ライフ イズ リスペクト from ビッグアーチ

強者(つわもの)は機会を逃さない。サンフレはどうか? ~天皇杯鹿島戦を前に~

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1.機会を逃さなかった鹿島

2016年FIFAクラブワールドカップ(以下、CWC)において、鹿島アントラーズが素晴らしい成果を記録しましたね。 私は今年のCWCを1試合も観ていないのですが、聞くところによると、いつものスタイルで鹿島らしい戦いを貫いていたとのこと。 相手チームのコンディション面の苦心などといったエクスキューズはあったにせよ、鹿島もCS準決勝から戦い詰め、26日間で7試合という強行軍でした。 トーナメントを勝ち抜けたのは掛け値無く鹿島の力だったと思います。

昨年、サンフレッチェ広島がCWC3位になったとき、多くの方が、広島の戦いを評価してくださいました。 いま、その時に書いた自記事を繙きながらこの記事を書いていますが、去年の自分は、「(多くの人が)サンフレッチェの戦いに感銘を受けてくれていることがよく分かって、広島ファンの1人として非常に有難い」などと書いています。

今年、鹿島アントラーズがCWC2位、準優勝という結果を得たことで、やはり多くの方が、鹿島の戦いを評価しておられます。 特に、あのレアル・マドリードに目の色を変えさせたことは、多くのサッカーファンを括目させましたね。 おそらく、鹿島のファンサポの方々も、昨年の広島ファンサポと同じく、「ファン冥利に尽きる」と感じておられることでしょう。

もちろん、肯定的な意見ばかりではなく、年間勝ち点3位だったことや勝ち点差が大きかったこと、開催国枠でのCWC参戦だったことなどを槍玉に上げ、批判する論評もありました。 まあ、感情的にまくしたてたり、単なる批判したがりだったり、そういう質の悪いコメントには辟易するし、シンクロする気もありませんが。 ただ、CSに関しては、年間勝ち点1位チームのアドバンテージ度合は、もっと考慮するべきだったと思っています(*)。

とはいえ、それは当然、鹿島が決めたことではなく、鹿島が責められる謂れはありません。 「悪法も法」という言葉がありますが、レギュレーション自体に批判はあっても、今年はその規定で運営されたのですし、条件はJ1全クラブ同じだったわけです。

そんな中、鹿島は、自らの手でCSの出場権を勝ち取り、自らの手でJ1年間王者を勝ち取りました。 CWCについても同じです。開催国枠であろうがなかろうが、自らの手で規定を満たしたから、あの舞台に立てたのです。 そして、鹿島はその機会を逃しませんでした。

真の実力者は、与えられた機会を決して逃しません。 もちろん、勝負事なので、機会が結果に結び付くとは限りませんが、鹿島は、与えられた権利を最大限に生かし切りました。 鹿島がその実力を備えていたことを、結果を以って証明したのです。

(*)昨年のG大阪との日程を比較すると、準決勝から決勝までの日数が違います。 昨年:準決勝(延長)-中3日-決勝第1戦-中3日-決勝第2戦 今年:準決勝-中5日-決勝第1戦-中3日-決勝第2戦 昨年のアドバンテージさえ「差が少ない」と批判されていましたが、その最大のアドバンテージだった日程面のメリットすら、今年は無くなっていたのです。 ミシャがアドバンテージの少なさに言及したことは、敗戦の言い訳と決めつけられて批判されましたが、客観的に見ると、あながち的外れな指摘ではなかったと思います。

2.広島は日程面での有利さを活かせるか

さて、昨年の広島は、12月に8試合を戦いました。 天皇杯の準々決勝は、今年の鹿島と同じ、CWC最終日からの中5日でしたが、歴戦の疲労は色濃く表れていました。 それでも、強豪FC東京に勝利するという結果を導き出しました。 (G大阪との準決勝は、ドウグラスの欠場もあって、完敗でしたが…)

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