2007年08月18日
チーム強化は第3段階へ
昨日8月18日、オシム監督はカメルーン戦(22日)の追加招集選手6人を発表した。 佐藤寿人(広島)を除く5人が、アジアカップには選出されなかった復帰組。その顔触れから受ける印象は、オシムのチーム強化が第3段階に入った、ということである。 昨年8月のチーム立ち上げを第1段階、今年3月の海外組合流を第2段階とする。中村俊輔の合流ゆえか、酷暑の中でのアジアカップ対策か、今年に入ってからのチームは、遅攻の比重を一気に高めた。「急ぎ過ぎ」とも評されていたチームは、アジアカップでは一転、パスを回しながらも攻めきれない姿を見せ、一定の成果と課題を残した。 その成果はアジア最高レベルの落ち着いたボールポゼッションであり、今回も引き続き選出された4バックと2人のボランチによる守備ブロックの構築にある。 では課題は何か。 アジアカップでの敗戦後、オシムは言った。 「状況を個人で解決していく力を、改善していかなければならない」 「スピードのある選手、そのトップスピードの中で、ボールを自由にコントロールできる選手が足りない」と。 つまりそれは、アジアカップで味わった閉塞感を打開する「個人技」「スピード」の不足を意味する。どうだろう、今回の追加招集選手は、スピードにあふれ、状況を個人で打開する勇気にあふれた選手ばかりではないか。 その代表格が山瀬功治(横浜FM)であり、大久保嘉人(神戸)である。山瀬は昨年10月以来の復帰で、大久保はオシム監督就任後初招集。山瀬はすでに自身最多のリーグ戦10得点を挙げ、大久保は左サイドMFにコンバートされながらここまで日本人最多の11得点と、それぞれが個人技と得点力を磨いて、代表に帰ってきた。 2人の復帰が元々の計画通りのことなのか、アジアカップでの課題のためなのかはわからない。だがメンバーの顔触れを見るに、このカメルーン戦で山瀬、大久保のいずれか、もしくは両方が2列目に起用される時間は、必ずあるはず。今回のカギは、そこで彼らが、遠藤&中村俊の2列目との違いを見せられるか。強敵カメルーンが相手では、それは決して容易い作業ではないだろう。だがそれができた時、オシムの強化は閉塞感を打開する個人によって「第3段階」へと加速するだろう。
posted by taka911 |23:36 |
日本代表 |
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