2011年04月07日
ご無沙汰しています。
マカオGP本番前を最後に、更新がストップしていました。
オフの間にいろいろ思案しながら、「そろそろ更新しなきゃ」と
思っていた矢先、なんとF1開幕戦のバーレーンが
同国内の政情不安のため中止となり、
そこに追い打ちをかけるように3月11日、東日本大震災が日本を襲いました。
この未曾有の災害によってツインリンクもてぎ、仙台ハイランドなど
国内サーキットにも被害がおよび、
加えてガソリンや電力の不足、避難所生活を続ける多くの被災者の方々の現状など、
混乱している国内情勢を考慮して、スーパーGTとFニッポン&F3の
国内モータースポーツイベントも、開幕戦の順延やカレンダーの組み替えなど、
現状で大きな影響を受けています。
レースでのお仕事がほぼ100%といえる私ですが、
この状況下でレースイベントをやるべきではないと思いますし、
開幕戦の延期を決めた各主催者の決断には納得です。
実家が阪神大震災で被災した経験もあり、
今回の東日本大震災も他人事とは思えません。
今は、被災地の1日も早い復興を祈る気持ちでいっぱいです。
とはいえ、レースが好きな気持ちに変わりはありません。
そんな中、それならばと期待を持って迎えたF1開幕戦のオーストラリアGPで、
小林可夢偉が健闘、初戦からポイントゲットかと思いきや、
まさかの車両規定違反で失格の憂き目に遭うとは……。
人生、本当に思うようには行きませんね。
閑話休題。
モータースポーツファンにとっては、なかなかフラストレーションの溜まる現在ですが、
今日4月7日から、大阪は梅田のキャノンサロンにて
「JRPA(日本レース写真家協会)40周年写真展」が開催されます。
会場では、レースに魅せられ、国内外の現場でシャッターを切って来た、
多くのレースフォトグラファーたちの作品が展示されるほか、
会場では同時に東日本大震災の義援金を募ることとなっています。
宜しかったら、お近くの方はお出掛けください。
きっと、もどかしいほど長いこのシーズンオフにおける、
一服の清涼剤となるのではないでしょうか。
■JRPA40周年写真展・大阪会場
日程: 2011年4月7日(木)~4月13日(水)
場所: キャノンギャラリー梅田
電話06-4795-9942
〒530ー8260 大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビルB1F
時間: 10:00~18:00(最終日は15:00まで)日、祝は休館
http://www.jrpa.org/index.html
http://www.jrpa.org/40years.html
posted by tagu0798 |01:52 |
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2010年11月13日
昨日から、富士スピードウェイでの
JAFグランプリ取材に来ています。
FニッポンとスーパーGTの史上初の同時開催ということで、
興味深いイベントになっているわけですが、
やはりシリーズ戦とは異なる特別戦ということもあってか
各チーム、ドライバーともにいつになく
リラックスしているような雰囲気を感じます。
なんとなく、張り詰めたいつものパドックとは違うんですよね。
その一方で、スケジュールがタイトなので
大変なドライバーやメカニックもいます。
ドライバーではFニッポン&GT300に乗る井口卓人。
昨日の予選ではまさに殺人的(?)スケジュールで、
FNフリー走行→GT300公式練習→
FNスペシャルステージ→GT300予選と
数十分間隔での乗り換えをしなければならず、
「さすがにGT300とFニッポンではダウンフォースとスピードに
違いがありすぎて、参っちゃいました(苦)」と、
Fニッポンでは予選でオーバーランして予選最後尾、
GT300でもチームメイトの国本雄資がフロントロウを得たのに対し
10番手あたりに留まりました。
FニッポンとGT500を乗り換えるドライバーからは
「そんなに大変じゃないですよ」なんて声が聞かれましたが、
FニッポンとGT300ではステアリングの重さも、スピード感も
かなりのギャップがあるんでしょうね。
でも、同じくFニッポンとGT300に出ている平中克幸は
GT300で見事優勝! 頑張ってました。
また、今回はLGDAのGT500ドライバーたち10人が
キッズたちによるイラストコンテストで選んだ
特別カラーリングで出走していますが、
なかなか良い試みだなぁと思います。
「今の子供たちにクルマやモータースポーツに対しての
夢や感動、憧れを少しでも持ってもらえれば、
それが将来のレースファンの拡大やクルマ社会の
一層の充実につながると思うんですよ」と
LGDA会長の脇阪寿一は語ってくれましたが、
自身も「僕らの夢、そして希望」と大きなメッセージの入った
デザインを選び、いつもとは違うブルーベースのヘルメット姿で、
普段から子供好きの寿一としても、かなりの力の入れようです。
同様にアンドレ・クートも
「将来のある子供達に、より僕達ドライバーを、そして
モータースポーツを身近に感じてもらうことは
とても大切なことなんだ」とコメントしてくれましたが、
11月3日に愛息アフォンソ君が天に召されたばかりなのに、
気丈に振舞うアンドレから、「僕は子供が大好きなんだ」と聞くと、
同年代の子供を持つ親として、正直泣きそうになって
「頑張れ」と声を掛けることしかできず、参りましたが……。
ちなみにアンドレは女の子のデザインした、富士山の描かれた
ヘルメットを被って走っています。
今日の土曜のレース1は、
FニッポンではPETRONAS TEAM TOM'Sのアンドレ・ロッテラーが、
GT300ではJIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430の平中克幸が、
そしてGT500ではZENT CERUMO SC430のリチャード・ライアンが
それぞれ優勝。
明日もレース2が行われます。
色々な意味で、モータースポーツシーズンを締めくくるには
いいイベントだな、と感じた次第です。
posted by tagu0798 |19:24 |
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2010年11月01日
WTCC岡山、結局レース1はシボレーのロバート・ハフ、
レース2はBMWのアウグスト・ファルファスが勝ちましたね。
ドライの決勝と思っていたら、お昼前あたりから雨が……。
過去2年同様、雨のWTCCとなってしまいました。
お陰で2レースともにセーフティーカー先導によるスタート。
というより、レース2はかなりの大雨に……。
タイトルを争う注目のアンディ・プリオールがヘアピンでスピンアウト、
「事実上、今日で僕のチャンピオンシップは終わったと思う」と
寂しいコメントを発することになってしまいました。
両レースで3位に入ったイヴァン・ミューラーが
最終戦を残し37ポイントと、大量リードを築くこととなり、
2年ぶりのタイトルを手中に収める確率が、俄然高まって来ました。
さて、今大会パドックで相変わらずの人気を誇っていたのが
元全日本F3&Fニッポン王者で、GTでも活躍したトム・コロネル。
「先週の土曜に長男が生まれてね、いや~岡山に来る前に
生まれてくれたから良かったよ~」といつもながらのハイテンション。
彼のピットの天井には、チームがトムの赤ちゃん用に
下の写真のようなメリーを吊り下げてます。
決して赤ん坊みたいなトムをなだめるためじゃありません。
「上の娘が4歳なんだけれど、これも可愛くてね!」と
子煩悩なトムですが、
「これで息子も出来たし、子供がふたりになってさらに責任重大だよ」と
パパらしい発言も。
その一方で、
「でも、ウチには小部屋が4つあってね。だからカミさんには
あと2人なんとか頑張って子供4人ってのはどう? って、
話してるんだよね」
と、密かな野望も披露してくれました。
念願のセアトTDIを得た今季、セアトのチーム状況もあり
なかなか勝利に手が届かないトムですが、
この野望なら、激戦のWTCCのタイトルを狙うよりも、
より実現の可能性が高いかも!? です(笑)。
来年からは鈴鹿での開催となるWTCC。
また来年、好レースを期待したいものです。
posted by tagu0798 |00:43 |
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2010年10月31日
WTCC岡山、土曜は無事にドライで予選が行われました。
その結果、今季初ポールを獲得したのはアンディ・プリオール。
チームメイトのアウグスト・ファルファスのスリップをばっちりもらって
ただひとりQ2で1分36秒972と37秒を切ってのレコードタイム。
「アウグストがすごく良いスリップストリームをくれたことが
やっぱり大きかったね」とプリオール。
このあたり、タイトルのためにはチームプレイも
おおっぴらにOKというWTCCらしいですが、ファルファスも予選2番手と
BMW勢にとっては願ってもない結果。
「明日は最低でも25ポイント(優勝)は持って帰るよ」との
プリオールのコメントも、現実味を帯びてくるところですが、
予選終了後の記者会見で、こんなハプニングが。
予選5番手と健闘した、セアトTDIのノルベルト・ミケリスが、
「いや~、今日は自分にとってベストの予選結果だったんだけれど、
実はちょっと体調が悪くてね。熱が少しあったし、万全じゃなかったよ」
とコメントした瞬間、予選トップ3のプリオール、ファルフス、
ロバート・ハフがそろって、彼から大げさに逃げることに。
文字通り「病気移さないでくれよ!?」的なジョークの
リアクションなのですが、お茶目な彼らのしぐさに
各国のメディアが大ウケでした。
さて、明日はドライでの初めての岡山でのWTCC決勝。
予選で予想よりはシボレーが振るわず、BMW勢が
フロントロウを独占したことで、
俄然プリオールが優位に立つことが予想されます。
まず第1レースはファルフスが盾となって、おそらく
プリオールがポイントを稼ぐでしょう。
リバースグリッドとなる第2レースは、4列目からスタートとなるBMWが、
スタンディングスタートでの強味を活かしていきなりジャンプアップ、
これまたそこそこポイントを稼ぎそうです。
今回、5速Hパターンではなく、6速シーケンシャルにしてきた
BMWの思惑がかなり奏功しそうな気配ですが……。
さて、結果は……。私の予想どおりに行くんでしょうか!?
posted by tagu0798 |01:19 |
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2010年10月30日
10月第2週のF1日本GPから8週連続で
週末出張中なわけですが、
今週末は岡山のWTCC日本ラウンドに来ています。
つい先日、WTCCと同じスーパー2000車両規則を使い、
日本でも「JTCC」が2012年からスタートすることが発表されましたが、
クラス2車両を使ってトヨタ、ホンダ、ニッサンがシノギを削るも
消滅の憂き目を見た過去の「JTCC」とは異なり、
良い形で“こんな風に”盛り上がって欲しいなと思いながら
昨日はWTCCのパドックを歩きました。
今大会、注目はシボレーのイヴァン・ミューラー、
BMWのアンディ・プリオール、そしてセアトのガブリエル・タルキーニによる
佳境に入りつつある三つ巴のチャンピオン争いですが、
その一方で、マシン的な目玉はやはりスポット参戦のボルボC30でしょう。
母国スウェーデンの国内選手権「STCC」で活躍しているボルボですが、
イギリスラウンドなどにはスポット参戦してきたものの
日本では初登場になります。
既に来季からのWTCCフル参戦をアナウンスしていますし、
たった1台での参戦ながら、結構力の入った感じです。
某誌の企画で、フリー走行前の時間を使って、C30をじっくり見させていただきました。
私を含め、スーパーGTなどを見慣れている人にとっては
物足りないかもしれませんが、コスト抑制のために厳しく開発と
モディファイを制限しているスーパー2000規定のマシンですから、
市販車の面影を強く残しています。
コクピット内も、不要なものをそぎ落としていますが、
シーケンシャルのギヤシフトレバーが目立ち、ステアリング周辺にシフトアップのタイミングを知らせる
インジケーターなどがあるくらい。
GTのようにたくさんのスイッチ類があるわけでもなく
エンジンルーム、外観含めてもシンプルそのものです。
現在では全車がバイオフューエルで走っているWTCCですが、
ボルボは先代のS60時代からその先駆けとして、
バイオフューエルを使っていました。
「S60に比べてコンパクトになったから、
最初はレーシングカートみたいな印象だった。
タイトコーナーなんか、結構このクルマは得意なんだよ」とは
ドライバーを務めるロバート・ダールグレンのC30評。
ベースはコンパクトファミリーカーですから当たり前のコメントですが、
シボレーのクルーズも、セアトのレオンも
同様のコンセプトのベースカーを選んでいますから
昨今のツーリングカーレースでは、オーバーハングの少ない
コンパクトなFF車、というのがベース車両の基本線なのでしょう。
昨日はドライでフリー走行が30分間行われ、トップタイムは
シボレーのロバート・ハフが奪いました。
今現在、土曜の午前9時の段階でほとんど雨の降っていない岡山ですが、
路面は夜半の雨で、ところどころ黒く濡れている状況。
この後、公式練習2回を経て夕方行われる予選では
どのあたりのマシンがフロントロウに並ぶでしょうか。
昨日何人かのドライバーと話した印象では、路面温度が低かったり、
路面のミューが低いときには、特にタイヤの温まりの良い
FFマシンが予選では有利だとか。
となれば、やはり好調のシボレー勢が来るのか……。
ワークス活動を休止し、開発のストップしているセアト勢の
台所事情はかなり厳しいようですが、FF車はとにかく
予選で前に行かないと、レース後半とスタンディングスタートに強い
FR車のBMWの逆襲に会う恐れもあります。
台風がそれ、3年目にして初めてドライでの決勝が予想されている
WTCC岡山ラウンド。インディペンデントクラスに出場する
柳田真孝、谷口信輝、谷口行規、そして伊藤善博の
日本勢にも期待しましょう。
あ、あと日本でお馴染み、トム・コロネルにもひと暴れしてもらえれば、
岡山に足を運んだファンの方々には、楽しい週末になるんじゃないでしょうか。
posted by tagu0798 |09:33 |
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