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柴崎を使いこなせるかが鍵

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私は柴崎が遠藤の代わりになるとずっと思っている。 何故そう思っていたか? 理由はスペースを見つけるセンスは ずば抜けているからだ。 これは癖みたいなもので、 スペースを見つけると考え続ける事をし続けたか否かで、 長年の蓄積である。

これができる選手は長く活躍できる。 良い例が中村憲剛、中村俊輔、遠藤である。彼らは身体的な落ち込みを、その能力をカバーしている。

しかし、柴崎に彼らには足りないものがある。経験である。 ワールドカップ予選を経験していないし、17歳以降の世界大会を経験していない。

それが試合ごとデキにムラがある原因だった。試合にコミットする能力は、修羅場の経験がものをいうだけに、足りない部分だった。

だが、昨年のリーガでの入れ替え戦を戦い、クラブワールドカップではマドリーとの戦い、さらに結果も出した。

テネリフェでの試合を見る限り、 運動量は増え、スペースを見つける能力を守備にも生かし始めている。 先手を打って、 プレスを掛けれる選手になっている。

テクニック重視のリーガのイメージだが、逆説的にボールを持って前を向かせない事を守備戦術の基本にする。 つまり、パス後のファーストアタックが何より重要で、いかに早くパスの受け手にプレスを掛けれる選手を重用する。

マドリーで言えば、 モドリッチであり、 バルサであれば、 イニエスタである。 彼らはスペースを見つける能力を 守備戦術にも転換できるから、 外せない選手なのだ。

柴崎もその可能性を感じるし、 できつつある。

さらに彼が入る事で 活きる選手がいる。 香川である。

ドルトムントで以前より活躍できなくなった理由はムヒタリアンがいなくなったからではと感じている。 ムヒタリアンは派手さはないが、 パスの出し手として天才的で 多分、彼は受け手が次の行動を起こしやすいところをミリ単位で出せる。

遠藤がいた頃、香川は比較的に代表で点を取れているのも証拠で、そういう出し手が今の日本にはいないからである。

柴崎はその出し手になれる。 1プラス1が何倍にもなる。 その可能性を感じるのだ。 さらにキッカーでもある。

セットプレーからの得点の少なさは、 課題である。 今、日本には俊輔や遠藤のようなキッカーがいない。 清武がいないし、本田以外のキッカーに不安がある今、彼も戦力になる。

オーストラリア戦、負けてはダメから 負けても次があるという考え方になったが、短期の連戦でサウジに移動することを考えると、戦力よりフィジカルが問題になる。そういう意味で、実績より調子がいい選手を適材適所で使えるかが全てだ。

つまり、マネジメントである。 監督の力量、協会のサポートも含め、問われる試合だし、 課題である中盤の構成力を 解決するためにも 柴崎を使って欲しい。



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