2009年03月28日
吉田えり投手、初登板を振り返る
果たして「その時」はやってきた。 9回の表、5点リードの場面でマウンドへ…。 いろんな意味で注目を集める「その時」であった。 監督が「開幕戦で投げさせる」と事前に明言していた。 その効果であろう、この日の入場観客数は1万を超えて11.529人。 独立リーグの開幕戦としては悪くない、というか良すぎる数字である。 報道陣の数もまるでN.P.B.の試合の時のよう。 そういえば、W.B.C.の試合の時も、有名選手が登場すると多くのフラッシュが輝いていた。 大げさなたとえになるかもしれないが、吉田えり投手の登場の瞬間。 その時のフラッシュの数は、ICHIROのそれに匹敵するほどだった!? ただでさえ緊張する開幕戦。 言われてはいたけど、ついにきたその瞬間。 たかまる緊張感、不安、とまどい…。 最初の打者に対してはすべてボール。 4球のナックルがずべて外れてフォア・ボール。 二人目の打者に対する時は…その打者に盗塁を許してしまう。 5点リードとはいえ、とても落ち着ける場面ではない。
しかし二人目の打者に対してはストレート、ナックルを交えて2-2まで追い込む。5球目は、高めにいくボール。打者もスイング。思いっきり、狙ったかのようなスイングであったが…。 バットは空を切る。三振。マウンドでの表情に笑顔が混じった? この日はこの瞬間に「お役御免」となり降板。 試合は5-0のまま終了。先発の西川徹哉投手(高知ファイティングドッグスから入団)に勝利がついた。 試合後のヒーローインタビューには、監督と先発の西川投手、キャッチャーを務めた若林春樹捕手と、吉田えり投手が呼ばれた。
この時も吉田投手は笑顔が見られた…。 「おわり良ければすべてよし」 そういった感じのこのヒーローインタビュー会見ではあった。 しかし、関西独立リーグはまだはじまったばかり。 吉田投手も、最初の打者にはストライクが入らないという課題が明らかになった。 また、試合後半に投げさせる役を担うには、盗塁をいかにさせないかということも、今後に向けての課題。 最初の試合で新たな課題に直面したということで、また今後さらなる努力を重ねていくことになるのであろう。 注目はされているし、期待もされている。 これまでのように「野球少年」だけではなく、「野球少女」も「夢」の続きを見ることもできる。 周りは騒がしかったが、マウンドに立つその姿はかなり、かっこいい。 今後は落ち着いて、堂々としたマウンドさばきを見せてくれるようになることを願いたい。 そして、関西独立リーグの今後ますますの発展も祈りつつ…。
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posted by takamasa |22:39 |
野球 |
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果たして「その時」はやってきた。
9回の表、5点リードの場面でマウンドへ…。
いろんな意味で注目を集める「その時」であった。
監督が「開幕戦で投げさせる」と事前に明言していた。
その効果であろう、この日の入場観客数は1万を超えて11.529人。
独立リーグの開幕戦としては悪くない、というか良すぎる数字である。
報道陣の数もまるでN.P.B.の試合の時のよう。
そういえば、W.B.C.の試合の時も、有名選手が登場すると多くのフラッシュが輝いていた。
大げさなたとえになるかもしれないが、吉田えり投手の登場の瞬間。
その時のフラッシュの数は、ICHIROのそれに匹敵するほどだった!?
ただでさえ緊張する開幕戦。
言われてはいたけど、ついにきたその瞬間。
たかまる緊張感、不安、とまどい…。
最初の打者に対してはすべてボール。
4球のナックルがずべて外れてフォア・ボール。
二人目の打者に対する時は…その打者に盗塁を許してしまう。
5点リードとはいえ、とても落ち着ける場面ではない。
しかし二人目の打者に対してはストレート、ナックルを交えて2-2まで追い込む。5球目は、高めにいくボール。打者もスイング。思いっきり、狙ったかのようなスイングであったが…。
バットは空を切る。三振。マウンドでの表情に笑顔が混じった?
この日はこの瞬間に「お役御免」となり降板。
試合は5-0のまま終了。先発の西川徹哉投手(高知ファイティングドッグスから入団)に勝利がついた。
試合後のヒーローインタビューには、監督と先発の西川投手、キャッチャーを務めた若林春樹捕手と、吉田えり投手が呼ばれた。
この時も吉田投手は笑顔が見られた…。
「おわり良ければすべてよし」
そういった感じのこのヒーローインタビュー会見ではあった。
しかし、関西独立リーグはまだはじまったばかり。
吉田投手も、最初の打者にはストライクが入らないという課題が明らかになった。
また、試合後半に投げさせる役を担うには、盗塁をいかにさせないかということも、今後に向けての課題。
最初の試合で新たな課題に直面したということで、また今後さらなる努力を重ねていくことになるのであろう。
注目はされているし、期待もされている。
これまでのように「野球少年」だけではなく、「野球少女」も「夢」の続きを見ることもできる。
周りは騒がしかったが、マウンドに立つその姿はかなり、かっこいい。
今後は落ち着いて、堂々としたマウンドさばきを見せてくれるようになることを願いたい。
そして、関西独立リーグの今後ますますの発展も祈りつつ…。
関西独立リーグ。日本で三つ目の「独立リーグ」になる。三つ目ではあるが、これまでの二つのリーグとの違いが「都市型」ということ。
関西という名を関しているように、この地域には阪神タイガース、そして大阪近鉄…改めオリックス・バファローズが存在している。セ、パの各球団があり、また近年は交流戦も行われているので、甲子園球場や京セラドーム大阪、スカイマークスタジアム等でN.P.B.の公式戦を見ることもできる。
観るものにとっては恵まれた環境にあるこの地域に、新たな「もうひとつの」プロ野球リーグが誕生した。話題といえば、例の「ナックルボールを投げる女子高校生」の件。これは全国版のニュースで紹介されることもあった。しかし、その後は…。
日本における独立リーグのはしりである四国・九州アイランドリーグ。今年で5年目を迎える。毎年秋のN.P.B.ドラフトの時期に数名の選手が指名を受け、その際にはアイランドリーグの名前もマスコミで紹介される。しかし、年間を通して四国・九州アイランドリーグの名前を、全国版のニュース等で聞くことは希少である。
もうひとつの独立リーグ。北信越リーグも同じような状況である。大手野球雑誌『週刊ベースボール』誌では毎号、二つの独立リーグの話題は紹介されてはいるけれど…。
全国的にはほとんど話題を聞かない独立リーグの件。しかし、四国・九州アイランドリーグでは。特に四国では地元新聞がほぼ1面、あるいはスポーツ面の2ページを使って、地元チームの活躍を紹介することもあり、また試合が行われた日は地元ニュースで試合結果も紹介されるようになっている。
近くに球団ができて、試合も行われるようになれば、「行ってみようか」「観てみようか」という気になってくる人もいるわけであり、その好例を見たのが昨夏の佐賀県鳥栖市民球場でのこと。
佐賀県の球場ではあるが、四国・九州アイランドリーグの福岡レッドワーブラーズが年に数回、試合を開催している。そこに試合を見に来ていた女性の立ち話を小耳に挟んだ。
「これだけ勝てないと、こっちに来たくなるわよねぇ。」
ここで勝てないといわれているのが、昨シーズンはリーグ最下位に沈んだ福岡ソフトバンクホークスのこと。「こっち」といわれているのが、福岡レッドワーブラーズの試合である。
野球好きな人は少なからず各地にいて、そしてできれば応援に行きたい。自分の応援するチームに応援のしがいがあれば、実際に球場に足を運ぶこともやぶさかではない…。そう思わされたのだが…。
関西で新しいリーグのスタートの日、3月27日。決して多いとは言えないが、何かを求めてそこに集ってくる人がいる。ここからまた、今までとは違う何かが始まろうとしている。
(神戸9クルーズ先発の西川徹哉投手)
(大阪ゴールドビリケーンズ先発の土肥翔治投手)
(初登板はいつ?ナックルボーラー、吉田えり投手)
2月21日、宮崎におけるW.B.C.日本代表チームvs読売ジャイアンツの練習試合。話題にはなっていたが、ICHIROは「1番」ではなく「3番」でスターティングメンバーに名を連ねていた。
まさかそれが原因だと思う人はいないのだろうけど、この最初の打席は3球三振。「三振」というか、バットを振らずに三つ目のストライクを見逃し」であった。
ほぼ真ん中のストライクの球を見逃すなんて…?
これも天才ならでは?ICHIROらしさ?
しかし、練習試合を重ね、あるいは第1ラウンドも進んでいくにつれて、ICHIROの「症状」を心配する人は増えていった。
実はこの日、試合の前に「世紀の対面」が実現していた…というほど大げさなものではないのだけれど、オールドファンならうれしくなるような1シーンがあった。
ミスタージャイアンツ、ミスタープロ野球、長嶋茂雄氏がグラウンドに姿を現した。ICHIROも満面の笑みで応対をしていた。
で、この後の打席で「3球三振」。しかも、ストライクの見逃し…。
その後の試合でも、甘いコースにくる初球を見逃したり、打ち損じたり。そうかと思えば、かなりの低めのボールを打って2ベースヒットにしたり…?
そして迎えた決勝の日。最後に回ってきた打席。とってもおいしい場面のICHIRO。
試合後のインタビューを見聞きすると、なんでもいろいろ考えていたそうで…自分で実況をしていたとか?
ヒーローインタビューを考えながら打席にはいって、そして実際に試合のヒーローになったという逸話が長嶋茂雄氏の現役時代にはあるそうだ。
ICHIROは2月21日のあの球場で、ひょっとしたら「最高のヒーローになること」を約束されたのかもしれない。
古き野球ファンも、今の野球ファンも一緒になってテレビの前で一喜一憂した今回のW.B.C.。
「こいつならきっとやってくれる」
そういう選手の姿を見て、高度経済を成し遂げた昭和30~40年代の日本。その時代の「やってくれそうなヤツ」が長嶋茂雄であった。
今、ICHIROというヒーローの存在に気づいた我々には、日々の生活の中にも活力を生み出せるのかもしれない。
話がおおげさになってしまったが、苦しんでも辛くても、それでも最後に笑顔になれることを示してくれたICHIROに、元気をもらった人は少なくはないと思う。
私も、もう一度、元気を出してみようかなと思う。
徳永雄哉投手。彼もまた、ソックスが大きく見えるスタイルでのユニフォーム着こなし。
そういう余談はともかく、今年のアイランドリーグの「要注目投手」になってくれるだろうか?


