 
kumamoto

「野球がやりたい」
 わたしも少年の頃はそういう願いを抱いていたが、残念ながら…。だからこそ、いつまでも「野球がやりたい」と言い続けられる選手を尊敬してやまない。

kumamoto


posted by takamasa |22:02 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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