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新卓球大会 T2 APACのルールについて

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youtubeで新卓球大会T2 APACを観戦しました。

前のコラムでT2は24分間以内にたくさん得点したほうが勝ちのシステムと紹介したけど、実際はただ多く取れば良いということではなく、いくつか従来の卓球大会とは異なる仕掛けがされていました。主なルール変更点は下の通りです。

①デュースがない。 10-10になった場合でも次の1本で試合は決まる。この場合どちらかの11-10で試合は終わります。

②24分という制限時間 24分経過した時点で、試合は強制終了。そのゲームでの獲得ポイントが多い方がゲームの勝者となります。ちょっと分かりにくいので3つに分けて例をあげますね。

例その1 AとBが試合をして、互いに1ゲームずつ取り合って、3ゲーム目の途中でAが7-5とリードしたところで24分を過ぎた場合

A:3ゲーム目は7-5でAがゲームを取り、試合自体はゲームカウント2-1でAの勝利となります。

例その2 ゲームカウントが7-7など同点になって制限時間を迎えた場合

A:サドンデスポイントとして次の1点を取った方がゲームの勝者となります。

例その3 新しいゲームに入ったが時間がほとんど残されていなかった場合

A:22分間を過ぎてから新しいゲームに入る場合、新しいゲームは5本先取したほうが新しいゲームの勝者となります。この場合の新しいゲームの事をT2ではキルゾーンと呼んでいます。

③タオリング 6点ごとのタオリングの時、10秒間だけコーチのアドバイスを受けることができる。 ④ボールボーイの存在 コートの周りには6人程のボールボーイがおり、ボールが台から遠く離れるとボールボーイがすぐに新しいボールを選手に渡してくれる。

⑤試合形式は団体戦、勝敗は獲得した総ゲーム数で決まる。 団体戦はシングルス6試合で構成。勝敗は6試合で取ったゲームの数で決まる。

例えば、日本と韓国が試合をして、以下のような結果となったとします。 日本A3-0韓国A,日本B2-3韓国B、日本C2-3韓国C 従来の試合形式なら、2-1で韓国チームの勝利となります。 しかし、獲得した総ゲーム数は日本が7ゲーム、韓国が6ゲームなので、T2ルールでは7-6で逆に日本チームの勝利となります。

実際にT2ルールでの試合を見た感想は、ITTFツアーなど国の威信のかかった国際試合でこのまま採用するのはちょっと難しいかなと感じました。 理由としては、3-0で勝ったら+3点と大差がつくのに、3-2とフルゲームで勝っても+1点しかポイントが付かないのは、背負うものが大きい大会になるほど勝利の重さの違いという点で物議をかもすように思えるからです。

ただ、ボールボーイの採用は試合の高速化に役立っていたので、ITTFツアーでも即採用してほしいシステムだと感じました。

T2もまだ始まったばかり、より良い卓球を行うための実験リーグとしてこれからも様々な事を試していってほしい。



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卓球日本代表の試合を中心に書いていこうと思っています。

~筆者の卓球歴~
中学1年で見ていて楽そうな競技だという邪な思いで卓球を始める。(実際はしんどかった・・)卓球経験のほとんどない顧問の勧めでペンホルダーになる。
チームのレギュラーになりかけたが、中学2年の夏に全国大会ベスト8の強豪中学に転校。一気にチームで一番弱い選手に転落する。
ちなみにその時の顧問の先生は後に島地中学を全国制覇に導いた岡本勝則先生。今にして思うと凄い人に教えてもらったんだな~と思っています。

高校は野田学園高校に進学。今でこそ野田学園は卓球の強豪校だが、当時は存在があるかどうかも分からない程の弱小部。中学時代で卓球は飽きてしまい、高校時代は帰宅部として過ごす。

大学・社会人と卓球に縁のない生活を送ったが、卓球日本代表がテレビで放送されることが多くなり、近くのスポーツジムで時々ペンホルダーを握ってプレーするようになる。

応援している選手=福原愛、石川佳純、許昕 、吉村真晴、野田学園出身選手
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