2008年06月16日
松井が国内にいた時の印象は小野に近かった。
フィジカルコンタクトを嫌い、足裏や足先でボールをコネては
ヒールパスを多用する印象が強かった。
少なくとも今で言う
「個の力で打開できる」
「1対1で果敢に仕掛けられる」
「稀代のドリブラー」
というような印象はまったくなかった。
現状の世間一般では、松井のプレーを上記のように表現することが多いだろう。
しかし、ターレが松井を評価するとしたら
その評価点は、「孔明のような頭脳プレイ」になる。
とにかく彼はファールをもらうのが、ズバ抜けて上手い。
ファールをもらうためのひとつの選択肢がドリブルなのではないか?
とさえ思えてくる。
スイス戦で獲得したPKしかり、タイ戦でも何度か貴重なセットプレイを獲得していた。
セットプレイになってしまえば、
(俊輔+遠藤)×(ボンバー+釣男)で結果を出せる日本だが
じゃあ、どうやってそのセットプレイの機会を得るのかと言われれば
松井のドリブルが鍵になることは明白だ。
タイ戦で圧巻だったのは、敵DF2人相手に果敢にドリブルを仕掛け
1人は交わしたが2人目で行き詰った時に
意図的にドリブルのスピードを緩め、自分から自分の背中を
敵DFの前方にぶつけてFKを得たシーンだ。
素人目にはDFが松井を後ろから倒したようにしか見えなかっただろう。
こういったドリブル以外でも「孔明力」を発揮するのが松井。
オマーン戦で大久保が退場になった際、
意図的に敵にちょっかいを出し、手を出させる事に成功している。
オーバーに転げ、のた打ち回った結果が、敵選手の退場につながった。
あのプレイがなかったら、数的不利な状況で
負ける可能性が高まったことだろう。
海外の荒波に揉まれた松井は「孔明力」を身につけ
日本代表のW杯予選突破に貢献している。
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posted by ターレ |14:50 |