2008年03月27日
どうもです~。
先日鈴鹿で行われたスーパーGT開幕戦で
見事復活、デビューウインを飾ったニューGT-R。
その速さ、強さは圧倒的だったわけですが、
やはり予想通り、次の大会となる第2戦の岡山国際では
+50kgの特別性能調整を受けることとなりました。
3月21日付けで、その旨がGT-Aから発表となったのです。
09年規定を先取りして誕生したGT-Rは、レクサスSCやNSXが
基本としている車両規則とは異なるために、
元々「特認車両」としての参戦でした。
過去、スーパーGTでは特認車両は何らかのハンデを受けての
エントリー受理が通例だったと思いますが、
今年のGT-Rはノーハンデでのエントリーでした。
昨年序盤、スキッドブロックを装着せずターボエンジンのままだった
いわゆる旧型の“06Z”でさえ、+50kgだったんですけどね~。
その辺、前回のブログでも「最初から何がしかのウエイトを
積んでいた方がすっきりするのに」なんて書きましたが、
結局開幕戦の状況から、次戦以降GT-R全車には+50kgの
下ろせないハンデウエイトが搭載されることとなったわけです。
ですが、同時にレクサスSC430にも+40kgされることになりました。
このあたりは、鈴鹿での各車のラップタイムなどを基準として
計算された結果はじき出された数値なのですが、これってどうなんでしょう?
鈴鹿のレース直後のパドックでは、既に関係者の間に
「GT-Rは+50kg、レクサスSCは+40kg、NSXはそのまま」という
具体的な噂が流れていましたが、脇阪寿一選手は
「(自分たち)レクサスSCとGT-Rの差が50kg-40kg=10kgって、どう思います?」
と、いかにも納得できないという表情でした。
レーシングオン誌の原稿にも書いたのですが、決勝日朝のフリー走行では
基本的に多くの陣営が決勝を睨み、ガソリンをそれなりに搭載して決勝用セットを行うのですが、
その状況で、GT-R勢は1分54秒後半~55秒中盤で走っていました。
しかし、決勝でのベストは1分57秒台。約2秒半ほどのダウンです。
フリー走行と決勝でのコンディションの違い、セットの違い、周回遅れなどの出現など
ラップタイムがダウンした理由は多いとは思いますが、同じ状況下のコース上で
GT-R勢に次ぐ位置を走っていたレクサスSC勢、PETRONAS TOM'S SC430と
ZENT セルモ SC430のタイムはこれほど大きくはダウンしていませんでした。
せいぜいフリー走行のコンマ数秒~1秒落ちでしたから、
私は鈴鹿の決勝でのGT-R勢にはある程度余裕があったはず、と考えています。
そんなわけで、寿一君の気持ちも分からないではありません。
しかし、GT-Aの施す特別性能調整は、何もシーズン中に一度きりしか使えない
ジョーカーのようなカードではありませんから、次戦以降もGT-Rが速いとなれば、
さらなる性能調整が行われるでしょう。
ただし当然、GT-Rだけでなく当然レクサスSCやNSXも、
速ければ特別性能調整を受ける可能性はあるのですが(笑)。
次戦の岡山国際ラウンドが、楽しみになってきました。
posted by 田口朋典 |01:58 |
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2008年03月16日
どうもです~。
さて、日曜の鈴鹿です。昨日同様、朝からまずまずの好天となっています。
金曜の走行が雨で、あまり各チームが全開で走らなかったということもあってか、
なんとなく、「もう決勝か~」という感じです。
走行開始から、というかそれ以前から囁かれていたGT-R勢の速さが際立った予選日でしたが、
決勝を占う日曜朝のフリー走行では、またもXANAVI NISMO GT-Rがトップタイム。
トップ4をGT-R勢が占めるという形となりました。
そして迎えた午後2時からの決勝。
さすがというか、やはりというか、GT-Rが1-2フィニッシュを飾りました。
優勝はXANAVI NISMO GT-Rで、逆転されたもののMOTUL AUTECH GT-Rが2位となりました。
しかし……。速すぎでしたね、GT-R(笑)。レース後のパドックでは、早くも次戦以降で性能調整があるとかないとか、噂が飛び交っていましたが。
そもそもGT-Rは09規定を先取りした特認車両なんですから、最初から何がしかのウエイトを積んでおいたほうが、よっぽどすっきりするのに~、というのが私のホンネですが、とはいえ、勝つべしと求められてその仕事を達成したチームやドライバーに、おめでとうと言いたいと思います。
この後GT-Aがどのような判断をするのかが興味深いですね。
posted by 田口朋典 |19:20 |
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2008年03月15日
どうもです~。
雨の金曜から一転、快晴となった鈴鹿です。
朝の公開車検では、たくさんのお客さんが
ピットロードに並んだマシンを見に来ています。
公開車検はピットウォーク以上に、
マシンを近くで見ることができるチャンスなのですが、
みなさん良くご存知ですね(笑)。
で、午前10時からの予選1回目。
開始15分のところで、WILLCOM ADVAN VEMAC 408Rが
130Rでコースアウト。タイヤバリアにクラッシュして
セッションは赤旗に。
その時点でのトップタイムはORC 雨宮 SGC-7でしたが、
残り4分15秒の再開後、1周のアタックを決めた
プリヴェKENZOアセット・紫電が逆転で暫定ポールを
奪い、2番手にORC 雨宮 SGC-7、3番手にユンケルパワー タイサン アドバン ポルシェが
続くことに。
続くGT500では、やはり下馬評の高かったGT-R勢が速さを見せて
XANAVI NISMO GT-Rがブノワ・トレルイエのアタックで1分51秒542をマーク、
暫定ポールを獲得。2番手にはMOTUL AUTECH GT-Rが入り、
NISMOの1-2。3番手にカルソニック IMPUL GT-Rと、GT-Rが上位に。
これに続く4番手はPETRONAS TOM'S SC430、5番手はTAKATA 童夢 NSX。
残念ながら伊藤大輔がアタックしたENEOS SC430はSS進出を
逃すことに。
「ちょっとまだ奮闘中ですね~」と、SC430をまだ自分のものにし切れていないと
昨日語っていた大輔君。決勝での巻き返しに期待ですね~。
で、迎えた午後のスーパーラップ。
GT300では最終アタッカーのプリヴェKENZOアセット・紫電が
加藤寛規のドライブでポールポジションをゲット。
GT500ではARTA NSXのラルフ・ファーマンがデグナーでコースアウト、
クラッシュしたために赤旗中断となる波乱がありましたが、9番目に登場した
ミハエル・クルム駆るMOTUL AUTECH GT-Rが
1分51秒163で記念すべきニューGT-Rでの初ポールを
手にすることになりました。
「ポールが獲れてすごく良かった。GT-Rのデビューレースということで、
まわりの期待も大きかったし、プレッシャーもあった。
午前はセットアップに悩む部分もあったけれど、午後は完璧なマシンだったね」とクルム。
予選2番手にXANAVI NISMO GT-R、3番手にカルソニック IMPUL GT-Rと、
GT-R勢が速さを見せたのですが、早くも他チームからは「クラスが違うよ~」なんて
ぼやきも一部で聞こえています(笑)。
しかし、昨年のNSXがそうであったように、決勝はまた別物、というのが
スーパーGTの面白いところでもありますから、明日はどんなウイナーが
誕生するか、SC&NSXの逆襲もあるかもしれませんよ!?
posted by 田口朋典 |10:23 |
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2008年03月14日
どうもです~。
……雨です。
スーパーGT開幕戦の走行初日、
鈴鹿は結構な雨量になってます。
昨夜、なかなか寝付かれず明け方まで起きていたのですが、
予報では明け方辺りから降り出すようなことを言っていたようですが、
天気予報ってさすがですねぇ。
午前4時にチェックしたときには降っていなかったのに、
ちょっとうとうとした後、午前6時にカーテンを開けたら
思いっきり降ってました。
お陰で、何チームかが朝に予定していた
チームの集合写真の撮影も、キャンセルになったようです。
この後、走行は午前10時から。
どこまでコンディションが変化するか読めませんが、
明日~明後日がドライになる可能性が高いので
今日雨が強いままなら、それほど積極的に走らないチームが
出てくるかもしれませんね。
走っても、ウエットのタイヤテストとか
ウエットのセッティングデータ収集とか……。
さてさて、どうなりますやら。
この後も時間があったら、逐一更新していきたいと思います。
結局、雨は多少弱まったものの、午前のセッション中に
止むことはなく、ウエットでの走行となりました。
GT500では、序盤に周回を重ねたPETRONAS TOM'S SC430が
2分21秒993でトップ。しかしながら、総合の2位には
AWDの特性をいかんなく発揮したクスコ DUNLOP スバルインプレッサが。
3番手に入ったARTA NSXが2分28秒台ということで、
ほぼマシンチェック程度の走行となりました。
タイムが計測された(コントロールラインをまたいだ)マシンは17台。
その他はピットアウト~即インいった感じのセッションで、
まずは各陣営軽~く肩慣らし、といった状況でした。
さて、午後2時15分からは2回目のセッションが始まっていますが、
雨も小止みになったので、多くのマシンがコースに飛び出して行ったところです。
さぁ、どうなりますか。
セミウエット状態で始まった午後のセッション。
さすがにコンディションがやや好転しただけあって
38台のマシンがコースイン。ようやくにぎやかなセッションになりました。
途中、SCシミュレーションを挟んでの走行は
DENSO DUNLOP SARD SC430のコースアウトによる
赤旗中断があったものの、精力的に続けられることに。
終盤はかなり路面も良くなったものの、
スリックを履いたマシンも散見されたとはいえ、
大半がレイン~インターミディでの走行でした。
その結果、金曜のトップはMOTUL AUTECH GT-R!
セッション終了間際にTAKATA 童夢 NSXに奪われたトップの座を
ファイナルラップで奪い返しての堂々のトップタイムでした。
2番手にTAKATA 童夢 NSX、3番手にはカルソニック IMPUL GT-R。
レクサス勢のトップはPETRONAS TOM'S SC430の6番手でしたが、
タイムは2分を切るまでには至らず、全車肩慣らしモードのまま
今日の走行を終了した感じです。
GT300クラスでは、引き続きクスコ DUNLOP スバルインプレッサがトップ。
これにMOLA レオパレス Z、ARTA Garaiyaが続く結果となりました。
しかし、今日はウエットセッションとなったものの、
明日以降はドライでの走行が見込まれているとあって
明日の予選はかなりぶっつけ本番的要素が出てきました。
セットアップはもちろん、タイヤチョイスを含めて
合同テストからのデータで決め打ちするしかないわけですから、
下馬評どおりGT-R勢が優位に立つか、地の利を生かしたNSX勢が頑張るか、
それともSC430勢が意地を見せるか……。
明日の予選はちょっと読めない部分が増えちゃいましたね~。
展開次第では、あっと驚く結果になるかもしれませんよ!
posted by 田口朋典 |08:15 |
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2008年03月14日
どうもです~。
まず最初に、ドタバタしっぱなしの出張の日々が続き
ちょっと更新間隔が空いてしまったこと、ご容赦ください。
しかし、ついに待ちに待ったモータースポーツシーズンの開幕です!
今週末は、いよいよ鈴鹿で国内カテゴリーのトップを切って
スーパーGT第1戦が開催されます。
そんなわけで、今日から私は鈴鹿入りしています。
走行前日となる木曜は、通常各チームがピットの設営や
機材・マシンの搬入を行うのですが、
シーズン開幕戦となると、各チームともに
ちょっとメカニックやドライバーの顔ぶれが変わっていたりして
どことなく、みんなウキウキ、わくわくといった雰囲気です。
とくに今年は、新型GT-Rの投入などもあり
話題豊富なシーズンなのですが、
是が非でも今回のGT-Rデビュー戦を優勝で飾りたいニッサン陣営に対して、
ホンダ、トヨタの両陣営がどう戦うか……。
このあたり、GT500だけでも非常に興味深いレースになりそうです。
GT-Rはもちろんですが、私の注目は写真に乗せたように
TAKATA 童夢 NSXとZENT セルモ SC430の2台。
ドライバーラインナップを変更した陣営が多い中で、
道上龍&小暮卓史という鉄壁コンビが残留したTAKATA 童夢 NSXは
昨年の不運に彩られたシーズンの反動か、今年は
ホンダ陣営でも軸になってくるチームだろうと思います。
また、トヨタ陣営では昨年の鈴鹿1000kmを勝っている
PETRONAS TOM'S SC430も注目ですが、
立川祐路&リチャード・ライアンという
切れ者同士となった新生38号車には
ちょっと興味深々なのです。
さらに忘れてならないのは、
昨年悲願のチャンプとなり、トヨタ陣営に電撃移籍して
オフの話題をかっさらった伊藤大輔が
レクサスSC430でどんな走りを見せるか。
走行が始まる前から、わくわくなのですが、
今週末はメルボルンでF1も開幕します。
佐藤琢磨の参戦も確定しましたし、
中嶋一貴の本格的なフルシーズンデビューとなるわけで
こちらも目が離せない!
日本では日曜夕方に放送となるF1オーストラリアGPと、
スーパーGT開幕戦の決勝。
みなさんは、いったいどっちを観ます!?
私ですか? 私は今年オートスポーツ誌でスーパーGTの
レースレポートを執筆することになっているので
当然、目の前のGT決勝に全力投球です。
なので、一貴君には「頑張れ!」ってメールでもしておこうと
思っています。
posted by 田口朋典 |00:14 |
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