2008年03月05日

08J注目選手(2)鄭大世

 選手名鑑の「今季の目標」に「10得点」と答えている選手は少なくない。その中に一人、「ずいぶん控えめだな」と笑わされた選手がいる。

 鄭大世(川崎F)だ。

 先日の東アジア選手権でのパフォーマンスを記憶されている方も少なくないのではないかと思う。水本裕貴(G大阪)を全く寄せ付けず、中澤佑二(横浜FM)を振り切ってゴールに迫りカウンターの急先鋒となった。何より、
「ワントップのフォーメーションなので、フォローもいないし思い切って打とうと思った。」
と試合後に言い切った、ゴールへの意欲がいい。


 その実力を考えれば、「10得点」というのはいささか物足りない数字だろう。昨シーズンは我那覇和樹の負傷や出場停止を機に出場機会を増やし、リーグ戦24試合で12得点。G大阪戦で相手DF2人を吹っ飛ばしてゴールを決め、FC東京戦では強烈な反転シュートを含むハットトリックを達成するなど、フィジカルの強さと、シュートのパンチ力はアジアのレベルを超えている。

 ゴールラッシュの妨げがあるとすれば、川崎Fのチーム事情か。今季はフッキ、ジュニーニョとの3トップが濃厚。時に強引な突破でゴールに迫るフッキの加入で、ジュニーニョとコンビを組んでいた昨シーズンより、1試合あたりのチャンスは減るかもしれない。我那覇の巻き返しもあるだろうし、黒津勝もポジション争いに加わってくるだろう。
 
 しかしポジションを確保し、3トップの連携が上手くいくようなら、2桁得点はゆうに挙げてくるだけの実力を、鄭大世は持っている。シーズン開幕からレギュラーとして期待される今季は、「15得点」くらいは期待しても、期待しすぎではないと思う。

posted by taka |13:29 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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