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勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

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7.思い出すだけでいいはず

これも勝てていない弊害なんでしょうか。 いや、出来ないわけじゃないんですよ。 後半20分頃、ゴール前で相手の攻撃陣がスイッチして崩しに来たところを、人へのマークを外さずついていき、しっかり足も出して、守り切った場面がありました。 それを90分間、粘り強くやってほしい、ってことなんですよね。

ファンサポの立場からすると、広島の守備は、必要以上に危なっかしく見えます。 相手チームの攻撃陣も楽でしょうね、ボールを奪われる危険が少ないから、思い通りのプレーができますよ。 それでいいんですか?という話なんですよね。

今まで出来ていたことなんです。思い出すだけでいいと思うんだけどな…

8.持ち味を発揮する選手たちが増えてきた

ここまで、サンフレッチェの問題点について、長めに書いてきました。 もしかすると、この試合に対する私の評価が、厳しく批判的な印象を与えたかもしれません。

しかし、私がこの試合から感じた印象は、実は、かなりポジティブなものだったんですよ。 事実、前向きになれる要素が、この試合には多かったと思います。

例えば、カズ。 勝ちを欲するあまり、チーム全体が急いで前掛かりになりかけたところ、カズの投入により、「過剰」なテンションがクールダウンしましたよね。

あるいは、Aロペ。 連携を意識しすぎているのか、何かワサワサした感じでプレーしているように見えていたAロペが、この試合では、自分の周りにスペースができたときに、パスよりもドリブルで進む選択をする場面が多かったですよね。

他にも、ミカやカシッチ、壮也などは、自分のプレーに徹することでチームに貢献すると同時に、アピールもしていましたよね。 そういう、持ち味を出せる選手が増えてきたことは、間違いなく、プラスの要素だと思います。

9.「型」に戻る選択

ところで、試合後、私が知らないある人が「せっかくイケイケだったのに、カズを入れてトーンダウンした。森保監督の采配ミスだ」という趣旨を書いていました。 「色んな考えがあるなあ」と思ったのですが、私は、それとは全く違う意見でした。 なぜなら、今年のサンフレは闇雲に前へ進むだけになることが多く、リスクヘッジの意識が低い、と思っていたからです。 相撲で言えば、腰高&つま先立ちで焦って寄っているような。 ハマれば勝てるけど逆転も受けやすい、そんな危険な体勢はすぐに直してほしかった。

だから、カズがピッチに入った時は、「カズ投入で少しペースを落ち着かせたいな」とメモしてました。

あれから1週間が経ち、ポイチさんの意図も、カズの意図も、ベクトルを落ち着かせようとした、と伝わっていますが、別に後出しで指摘しているのではなく、それが元々のサンフレッチェのやり方だから、そう思っただけなのです。 一度、腰を下ろして、態勢を整えてから勝機を窺う形、その「型」に戻すことが、今の広島にはベストチョイスだと思ったわけです。

カズが戦列に復帰したことで、青ちゃんや塩ちゃんなど、広島が継続するべき「型」を忘れていそうな選手たちが、そのことを思い出してくれれば、少なくとも守備の面では今よりも向上するに違いない、と私は思います。

10.一番強く感じたこと

すっかり長くなってしまいましたね。

レビューの最後に、この神戸戦で、私が最も強く感じたことを記しておきます。 それは、前半開始から30分経った辺りで思ったことでした。

「全然、悪くないじゃないか。勝ってる時なら、全然問題ない内容じゃないか。」

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サンフレッチェ広島
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この記事へのコメントコメント一覧

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

練馬のくま吉さん

いつもありがとうございます!

「内容の良さ」というのは、「先々につながること」なんだと思います。
神戸戦では、ダイレクトパスが6~7本つながる場面が久々に観れたし、後半は足を出す守備意識もあったので、これから上向きに転ずることは十分にあり得る、と思いました。

但し、良かった部分を生かしていくためには、矛盾するようですが、「勝利」という成功体験を得ることが大事だと思います。

ルヴァン杯のメンバーは、その実体験ができました。
あとは、リーグ戦のメンバーに、それを味わってもらいたい。
そのことが一番の「上積み」になるはずだと思うので。

それではまた!

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

kumakumasansan さん

こんにちは。
久々のお越し、ありがとうございます!

そうですよね。「ボールを取られれば」以降のくだり、全くその通りだと思います。
その運動量を持続するために、工藤もフェリペも稲垣も引っ張ってきたわけですもんね。
彼らには一層奮起してほしいし、青ちゃんが宣言した「走るチーム」を目指して、改めて全員で取り組んでほしいです。

それと、やっぱり「予測」の部分が足りないんでしょうね。
これは守備に限ったことじゃなく、攻撃面でも言えることですが。
とにかく、まずは能動的にプレーしてほしいと思います。

それではまた!

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

"「全然、悪くないじゃないか。勝ってる時なら、全然問題ない内容じゃないか。」"

まさにこれです。
私は3節以降、柏戦以外は内容が良く無い試合は無かったと思っています。
仙台戦については、以前コメントしましたが、良いレッスンだったと思います。
1年通して悪いところが出ないなんて中々無いことですから。

ただし、現実の順位は降格圏内ですから、そういう意味では単に継続しててもダメなんでしょう。
どういう上積みを見せてくれるのか、引き続き注目して応援して行きたいです。

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

見に行きました 率直に良かったです。なんでこれで勝てないんだろうと感じるくらいです。
去年ぐらいからボールが来たときにびっくりしている場面が増えたように感じていました。自分が選択肢だと思ってないのか無責任なのか 結局後手を踏んで守備も破綻していました。

神戸線は 前線も動いてましたし 後ろもちゃんと選択肢を作るべく 全体的に動いていたと思います。これが広島のビルドアップです。全員が参加しないと機能しませんもうウタカはいません。ボールを取られれば一番近い選手が時間を作るべきです。その部分がおろそかだから 失点も増えるのです。やっと噛み合ってきたと感じます。鳥栖戦も、まあまあの内容で勝ちましたし(それはできていた) 今のチームは運動量を増やして90分集中して動き回るしかこのサッカーはできないんだと思います。

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