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勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

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同点直後、「若干せわしないなあ」と感じていたところで、野上に代えてカズが投入されましたが、交代後、球離れの良さや守備面での効用など、バランスが良くなった印象がありました。 勝ち越し点を許す心配は少なくなった、と思いました。

後半36分、先発復帰していたミカから壮也にスイッチ。 ミカの攻守の切り替えはさすがでした。 そして今後は、この交代策が定番になりそうな予感がしました。

後半を通じては優勢を保ったと見えたサンフレッチェでしたが、最終盤は、なかなか攻めの形を作ることができませんでした。 特に、Aロペの疲労感が顕著だったので、ここに残り1枚の交代枠を使う選択がなかったのかな、とは正直思いました。 もちろん、高さの面とか、前線にポイントを置きたいとか、ポイチさんの狙いは想像できるのですが。

こうして、試合は1-1で終了。 勝ち切れる場面もあったので、勝ち点3を獲れなかったのは残念でしたが、それでも勝ち点1でも獲れたことは良かったと思います。 (負けてしまうよりは全然マシでしょう。)

5.勝てていない弊害

では、ここからは試合中に気が付いた事柄を何点か挙げていきます。

まず、立ち上がりは無難に滑り出した、と思ったのですが、個人のレベルでは、プレーの選択がちぐはぐしているケースも少し見受けられました。 例えば、シバコーがフリーで持ったとき、工藤が浅いラインを突破するべく走り始めていたのに、その外のカシッチを経由させた、という場面がありました。 その工藤も、ペナに入るためのスペースが空いていたのに、ゴール前に迫るより先にシュートを選択してしまった、ということがありました。 (もっとゴールに突進してからの方が確実だった、というのは結果論ですが。)

シバコーの選択自体は決して悪くなかったけど、あそこは単純に裏のスペースに出せばいいよ、工藤を使うのがいいよ、と思ったし、工藤のも、「ゴールが見えたら遠目からでも狙ってみる」という意味では、これも悪い選択ではなかったけど、ちょっと慌てたのかな、と思ったし。

この辺りは、試合を勝ち得ていないことが判断力に影響しているな、と感じさせられました。

6.なぜ足を出さなかったのか

そんな弊害は感じつつ、試合自体は0-0で推移していたのですが、前半32分に失点。 確かに、相手の崩しを褒めるべきところ、だったと思うのですが、しかし。

私はプレー経験に乏しいので、技術的に妥当な話ではないかもしれませんが、あの失点シーンで思ったことは、「なぜ誰も足を出さなかったのか?」という疑問でした。

守備陣は、頑張って「人」に付こうとはしていました。 しかし、前に立ちふさがることはできても、ボールにチャレンジすることはできませんでした。 ボールを奪うためには足を出さなければならないはずですが、それが全くできなかったから、簡単にシュートを打たれてしまったんじゃないのか? そう思ったのです。

今期のサンフレッチェは無失点の試合が数えるほどで、失点数自体は少ないのですが、とても印象が悪くなっています。 ただ、セットプレーの守備がクローズアップされていますが、実はそれ以上に、本来の粘り強い守備ができなくなっていることの方が重大なのではないでしょうか。

とにかく、能動的なディフェンスができていないんですよね。 相手の動きについていくだけで、「ボールを奪ってやろう」という意志に乏しい守備が、今年は本当に目立ちます。

ポイチさんが「球際を厳しく」と口を酸っぱくして言ってるはずなのに、何でこうなるんだか… バランスを崩してまで無理にチャレンジする必要はないけど、フェイクでもいいから、もっと足を出した方がいいのでは? 仕掛けてみてはいいのでは?

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サンフレッチェ広島
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この記事へのコメントコメント一覧

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

練馬のくま吉さん

いつもありがとうございます!

「内容の良さ」というのは、「先々につながること」なんだと思います。
神戸戦では、ダイレクトパスが6~7本つながる場面が久々に観れたし、後半は足を出す守備意識もあったので、これから上向きに転ずることは十分にあり得る、と思いました。

但し、良かった部分を生かしていくためには、矛盾するようですが、「勝利」という成功体験を得ることが大事だと思います。

ルヴァン杯のメンバーは、その実体験ができました。
あとは、リーグ戦のメンバーに、それを味わってもらいたい。
そのことが一番の「上積み」になるはずだと思うので。

それではまた!

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

kumakumasansan さん

こんにちは。
久々のお越し、ありがとうございます!

そうですよね。「ボールを取られれば」以降のくだり、全くその通りだと思います。
その運動量を持続するために、工藤もフェリペも稲垣も引っ張ってきたわけですもんね。
彼らには一層奮起してほしいし、青ちゃんが宣言した「走るチーム」を目指して、改めて全員で取り組んでほしいです。

それと、やっぱり「予測」の部分が足りないんでしょうね。
これは守備に限ったことじゃなく、攻撃面でも言えることですが。
とにかく、まずは能動的にプレーしてほしいと思います。

それではまた!

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

"「全然、悪くないじゃないか。勝ってる時なら、全然問題ない内容じゃないか。」"

まさにこれです。
私は3節以降、柏戦以外は内容が良く無い試合は無かったと思っています。
仙台戦については、以前コメントしましたが、良いレッスンだったと思います。
1年通して悪いところが出ないなんて中々無いことですから。

ただし、現実の順位は降格圏内ですから、そういう意味では単に継続しててもダメなんでしょう。
どういう上積みを見せてくれるのか、引き続き注目して応援して行きたいです。

勝ちが欲しいのはヤマヤマだが、前向きな内容だったんじゃなかろうか? ~神戸戦レビュー~

見に行きました 率直に良かったです。なんでこれで勝てないんだろうと感じるくらいです。
去年ぐらいからボールが来たときにびっくりしている場面が増えたように感じていました。自分が選択肢だと思ってないのか無責任なのか 結局後手を踏んで守備も破綻していました。

神戸線は 前線も動いてましたし 後ろもちゃんと選択肢を作るべく 全体的に動いていたと思います。これが広島のビルドアップです。全員が参加しないと機能しませんもうウタカはいません。ボールを取られれば一番近い選手が時間を作るべきです。その部分がおろそかだから 失点も増えるのです。やっと噛み合ってきたと感じます。鳥栖戦も、まあまあの内容で勝ちましたし(それはできていた) 今のチームは運動量を増やして90分集中して動き回るしかこのサッカーはできないんだと思います。

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