2011年10月27日
ドラフト会議を経てN.P.B.へ~アイランドリーグplusからのさらなるチャレンジ~
2011年10月27日に行われたプロ野球ドラフト会議。 今季は四国アイランドリーグplusからは7名の選手が「めでたく卒業」となった。 福岡ソフトバンクホークスには二人が指名された。 育成2位指名で亀澤恭平内野手(香川オリーブガイナーズ)今季は打率.303で26盗塁。また、手首も強いのか私が見た試合ではホームランを放ったこともあった。俊足好打に強いリスト。出番は見つかるはず! 育成7位指名は飯田一弥捕手(高知ファイティングドッグス)。
打率は.280で2本塁打ながら、高知FDの定岡智秋監督は「意外性のある男」と評することもあった。捕手層の厚いホークスではあるが、良い意味での意外さでめだってくれるか? 読売ジャイアンツは育成2位で土田瑞樹投手(愛媛マンダリンパイレーツ←長崎セインツ)指名。
今季は25試合に登板して防御率4.35は物足りなく感じられるが、長崎セインツに入団した時から顔つきが変わってきているのが頼もしく思える。若いけれど抑えも経験した成長株として期待したい。 広島東洋カープは二人を指名。 育成1位指名は富永一投手(徳島インディゴソックス)。
今季はアイランドリーグで初優勝を遂げた徳島にて抑えの切り札として30試合に登板。防御率1.20で18セーブを記録。速球でどんどんいくのは、昨年カープに入団した弦本悠希投手に通じるスタイルは、「先輩」に追いつけるか、追い越せるか? 育成2位指名は中村真崇内野手(香川オリーブガイナーズ←福岡レッドワーブラーズ)。
打率も残せるし(2009年は首位打者)、今季も.303の打率で10本塁打。本来ならもっと早くN.P.B.へ行ってもよかったと思える選手。福岡時代のファンには赤いユニフォームもうれしいかもしれないが、大砲として早く一軍での活躍を! 横浜ベイスターズも二人を指名。 育成1位で指名したのが冨田康祐投手(香川オリーブガイナーズ)。
48試合に登板して防御率1.39は先に紹介した富永一投手と同様に速球が魅力。ベイスターズはいろいろと話題も多いが若き投手の奮起が欠かせないチームなので、ひょっとしたら支配下登録→一軍での活躍の日も近いかも? 育成2位指名は西森将司捕手(香川オリーブガイナーズ)。
本人曰く強肩に加えて「足もアピールできる」という強みが、一般的なキャッチャーにはないアピールポイント。顔つきは優しいが気の強さも感じられるので、立て直しが急がれるベイスターズ投手~捕手陣でも目立ってきてくれるのではないだろうか。 一足先にベイスターズ入りしている福田岳洋投手とも香川時代にはバッテリー経験もあり、また冨田投手も同期入団。遠慮はいらない! 今年は指名された選手がすべて「育成」というのが寂しい限りではあるが、N.P.B.に入団することがゴールではない。一日も早く試合か登録を、そして全国区に名を知らしめるほどの活躍を!
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posted by takamasa |22:02 |
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今季は打率.303で26盗塁。また、手首も強いのか私が見た試合ではホームランを放ったこともあった。俊足好打に強いリスト。出番は見つかるはず!
育成7位指名は飯田一弥捕手(高知ファイティングドッグス)。
打率は.280で2本塁打ながら、高知FDの定岡智秋監督は「意外性のある男」と評することもあった。捕手層の厚いホークスではあるが、良い意味での意外さでめだってくれるか?
読売ジャイアンツは育成2位で土田瑞樹投手(愛媛マンダリンパイレーツ←長崎セインツ)指名。
今季は25試合に登板して防御率4.35は物足りなく感じられるが、長崎セインツに入団した時から顔つきが変わってきているのが頼もしく思える。若いけれど抑えも経験した成長株として期待したい。
広島東洋カープは二人を指名。
育成1位指名は富永一投手(徳島インディゴソックス)。
今季はアイランドリーグで初優勝を遂げた徳島にて抑えの切り札として30試合に登板。防御率1.20で18セーブを記録。速球でどんどんいくのは、昨年カープに入団した弦本悠希投手に通じるスタイルは、「先輩」に追いつけるか、追い越せるか?
育成2位指名は中村真崇内野手(香川オリーブガイナーズ←福岡レッドワーブラーズ)。
打率も残せるし(2009年は首位打者)、今季も.303の打率で10本塁打。本来ならもっと早くN.P.B.へ行ってもよかったと思える選手。福岡時代のファンには赤いユニフォームもうれしいかもしれないが、大砲として早く一軍での活躍を!
横浜ベイスターズも二人を指名。
育成1位で指名したのが冨田康祐投手(香川オリーブガイナーズ)。
48試合に登板して防御率1.39は先に紹介した富永一投手と同様に速球が魅力。ベイスターズはいろいろと話題も多いが若き投手の奮起が欠かせないチームなので、ひょっとしたら支配下登録→一軍での活躍の日も近いかも?
育成2位指名は西森将司捕手(香川オリーブガイナーズ)。
本人曰く強肩に加えて「足もアピールできる」という強みが、一般的なキャッチャーにはないアピールポイント。顔つきは優しいが気の強さも感じられるので、立て直しが急がれるベイスターズ投手~捕手陣でも目立ってきてくれるのではないだろうか。
一足先にベイスターズ入りしている福田岳洋投手とも香川時代にはバッテリー経験もあり、また冨田投手も同期入団。遠慮はいらない!
今年は指名された選手がすべて「育成」というのが寂しい限りではあるが、N.P.B.に入団することがゴールではない。一日も早く試合か登録を、そして全国区に名を知らしめるほどの活躍を!
ここには二人のアイランドリーガー(卒業生)の名前が並んでいる。
福岡ソフトバンクホークス、堂上隼人捕手は元・香川オリーブガイナーズ。
この日(10/16)先発は復活が待たれる新垣渚投手。堂上捕手は彼を見事にリードして、6回まで95球で降板した新垣投手を無失点(被安打1)の好リードを見せてくれた。
東北楽天ゴールデンイーグルスのセカンドは松井宏次。(元・長崎セインツ)
2-0とリードされた中盤(7回表)に追い上げのタイムリー安打を放ち、試合途中でセカンド→ショートと守備位置変更もこなしている。
この対戦が行われているアイビースタジアムから徒歩数十秒?目と鼻の先にある第二球場で行われているのが、四国アイランドリーグplus選抜vs横浜ベイスターズ戦。
横浜ベイスターズにも二人のアイランドリーグ卒業生が先発スタメンとして出場している。
スタメンマスクは昨年のドラフトで愛媛マンダリンパイレーツを「卒業」した鶴岡賢二郎捕手。
(※「つる」の字は正式には雨かんむりの下に「鶴」を書く字ですが、パソコン~ネット表記の都合上、一般的な「鶴」の字を用いています。)
試合終盤、3-3で迎えた8回の表、1アウトフルベースの場面で打席に立ち、走者一掃のタイムリー3ベースを放つ!!
そして三番・ショートで第1打席にはチャンスを広げるセンター前ヒットを放った大原淳也内野手。
12:30試合開始の時点で、二カ所の球場で4人のアイランドリーグ卒業生がスタメン出場。そこで対戦をしている現在のアイランドリーガーも負けてはいられない!
がんばれ、アイランドリーガー!
そしてフェニックス・リーグに参加する選手たちは、来年に向けての成長と着実な成長を!!
※みやざきフェニックス・リーグは10/31まで宮崎市を中心とした各野球場で開催中。
詳細については宮崎市観光協会のサイトに紹介がありました。
http://miyazaki-city-tourism.com/phoenix11/
※N.P.B.公式サイトでのフェニックス・リーグ情報です。
http://www.npb.or.jp/fallleague/
(打者は四国IL選抜、國信貴裕=徳島インディゴソックス所属。捕手はハンファ・イーグルス羅成容。主審は黄。)
結果としては両チームとも8安打を放ち、接戦を制したのはハンファ・イーグルス。
この試合の前日、フェニックス・リーグそのものに試合日程はなかったので影響はなかったが、九州地方はかなりの量の雨が降り、そしてこの日も試合開始の12:30前には降ったりやんだりの状況。
グラウンドコンディションはけして良いものではなかった。両チームの野手もグラウンドで足を滑らせたり、またはランナーコーチもグラウンド上で足を滑らせるシーンもあった。
先発投手の入野貴大投手(愛媛マンダリンパイレーツ)は6回を投げて被安打6。失点が1。初回、足場の悪さにも悩まされたのか四球もあって1失点。その後はなんとかしのいでいただけに、グラウンドコンディションとの「相性」は悔やまれる。
不安定にならざるを得ない状況の投手を救ったのが、西森将司捕手(香川オリーブガイナーズ)。
初回のノーアウトランナー1塁の場面で三振→二塁送球でランナーアウト!また、観客が少なかったということもあるのだろうけど、西森捕手が投手にかける声もよく出ていた。
今回の選抜チームに投手コーチとして参加しているのが徳島インディゴソックスの島田直也コーチ。現役時代は主に日本ハムファイターズ(その後、横浜→ヤクルト→近鉄へ移籍)で活躍していた。
この日は「できるだけ先発の入野に長く投げてもらいたい」という方針があったようで、手に球数カウンターを離さずに戦況を見つめていた。(この日は登板のなかった徳島IS富永一投手も戦況を見守っている。)
相手のハンファ・イーグルスが細かく投手リレーをしてIL選抜チームの攻撃をかわしてくるのとは対照的に、一人の投手に任せるという今日のピッチング・プラン。
こういう面が「アイランドリーグにおける育成の面」と見て取っても良いのではないだろうか。
攻撃の方では、グラウンド状態が悪かったこともあり、三塁ランナーコーチも腕を回すのがはばかられた…。
野手コーチとして三塁ランナーコーチとつとめているのが高知ファイティングドッグスの辻武史コーチ。この日は辻コーチがコーチャーズボックスで足を滑らせるシーンもあり、グラウンド上で走塁で無理はさせられないのも当然。この時期、ケガをするのももったいない。
試合はIL選抜チームの0-1、惜敗ではあったができるだけ先発投手に長い回を投げさせたいというプランはかなったと言えるし、相手チームと同じ8安打を打線も放っているので成果はあったのではないかと思いたい。
~ ~ ~ ~ ~
さて、余談になるがアイランドリーグだって「ストーブリーグ」真っ最中!?
これは香川オリーブガイナーズの高尾健太投手だけと…かぶっているのは徳島インディゴソックスのキャップ?
実は、過去にはN.P.B.イースタン・リーグ混成チーム(フューチャーズ)との対戦時には相手チームにあったいろんなチームの帽子をかぶり歩いたという経験もある高尾投手の「キャップ・チェック」!
「趣味の範疇」とはいえ、貴重な画像としてご紹介!
今季のレギュラーシーズンを振り返ってみると、先発、中継ぎ、抑え投手のタイトルを徳島ISの選手が独占していた。
先発投手として最多勝利投手になったのが大川学史投手。
最優秀防御率のタイトルは岩根成海投手、
そして抑えの切り札として最多セーブの富永一投手。
結果としての年間タイトルであるが、改めてリーグチャンピオンになった徳島ISの原動力となっていたことに気づかされる。
野球は守備力、投手力が大事といわれるが、今季の徳島インディゴソックスの快進撃の一因がこの投手陣の充実として振り返ることができる。
また、アイランドリーグ発足当初から参加していた二人の男の存在も忘れたくない。
優勝を決めた試合でも決勝のタイムリーを放ったのが國信貴裕内野手。2005年のアイランドリーグ誕生の年は、その年に優勝した高知ファイティングドッグスのメンバーであった。
またその時にコーチとして高知ファイティングドッグスに在籍して、今また國信選手と同じチームでコーチをしているのが森山一人コーチ。
若き選手たちの成長、経験ある男の存在感。この「二輪」の絶妙のバランスが生んだ「徳島インディゴソックス初優勝」。
改めて、徳島インディゴソックス。リーグチャンピオンおめでとうございます!
今年の前期優勝が徳島インディゴソックス(以下徳島IS)。後期優勝が香川オリーブガイナーズ(以下香川OG)。これまでに香川OGの本拠地(レクザムスタジアム)で2試合が行われ、ともに1勝1敗。五分の状況でこの第三戦を迎えた。
5試合の内3勝すれば年間王座獲得。3,4,5戦は徳島で試合が予定されているので、徳島ISとしてはなんとしても地元ファンの前で年間王座を勝ち取りたいものである。
結果としては、この試合に勝ったのが徳島IS。
先制したのは香川OG。徳島ISの守備の乱れをついて2得点。相手のミスを見逃さず、相手の隙をついて勝利をつかんでいく香川OGらしい先制点。
アイランドリーグ誕生から7年目で初の優勝を果たした徳島IS。これまでの徳島ISだと、ミスから自滅というパターンではあったし、この失点も悪い意味での徳島ISらしさ。
しかし、今年の徳島ISはこれまでとは違った。点を取られてもすぐに取り返す。チーム最年長の根鈴雄次選手のタイムリーで1点を返す。
同点の1点は捕手・山村裕也のソロホームラン。そして逆転の一打は3番・國信貴裕のバットから。
リードしてからは投手リレーで勝ちをひきよせるという展開で、試合後の「ヒーローインタビュー」には中継ぎの岩根成海投手も呼ばれ、3人の「お立ち台」となり地元、徳島のファンをわかせた。
(左から岩根投手、山村捕手、國信内野手)
2005年にスタートした四国の「独立リーグ」。これまでに年間王座になったのは香川OG(2006、’07、’08,’10の四度)。そして高知ファイティングドッグス(1シーズン制の2005年、’09の二度)。
この2チームが「年間王座」の栄誉に輝いている。
愛媛マンダリンパイレーツは年間王座は逃しているが2008年に後期優勝は達成している。
発足当初の四国4チームの中では徳島ISだけが「栄誉を逃していた」のが昨年までであったが、今年はついに前期優勝をして、2011年リーグチャンピオンシップでも第三戦までに2勝1敗と「年間王座に王手」というところまでやってきている。
徳島で行われる初のリーグチャンピオンシップという晴れの日に勝利を成し遂げた徳島IS。
これまでにリーグ最多の年間王座で強豪の名を欲しいままにしてきた香川OG。今年の「勝利の女神」をお迎えできるのは、どちらになるのだろう…。
日中はまだ暑さの残る秋の一日、夕刻からは冷え込んできたがリーグチャンピオンシップは熱い!!
秋の夜長に825人の観客がJAバンク徳島球場にやってきていた。
第四戦もJAバンク徳島球場で17時からの試合開始予定。10月2日に決まるか、それとも香川OGが盛り返して10月3日の「第五戦」までもつれるか…。
徳島ISの悲願達成か、香川OGの連覇か…。秋の夜長はまだまだ熱い!
結果は乱打戦といった様相を呈していたがホークス3運が打ち勝った。
本塁打はホークスが猪本健太郎(今日はファースト)、スリーアローズが宮田良祐(指名打者)に各一本ずつだったのだが、私の見ていた感じとしては「見るからにヒット」という快心の当たりはスリーアローズの方が多かったように思えた。
ホークスの打者の打球はというと、サード強襲の(グローブをはじくような)強い打球や、守る野手のグラブの数十センチ先を転がっていくような当たり。
そういう当たりが積み重なって得点に結びつき、結果として10-7という点差になった。
試合後、三重スリーアローズの古屋 剛監督に話を伺うことが出来た。
ソフトバンクの打球に触れて「日頃、対戦しているアイランドリーグの試合とは違って打球が強く、速い。それに反応できなかった」ことを敗因として挙げていた。
また「反応できないのは練習不足でもあるが、(アイランドリーグとはレベルの違う)打球のスピード、キレに対して一歩目の反応をよくしていかなければ・・・」と今後の課題も見いだしていた。
アイランドリーグplusは今シーズンは5球団でリーグ戦を行いながら、同時にソフトバンクホークスの3軍とも定期的に試合を行っている。
アイランドリーグ各球団が雁ノ巣球場へやってくる場合もあり、またホークス3軍が四国や三重に遠征に行くこともある。
ただ、ホークスは3軍とはいえ一軍経験のある選手も出場するし、3軍とはいえN.P.B.球団。練習も「プロのレベル」である。
このホークスとの定期交流戦と通して、アイランドリーグ各チームも「己のレベル」を知ることもできる。つまり、「今の己がN.P.B.に通用するのか?」ということが身をもって体感できる。
一応、ソフトバンク杯順位というこことで、アイランドリーグ所属5チームの順位も出ているが、順位とは別の「実戦経験を積める、濃厚にしていける」という価値をも見いだせる試合でもある。
ホークス3軍に所属する選手もシーズン半ばを過ぎて、目の色を変えてくる頃でもある。
アイランドリーガーもN.P.B.等の上のリーグを目指して、アピールと自己研鑽に余念のない日々…負けられない試合、意地と意地とのぶつかりあい。
それが選手個々を成長させてくれるに違いない。
がんばれアイランドリーガー!負けるなホークスの若手たち!!
↑ホームランを放った三重スリーアローズ宮田良祐
多くの小中学生にとって夏休みになって初めての週末。N.P.B.はオールスター戦を行っている。
四国アイランドリーグplusは後期公式戦まっただ中!
7月23日はここ愛媛県の川之江で愛媛マンダリンパイレーツvs香川オリーブガイナーズの対戦が行われていた。
夏休みということで、試合前イベントでは地元:愛和幼稚園の園児たちが鼓笛演奏を披露。また、始球式も地元の長津少年野球団の少年が登場していた。
先制弾は1回表に、香川オリーブガイナーズ、国本和俊選手のソロホームラン!国本選手はこの日2本のホームランを放った。
国本選手の2本ともう一本のホームランは9番、寺崎英一捕手が放った!
この日は特に風が強く吹いているわけでもなく、打った瞬間にその打球の角度で「ホームラン!」とわかるほど。
地元の声援を受ける愛媛マンダリンパイレーツの選手も打たれたら打ち返すかの展開。反撃は武田陽介選手の3ラン。
そして3-3の同点で飛び出したのが、6月の月間MVP打者部門受賞の比嘉翔太選手の満塁ホームランであった。
試合結果は7-3で愛媛マンダリンパイレーツが逆転勝利で地元の声援に応えた形となったのだが、この試合の得点の全てがホームランによるものというのは、球場にきていた少年たちにも強烈なインパクトを刻んだのではないだろうか。
試合終了後、ヒーローインタビューには愛媛マンダリンパイレーツの2本のホームランを放った二人が呼ばれていた。
最後に、この日の試合にはでなかった選手のことなのだが、試合を見に来ていた少年にとって「良い思い出になるんだろうな」と思わされる場面があった。
愛媛マンダリンパイレーツの濵田俊之投手がブルペン付近にいた時、2~3人の少年たちが近づいてきて「握手してください」というふれあいのシーンが生まれていた。
N.P.B.のように知名度は高くはないとしても、それでも地元で頑張るプロ野球の選手。そのユニフォーム姿の選手に少年は憧れを抱く。
愛媛で独立リーグが、その独自の根を生やし芽を出していると思えるシーンであった。
ここにある野球。そこで生まれる夏の思い出。この幸せな空間を大切にしていかねばならない。
やはり野球場には少年がよく似合う!
(↑4/16、雁ノ巣球場にて登板の濵田俊之投手)
香川OGを率いるのは西田真二監督。香川OGを強豪たらんとして鍛え、指揮を執っている。昨年もリーグ制覇、そして北信越BCLとのチャンピオンシップを制して「独立リーグ日本一」を達成している。
いわば、ディフェンディングチャンピオンの立場。
愛媛MPは今季から首脳陣が入れ替わり、星野おさむ監督がチームを率いている。これまでに後期優勝という経験はあるマンダリンパイレーツ。
ファンが求めるのはリーグ制覇であり、独立リーグ日本一である。
新体制でどのように戦っていくのか…。
香川OGの先発は経験豊富、いわばチームの柱ともいえる存在の高尾健太投手。
愛媛MPは新戦力の井川博文投手。
結果として…両投手とも4失点で途中降板という、ちょっとつらい展開であった。
愛媛MPの打者で目立ったのが金城直仁選手。
先頭打者ホームラン(ライトポール直撃弾)を始め、今日はよく打ち塁に出て、そしてホームにも戻ってきた。
(↓金城直仁)
相手投手のでばなをくじく一撃によって、相手をそのペースにさせなかった…良い仕事をしたと言えるんじゃないだろうか。
さて、先制打は金城選手のホームランであったが、その後、追加点の場面には守りのミス(エラー)が絡むという展開。
また、愛媛も途中で4点をリードしながら、香川OG国本和俊選手に満塁弾を浴びるなどぴりっとしない展開。
(↓国本和俊)
結果としては5-7で香川OGが敗戦。愛媛MPが乱打戦を制したということになった。
実はアイランドリーグの各球場、観客席を見渡すと「人生のベテラン」世代の方がよくいらっしゃる。
つまり、目の肥えたファン?
N.P.B.には数万人の観客が訪れるが、中には「団体客」がいたり「ごく一部の選手だけを追いかける女性ファン」がいたり、あるいは酔っぱらって試合をよく見ていない人もいたり…。
アイランドリーグの観客席には野球好きで目の肥えたおっちゃんたちがよーく選手のプレーを見ている。
アイランドリーガーはそこのところも改めて肝に銘じておかないと、そんなおっちゃんたちからソッポを向かれることになると…。
さて、5月3日から8日までまたゴールデンウィーク連戦に入るアイランドリーグ各チーム。
もちろん勝つに越したことはないが、見ている「目の肥えたファン」をうならせるプレーを増やしていってもらいたいと思わずにはいられない。
決勝タイムリーではなく「同点タイムリー」の野手が試合後のヒーローインタビューで呼ばれている点に、この記事の「見出し」のヒミツがあった…。
先制したのは三重スリーアローズ。ただ、その先制点は「三塁ランナーがワイルドピッチの間に生還した」ことによる得点。要は、敵失による一点。
一方、高知ファイティングドッグスも同点においつくタイムリーは西本選手が放ったが、決勝となる二点目は…相手野手のエラーによってもたらされたもの。
…つまり、「決勝打」がない試合だった、というわけ。
そしてこの敗戦により、三重スリーアローズは開幕以来の連敗を11に伸ばしてしまった。
ただ、試合後に選手に話をする三重TAの永冨浩志監督の声は、それほど落ち込んではいなかった。
特に今日は相手打線を2点(実質は1点)に抑え込んだことと、先発の糸川諒投手も完投したことが一つの成果であった。
「投手がきちんと投げれば試合を作れるということを示せたと思うし、選手も自信にしてほしい。」とは永冨監督のコメント。
(↑三重TA先発~完投の糸川諒投手)
三重TAも高知FDも相手にリードを許す点はエラーから生まれたものであり、野球にはそういう展開はよく起きる。
試合の流れを引き寄せるか、手放してしまうか…そういう言い回しをされることもあるが、要は「自分たちのできることをする」ことができるか?
そういうよくありがちなことで差が付いて、そして高知FDは勝ち、三重TAは負けてしまった。
(↑試合前選手整列時。高知FD定岡智秋監督、三重TA永冨浩志監督は福岡ダイエーホークス時代に同じ釜の飯を食った仲でもある。)
まだまだシーズン序盤、三重TAもきっともりかえしてくれるはず。永冨監督は「チームが一つになってのりきっていくところだ!」と試合後に力強く私に話してくれた。
三重TAの目覚める時からまた、アイランドリーグは盛り上がる!!
なお、完投勝利の山崎投手はこれで開幕以来負け無しの4連勝。4月度のヒーローであることは間違いない!
これかもどんどん、目立っていってもらいたい!
「PLAYBALL!」
打者は高知ファイティングドッグス梶田宙、捕手はホークス甲斐拓也(登録は「拓也」)、球審は米原敏夫。
結果は二本のホームランが出た高知が勝利。
(↑4回表に先制ホームランの四番、田中宏明)。
四番打者のホームランに高知ファイティングドッグスの定岡智秋監督は「四番だから当然」と試合後にコメント。監督に信頼される四番の四番らしい仕事が見られた。
追加点は…5回の表。
打順9番の捕手、飯田一弥。このホームランには「交流戦だと良く打つ…」と意外性を喜ぶ定岡監督であった。
投手リレーについては2連戦で予定されていたが、前日(4/22)が天候不良で試合中止になっていたので2イニングで投手をつないでいく展開。
先発の濱田から、山崎→山隈→野原→山中→木幡と6投手のリレー。これも前日の雨による展開ということではあったが、6投手をリードして1失点の飯田捕手、今後も注目度(&確実性も?)を高めていってほしい。
2-1で接戦を制したのが高知ファイティングドッグス。安打数は高知が10に対してホークス3軍は8。考えようによっては10安打も放ちながら、ソロホームラン二本での2点しか獲れなかった?
実は、塁に出て盗塁を企てるランナーをことごとく刺してその強肩をアピールしてくれたのが、背番号130のルーキー、拓也捕手!
ホークスの一軍の事情というと、城島健司捕手がいなくなって以来、盗塁阻止率の低さが弱点と指摘され続けてきている。他球団からの戦力補強も行ってはいるが、ここに一筋の光明が!?
相手チームの「足を封じる」頼もしいルーキー、ホークスの拓也捕手。
アイランドリーガーも彼の強肩は今後、要注意であろう…。
~ ~ ~ ~ ~
なお余談ながら、高知ファイティングドッグス球団の「出店」がここ、雁ノ巣にも登場。
昨シーズンもアイランドリーグ対戦球場各地に出店をして高知をアピールしていたのだが、今年もグラウンドでは選手が、スタンドでもスタッフが高知をアピールしている!
