2009年10月30日

アイランドリーグからの、ドラフト指名選手

 2009年ドラフトにおいて、四国・九州アイランドリーグからは3選手が「卒業」となった。ここでいう「卒業」とは、N.P.B.球団への入団を指すことになる。

 一人目は香川オリーブガイナーズの福田岳洋投手。横浜ベイスターズから5位指名。


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(左が福田投手。右は元福岡ダイエー~ソフトバンクホークスで活躍した岡本克道コーチ。ともに、香川オリーブガイナーズ)

 福田投手は、香川オリーブガイナーズで先発投手として活躍。試合終盤でも140km/h台後半の速球を投げる、いわゆる本格派。
 ここ数年、先発投手の駒不足がいわれているベイスターズなら、即戦力としての期待も大きいのではないだろうか?


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(中央が荒張捕手。左は徳島インディゴソックスのエース、平野誠投手。)
 徳島インディゴソックスの荒張裕司捕手は、北海道日本ハムファイターズから6位指名。

 アイランドリーグ発足初年度の2005年は4チーム中2位だった徳島インディゴソックス。しかしその後は最下位がほぼ定位置…。今年も厳しい戦いが続いていたが、荒張捕手は打てる捕手として活躍。
 もし、彼がインディゴソックスに残っていてくれたなら来シーズンこそインディゴソックスは優勝争いの主役になれるはずだったのに…とさえ言えるほどの存在。

 ガッツあふれる選手。気持ちがプレーに出てくる選手。応援のしがいのある選手だと思う。


matsui

 もう一人は育成選手としての指名。長崎セインツの松井宏次選手は東北楽天ゴールデンイーグルスの育成選手(1位指名のみ)で指名を受けた。

 手元にあるアイランドリーグ選手名鑑に紹介されている身長と体重は170cm、70k。やや小柄で線も細く感じられるのだけれど、今年の7月11日に福岡のヤフードームで行われた、ソフトバンク2軍との交流戦において、ホームランを打ったこともある。
 見た目、身長・体重からは計り知れない「意外性」もまた、彼の持ち味ではないだろうか…。

 運営状況は限りなく厳しいと言われているアイランドリーグではあるけれど、彼らを初めとする「卒業生」の活躍はファンの心を躍らせてくれるはず。
「応援してよかった。」
 そう思わせてくれるような活躍を期待している。


posted by takamasa |23:35 | 野球  | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月12日

「対決」~アイランドリーグOB選手として~

 例によってスコアボードから…。10月12日、宮崎県各地で行われているフェニックスリーグの1試合。東京ヤクルトスワローズvs福岡ソフトバンクホークス。

scoreboard

 アイランドリーグを応援する身にしてみれば気になるのが、スワローズ1番の三輪正義(ショート)と、ホークスの堂上隼人(キャッチャー)。
 三輪正義選手は07年大学生・社会人ドラフト6位指名でスワローズに入団。
 堂上隼人捕手は09年育成ドラフト6位指名でホークスに入団。

 二人の「前所属球団」が、四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズ。つまり、同じ釜の飯を食った仲間が、違うユニフォームで「対決」という試合であった。

 試合前練習中、または試合開始で守備につく際など、この二人は誰よりも大きな声を出し、誰よりもはつらつとした動きを見せてくれていた。

 試合開始直後から、二人の「対戦」は見られた。なんといっても堂上選手がスタメンマスク。三輪選手も1番バッターである。第一打席は三輪、凡退。


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 かつてのチームメイトがこうやって「目指した場所」でまた技を競い合う。こういうシーンに立ち会えるというのも、アイランドリーグファンとしてはうれしい限り。

 さらなる見せ場もやってきた。三輪選手が塁に出た場面が2度。
 ファンとしてみたいのは「走る三輪、堂上の盗塁阻止は?」というシーン。塁に出た三輪選手はさっそくやってくれた。

 ノーアウトでランナー1,3塁。一塁にいるのが三輪。
 バッテリーはまずは牽制球を一球。そして第一球…ここでスタートを切るランナー三輪。キャッチャー堂上もすかさず二塁へ送球…しかし、セカンドベースのカバーに入った野手がボールを掴みきれない…ボールがこぼれる間に3塁ランナーが生還。
 「ランナー三輪vsキャッチャー堂上」、第一ラウンドはランナー三輪の勝ち。

 うれしいことに、もう一度、この対決が見られた。
 次の場面ではランナーは一塁上に三輪、それだけ。打席に打者が入るとまずは、牽制球を入れるバッテリー。そして第一球、第二球目にランナー三輪がスタート。
 堂上も先ほどと同様にすばやく送球。今度はセカンドベースのカバーに入った野手もしっかり捕球。ランナー三輪の足にタッチ、審判の手が上がり「アウト」。

 第二ラウンドはキャッチャー堂上が仕返しに成功。

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 チームとしての勝敗はスワローズが勝ったのだけれど、注目している選手がしっかりと「見せ場」を作ってくれたことに、今日も感激であった。

…と思っていたら、アイランドリーグ選抜チームはこの日、もっと驚くような試合を展開してくれていたようだ。
 12日付、アイランドリーグ公式ニュースによると…
『10月12日フェニックス・リーグ
四国・九州IL選抜がフューチャーズにノーヒットノーラン』
http://www.datastadium.jp/cms_iblj/html/pdf/newsrelease091012082646.pdf

 見逃せない試合が、宮崎県のあちこちで繰り広げられている!?

 フェニックスリーグは10月6日に開幕して、今後は10月22日まで行われている予定。(14日、19日は予備日:練習日の設定で対戦は組まれていない。)
 うれしいことに、「観戦無料」である。

※フェニックスリーグに関する情報は、N.P.B.の公式サイトに詳細
http://www.npb.or.jp/fallleague/


posted by takamasa |22:54 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年10月11日

中田翔vsアイランドリーグ投手陣

 現在、宮崎県において秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」が開催されている。
 N.P.B.の12球団、韓国プロ野球から2チーム。それに四国・九州アイランドリーグ選抜チーム、そしてもう1チーム(イースタンリーグ混成:フューチャーズ)の16チームが「東西」に分かれて試合をしている。
 
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 10月11日に行われた試合の一つが、四国・九州アイランドリーグ選抜vs北海道日本ハムファイターズ。
 試合終了時のスコアボードからもわかるように、ファイターズ(他の球団もそうであるが)は若手主体。そして、勝敗はファイターズの勝ち。

 注目される選手の一人、中田翔選手は先発「四番・ファースト」。最後までグラウンドに立ち続けていた。
 4打数1安打。ホームランが1本出て2打点であった。ホームランはバックスクリーンへの一発。チームとしても2点を先制されていて、同点に追いつく価値のある一発であった。

 さて、アイランドリーグ選抜チームの先発投手は、香川オリーブガイナーズのエース、福田岳洋。この日、場内表示でも140キロ台の後半を記録する速球を投げ込んできていた。


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 3回までをパーフェクトに抑える上々の立ち上がり。中田選手の第一打席はライトフライ。
 打者二巡目となる4回、3番に入っている鵜久森選手が福田投手から初ヒット。そして、ランナーを一塁においた場面で「福田vs中田」の第2ラウンド…初球をバックスクリーンへ!

 アイランドリーグを代表する速球派投手から特大の一発。一打席目の借りは返した…。

 さて、中田選手の次の打席は6回。この時、マウンドには長崎セインツの石田大樹投手があがっていた。

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 石田投手は二人のバッターを打ち取り、2アウト。そこでまず迎えたのが3番の鵜久森選手。先ほどの打席で「チーム初安打」を放った3番バッター。石田投手は…ストレートの4球。
 ここでまた「ランナーを一塁においた状態」で、4番の中田翔選手が打席に入る。石田投手、中田投手を意識するあまり、ボールがうわずったのか…?

 どうやらそうではなくて、あえて「中田との勝負」を選んだようであった。1イニングが石田投手に与えられた「仕事」。3人で斬ってとっても悪くはないが…男としては「勝負」を選んだということになる。そしてその勝負、ショートゴロとなって石田投手の勝ち!

 良い勝負が見られた、そんな打席であった。

 さて、試合終盤の8回にも中田選手に打席が回ってきた。3-4のファイターズ1点リードで迎えたこの場面。アイランドリーグの投手は香川オリーブガイナーズの松居伊貴投手にかわっていた。

 
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 松居投手、7回からマウンドにあがり1失点。8回も先頭打者と次打者に内野安打を許しランナーが二人いる場面で、3番の鵜久森選手。タイムリー2ベース。

 相手打線の勢いを止められず、ノーアウト2塁の場面。またランナーが塁にいるという場面で中田翔選手が打席に入ることになる。
 戦略としては、「相手はホームランも打っているし…」「守りやすさも考えて」ということで、敬遠で塁を埋めることもある。
 しかし、バッテリーは「勝負」。ノーアウトランナー2塁の場面でもなお、「勝負」。
 結果は中田選手は空振りの三振。

 この後、松居投手が8回を投げ終えた段階では3-8と大きくリードを許すことにはなったのだけれど、「相手主力打者との勝負」を選んだアイランドリーグバッテリーには、「見所をありがとう」と言いたい。

 敬遠をするためにマウンドにいるわけではない。
 このバッターを打ち取ってこそ、アピールができる。

 若手主体の教育リーグとはいえ、名勝負、見応えのある勝負も展開されているようである。


posted by takamasa |23:03 | 野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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