2007年04月29日
福岡ソフトバンクホークス期待のルーキー。サウスポーの大隣投手は、背番号が「28」。かつての球界を代表する左腕、江夏豊氏のようになれという願いが込められての番号だとのこと。
キャンプ中は足腰に故障が続いて、今まで実戦登板はお預けだったが、ついに4月29日に「お披露目」。相手は四国アイランドリーグ。
昨年の5月にもホークスの二軍は四国アイランドリーグの選抜チームと交流戦を行っており、ホークスにとっては「二度目の対戦」となる相手。
その時は6-1でホークスが圧勝。その時の先発が元・四国アイランドリーグの西山道隆投手。凱旋勝利をあげたのだが、今回の大隣投手は?
残念ながら、3回を投げて2失点。試合も4-4で引き分けであるから、「合格点はあげられない」といった感じであろう。
初回からボールが高めに浮いていた。ストレートはミットをはじくよい音を立ててもいたが、全体的に球が高く変化球も高めにいきがち。
味方打線が相手のミスにつけこんで3点を先制してくれたのだが、3回の裏に二塁打を三本打たれて二失点。その回で降板となった。
相手はどうであれ、初の登板ということで少なからず緊張はしていたのであろうか?大物ルーキーも人の子?大きく育つのを待ちたいが、ホークスのチーム事情。一軍における先発投手の事情が切羽詰ってきている今日この頃…。大隣投手にかかる期待は大きいわけであるが…次回に期待するしかない。
一方、四国アイランドリーグは今回は高知ファイティングドッグスと愛媛マンダリンパイレーツの二チームの連合チーム。
試合会場が高知県の高知東部球場であったせいもあるだろうか、指名打者も含めて10人中の7人が高知FDからの先発スタメン。
そのスターティング・ピッチャーが西川徹哉投手、1987年生まれ。
四国アイランドリーグと、N.P.B.の「力の差」というものは漠然とあるわけだが、その「差」が四国IL側に悪い形で出てしまったのが2回の表。
ノーアウトで一塁にランナーを背負った状況でワイルドピッチ。そこでホークスの小斉選手がセンター前ヒットでランナー一,三塁と西川投手のピンチは広がり、その後犠牲フライで先制されて、さらにヒットが続いて計3失点。
「悪い流れを断ち切る力が足りない」
こう指摘したのは、かつてはホークスで活躍し、現在は香川オリーブガイナーズでコーチを務める柳田聖人コーチ。その「指摘」する弱さが如実に表れて3点を先制されてしまったのである。
その後、前にも書いたがホークス大隣投手も乱調で3-2と追い上げ、最終的には
4対4でひきわけである。
ホークスも6回には「眠れるマツザカ世代の大砲」こと吉本亮選手のホームランで4点目を挙げながらも、逃げ切れなかった。
試合後、四国アイランドリーグ、高知&愛媛連合チームを率いた高知の藤代監督と、ホークス二軍の石渡監督がどちらも「気持ち」という言葉を使って、勝ちきれなかった「原因」を語っていた。
(これについては、後日、紹介します。)
それにしても四国アイランドリーグ、今年で三年目である。「N.P.B.、プロの二軍とやってひきわけ」では、四国のアイランドリーグファンも、もう大目には見てくれないはずである。
posted by タカノマサト |22:24 |
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2007年04月02日
四国アイランドリーグ所属の香川オリーブガイナーズの本拠地がここ、香川県営球場改め「オリーブスタジアム」。
海沿いにありナイター設備もあるので、この時期のナイター観戦は心地良い。近隣漁業従事者への配慮もあり、ナイター設備が全点灯されることはないのだが、ここでは香川オリーブガイナーズ主催の試合がナイターでも開催されている。
2万2000人収容能力があるが、四国アイランドリーグの試合では2000人も集まればよい方だろうか?
しかし、四国アイランドリーグの試合でもなかなかに「観戦具合のよい球場」になってきている。
「手ぶらで来ても困らない」球場である。
さすがは香川の球場であって、試合開催時にはうどんの出店もあるし、他にもカレーとかの「食べ物」は選択肢が多い。観客席への「売り子」さんはないのだが、そんなに混雑もしていないから席を立って買出しに行ってもそんなに時間がかからないのもよい。
香川オリーブガイナーズの応援グッズも、いわゆる「プロ野球」球団のそれに近いものがある。キャップも数種類用意されているし、レウリカ・ユニフォームやTシャツ等の「着るもの」も数千円で売られていた。
「応援グッズ」が3.000円で用意されていてTシャツとか帽子がセット割引販売されていたりもした。
「初の観戦者」が「にわかガイナーズファン」になるのにもお手軽である。
球場入場口からの通路には「選手への応援メッセージ」書き込み場所もあり、ここは子どもや女性の姿が多く見られた。これも「ファンを飽きさせない」サービスの一つであり、選手とファンの距離を縮めるのにも一役かっているであろう。
選手のプレーはまあ、確かにプロ野球選手のそれに比べると荒さがないとはいえない。香川オリーブガイナーズの柳田聖人コーチ(元ダイエーホークス、ヤクルトスワローズ等)に話を聞くと
「守備面を強化しないと」
「ミスが出た時に、悪い流れを断ち切るチーム力の強化」
という点を課題として答えてくれた。
しかし香川オリーブガイナーズからは昨年、ジャイアンツとスワローズに二人の投手がドラフト指名された。
現在は元広島東洋カープの天野投手が「チャレンジ」しているのも見所の一つ。
野球好きであれば、機会があれば一度は訪れたいそんな球場だと思う。
まだ日によっては肌寒いこともあるかもしれないし、4月1日はちょっと小雨もぱらついたりもしたが、それもまた野球観戦の醍醐味?
その代わり、天候がよければ夕方の風のすばらしさは何物にもかえがたく感じられるはずである。
posted by タカノマサト |22:18 |
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2007年03月31日
早いものでもう3度目のシーズン開幕を迎えることとなった四国アイランドリーグ。
3月31日は愛媛県の宇和島で愛媛マンダリンパイレーツvs香川オリーブガイナーズの試合。
徳島では徳島インディゴソックスvs高知ファイティングドッグスの試合が行われた。
さて、これまでに5名のN.P.B.所属のいわゆる「プロ野球選手」を輩出した。
ドラフト会議では「育成選手」として指名を受けた選手も今は全員が支配下登録されている。
もっともその中でも一軍での試合出場経験があるのは福岡ソフトバンクの西山道隆投手ひとりだけである。
今年は、広島の中谷翼内野手、東京ヤクルトの伊藤秀範投手、読売の深沢和帆投手、千葉ロッテの角中勝也外野手らが一軍デビューを果たせるか?
東京ヤクルトの投手陣の事情から、伊藤投手の「その日」が最も近いとは予想されるのではあるが…ジャイアンツも「中継ぎ」「抑え」がここ数年のようであると、左の本格派:深沢投手の出番も意外に早いかも?
3年目の開幕試合。私は宇和島での愛媛MPvs香川OG戦を観戦した。
香川OGは昨年度の年間チャンピオンチームであるが、左右の本格派の2投手がドラフト指名にかかった。
伊藤秀範投手と深沢投手である。
この2投手の不在が影響しているのであろうか、3月中のオープン戦は連敗することもあった。
愛媛MPは昨年も春先は絶好調の滑り出しであったが、結局は3位におわっている。
投手陣の評判は悪くないのだが、どうしても「あと一本」に泣いている感じの二年間であった。
結局は7-3で香川OGが開幕勝利を飾るのであるが、1時に始まった試合が終わったのが5時。
ちょっと時間がかかりすぎたようである。
敗戦チームの沖マンダリンパイレーツ監督も試合後のコメントで「残塁が多すぎ」とご立腹気味であった。
ランナーは出るのだが得点に結びつかない。
四球やエラーも少なくはなかった。
香川OGの先制点は四球で出塁したランナーがエラーがらみで得点したものであるし、1回裏の愛媛MPの最初のランナーもエラーで出塁したランナーであった。
開幕戦であるから少なからずの緊張はあったのであろう。
N.P.B.の方でも、リーグを代表するエースが「開幕投手」になりながら、意外とすんなりとは勝てていなかったりもする。
でもあえていいたい。 四国アイランドリーグ。今年で3年目である。
四国IL出身のN.P.B.選手も5人いるし、N.P.B.チームとの交流戦も行われて注目選手も増えている。
好投手もいるし、打撃のよい選手もいる。それでも、なかなかドラフトでの上位指名とはならない。
開幕戦で、その「課題」を挙げるとするなら、それは「精神面」ではなかろうか?
注目される試合、大事な試合、そこで「前評判どおりの実力を発揮できる」選手。
今年の四国アイランドリーグの選手各位は、「全ての試合が売り込みのチャンス」という気持ちで臨んでもらいたい。
どの試合でも全力プレーを心がけているとは思う。でも、さらに自分を追い込んで、常に最高の緊張感でプレーをして、そして本当に大切なところでも「難なくすごいプレー」を見せてくれるようになってほしい。
勝手ながら、そういう風に思っていた桜満開間近の宇和島の私であった。
posted by タカノマサト |22:39 |
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2007年03月09日
プロ野球オープン戦も半分ほどが終わり、シーズン開幕も近づいてきた。
ファンにとっては心さわぐ時期である。
昨年のこの時期はW.B.C.にわいていたが、今年はちょっとおちついている感もある。とはいえ、人気球団の周辺はやはり人出も多く、平日にもかかわらず数万人が観戦に訪れる球場もあるほどだ。
さて、キャンプの時期にちょっと気になる報道があった。
ソフトバンクのキャンプ地で、女子高校生(と思われる方々)が孫オーナーに「孫ちゃん」コールをしたというもの。
孫氏が愛され親しまれているという見方で捕らえるべきなのであろうが、若者が一社会人を捕まえて「ちゃん」づけで呼ぶということについては、どこかで考えてみたくもある。
そういうことをそれとなく気にしていると、ちょっと前の写真に「こいつ、いいヤツかも」と思えるシーンを見つけた。
このコラムでも紹介した昨年末の「野球教室」での1シーン。ソフトバンク吉武投手と、指導を受ける少年。
これは普通に見過ごしていたのだけれど…
きちんと「脱帽」して、指導を受けている。
野球の技術ではなく人としてのマナーを身につけている少年である。
こういう少年にこそ活躍をしてもらいたい。
そして後輩たちや、将来はプロとなって多くの少年たちに「手本」を示すような存在にもなってもらいたい。
おそらくこの少年、ご両親や野球チームの指導者のしつけが自然と表れた行為なのであろう。私自身も見逃していたし、実際にこういう場でも見逃されやすい場なのだろうけど、スポーツを通して「礼儀」「マナー」を身につけ、人間形成をしている。すばらしいことだと思う。
礼節を知るスポーツマンにはやはり、礼儀をもって接していきたいという思いを強くした、開幕前の早春の私である。
posted by タカノマサト |17:15 |
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2006年11月14日
日本の野球好きがアジアシリーズに注目している11日、高知県の東部球場でオリックスが四国アイランドリーグの「選抜」=オールスターチームと交流戦を行った。
結果は6対5で四国アイランドリーグ選抜チームの勝ち。指揮官のコリンズ監督はビザの関係か何かで実際に采配を振るったというわけではないのだが
「コリンズ、赤っ恥」(デイリーon line12日付)
という見出しも見られた…。
四国アイランドリーグは石毛代表が立ち上げた、日本で始めての「独立プロリーグ」ということで去年から開催されている。が、ドラフトでは「かろうじて」育成扱いで広島に中谷翼、ソフトバンクに西山道隆が「拾われた」だけであった。
それだけに「プロ未満」というレッテルは貼り付けられているのだが、その相手に敗戦のオリックスなわけである。
これはその試合で先発した香川オリーブガイナーズ所属の塚本投手。
いわゆるサブマリンで、いきなりの対戦だとなかなか打ち辛いであろう。
で、この投手の後に投げたのが速球・本格派投手の深沢というサウスポー。
この右の変則投手~左の本格派以下、合計7投手のリレーで「1点差」を守りきったのが四国アイランドリーグ側。
オリックス打者の言い訳も想像できなくはないが、新生オリックスのいわば「船出」の試合がこういうことで…。
秋のキャンプも後半である。来季に期待が持てるようなキャンプ打ち上げを迎えられるのだろうか、オリックス。
ちなみに四国ILは15日、18日と東京ヤクルトが練習試合の相手になってくれるそうである。
*前回の「野球感が変わった」というフレーズについて、90年に4連敗した際の岡崎内野手の言葉では?との指摘をいただいた。もう一度、調べなおしてみたい。
ちなみに「野球感が変わった」というのは二宮清純氏のコラムで読み知ったのを覚えているのだが、どの雑誌に掲載されていたかを思い出せない。確認には時間がかかりそうです。
posted by タカノマサト |00:11 |
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2006年11月13日
アジアシリーズは順当に(?)日本代表・北海道日本ハムファイターズが王者となった。ただ、試合展開は緊迫したものであり、最終的に1-0、接戦を制した上でのアジアチャンピオンである。
決勝戦は対台湾代表LA NEWベアーズ。決勝点は予選の時と同じ「相手のミス」につけこんだもの。サードのエラー、捕逸。その後にヒットで「先制」。
日テレのスポーツニュースで江川卓氏も「守備力の差」と分析していたが、事実、相手のエラーがなかったら…予選の時と同じように台湾に「予想外」の一発が出ていたら…どうなっていたかはわからない。
相手の守備力に難がある、ならば積極的にそこにつけこんでいこう。
こういう野球をするのが…ジャイアンツでコーチをしていて、かつてはライオンズでも監督を努めた伊原コーチではないだろうか。
いまや伝説の「センター前ヒットで1塁ランナーがホームイン」。
87年の日本シリーズ、ライオンズ対ジャイアンツ戦である。クロマティの緩慢な捕球動作、それと遊撃手・川相の動作を見抜いて、一気にランナーを走らせた。そのプレーをしてジャイアンツ選手に「野球感が変わった」と言わしめた、コーチのナイスプレー(ナイスアシスト)であった。
ファイターズの戦い方は「正々堂々」であったかもしれないが、韓国、台湾の野球のレベルも上がってきている。
相手の弱みに付け込んででも勝ちに行こう、そういう「執念」?。言葉は悪いかもしれないが「ずるがしこさ」も発揮しなければ、来年以降のアジアシリーズ、日本代表となるチームは痛い思いを味わうかもしれない?
さて、11日はオリックス・バファローズが四国アイランドリーグのオールスターチームと交流戦を行った。で、オリックスが負けた…。
この四国IL、去年の秋にオリックスと交流戦を行ったのをはじめ、今年3月にはジャイアンツと、その後ソフトバンク、千葉ロッテ、中日、サーパス等、二軍相手に交流戦を行ってきて、ジャイアンツとは引分で、サーパス戦には勝利、その他のチームには負けている。
サーパスはつまりオリックスの二軍であるので、今年は「対オリックス2連勝」ともいえるわけで、今現在の戦力だと四国アイランドリーグはオリックスよりは強い?
台湾リーグのチームが出場できるアジアシリーズ。正式には「中国の一地方」という位置づけのChinese Taipeiから出場できているのだから、四国アイランドリーグからも出場できるのではないだろうか?
(画像は今年度年間チャンピオンの香川オリーブガイナーズの選手、試合後のファンサービスの風景)
最後になりましたが、北海道日本ハムファイターズ、おめでとうございます。
posted by タカノマサト |05:02 |
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