2007年12月13日

季刊サッカー批評 issue37

 オシムの大きな横顔に、「オシムが教えてくれた」のキャッチコピー。

 表紙を見るだけでオシムを総括するのにふさわしいと思われた「期間サッカー批評」の最新号を、今日は皆様にお勧めします。
 オシムが好きだった方にも、そうでなかった方にも、「オシムが教えてくれたこと」が何だったのかを考える上では、最高のテキストになるのではないでしょうか。

 価格は933円+税。僕は双葉社の回し者でも何でもないので、堂々と
「立ち読みでも構いません」
と書きます(双葉者の方、すいません!)。

 ただ立ち読みでもいいので、一人でも多くの方に
「オシムが注いだ愛情/木村元彦」
「1年半でオシムが残したもの/西部謙司」
を読んでいただきたいと思います。

 木村さんと言えば、ベストセラー『オシムの言葉』の著者。日本で一番オシムのことを知っている人物と言っていいでしょう。その木村さんの、川淵会長、セルジオ越後への怒り。そして木村さんが伝える「人間・オシム」。
 「怒り」の部分がやや多かった印象はありますが、「オシムが注いだ愛情」に背く行為をした2人が、木村さんには許せなかったのでしょう。木村さんは間違いなく、オシムに愛を注いでいます。

 西部さんの「1年半でオシムが残したもの」も非常に面白かったです。倒れる直前に見ていた試合が、バーミンガム・ダービー。日本人不在、強豪の対戦でもない試合を見ていたことから、オシム監督の本質に迫っています。「正直、何かを伝えきるには、1年半では短すぎる」という西部氏の言葉が印象的でした。

 僕としては、この2本のコラムだけでも、1000円を出した甲斐があったと思っています。まだ読んでいない方にも、是非ご覧になっていただきたい1冊です。

posted by taka911 |12:03 | 本の紹介 | コメント(6) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加