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【高校サッカー】青春は、時に手厳しい。

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日々、熱戦が繰り広げられている、第95回全国高校サッカー選手権大会。 ベスト4が出揃いましたが、その話ではなく、1月2日の話を書きます。

私の地元である広島県からは、今回も広島皆実高校が出場権を勝ち取りました。 このところ1回戦敗退が続いていた皆実高校でしたが、今回は2回戦からの登場となったので、新年を迎えての初戦となっていました。 対戦相手は、同じく2回戦から登場の長野県代表、創造学園高校でした。

4年ぶり2回目の創造学園にとって、4年連続13回目出場の皆実は「格上」と思われていたようで、広島で放映された生中継でも、創造学園の選手によるそうした趣旨の発言が紹介されていました。 そして、試合前のそういう感情が影響したのか、試合開始から皆実高校の動きが勝り、創造学園は単発でしかチャンスを作れません。 特に、広島皆実の左サイド、片岡永典くん(3年)の突破が脅威を与えていました。

皆実高校の先制点は、その左サイドからのフリーキックでした。 前半16分、ファーサイドへのクロスを長身DFの河野秀汰くん(3年)が折り返し、フリーになっていた藤井敦仁くん(3年)が合わせて、ゴールに突き刺したものでした。

得点後も動きで勝り、優位に試合を進めた広島皆実でしたが、追加点を重ねることはできず、試合は後半へ。

創造学園のスーパーサブ、前谷朋宏くん(3年)が後半開始から投入され、逆襲の期待が掛けられましたが、広島皆実は彼にほとんど仕事をさせません。 逆に、両サイドからの崩しで、皆実が決定的な場面を度々作りました。 ただ、創造学園も体を張って、2失点目は喫せず、粘りを見せます。

そして、アディショナルタイムに突入。 諦めずにゴールを目指す創造イレブン、最後に締めたい皆実イレブン、両者のせめぎ合いは最終局面を迎えます。

右サイドからのロングスローを、皆実DFがクリアしたところから、試合の趨勢は反転しました。 クリアボールを右サイドでつないだ創造学園が、想いを込めたクロスをゴール前へ。 落下点でヘディング勝負に競り勝ったのは、創造学園の2年生、森昂大くんでした。

ラストプレーで劇的に追い付いた創造学園は、続くPK戦でも、絶対の自信を持って挑んだGK矢野遥希くん(3年)の活躍で勝利し、3回戦に駒を進めたのでした。

広島皆実を応援していた私にとっては、非常に残念な結果になってしまいました。 まして、当事者である選手たちが受けた衝撃は如何ばかりだったでしょうか。 特に、PKを止められた藤井くんや片岡くんは、80分間のプレーではチームを牽引するパワーを見せてくれていただけに、体が引き裂かれんほどに悔しかったことだろうと想像します。

厳しいことを言えば、まず、優勢に試合を運びながら追加点を奪うことができなかったこと、そして、終盤に時間を有効利用することができず、ATを守り抜けなかったこと、は、反省しなければならないでしょう。 ロングスローのクリアで安堵してしまった、かどうかは選手たちに聞いてみないと分からないのですが、結局は最後のクロスを上げさせてしまったわけで、そのように周りから見られても仕方ないところかと思います。

勝負の世界は、ほんの少しのことで表と裏が入れ替わってしまいますね。手厳しい世界です。

しかし、それでも私は、広島皆実の選手たちはよく戦ったと思います。 最後のところにしても、ああいうギリギリの場面だと、1点のリードを守り抜くメンタルよりも、1点取って追い付くメンタルの方が、力は発揮しやすいと思います。 その意味で、創造学園の選手たちの諦めなかった気持ちは称賛するべきものですが、広島皆実としては、やはり難しさがありました。

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