2008年08月18日
桑田真澄氏の「始球式」inアイランドリーグ
8月17日、香川県のサーパススタジアムでは、四国・九州アイランドリーグ公式戦の香川オリーブガイナーズvs高知ファイティングドッグス戦が行われた。 その試合の始球式で「登板」したのが、元読売ジャイアンツ~ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄氏。 香川オリーブガイナーズの西田監督とPL高校の「先輩、後輩」の関係の縁で、桑田氏が「参戦」の運びとなった。 試合前には西田監督に招かれて、ガイナーズベンチで桑田氏がナインに激励の言葉を贈っていた。 また、試合後には囲み取材も行われたのでそのやりとりをまとめて紹介したい。
-今日、(アイランドリーグの始球式の)マウンドに上がって、どんな気持ちですか? 桑田 「野球はいいなと思いました。しばらく野球から遠ざかっていましたから(改めて)野球はいいななぁと思いました。」 -今日の一球を投げてみての感覚は(現役時代と較べて)どうでしたか? 桑田 「練習ができなくなっていますので思うようなボールは投げられないけど、気持ちよく投げられました。」 -多くのファンが見に来ていましたが、ファンの反応はどう感じましたたか。 桑田 「(ファンの方には)ほんとうに長い間応援していただいて感謝しています。逆にみなさんから『長い間、ありがとう』と言われて。こちらもありがとうという気持ちです。こういう機会を与えていただいた四国・九州アイランドリーグをはじめ、(PL高校の先輩でもある)西田(香川オリーブガイナーズ)監督にも感謝をしています。」 -地方にある独立リーグの存在について、どのように思われますか。 桑田 「ますます発展していってもらいたいです。僕たちのようなプロの経験者が、プロ野球だけじゃなくて、独立リーグ、高校野球や学生野球、少年野球などの方面に力を入れて、底辺を拡大し層を厚くしていければいいなと思います。そのために、ぼくも一生懸命に貢献していきたいなと思います。」 -23年の経験の中で、アメリカでの経験が独立リーグの存在の大きさに気づくきっかけになりましたか。 桑田 「そうですね。(アメリカでは)マイナーリーグも経験させていただいたので、日本の恵まれている部分と、これから改革していかなくてはならない部分というのがよくわかってきました。だから、僕はもっともっと独立リーグに発展していってもらいたいと思います。そのためにも、全力で協力していきたいと思います。」 -今後、協力という部分で桑田さんのできることは? 桑田 「ほとんどの選手が全力で頑張っていると思います。中にはちょっと甘い気持ちで野球をしている人もいると思うんです。ですから今日も現場に来て選手に話をさせていただいたのですが、野球をさせていただくということに感謝の気持ちをもって、自分の目標に向かって、そういう気持ちを忘れないで頂点に向かってさらに努力をして、目標を達成してもらえると嬉いと思います。 また地域密着のためにも、野球をさせていただきながら、地域に貢献しながら根付いていくというスタイルは良いと思います。(そういうことを)選手ももっと自覚をもっていけたら、さらに良くなるんじゃないかなと思います。」 -地域密着という点から、この香川はどうですか? 桑田 「ジャイアンツの頃に何度か来たことがあるのですが、この球場だとはすぐに思い出せませんでした。良い球場で試合ができる選手たちも頑張ってほしいです。 香川というとオリーブですか?僕は個人的にはオリーブが大好きなんです。オリーブオイルも料理で使います…そういうことじゃない?(笑い」 -桑田投手にとって、野球ってどういう存在ですか? 桑田 「(野球は)すばらしいですよね。100試合やれば100通りのドラマがあって、1球で流れが変わり、1球で全てが終わったしまったりするわけですから…。人生とほんとうに同じなんですよね。ですから、最後まであきらめてはいけないと思います。 みんなで力をあわせ、自分を犠牲にしてチームを勝利に導くこととか、ほんとうに人生そのものです。なので野球を通じて、選手それぞれが自分の人間力を磨いていってもらいたいと思います。」 -今後の夢などありましたら、お願いします。 桑田 「現役選手として、ほんとうに悔いのない23年間を過ごさせていただきましたので、これからは野球界の後輩たちのために、日本野球界の環境を整え、さらに指導者として実力を高めていけるようにがんばっていきたいです。」 -アイランドリーグの選手たちに、ご自身の経験も含めてメッセージをお願いします。 桑田 「いつ何が起こるかわからないですし、だからといって特別にすごいことをするわけでもなく、毎日こつこつと努力を積み上げていってもらいたいです。そして最高峰であるプロ野球のグラウンドに立ってもらいたいと思いますし、プロ野球選手を経験してもらうためにも、さらにここで、努力、努力、努力で頑張ってもらいたいと思っています。試合に出ても出なくても、とにかく経験を積んで、さらに上を目指してがんばってもらいたいです。 これから試合も見て、どういうプレーをしているのか、どういうことが大事なのか、どれくらいの実力があるのか。僕は現場が大好きなので、しっかり見て何か指導できることがあればアドバイスしたいです。」 -アイランドリーグは夢を追いかける場所でもあり、夢をあきらめる場所でもあります。その両者にエールをお願いします。 桑田 「一つ確実なことは、ここで経験したことは全てプラスになるということです。あきらめてしまう人もプラスになるでしょうし、あきらめないで目標を達成する人も、確実にプラスになりますから、堂々と前を向いて生きていってもらいたいなと思います。」 (8分ほどのインタビューを大意要約しました。文責:鷹野正人)
posted by takamasa |00:28 |
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8月17日、香川県のサーパススタジアムでは、四国・九州アイランドリーグ公式戦の香川オリーブガイナーズvs高知ファイティングドッグス戦が行われた。
その試合の始球式で「登板」したのが、元読売ジャイアンツ~ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄氏。
香川オリーブガイナーズの西田監督とPL高校の「先輩、後輩」の関係の縁で、桑田氏が「参戦」の運びとなった。
試合前には西田監督に招かれて、ガイナーズベンチで桑田氏がナインに激励の言葉を贈っていた。
また、試合後には囲み取材も行われたのでそのやりとりをまとめて紹介したい。
-今日、(アイランドリーグの始球式の)マウンドに上がって、どんな気持ちですか?
桑田
「野球はいいなと思いました。しばらく野球から遠ざかっていましたから(改めて)野球はいいななぁと思いました。」
-今日の一球を投げてみての感覚は(現役時代と較べて)どうでしたか?
桑田
「練習ができなくなっていますので思うようなボールは投げられないけど、気持ちよく投げられました。」
-多くのファンが見に来ていましたが、ファンの反応はどう感じましたたか。
桑田
「(ファンの方には)ほんとうに長い間応援していただいて感謝しています。逆にみなさんから『長い間、ありがとう』と言われて。こちらもありがとうという気持ちです。こういう機会を与えていただいた四国・九州アイランドリーグをはじめ、(PL高校の先輩でもある)西田(香川オリーブガイナーズ)監督にも感謝をしています。」
-地方にある独立リーグの存在について、どのように思われますか。
桑田
「ますます発展していってもらいたいです。僕たちのようなプロの経験者が、プロ野球だけじゃなくて、独立リーグ、高校野球や学生野球、少年野球などの方面に力を入れて、底辺を拡大し層を厚くしていければいいなと思います。そのために、ぼくも一生懸命に貢献していきたいなと思います。」
-23年の経験の中で、アメリカでの経験が独立リーグの存在の大きさに気づくきっかけになりましたか。
桑田
「そうですね。(アメリカでは)マイナーリーグも経験させていただいたので、日本の恵まれている部分と、これから改革していかなくてはならない部分というのがよくわかってきました。だから、僕はもっともっと独立リーグに発展していってもらいたいと思います。そのためにも、全力で協力していきたいと思います。」
-今後、協力という部分で桑田さんのできることは?
桑田
「ほとんどの選手が全力で頑張っていると思います。中にはちょっと甘い気持ちで野球をしている人もいると思うんです。ですから今日も現場に来て選手に話をさせていただいたのですが、野球をさせていただくということに感謝の気持ちをもって、自分の目標に向かって、そういう気持ちを忘れないで頂点に向かってさらに努力をして、目標を達成してもらえると嬉いと思います。
また地域密着のためにも、野球をさせていただきながら、地域に貢献しながら根付いていくというスタイルは良いと思います。(そういうことを)選手ももっと自覚をもっていけたら、さらに良くなるんじゃないかなと思います。」
-地域密着という点から、この香川はどうですか?
桑田
「ジャイアンツの頃に何度か来たことがあるのですが、この球場だとはすぐに思い出せませんでした。良い球場で試合ができる選手たちも頑張ってほしいです。
香川というとオリーブですか?僕は個人的にはオリーブが大好きなんです。オリーブオイルも料理で使います…そういうことじゃない?(笑い」
-桑田投手にとって、野球ってどういう存在ですか?
桑田
「(野球は)すばらしいですよね。100試合やれば100通りのドラマがあって、1球で流れが変わり、1球で全てが終わったしまったりするわけですから…。人生とほんとうに同じなんですよね。ですから、最後まであきらめてはいけないと思います。
みんなで力をあわせ、自分を犠牲にしてチームを勝利に導くこととか、ほんとうに人生そのものです。なので野球を通じて、選手それぞれが自分の人間力を磨いていってもらいたいと思います。」
-今後の夢などありましたら、お願いします。
桑田
「現役選手として、ほんとうに悔いのない23年間を過ごさせていただきましたので、これからは野球界の後輩たちのために、日本野球界の環境を整え、さらに指導者として実力を高めていけるようにがんばっていきたいです。」
-アイランドリーグの選手たちに、ご自身の経験も含めてメッセージをお願いします。
桑田
「いつ何が起こるかわからないですし、だからといって特別にすごいことをするわけでもなく、毎日こつこつと努力を積み上げていってもらいたいです。そして最高峰であるプロ野球のグラウンドに立ってもらいたいと思いますし、プロ野球選手を経験してもらうためにも、さらにここで、努力、努力、努力で頑張ってもらいたいと思っています。試合に出ても出なくても、とにかく経験を積んで、さらに上を目指してがんばってもらいたいです。
これから試合も見て、どういうプレーをしているのか、どういうことが大事なのか、どれくらいの実力があるのか。僕は現場が大好きなので、しっかり見て何か指導できることがあればアドバイスしたいです。」
-アイランドリーグは夢を追いかける場所でもあり、夢をあきらめる場所でもあります。その両者にエールをお願いします。
桑田
「一つ確実なことは、ここで経験したことは全てプラスになるということです。あきらめてしまう人もプラスになるでしょうし、あきらめないで目標を達成する人も、確実にプラスになりますから、堂々と前を向いて生きていってもらいたいなと思います。」
(8分ほどのインタビューを大意要約しました。文責:鷹野正人)
