2008年10月09日

ミラーの“監督力”  ~千葉vs浦和~

 千葉の快進撃が止まらない。11節まで勝ち点を2しか取れず、降格は不可避だと見られていたチームが、8月27日に磐田と引き分け(0-0)て以来負けなしで、現在まで5連勝の快進撃。順位も14位まで上げて、一気に降格圏を抜け出した。

 千葉の試合をしっかり見たのはこの浦和戦が始めてだったのだが、アレックス・ミラーの監督としての手腕を十分に堪能できた。
 浦和で最も怖いロブソン・ポンテに対しては、守備的MF下村東美が監視しつつ、周囲のプレーヤーが随時フォローに入って数的有利を作る徹底した警戒体制で自由を奪う。攻撃面では、谷澤達也、深井正樹の両サイド。それぞれ仕掛けの部分に特徴を持つドリブラーにサイドを突かせて、サイドが手薄な浦和のディフェンスを翻弄した。

 それらの策は、自分たちの選手の良いところを引き出すことで、結果として相手の良いところを消している印象。決して個人能力の高くない千葉の快進撃は、下村の人への強さ、谷澤のテクニック、深井の一瞬のスピードなど、個々人の長所を引き出し、かつそれを巧みに組み合わせているミラーの「監督力」によるところが大きいと僕は強く感じた。

posted by taka |14:53 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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