2006年07月05日

ドイツ対イタリア   執念 

ドイツ対イタリア


    ドイツ   0(前半)0  イタリア
           0(後半)0
           0(延前)0
           0(延後)2
           

          0-1 グロッソ'119
          0-2 デルピエロ '120


ドイツ
No 選手名 先発メンバー 
GK 1 イェンス・レーマン    
DF 3 アルネ・フリードリヒ    
DF 16 フィリップ・ラーム    
DF 17 ペア・メルテザッカー    
DF 21 クリストフ・メツェルダー    
MF 5 セバスティアン・ケール    
MF 13 ミヒャエル・バラック    
MF 18 ティム・ボロフスキ  
⇒MF 7 バスティアン・シュヴァインスタイガー(73)  
MF 19 ベルント・シュナイダー  
⇒MF 22 ダヴィッド・オドンコー(83) 
FW 11 ミロスラフ・クローゼ   
⇒FW 10 オリヴァー・ノイヴィル(96)  
FW 20 ルカス・ポドルスキ    

 

イタリア
No 選手名 先発メンバー 
GK 1 ジャンルイジ・ブッフォン    
DF 3 ファビオ・グロッソ    
DF 5 ファビオ・カンナヴァーロ    
DF 19 ジャンルカ・ザンブロッタ    
DF 23 マルコ・マテラッツィ    
MF 8 ジェナロ・ガットゥーゾ    
MF 16 マウロ・カモラネージ  
⇒FW 15 ヴィンチェンツォ・イアキンタ(91)  
MF 20 シモーネ・ペロッタ  
⇒FW 7 アレッサンドロ・デル・ピエーロ(104)  
MF 21 アンドレア・ピルロ    
FW 9 ルカ・トーニ  
⇒FW 11 アルベルト・ジラルディーノ(74)  
FW 10 フランチェスコ・トッティ    

ほぼ確実にPK戦になると思った、この準決勝。
試合が始まって119分目、均衡が破られた。
ダムが決壊するように追加点を入れられるドイツ
彼らの栄光への道は、夢半ばで潰えた・・・

しかしながら、ホスト国のとしてベスト4は面目躍如ではないだろうか?
大会通して、「あきらめない姿勢」ドイツらしさは見せてたように思う。
惜しむべきは、この大会攻撃にも守備にも八面六臂の活躍をしていた
フリングスをこの試合で使えなかったことだろう。
ケールもボランチとしての守備力を見れば、前者にも引けを取るらないだろう、しかしながら、ケールにはフリングスのような展開力には欠けていた。
ミドルシュートもさることながら、右に左にロングパスを裁いて攻撃にアクセントを加えていたフリングスがいれば・・・・

シュナイダーが孤軍奮闘した右サイドも、フリードリヒの攻撃参加がなく、左サイドからの展開に頼らざるを得なかったドイツ。
しかしながら、粘り強い守備で延長戦の猛攻をしのいでいただけに・・・本当に少しの差で彼等は勝利を逃したと思う。


イタリアは本当に堅固な守備をしているものだ。主力のネスタを怪我で欠きながら、結局の所、完封勝利。
いくら、攻撃的になったと言っても、結局イタリアはイタリアなのだと思った。
ベースは守備。
これを支えているのは、もちろん守護神ブッフォンなのだろう。
しかしながら、この試合自分が目を奪われたのは両サイドバックの激しい運動量だった。
ザンブロッタとグロッソ
この日、決勝点を奪ったグロッソオーストラリア戦でも決勝点のきっかけとなる攻撃参加だけに留まらず、この試合でもゴールを決めた。
ただ、攻撃だけに目を奪われそうになるが、守備の局面を見ても長身を活かして見事に相手を止めていた。運動量も豊富で、決して手を抜かない、器用な選手ではないが、このようなタイプがいることがイタリアの強さの一因だろう。
そして、ザンブロッタ
強烈なミドルがこの大会目立っているが、それ以上に光るのが、縦への突破。再三、彼が右サイドを駆け上がるからこそ、相手のサイドが守備に追われるだけでなく、逆サイドが手薄になっているシーンが目立った。そして、彼が走れば今は、確実に正確なパスを出してくれるピルロがいる。
だからこそ、躊躇なくザンブロッタは駆け上がれる。ドイツの右サイドと比べて、対照的に見えたイタリア。このリズムを作り出しているザンブロッタこそ、この試合のMVPに相応しいと思った。


大会前、イタリアは、トッティありきのチームと言われていた。
トッティは確かに悪くない。キレもある。
しかしながら、ここまでの6試合、見てて思うのは、ピルロのイタリアではないだろうか?
彼に対する信頼、それは攻撃が全て彼を経過しているのを見ると、彼のプレーは一際輝いて見える。
決してポジション上、目立つ選手ではないが、彼がイタリア躍進を支えている選手に違いないだろう。


94年大会以来の決勝進出を決めたイタリア
あの時はロベルト・バッジョのチームと言われた。
しかし、今回は違う、個人の力というよりは、チーム全体としての力を感じさせる。
94年、バッジョがPKを枠の外に外した瞬間、優勝も空へ消えていった。
今回掴んだチャンス、もう責任を背負うのは一人ではない。
残り一回、あと一回、今回は11人で勝負を掴みに行く。
このイレブンは、偉大なるヒーロー、バッジョを超えることは出来るのか?

posted by トロリ |20:21 | ワールドカップ | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:ドイツ対イタリア   執念 

自分は今大会でカンナバーロに惚れてしまいました。
あの体格で世界一の守備を誇るイタリアのディフェンスリーダー。彼の守備は見ていてとても面白く感じます。
日本はマテラッツィのようなDFの誕生を待つのではなく、カンナバーロのようなDFを育てるべきですね。難しいけど。

posted by しょーと | 2006-07-06 17:46

Re:ドイツ対イタリア   執念 

>しょーと
カンナバーロ
見ればわかると思うのですが、彼は、4年間で大きなシフトチェンジをしたと思う。

それは、身体能力に物を言わせたディフェンスじゃなくて
ポジショニング、先を読む能力を活かしたプレーへと。

それが、凄く頼もしく見えますね。

八百長疑惑で糾弾された、イタリア代表の中でも、彼の評価はうなぎのぼりだそうです。
当時は1、2を争う非難のされ方だったのに・・・

けど、プレーの内容を見れば納得ですよね♪

posted by トロリ | 2006-07-07 01:53

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