2010年11月08日

やったね~、JP!

昨日、このブログを書いたあと判明したのですが、
Fニッポンの予選後、伊沢拓也が車両規則違反で
予選タイムがすべて抹消となってしまったため、
両レースで最後尾スタートは、井口卓人ではなく
伊沢になってしまいました。

「0.5ポイント(8位)をなんとか目指しますよ……」とグリッドで
苦笑いした伊沢ですが、結局レース1は11位。
レース2も11位に終わり、最後尾からの戦いは苦しかったようです。

ドライバーにはあまり非がないだけに、ちょっとかわいそうですね……。

ボディ下面にあるスキッドブロックの違反のようですが、
前回オートポリスでは同様に塚越広大が決勝終了後に
ペナルティーを受けています。

Fニッポンだけでなく、F3でも同様のペナルティーは
散見されるわけですが、
状況に応じて少しでもグランドエフェクトを狙って
車高を落としたいチーム側にとっては、やっかいな問題です。

以前Fニッポンのとあるエンジニアに聞いた話では
新品のスキッドブロックを装着して送り出したのに
帰ってきたら、予想外に削れてしまっていて
ペナルティーを取られてることもあるようで、
「こればっかりはどうにも……」との声も。

では、もっと車高を上げて走ればいい、という
意見もあるでしょうが、他チームと競り合っている以上
セットアップのせめぎ合いも避けられないものですしね……。

さて、肝心のFニッポン最終ラウンドでは、レース1で
ロイック・デュバルが優勝しPPの1ポイント+8ポイントをゲット。
このレース1が終わった段階で、平手晃平、大嶋和也が
タイトル争いから脱落し、チャンピオンの目があるのは
39.5ポイントのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、
39ポイントのアンドレ・ロッテラー、
37ポイントのロイック・デュバル、
そして35ポイントの小暮卓史の4人となったわけです。

レース1を制したロイックでしたが、連覇はならず
4.5ポイント差の中に4人がひしめくこととなったわけですが、 もう勝つしかチャンスがない小暮が、スタートで先行した JPを1コーナーでパス。レースを引っ張ることとなりました。 タイヤ義務付けのレース2ですが、燃料を少なく積んで、 序盤のうちにマージンを稼ぎ、ピットインでは4輪を交換する という戦略を選んでいたNAKAJIMA RACINGですが、 なんとピットアウトの際、小暮が痛恨のストール。
超緊張モードのJPでしたが……。
結局JPがロッテラー、小暮を従えてレース2を制し、 優勝でチャンピオンを獲得するという、彼にとっては 願ってもない結末となりました。 ガッツポーズでウイニングランするJPに、 感涙に言葉の出ない星野監督。 ドイツF3を制するもチャンスに恵まれず2004年に全日本F3へ。 その当時のJPは、本来のスピードを存分に発揮するも、 時には周囲に激しく憤りをあらわすなど、今にして思えば 不遇な時代だったのかもしれません。 まぁコース上でも、マシンを降りてもアグレッシブなのが JPの“ウリ”なんでしょうけれど、とにかくそのJPが ようやく大きなタイトルに恵まれたわけで、 本当に良かったなぁと。 また、「いろんなものが、頭の中によぎっちゃってね……」と 涙のワケを説明した星野監督でしたが、 参戦資金などかなり厳しい中でのシーズンだったと聞いていただけに、 チームのみなさんにも心からおめでとうと言いたいと思います。 さて、これで今シーズンの全日本F3、スーパーGT、 そしてFニッポンの全日程が終了しました。 来週は史上初のGT&Fニッポンの同時開催となる 富士スプリントカップです。 お近くの方は、是非サーキットに足をお運びください。 きっと、面白い週末になりますよ!


posted by tagu0798 |01:50 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年11月06日

FN最終戦、激戦の予感

さて、今年最後の取材予定だったイベント、
F3のコリアスーパープリの開催が突然キャンセルされ、
エアチケットのキャンセル代が憂鬱な田口です。

今週末は、鈴鹿のFニッポン最終戦に来ています。

最終戦となる今大会は、2レース制が導入されることとなっていますが、
予選PPに1ポイントが与えられるのに加え、
各レースの優勝者には5ポイント+ボーナスの3ポイント、
合計8ポイントが与えられるなど、
得点システムも通常とは異なります。

このため、状況次第で通常より多くのポイントが
ゲットできるということで、計算上は36ポイントでポイントリーダーの
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ&アンドレ・ロッテラーから
21ポイントでランキング6位の大嶋和也にまで、
タイトルの可能性を残す大混戦の最終戦となっています。

今日土曜には、ノックダウン方式の公式予選が行われ、
Q1の結果で決まるレース1のPPはロイック・デュバル、
Q3の結果で決まるレース2のPPはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが
それぞれPPを獲得、1ポイントずつを分け合うこととなりました。

Q3予選を終えた直後のJPは、同ポイントでロッテラーと
競り合っている状況だけに、予選で1ポイントを獲得したことで
非常に満足げな表情。もちろん、星野監督もリキ入ってます!

レース2でPPゲットのJP。星野監督も大喜び!
一方、レース1のPPを獲ったロイックも、レース2では4番手に 終わったとはいえ、手応え充分というところ。 しかし、小暮卓史やロッテラーも予選上位につけており、 タイトルの行方はまだまだ分かりません。 その一方で、Q1の途中でエンジントラブルのためにストップした 井口卓人はかわいそうでした。 今回のレースはふたつとも周回数が短いというのに、 Q1で2セット目のアタックが出来なかったために 両レース共に最後尾からのスタートとなってしまったからです。
Q2行けそうな手応えあっただけに無念の井口でした……。
前戦オートポリスでは、待望の初ポイントをゲットした井口には なんとか追い上げてもらいましょう。 佐藤琢磨による88年モノ、F1のロータス100Tのデモランなど、 イベント盛りだくさんの鈴鹿最終戦。 (実は、さっき既にテストで琢磨がコース1周してました。 やっぱ、あの時代のF1って音が良いし、カッチョいいですね!) 明日は天候も良さそうですし、なかなか興味深いレースになりそうです。


posted by tagu0798 |18:05 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月15日

今週末、オートポリスは決着の舞台に

今週末は九州はオートポリスでのフォーミュラ・ニッポン&全日本F3選手権です。

全日本F3選手権のある週末には、日本フォーミュラスリー協会の
外部スタッフとして公式サイト用のレポート執筆やリリース発行、
記者会見の司会など毎大会大忙しなのですが、シリーズも
今大会がいよいよ最終戦です。

昨日の午後にはサーキット入りしたのですが、夕方に日が翳ると
かなり冷え込んできます。日中も気温20℃に行くかどうかという感じですし、
やはりオートポリスは山の上ですね~。

秋空の下、F3は金曜占有走行です
さて、ここまで2台体制で参戦していたトムスですが、 今回はラファエル・スズキがリタイヤ届けを提出しており、 国本雄資のみの参戦となります。 諸般の事情により、としか言いようがないのですが、 ラファエルは元気にオートポリスに姿を見せていますし、 トムスからマカオには参戦するので、限られた活動資金の中での 苦渋の選択だったのでしょう。 午後にはコースサイドで写真を撮りました。 オートポリスは周囲が山で緑なので、鈴鹿とはまた違った趣がありますね。
コースサイドのすすきも走りをチェック!
もうコースサイドはすすきだらけ。すっかり秋です。 さて、明日以降注目は小林崇志と蒲生尚弥のNクラスタイトル争い。 5ポイント差での一騎打ちですから、状況次第では明日の第15戦で 決まるかもしれませんし、逆に最終戦に決着がずれ込むかもしれません。 う~ん、どっちも頑張れ!


posted by tagu0798 |18:21 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月10日

今週末はFN&F3鈴鹿ですね

どうもです~。

ちょっとご無沙汰になってしまいました。
前回ブログをアップしたのがモナコGP後でしたから
ずいぶんと間隔が空いてしまって、申しわけありません。

国内モータースポーツの取材をメインとしている私ですが、
今年のシーズン半ばまでは、レーススケジュールが非常にタイトで、
隔週のレース開催という強行軍の連続でした。
前週のレースに関しての専門誌向けの原稿執筆が終わらぬうちに、
次のレース取材のために移動というケースが続き、
残念ながらゆっくりとブログ原稿を考える時間がありませんでした。

おまけに、その間にスーパーGTのマレーシア・セパン戦があり
海外出張が入るなど、もうドタバタで……。
先週くらいになって、ようやく時間ができたと思ったら、
原因不明の体調不良に苛まれてしまい、ズルズルと先延ばしになってしまいました。

しかし、また頑張って巻き返して行きたいと思いますので、
改めてよろしくお願いします。


さて、閑話休題。

このブログのインターバルの間には、
ご存知のようにたくさんのモータースポーツイベントがありました。

全日本F3選手権ではツインリンクもてぎでの第7/8戦、さらに
岡山国際で第9/10戦が行われ、トムスのカルロ・ヴァン・ダムが
ポイントリーダーの座をひた走っています。

シーズン当初は、チームメイトの井口卓人国本京佑に
先を越されていた感はありましたが、
徐々に日本の環境にも慣れてきたのか、連続表彰台を続けて
気がつけばポイントリーダーに。

まだ22歳と若いぞカルロ(笑)!
序盤のころには、ちょっと気弱な発言もあったカルロですが、 今は結構自信もついて、結果はもちろん、その走りにも 少しずつキレが出てきたようです。 22歳にしてはちょっと老けた顔をしているのがご愛嬌、 まだまだ成長途上の若手ですから、今後に期待したいところですね。 そんな全日本F3選手権の岡山国際大会では、 一般公募した小学生以下の子供たち32人が F1のグリッドガールよろしく、各マシンのゼッケンボードを持って 決勝前のグリッドを彩る“グリッドキッズ”が行われました。 このグリッドキッズ、普段ならば関係者やグリッドパス購入者以外 立ち入り出来ないスタート前のグリッドに子供たちを招待し、 モータースポーツの緊張感や迫力を肌で感じてもらおうというもので、 2006年の岡山国際ラウンドで、初めて開催したイベントです。 心配されたお天気も、当日はスカッと晴れて 無事、グリッドキッズが開催されました。
グリッドキッズ。何気に背後には安田君の応援に本山君も来ていますね
当日集まった子供たちの中には、暑さのせいか、緊張のためか 鼻血を出しながらも「絶対にやりたいっ!」と、気丈にも 最後までグリッドボードを持っていたお子さんも。 (当然、保護者の方に確認をして「本人がやりたいと言っていますので、 やらせてやってください」とのご了承をいただいてのことでしたが) レース後には、表彰台に立ったドライバーたちとの 記念撮影や即席サイン会なども行われ、保護者の方々とも 大変喜んでいただけたようです。
子供たちにとって、良い記念になったかな?
このような子供たちにモータースポーツに触れる機会を、という催しは 主催者、サーキット関係者、チーム、ドライバーなど たくさんの関係者による協力の下、成り立っているわけですが 個人的には、これからも出来る限り続けていってもらえたらという 希望を持っています。モータースポーツの楽しさを 次世代を担う子供たちに、もっと知ってもらえたら、と願うからです。 さて、気がつけば、もう今週末はFニッポン第5戦&全日本F3選手権第11/12戦。 2レース制での初開催となるFニッポンですが、 加えて9日には、SG team 5ZIGENの6号車に GP2アジアシリーズで活躍した吉本大樹が急遽参戦決定するなど 興味深いイベントとなりそうです。 今回シートを失った平中克幸の分まで、 吉本君には頑張ってもらいたいものですね。
某関係者の結婚式2次会での吉本君。久々のFN復帰、がんばれ!


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posted by 田口朋典 |14:40 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月05日

FN&F3開幕戦富士、土曜日はルーキーが大活躍!

どうもです~。

Fニッポン&F3開幕ラウンド富士の土曜日は、
昨日ご紹介したルーキーたちが大活躍でした。

Fニッポンではノックアウト方式の予選が行われ、
本山哲ブノワ・トレルイエ小暮卓史といった面々が
Q2で落ちてしまうという波乱がありましたが、
昨年の王者らしく、IMPULの松田次生がポールポジションを獲得しました。

しかし、その王者の横のグリッド、フロントロウのもう一席を手にしたのは、
なんとARTAの伊沢拓也でした!

昨年まで全日本F3を戦っていた伊沢君。
「なんだか良く分からないんですけど~(笑)」と言いながらも
かなりうれしそうでしたね。
予選後の車検からオレンジ色のマシンを押してくる、
伊沢担当のスタッフたち、特に佐藤真治エンジニアもうれしそうでした。

明日の決勝も期待したいところです。

伊沢拓也がいきなりのフロントロウ!
で、一方全日本F3では予選でポールポジションを手にしていた、 トムスの井口卓人が見事なポール・トゥ・ウインを飾りました。
F3開幕戦は井口卓人がポール・トゥ・ウイン!
予選ではチームメイトのカルロ・ヴァンダム国本京佑を抑えて 見事連続ポールポジションを獲得した井口君。 「2周目の1コーナーでスリップを奪われなかったので、これなら勝てると思いました」と 両手を挙げてのガッツポーズでのチェッカーでしたが、 最後までプッシュし続けての堂々たる初勝利でした。 明日の第2戦もポールポジションですし、当然彼は連勝を狙うでしょうけれど、 ライバルたちがそれを許すかどうか……。 今日の第1戦で激しいバトルの末に国本君を逆転して3位を得た ナウ・モータースポーツのケイ・コッツォリーノあたりが台風の目になれば 今日以上に見応えのあるレースになるでしょう。 日曜の富士も、面白そうです~。


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posted by 田口朋典 |19:30 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年04月04日

富士FN & F3開幕ラウンド(金曜日)

どうもです~。

今週は富士でFニッポンと全日本F3が同時に開幕ラウンドを迎えます。

その前哨戦ともいうべき金曜の練習走行では、
FニッポンではPIAA NAKAJIMAのロイック・デュバルが、
F3ではトムスの井口卓人がそれぞれトップタイムをマークしました。

そんな両カテゴリーですが、開幕ラウンドとあって
やはり興味深いのは初戦を迎えたルーキーたち。
FニッポンではIRL帰りの松浦孝亮、同じくGP2帰りの平手晃平をはじめ、
F3からのステップアッパーとなるロベルト・ストレイト石浦宏明伊沢拓也が、
そして、より若手ドライバー率の高いF3では、
カルロ・バンダム国本京佑井口山本尚貴ケイ・コッツォリーノ、そして中嶋大祐が全日本選手権クラスに、
新たにスタートするナショナルクラスには
山内英輝松下昌揮永瀬貴史桜井基樹ザヒール・アリアレキサンドラ・インペラトーリがそれぞれデビューします。

強豪ひしめくFニッポンでは、この日の最上位はARTAの伊沢君の9番手。

FNでは伊沢拓也がルーキー最上位!
F3では最初に触れたように井口君が堂々のトップタイムを奪っているわけですが、 F3のルーキーたちはまだ20歳そこそこという若さで非常に初々しく見ていて楽しいですし、 その一方でFニッポンに打って出るルーキーたちが、 百戦錬磨のベテランたちにどう立ち向かうか、 緊張気味の表情で興味は尽きません。
F3では井口卓人が金曜のトップタイム
今週末はお天気もまずまずのようですし、 お近くの方はぜひ、サーキットに足を運んで彼らルーキーたちの デビュー戦を見てあげてほしいですね~。


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posted by 田口朋典 |19:20 | FN & F3 | コメント(0) | トラックバック(0)
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