2007年11月11日
ラモス・ヴェルディに真価を問う
このサッカーでJ1に上がって、何が残るのか。 9月以降の12試合で9勝3分けと好調の東京Vの試合を見ながら考えたことがある。 4月の初めから5月にかけての7連敗など様々な紆余曲折を経て、ラモス・ヴェルディは極めて現実的なサッカーにたどり着いた。フッキ、ディエゴの強烈コンビの攻撃力を十全に引き出すために、後列が献身に徹するサッカーである。 その成果は、数字に如実に表れている。9月以降、ディエゴは12試合に出場し、5得点2アシスト。フッキは12試合で13得点3アシストを記録し、79本(1試合平均で6本以上)のシュートを放っている。その間のチーム総得点が29点だから、東京Vの攻撃における2人の重要性は推してしるべしだろう。12試合のうち、2人が先制点、同点ゴール、決勝点のいずれかに絡まなかったのは山形戦の1試合だけだ。 だが2人が来季も東京Vにいるという確証はない。ディエゴは柏からの、フッキは川崎Fからのレンタル移籍。特にフッキについては、「本人が川崎Fへの復帰を希望している」「浦和が獲得に向け10億円を用意している」などの報道がある。 そのフッキが、仙台戦で警告を受けた。 2試合の出場停止にリーチがかかっていたフッキにとっては、絶対に避けたかった今季累積14枚目のイエローカード。これで東京Vは、残り2試合をエース抜きで戦うことになった。 3位仙台との直接対決をディエゴのゴールで引き分け、両者の勝ち点差は5のまま。東京Vは昇格にまた一歩近づいたが、残り2試合の結果次第では、入れ替え戦の出場権さえ逃す危険性がある。絶対的なエースが不在とはいえ、連敗だけは避けたいところだ。 ただここまできてJ1昇格を逃すようなら、来季フッキが流出した場合に、J1に残留するのは不可能ではないか。逆にいえばそれだけフッキの存在は大きく強烈だということだが、1人いなくなっただけで連敗して昇格を逃すようなチームに未来はない。 残り2試合、ラモスヴェルディに真価を問う。
posted by taka911 |15:01 |
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