2009年08月29日
長崎の球場にて、不惑の男子
前置きが長くなるが今年が2009年。1969年生まれの人にとっては、40歳になる記念すべき年。「不惑」と呼ばれる世代への仲間入りを果たす年。 一つの節目になるべき年である。 その2009年の8月29日。長崎県に二人の、世代を代表する「不惑の男子」が来た。 一人は、「帰ってきた」とすべきかもしれないが、稲佐山にて29日、30日にコンサートを開く福山雅治氏。「恩返し」にちなむ「音返し」というキャッチフレーズで、長崎市のビッグN球場では、コンサートの模様を無料で「パブリック・ビューイング」をするとのこと。 そして、佐世保市の野球場にて、その先発マウンドに立っているのが伊良部秀輝投手。 プロとしての経歴に簡単に触れれば、千葉ロッテに入団し、剛速球投手として活躍。その後海を渡り、ニューヨーク・ヤンキースでも先発投手として活躍。さらに日本に戻ってきて、阪神タイガースでも2003年のリーグ優勝に貢献。 そして、一線からは身を引き…一時は飲食店を経営していたとか、その後、再度海を渡って独立リーグで「夢への再チャレンジ」を始めたとか…。 そして、2009年の8月。日本の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団となった。 プロ野球経験のある40歳の男ともなれば、一部では「指導者への道を目指すべき」、「もう十分なのでは」という声も聞かれる。確かに、そういう面もある。 高校球児としても活躍、N.P.B.選手~メジャー経験のある桑田真澄氏も、メジャーから戻ってきてからは「指導者になるために勉強」をしていると言われている。 しかし、私は「現役一筋」、あるいは「技術畑一直線」という働き方も、男にはあるのではないだろうかと思っている。
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男たるもの、40歳にもなれば、仕事場においては「それまでとは違う立場」も要求されるものである。配置換えであり、運が良ければ「ご栄転」であり、あるいは一念発起…。 とはいっても、「今の生活」がある身にしてみれば、いつまでも「夢にチャレンジ」とばかりは言えないという辛さもある。 そういえば福山雅治さんのヒット曲『明日の☆SHOW』の中には、こんなフレーズがあった。 「自分らしくってこと 素直に生きること ただそれだけでいいはずなのに それが一番 難しい生き方なんて無情…」 40歳になればわかってくることもある。 しかし、それは「あきらめること」ではない。 40歳の男には、やはり福山雅治のこの歌のこのフレーズが似合う。 「倒れたって何度でも立ち上がれ」 2009年8月29日、そういえば私も今年で40歳になったのだった。 二人の「世代の代表選手」に負けないよう、何度でも立ち上がっていきたい。
posted by takamasa |18:26 |
野球 |
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前置きが長くなるが今年が2009年。1969年生まれの人にとっては、40歳になる記念すべき年。「不惑」と呼ばれる世代への仲間入りを果たす年。
一つの節目になるべき年である。
その2009年の8月29日。長崎県に二人の、世代を代表する「不惑の男子」が来た。
一人は、「帰ってきた」とすべきかもしれないが、稲佐山にて29日、30日にコンサートを開く福山雅治氏。「恩返し」にちなむ「音返し」というキャッチフレーズで、長崎市のビッグN球場では、コンサートの模様を無料で「パブリック・ビューイング」をするとのこと。
そして、佐世保市の野球場にて、その先発マウンドに立っているのが伊良部秀輝投手。
プロとしての経歴に簡単に触れれば、千葉ロッテに入団し、剛速球投手として活躍。その後海を渡り、ニューヨーク・ヤンキースでも先発投手として活躍。さらに日本に戻ってきて、阪神タイガースでも2003年のリーグ優勝に貢献。
そして、一線からは身を引き…一時は飲食店を経営していたとか、その後、再度海を渡って独立リーグで「夢への再チャレンジ」を始めたとか…。
そして、2009年の8月。日本の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団となった。
プロ野球経験のある40歳の男ともなれば、一部では「指導者への道を目指すべき」、「もう十分なのでは」という声も聞かれる。確かに、そういう面もある。
高校球児としても活躍、N.P.B.選手~メジャー経験のある桑田真澄氏も、メジャーから戻ってきてからは「指導者になるために勉強」をしていると言われている。
しかし、私は「現役一筋」、あるいは「技術畑一直線」という働き方も、男にはあるのではないだろうかと思っている。
男たるもの、40歳にもなれば、仕事場においては「それまでとは違う立場」も要求されるものである。配置換えであり、運が良ければ「ご栄転」であり、あるいは一念発起…。
とはいっても、「今の生活」がある身にしてみれば、いつまでも「夢にチャレンジ」とばかりは言えないという辛さもある。
そういえば福山雅治さんのヒット曲『明日の☆SHOW』の中には、こんなフレーズがあった。
「自分らしくってこと 素直に生きること
ただそれだけでいいはずなのに
それが一番 難しい生き方なんて無情…」
40歳になればわかってくることもある。
しかし、それは「あきらめること」ではない。
40歳の男には、やはり福山雅治のこの歌のこのフレーズが似合う。
「倒れたって何度でも立ち上がれ」
2009年8月29日、そういえば私も今年で40歳になったのだった。
二人の「世代の代表選手」に負けないよう、何度でも立ち上がっていきたい。
本来であれば、この日には四国・九州アイランドリーグの6球団に試合の予定はなかった。しかし、急遽、長崎セインツと福岡ソフトバンクホークスの2軍との交流戦が組まれることとなった。
ホークス2軍の方は、8月18日にはウエスタン・リーグ公式戦が予定されていた。10:10からYahoo!ドームで、中日ドラゴンズ(2軍)との試合が行われていた。
長崎セインツとホークス(2Bチーム?)との試合は13時から…。
ホークス側の「先発メンバー」は若手主体であった。そして、試合前半から、上記スコアボードのような展開になったのであった。
長崎セインツの先発は本山真也投手。
…実は本山「投手」であるが、選手名鑑を見ると登録は「捕手」というとになっている。チーム事情、本人の事情等いろいろあって、先発をしたのだけれど、2回の裏に7失点。
1,3回は無失点に抑えているのだけれど、走者を背負った場面に課題が残ったか?
打ち取ったはずの当たりが、野手のいないところを転がっていくという不運な場面もあり、本山投手だけを責めるわけにもいかないのだけれど、「2回の1イニングで7失点」となってしまった。
試合後には、本山投手をリードしていた吉川公史郎捕手も厳しい顔つきのままだった…。
本山投手の後を受け継いだのが、エースの酒井大介投手。セインツで2年目になるが、昨年からソフトバンクとの交流戦にも登板しているような、いわば「売り」の投手。
今日のホークスのようなメンバーだと、当然といえるのかもしれないのだけれど「2イニングを投げて無失点」という内容。今年の秋、ドラフトで彼の名前が呼ばれるという「夢」、また大きくなっただろうか?
その後、試合は大きく動いて結果としては…
11-18で、ホークスが大敗。独立リーグの長崎セインツが、打ち勝った…。
実はこのスコアボードには「記録」が出ていないが、「E」の数も差がついていた。勝利の長崎セインツはエラーは「0」。ホークスの方はエラーが「6」も記録された。
ホークスもウエスタンリーグ公式戦の都合上、この交流戦に出ていたのは若手主体。一年目の選手にとって、「一試合に出続ける」という事は貴重な体験であった。
試合後、福岡ソフトバンクホークスの宮地克彦2軍コーチ補佐に話をうかがった。この「交流戦の意味」について…。
宮地コーチは次のように教えてくれた。
育成選手枠も含めて、70人以上の選手が在籍しているチーム状況において、選手個々の「実戦不足」が問題になっているとのこと。そんな中、
「日頃の練習でしていることを、実戦で発揮できるか?一試合を通して出続けることで浮き彫りになった欠点があったら、それも財産になる。また、次の練習でその課題をクリアして欲しい。」
試合後、選手たちには
「試合に出続けたこと、フルイニングを守った流れというものが感じられたか?」
と問いかけていた。
(打者はセインツ水口大地、捕手はホークス猪本健太郎)
入団一年目の選手であれば、試合に出続けるということ、そのものが難しい。先輩選手もいるし、同期のライバルもいる。
しかし、こういう「公式記録にはならないけれど、出続けられる試合」を通して、実戦経験を積んでいける。新たな欠点、課題も明らかにできる。
ホークス側にしてみても、実りのある「練習試合」であったようであった。
一方、勝利を挙げた長崎セインツの監督は、選手晩年にホークスで過ごし、コーチを務めた経験もある永冨浩志監督。試合前には「今日は勝ち負けにこだわる試合ではない」と言いつつ、試合後は笑顔であった。
若手主体とはいえ、N.P.B.相手に大勝であるので、うれしくないはずはない。
実はこの日の後、長崎セインツは6連戦が予定されている。翌19日からの対戦カードは「首位決戦」でもある、香川オリーブガイナーズとの対戦である。
試合前に「選手のモチベーションが上がるとよい」、「個々がこの試合で目標を再確認し、自分のアピールをしてほしい」と語っていた。
試合中は、乱打戦にはなったものの、四球を選んだ選手が積極的に盗塁にチャレンジ。足もからみ、相手エラーにもつけこみ、結果として18得点。翌日からの「決戦」に向けて、良い形は見られた。
ただ、永冨監督は「こういう攻めが、緊張感のある中で勇気を持ってできるかどうか…そういう中でも走ってくれるようになってほしい」と、気持ちを引き締め直していた。
(試合前、打撃投手を務める永富監督)
18日の試合、長崎セインツの戦いっぷりを見る限り、アイランドリーグの試合も、見所は増えてきているのではないかと思えた。
とりあえず、19日からの「首位決戦」、セインツの足と、ガイナーズの(おそらくは西森捕手)の守りという「観点」が見つかったことだし…。
