2007年09月20日

浦和はまだ、油断できない

 浦和レッズがACL決勝トーナメント一回戦1stレグで、前回王者の全北現代(韓国)に勝利した。得点したのはJリーグで今季初ゴールを決めたばかりの長谷部誠と、リーグ戦最近5試合で6得点と絶好調の田中達也。正に「決めるべき人が決めた」かたちで、26日のアウェーゲームへとつなげた。

 ただし、後半ロスタイムに1点を返されたのは気になる。アウェーゴールを与えてしまった格好で、2ndレグで0-1で負ければ敗退になるからだ。ホームでしっかり勝ち、リードした状態で「前半戦」を終えた点では良かったが、この結果、全く油断できるものではない。


 油断できないのは、先週末のゲームの結果、2位G大阪に勝ち点差4をつけたJリーグにしてもそうだ。
 このところ、G大阪は元気がない。8月15日に浦和に敗れて以来、3試合で得た勝ち点はわずかに1。その後2連勝、2試合で9点を奪って復調を窺わせたが、先日は横浜FMに0-2で完敗した。
 G大阪に重くのしかかるのが、各年代の代表選手が負っているダメージだ。A代表の遠藤保仁、橋本英郎、加地亮、U-22代表の安田理大が、疲労のせいか本来のキレを欠く試合が目立っている。G大阪がこのまま停滞するようでは、浦和が独走してもおかしくない。

 ただこれは、8月以降の8試合で6勝1分1敗と好調の浦和にとっても対岸の火事ではないだろう。5人(坪井慶介、阿部勇樹、鈴木啓太、闘莉王、田中達也)と多数の代表選手を抱えているのは、G大阪と同様。加えて浦和は、ACLを並行して戦わなければならない。昨日の全北現代との試合での心身の消耗は小さくないだろうし、今月末のアウェーゲームではもっとだろう。そこで勝ち進めば、より負担の大きい中東でのアウェーゲームが待っているかもしれない。
 今は好調の浦和に蓄積しているであろう疲労が表面化するのはいつなのか。その時期次第では、今の時期に疲労を噴き出ししているG大阪の巻き返しにあっても不思議ではない。

 疲労を理由に「浦和はどこかで失速する」と先週の週刊サッカーダイジェストで予告したのは、解説者の金田喜稔さん。その時、G大阪を上回る選手層の厚さが、浦和に味方するか。あるいは、復調する(?)G大阪に逆転されるのか。
 いずれにしろ、浦和はACLもJリーグも油断できない。ACLで勝ち進めば勝ち進むほど、Jリーグ戦では不利になる皮肉を抱えて、浦和は戦わなければならない。二兎を追う浦和は、二兎を手にするのか、あるいは、一兎も得ないのか。今後の行方を見守りたい。

posted by taka911 |13:57 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:浦和はまだ、油断できない

浦和もそうだけど、川崎のほうがナビスコ杯を含めてしんどいと思う。どちらにしても厳しい戦いが続きますけどがんばれ。

posted by tama | 2007-09-20 15:53

Re:浦和はまだ、油断できない

浦和はさすが人件費が1位だけあって、
控えの層も厚いから、大丈夫でしょう。

posted by kouchan | 2007-09-20 16:49

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