田端到の東京五輪&ヤクルト・スワローズ研究所

平野美宇、全日本卓球優勝の報じられ方

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 これほどたくさん全日本卓球選手権の結果が、メディアで報じられたことはかつてなかっただろう。  私自身も土曜、日曜と現地観戦してきたが、大会が終わった後も、録画しておいたテレビ中継の試合映像や、各局・各紙で組まれる平野美宇特集&インタビューなど、見るもの読むものが多数ありすぎて、追いかけているだけであっというまに数日が過ぎてしまった。  試合の映像は宮崎さんの神解説つきで見るとあらたな発見があるし、最年少チャンピオンを取り上げた特集も、今は地元テレビ局のニュースまで動画サイトで見られるからありがたい。

 日曜(大会最終日)夜の各局スポーツニュースをはしごした感想。放送順。 「平野美宇がリオ五輪代表に漏れた悔しさをバネに……」という構成は各局共通だったので省略。W杯優勝の時も同じストーリーだったけど(笑)。

●NHK。平野一家揃っての生出演はレア。特にお父さんの尊顔は貴重。 「この1年間、ボールにパワーをかけることに重点を置いて練習してきた成果が出た。ウエイト・トレーニングも始めて、筋肉が付いてきた」の発言に合わせて、ジャージ越しにわかるパッツンパッツンの太ももをカメラがとらえる。  この辺は先月号の「卓球王国」でも、中澤コーチの解説で詳しく特集されていた。ちなみに平野美宇の足の変化については、脚線美評論家の私も以前ここに書いている。

●テレビ東京。こちらも家族映像あり。卓球と言えばテレ東だが、前日に卓球大特集を組んでおり、この日は番組自体が短め。石川佳純の悔しそうな表情や試合後の会見を多めに流し、他局ではスルーに近かった男子もきちんと取り上げていたのはさすが。

●フジ。加藤綾子アナのインタビューは卓球に詳しくなさそうだったが、平野美宇の次の言葉を引き出したのは大きな収穫。 「(リオ五輪では)本当は目をつぶると涙が出てきそうだったんですけど、みんなメダルを取って喜んでるのに、私が空気乱したらいけないなと思って、『全然悔しくないです』とか言ってました」  そうか、目をつぶると涙が出そうなくらいに悔しかったのか。たぶん表彰式の時と思われる。

●日テレ。石川佳純と平野美宇の幼少期の映像を交えながらの、決勝戦映像は良かった。特にこの試合のポイントとなった「平野が石川のサーブを強打していったこと」に注目していたのは、この局だけだった。  ただし、美宇の発言「多球練習」を、テロップで「卓球練習」と表示していたのはマイナス1点。「全日本に向けて卓球練習をしてきました」って、当たり前やん。

●TBS。平野がバックハンドで先手を取り、石川が3球目攻撃で反撃。しかし最後はやっぱり平野のバックハンドが効いて勝利、というまとめ方。これはあまり的確ではなかったように思う。後述。  あとは美宇の強気発言を取り上げ、「自信満々なことをちょっと言ったら、バーンて見出しにされて、あ、ヤバいって思った(笑)」という言葉を、小島瑠璃子が引き出していた。こじるりは毎週毎週、いろんな現場によく行ってるねえ。

●テレビ朝日。この局が一番、卓球に興味が薄い印象。水泳とフィギュアスケートの中継を頑張ってください。

 もっとざっくりまとめるつもりだったのに、すでに長くなってしまった。もう少しちゃんとした回顧は次回に続く予定。



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若松勉に魅せられて以来、40年以上のキャリアを持つヤクルト・スワローズ幸福党。著書に『なぜスワローズは最下位から優勝できたのか』など多数。
ヤクルトの話題を中心に、卓球、体操、陸上などを扱う。最近は卓球に偏り気味で、天才・伊藤美誠、秀才・平野美宇、大器・早田ひなの黄金世代の追っかけ。
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