2008年04月03日
「本来の自分のポジションでやりたい」
川崎Fを退団したフッキが、昨年在籍した東京ヴェルディに復帰した。 「本来の自分のポジションでやりたい。ゴールを決める自信はある」(時事通信社) 今回の移籍に際し、このように話したというフッキだが、個人的に気になったのは「本来の自分のポジションでやりたい」という箇所。川崎Fでは、本来のポジションでプレーできていなかったとでも言いたげではないか。 今回のドタバタ退団の引き金になったのは、第2節神戸戦。3点を追う57分に、攻撃陣では最も早く交代させられたのが直接の原因と伝えられるが、このコメントを見るに、ポジションにも問題があったのか。 「週刊サッカーダイジェスト」によると、神戸戦でフッキが与えられたポジションは3トップの右。ゴールを狙うと同時に、相手の左サイドの攻撃参加をケアする役割を期待されたが、守備面では全く機能しなかったとある。 昨年、東京Vではフッキはほとんど守備をしていなかった。免除されていた、といった方が正確かもしれない。最終的にラモス監督は、フッキとディエゴの攻撃力を活かすサッカーを選択し、残りの9人をサポート役に徹させた。 東京Vでは「主役」を張っていたフッキが、川崎Fで同時に「汚れ役」も負わされ、ストレスを感じたのは想像に難くない。しかし川崎Fでの彼は「王様」ではない。開幕してわずか2戦で「キレてしまった」ことに批判が集まるのは当然で、プロの選手としてはあまりにも幼い行動と言わざるを得ない。 この退団でのイメージダウンは必至だが、東京Vへの復帰はスムーズに決まった。東京Vの監督は昨年復帰に全幅の信頼を置いたラモスから、柱谷哲二に代わったが、深刻な得点力不足に悩む東京Vが彼を「本来のポジション」に据え、再び守備を免除して「王様」として振る舞うことを許すのであれば、他チームにとって怖い選手になることは間違いないだろう。
posted by taka911 |17:09 |
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