2008年11月27日

【天皇杯】ジュビロ磐田は除外されても文句は言えない

どうも他のブロガーさんは同じ方向を向いているようだし、誰も書かないので自分が書かせてもらおうと思う。恐らくこの手の話題は「スポナビ史上最低のエントリー」と呼ばれたエントリーをしたこともある自分の特許だろうしね^^;

最初に言っておくけど、自分は「ベストメンバー規定に反対の立場」である。「出来るのなら」廃止して欲しいと考えている。


さて、皆が知っての通り、ジュビロ磐田は天皇杯5回戦で多くの選手を入替えた。リーグ戦で試したことも無い布陣で臨み敗れた。4回戦時に入れ替えが他のクラブを中心に話題に上がり、会長自ら「権威を下げる行動をするな」と言い放ち、更にこの試合の前にも苦言を呈したにも関わらずである。

要するに2度、天皇杯を乏しめるなと言ったにも関わらず彼らは断行したわけで、それは即ち「処分されても言い逃れが出来ない」というコトになる。

1度警告を出されているのだから、2度目は赤が出る可能性は十分にある。そして、協会側からどんな処分を言い渡されても、磐田はもう反論出来る立場に無い。

天皇杯からの除外も、Jリーグの分配金からNHKの分を引かれることも、NHKからの放送枠を失うことも、そうされてしまったら受け入れざるを得ない。


オフト監督は「われわれはJ1残留に向けやっている。天皇杯は別のメンバーでいく」と言うニュアンスの言葉を伝え、「いいかげんな仕事はしていない、残留の為に全力を尽くす」というニュアンスで理解を求めた。

だが、それは通用するのだろうか?

J2降格が決まっても、天皇杯で快進撃を続けた昨年のサンフレッチェ広島にその言葉は通用するのか?これまで真面目にリーグ戦だけではなく天皇杯に取り組んできて、そして結果J2に落ちた、結果リーグ優勝前に力尽きたクラブ達に、他にも天皇杯で有終の美(美しいけど美しくない)を飾った横浜フリューゲルスに、過去の優勝クラブ達に、過去の激戦を繰り広げて見せた者達に、天皇杯でプロと戦う為に県予選からの階段を登ってきた面々に、敗れた面々にその言葉は通用するのか?

以前にJ2に落ちたクラブや優勝を逃したクラブ達になんと言葉をかけるのか?

「君達は正直者で馬鹿だった」と言うのか?

激戦を繰り広げてきたクラブ達になんと言うのか?

「別に、残留に比べたらあんらたの権威や歴史なんてどうでも良い」と言うのか?

下から上がってきたクラブがジャイアントキリングを起こし、歓喜溢れる彼らを背に、試合後の会見コメントで「いや、リーグ戦が全てで今日の試合は本気じゃないから、僕らの本気はリーグ戦で観れますから、リーグ戦、応援しに来てください」と答えるのか?

オフト監督は理解を求めたけど、それは通用しない言い訳だと思う。


日程についても言っていたけど、4回戦の勝利給を貰った他クラブも15日に頑張ったわけでしょう?

やっぱりそれも言えないよね。8日間で3試合はキツイだろうけどさ。

11月始めに5日連続で試合を行なったり、同じ時期に9日間で真昼間、しかも中国四国北九州から飛んで沖縄まで行って計6試合を行なっている面々もいるんだからさ。しかも、別の仕事をしながらだよ?

ジュビロ磐田はもう少し考えなければいけなかったんじゃないだろうか。降格は一大事だけど、J2は地獄でもないし、J2で頑張っているクラブも、J2目指して頑張ってるクラブも世の中居るんだからさ。

最後に、昨年は鹿児島でキャンプをしてくれてありがとう。だからこそ、再度、私は言いたい。もう少し考えるべきじゃなかったのか、と。

売れなくとも、儲けが少なくとも、毎日朝早くおきて、お腹を空かした何時訪れるとも分からない誰かの為にパンをコツコツ作って準備しておく。こういう真面目で素朴な暖かさとJの理念って通ずるところがあるんじゃないかな?真面目にコツコツ、どの試合でもお腹の満足するサッカーを作っていって欲しいと思う。

オーバーです。


追記

沢山のコメントありがとうございます。

今回のエントリーについて今から若干の補足を2点書きますが、申し訳ないですが自分は基本このエントリーへのコメントに返信は致しません。何故なら、自分の見解は完結しているからです。

【1点目】

自分のクラブだけの問題であるならば、磐田は間違っていないという言い分は正しい部分もあると思います。

ただ、それが他や全体に通用するか、と言うと違うだろうとなるのです。

ジュビロ磐田が考えることで、ジュビロの内部のことなのだから外野が言うべきことではないと言うニュアンスの意見もありますが、それが主催者側に受け入れられるかというと、受け入れられないと思うんですよ。

恐らく、今年の1度目、要するに4回戦の後で、犬飼会長は主催者である天皇杯、即ちNHKに謝りに行ったと思います。「権威を下げるようなことをしてすまなかった」と。

しかし、それでも今回のことが起きた。

NHKはそういう事はしないでしょうが、普通の会社なら(2度目謝りに行った人は)、机にあるモノを(物理的に)投げ付けられても怒鳴り散らされても、文句は言えません。

「お前、謝ったじゃないか?何の謝りだったんだよ、まだ1ヶ月も経ってないんだぞ?」と

そして犬飼会長の想い以前に、主催者側が「その対象は二度と参加させないで」と言ってしまえば、それで除外されてしまうのです。

果たしてそれらを理解した上での行動なのか、もう少し考えるべきではなかったのかと思います。

【2点目】
ターンオーバーについて。

以前も書きましたが、ターンオーバーとは「片側を有利にする為に捨て試合を作ること」では有りません。「1クラブ内に勝てるチームを複数作ること」です。目前の試合への追求があってこそ「ターンオーバー」は成立するのです。


追記2

おはようございます。もう夕方ですけど^^;

沢山のコメント、思い、ありがとうございます。

最初の追記時でコメント数が15前後でして、その後も30強のコメントを頂いたので、もう少し自分も語るべきだと感じました。この追記2にて失礼します。

まず、シチュエーションを変えてみましょうか。例ですが、そうですね、ジュビロ磐田としましょうか。

ジュビロ磐田が主催で、複数のクラブを招致して、放送費用磐田持ち、参加褒賞磐田持ちで、大会を行なったとします。

ところが、参加したクラブ達は、「自分達は他の試合もあって忙しいんだ、サブチームで良いでしょ。」と、して最近活躍しているメンバーを外して臨んできた。

しかも監督が「別の大会での結果に全力を尽くす、この大会は(クラブの全力ではない)別メンバーで行く」と軽視することを試合前に断言してしまっているわけです。

当然、放送では磐田のトップチームと他クラブのサブチームの試合が放送され、「なんだ磐田主催の大会って相手サブなの?大会に価値も権威も無いね」という評価になる。

主催者側の皆さん、これを許せますか?今回、そういうことをしてるんです。

主催者が二度と参加して欲しくないと思う気持ち、分かりますよね。
そして今回、会長や協会は仲裁役でしかないんです。


Dさんが私の考えをサポートしてくれましたが、勿論「あらゆるスポーツに対する理念」として考えても問題があるのです。勿論、強くなって知名度が上がることでスポンサーの名前も知れ渡ると言うのもありますが、スポンサーによっては目の前の出来事に一生懸命全力を尽くすスポーツの姿に共感しスポンサーとなる例もあるのです。また、そこを顧みないスタイルをNHKが何ら問題が無いと考えるとは思えません。


さて、仲裁役の件ですが、犬飼会長。一度貴方達を守っているんですよ?

クラブがスポンサーの権威を汚した→クラブ不信でJリーグ全体に対する大型のスポンサー離れが起きる可能性が生まれた→会長が強い姿勢でクラブに罰と言う強い圧力を掛け叱った(叱ることで守っているんです、叱らなければ大型スポンサーの不信感が募り、スポンサー離れが加速するだけです。)→大分はすぐさま謝罪した→高い自浄作用がスポンサーの信頼度の低下に歯止めをかける→大型のスポンサーがJから離れる可能性が低くなり、全クラブへの分配金の質が落ちる可能性が遠のく。

これを「スポンサーの言いなりかよ、1クラブのサポーターや1クラブの側に立って、スポンサーを説得しろよ」と言うのは余りにおこがましい。

「他の大会で残留や優勝が掛かっている数クラブを救う為に、貴方の大会の価値を落としスポーツの理念からも外れますが、どうか理解してください」…言える訳が無いですよね。毎年何処かのクラブは落ちて何処かのクラブが昇格するんですし。

会長は、現在の全てのクラブのことも、スポンサーのことも、Jや日本の未来のことも考えなければいけない立場でしょう。就任以来動きに動きまくっている。良くする為に夏秋春制(冬、外してますよ!)への移行も唱えている。確かに暴言とも取れない言葉も多いですが、サポーターや私が今まで考えもしなかった「Jが進化するために必要なこと」が多々盛り込まれていると思います。

そこを見逃して意気揚々と会長の存在を全否定して居る方も見受けられますが、私はじゃぁ貴方は同時に会長以上の代価策を挙げたり、会長の案の先をイメージしたりしてますかと問いたい。

Jの中から多くのビッククラブが生まれるためにも、それを通じて地方クラブの経営が楽になるためにも、今やってる改革の多くに価値があると私は感じてます。

話は戻りますが、今回、2度目が起こりそうという事で、会長は前もって言を見せています。主催者軽視の引き金を引いたのは磐田側であり、白黒を決めるのは主催者側です。そして、黒と判断された場合、処分を言い渡さなければならないのが協会側であり会長であるのです。

だから私の考えは完結しています。磐田は「もう少し考えるべきじゃなかったのか」「(天皇杯から)除外されても仕方ないし、言い逃れも出来ない」と。

後、ベストメンバーとターンオーバーのこと言われている方がいますが、オフト監督自ら「全力とは別のチーム」と伝えているんで、根拠も何もオフト監督の言葉がそう語っているのです。また、練習で試したことしかない4-2-3-1を使い、得点は相手が理解する前の奇襲のみで、シュート総数は5本に終わった。これを質が高いという事は出来ませんし、シュート5本のチームが勝てるチームとは残念ながら言えませんよね。ターンオーバーどうこうを語れるのは、優勝争いにしっかりと絡んで、スタメン全員が入れ替わってもチームの質が落ちない層の厚いクラブだけだと思います。

因みに、磐田の言い分も分かるし正しい部分もあると私は書いてはいます。だがそれが通じない部分もあると考えなければならないんじゃないでしょうかね。

17:37です。

posted by syuwdow |20:27 | J改革・J理念関連(ベスメン等) | コメント(105) |
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2008年11月26日

【A代表】岡田JAPANvsカタール仕様の将来を考える。

まず、選手間のスペースを含めて4つの布陣を書いて見ました。


『A』【vsガチ(配置した選手は適当)】

           GK
                    ←1vs1と効率の良いプレスが発生
       CB      CB
SB    達也      玉田     SB
       DH      DH
大久保  遠藤      長谷部   俊輔
  SH       OH        SH
 長友       FW        内田
       闘莉王   寺田

                      ←広いスペース

            川口


『B』【vsハマナチオ(配置した選手は適当)】

           GK

       CB      CB      ←2枚余ったCBも攻略…。

SB     DH      DH    SB
       達也     玉田      ←まずSBかDHを抜く。
大久保                 俊輔
     OH          OH
      遠藤      長谷部
                        ←CB、SBは上がり易いが…。
 長友   FW     FW    内田

      闘莉王    中澤

           川口


『C』【ジーコJAPAN(配置した選手は適当)】

          GK


       CB    CB
 
     DH高原  柳沢DH     ←メッチャ走らないといけないFW  
SB                  SB

    小笠原       俊輔   ←支配力重視で機動力が低い4名
     OH福西    英OH    
                       ←SBvsSB
三都主  FW           加地
              FW      ←バイタルエリアが空いている
      宮本     中澤     ←低いDFライン
          川口


『D』【トルシエJAPAN(配置した選手は適当)】

         GK


    CB   CB        ←縦も横もコンパクト
SB 隆行   柳沢    SB  ←ショートカウンターが活きる
   DH  英 DH        ←英は2名来ても気にしない(笑)
小野   稲本          ←稲本がフリーになりやすい
   OH   OH 明神      ←明神はvsサイドチェンジと中盤のプレスに参加
      戸田           ←戸田の読みと反応の速さでOHのパス封殺
 中田浩 森岡  松田      ←お馴染み?フラットスリー。極高ライン
   FW   FW

                      ←メラ広いスペース(汗)


         楢崎     ←ちょっと寂しそう


『C』と『D』は過程のための蛇足なんだけど、『A』と『B』の2つで語りたいことが分かってしまった人も居ると思う。

「岡田JAPANがカタールに3-0で大勝したのは、岡田JAPANが急に成長したわけではなく、ブルーノ・メツが日本を過小評価して、力の劣るチームでガチで挑んでしまった為」と言うことである。

『A』ではなく『B』で挑んできたなら、苦しい戦いになっていただろう。(後述)


いや、決して成長してないわけじゃないんだけどね。

それまでの過去のゲームと比べて、大きく変わったのは「最終ラインの高さ」。フラットな4-4-2を採用して守備ラインを勇気を持って高くした結果、『C』布陣のように、「バイタルエリアを空けることも無く、FWのプレスの範囲が広く(プレスが掛かりづらい)、ゴールまでの距離が遠い」という事も無くなった。

更に、フラットな4-4-2高ラインは、「ガチの相手」に対して、『D』の布陣に近い2つの相乗効果をもたらす。

FWとMF、MFとDF其々が近付いた結果、MFが攻守両面にカバー(崩しに参加し、DFをサポートし、DFの上がりを促がす)を出来るようになった。

また、FWのプレスが掛かりやすくなり、相手DFからのロングボールの精度を大幅に下げることが出来るようになり、苦し紛れのハイボールは長身CB陣の餌食となった。(『D』の布陣だとオフサイドにしちゃう。)

因みに、オシムさんの時どうだったかは、カテゴリーの「エレンシア・オシムの日本化」をどーぞ。

すべて妄想ですが^^;


相手が『B』の布陣で来たらどういうことが起きるかと言うと、

1:フィジカルで劣る小型のFW陣がDHとCB2枚を抜かなければならない。(スピードがあっても長距離を2枚3枚抜くのは大変で、まず90分持たない。)

2:相手CBが余裕を持って、精度の高いロングボールを出せる。(こちらのCB陣の裏やCBとCHの間に放り込まれることで、CBは必然的に下がらなければならなくなる。『A』の布陣にすることが出来ない。)

3:SBが抜け出してクロスを上げても、「小型のFW*2 vs 相手DH*2+CB*2」になって分が悪い。少しでも不利を解消する為にOHが上がろうにも距離があり遠い上、カウンター崩れの際のポジションに怖さが生じる。(最近良くあるカウンターからの失点に直結。)

カタールがチョンボしてくれたんで楽になったけど、残りのアジアの試合はみんなハマナチオで来るんだろうな、と予想。場合によってはオーストラリアもそうしてくるかもしれない。(恐らくスカウティングで、1月の試合で日本がライン下げてたらW杯の時みたいな戦い方、ラインを上げてきたらハマナチオでドン引きしてきそう。)


『B』の布陣にさせない為にはどうすれば良いかと言うと、いきなり結論からなんだけど(汗)

「鈴木隆行」を前線に置く(笑)。前線で身体を張ってファールを貰い押し上げるか、前線を長身&足が速い選手2枚、3枚にしてパワーで押した上にサイドを突破してクロスで勝負する。(まぁ、後者はアジアに対するオーストラリアです。ギリシャとクロアチアの血は怖い…。)

そうすれば『B』だろうが攻略出来ちゃうと思う。

スピードタイプの小兵を2枚並べるのも面白いけど、若干スピードを落としてでも、FW1枚は運動量と高さ、身体の強さを兼ね備えた大型FWを置くことが、vsアジアでは必要なことではないか。そう思う。

蹴導JAPANで隆行系として選んだ面々である。勿論ラインを上げてコンパクトに戦うなら、ショートカウンターの申し子も活きるだろう。

と言うわけで、今の岡田JAPANの現在の立ち位置を考えるに、ガチのアジア(オーストラリア含む:蹴導はガチのオーストラリアをそんなにやばい相手だとは思っていない)には気持ちよく勝てるが、ハマナチオのアジアにはカウンターによる失点やスコアレスドローを起こしやすい、という立場になるんだと思う。

日本人のフィジカルは(性格も)カウンターには向かない。前線に2枚残して7バックとかしたらファンのブーイングが凄いだろうし^^;、欧州や南米の強豪相手にカウンター戦術を取っても結果は見えていると思う。(トルシエのvsフランス3ボランチやジーコのvsアルゼンチンが良い例。トルシエはカウンター気味でスペイン相手に良い試合したよ?ってのは今回は無しの方向で^^;)

まぁ、今回、カタールが滑ってくれたんで、W杯予選グループA2位以内の見通しはかなり良くて、呼ぶ必要は無いのかもしれないけどね。


さて、ここまで読んで貰って「じゃぁ、小兵を並べた岡田JAPAN(vsカタール仕様)は欧州や南米の列強とガチで当るとどうなるのか?」と考えると思う。

自分は今ここに強い興味を抱いている。

オシムのようにじっくりとボールを廻してカウンターを防ぐ遅攻を完成させるのがvs強豪vsアジアどちらでも効果的だと思うけど、それを可能にするには、優れた選手を見る目(もともとのスキルも、試合後に選手を読んじゃうコンディションの波への理解も、また怪我をさせないトレーニングへの細心の注意や、試合後の各クラブでの活躍を促がす起用法や宿題など)を持った監督が不可欠である。まぁ、そういう監督にはそうそう出会えない。

残念ながら、日本はこれからの時期、オフシーズンとなる。

1月のアジア杯予選、2月オーストラリアと3月のバーレーンのW杯予選の頃や欧州のシーズンが終わる5月ギリギリに欧州の強豪国と試合を組むのは難しいだろう。と言うわけで4月上旬。Jが開幕して体が切れている時に、是非、一度欧州の強豪を招いて「小兵の日本代表」で力量の確認をして欲しいと思う。

その試合で日本の本当の立ち位置と今後の展開方法が分かるに違いない!

オーバー。

posted by syuwdow |20:07 | 2010A代表 | コメント(9) |
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2008年11月24日

【J1・32節】下位陣・大激突!!

プロ野球が、サッカー界では考えられないであろう話で揺れておりますが、そんな話でコメントを二分させる暇があったら、このJ1・32節を見てくれと思っちゃう蹴導です。

どの試合も、クラブの、選手の、サポーターの、地域の、誇りが、魂同士が激しく音を立ててぶつかり合っています。


熱く激しかった優勝争いの前半戦を終えて、32節後半戦は、J1下位陣が総出。残留、生き残りたい、生き残りたい、BGMは『ライオン』ってトコでしょうか。各選手達は観る者の星を廻して見せています。

まぁ、フランサを取った蹴導(※前エントリー参照)の足取りは重かったですが(笑)

後半戦は以下のカード。

ジェフ千葉 vs 横浜F・マリノス
東京ヴェルディ vs コンサドーレ札幌
アルビレックス新潟 vs 大宮アルディージャ
ジュビロ磐田 vs 柏レイソル

蹴導は「ジェフ千葉 vs 横浜F・マリノス」をチョイス。勿論、「オグ☆カノ」目当てですが、このカードが一番読みづらい気がしたんで。上位陣の時と同じようにチャンチェ(※前エントリー参照)しまくろうと思いましたが、予想通り面白すぎる試合で、見入ってしまい、チャンチェ率下がりました。


ジェフ千葉 0-3 横浜F・マリノス
得点:兵藤、小宮山、金。

度重なる中断劇で勢いを失い崖下に戻ってしまった千葉と、若干モチベーションが下がる可能性があったものの、若手の起用が目覚しく「チーム内争いのモチベーション」で1戦1戦進化が見られる横浜F・マリノスの試合。

余った資金で狩野と小椋を獲得しサブに。スタメンに置けないのがこの試合の怖いところ。いや、私がヘタレなんです。

今日の試合は、中澤が出られないという事で、松田が最終ラインに下がる。代わりに小椋がDHに、田中がストッパー、小宮山が左WB。見事なまでに選手の質が落ちない(笑)むしろ最終ラインからのフィードや中盤でのボール回しはアップしてる感じ。F・マリノスやりますね。選手が1枚2枚欠けてもカバーが出来ちゃいます。

試合は、もう小椋デー。相変わらずの黄色いのを頂きましたが、相手の流れを止めまくって早く正確なパスで選手間を繋ぐ。ゲームの全てをコントロールした感があります。

FWとして出場したDFキム・クンファンも素晴らしい活躍。前の試合はキムと狩野がブレーキになってましたが、二人とも前節の教訓をプラスに持っていくことが出来た模様。F・マリノスはまだ今年もですが、来年が楽しみです。特にスタメンの頂点としてサカティが出るかキムが出るかで、他クラブは対処に苦労しそうです。

千葉は前半頑張ってましたが、F・マリノスに勝てるだけの力はまだ無いかなと感じました。中央でのマークの受け渡しとパスの散らしが上手くいってなくて、戸田が出てれば2点は防げたなぁとも思いましたが、これはやはり小椋が凄かったのかなと思います。まぁ、マリノスの最終ラインの栗原もほんと最後の最後で身体を張って止め続けてて彼の活躍も光ったんですけどね。

千葉は勝ち点を積み上げれなかったですが、残り2試合可能な限りの準備をして頑張って欲しいですね。蛇足ですがレディースの昇格おめでとう。監督があの人だったとは…横幅が増えすぎててちょっとしたカルチャーショックを受けました。

最後に大島。F・マリノスの選手の現在を見るに恐らく移籍でしょうか。行き先は「山形」だと予想します。山形の昇格はほぼ確定でしょうし、豊田は名古屋に戻る可能性が高いですし、山形では良いシーズンを過しましたし、石川との相性も良い。ポジション取りに優れる彼は山形の残留への大きな中心になると思います。ようするに。石川を上げれる選手(例えば中盤で身体を張って石川の上がりを促がせる選手とか)がもう一人加入したら「J2で最も力を持っているクラブ(2005~6年頃の城彰二氏の見解)」山形はJ1で通用するだろうってことです。中澤と、山瀬も移籍ですかねぇ。ベンチを良しとしないでしょうし、世代交代とF・マリノス中心のオフシーズンが楽しみです。


東京ヴェルディ vs コンサドーレ札幌
得点:ダヴィ、大黒。

ヴェルディにとっては、コンサドーレの現状を考えるに、残留の為に是が非でも勝ちたいカード。ただ、札幌は負けながらも点は取れるクラブ。クライトンとダヴィのラインはJ屈指のホットライン。ヴェルディに2点を取る力があるかは疑心暗鬼。

失点はするだろうけど、他のカードよりボーナス率は高いだろうなと服部選手を獲得。(実際、今節の勝者は川崎オール、鹿島守備陣、マリノスオール、何処も獲得しづらい^^;ボーナスを考えたら鹿島の両SBはあったけど。)試合は1-1のドロー。想定内でしたな。

試合は、カード出過ぎ^^;リザルト見る度にカードが1枚2枚と増えていく。チャンチェで見てもぶつかったたびにカードが出る。カードだけではなく軽い辺りでゲームが止まりまくるし、最もファールが取られそうな場面で取られない場面が続出。いつ服部にカードが出るかとハラハラ(最終的に最後に出たorz)。審判やりすぎですよ。

札幌については怪我もあったり、最初の試合で欲を出しすぎたりで、結局最後まで良いゲームが出来たと言う所までいけてないんだけど(だから三浦監督には来季も頑張って欲しい気持ちがあるんだけど)残り2試合、魅せて欲しいと思う。良い準備が出来ているとは思えないから厳しいけどね^^;個人的には復活の上里。チーム内で確実な役割を果して欲しいと思う。

ヴェルディは、なんでこんなにギクシャクしてるんだろう?ヴェルディでもっとも大事なメンタルの部分、我武者羅さがちょいと欠けているように見えるからかな。後、服部のSBにちと苦しさを感じる。左サイドはボールを持てるけど攻撃に絡めてない、終始消えている感があった。服部には別の役割を与えて動けるSBを入れても良いんじゃないかと思う。攻撃的な右サイドを押さえ込まれて、即カウンターされている印象があった。大黒の復活弾は嬉しい。ゲーム内でも良く声を出してるし彼の気持ちが(監督の気持ちも)他の選手に伝わればなぁと思う。柴崎も良い活躍をしていた。蛇足だけど土肥はバックパスをとったような…。気のせいにしとこうか(汗)


アルビレックス新潟 2-2 大宮アルディージャ
得点:アレッサンドロ、小林慶、アレッサンドロ、レアンドロ。

新潟、2名取ったんだけど、この試合は見ず。松下の新潟左サイド、内田(大宮)の左サイドでの貢献度は気になったけど。ダイジェストのみ。と言うのも、両クラブ共に最近の得点率が低くて、勝ち点も+1が残留の決定点になりそうな勢いだった為、スコアレスドローになるだろうと思っていたから。

それだけに最終スコアの2-2はビックリした。北野はカードも貰ってるし^^;他のブロガーさんのトコで見たけど、良くも悪くもレアンドロデーだったのかな?大宮にとっては終盤にレアンドロが目立つという事は、良いことなんではないかと思ったり。ただ布陣上、CKを沢山取らないとマズイんじゃないか?そう感じた。新潟は退場者が出たんで、ドローでも御の字の試合だっただろう。


ジュビロ磐田 3-3 柏レイソル
得点:ジウ、ロドリゴ、杉山、菅沼、古賀、カレン。

この試合も殆ど見ず。今からチェック。残留へのモチベーションと安全圏の柏と言う差はあったけど、3-4-1-2の磐田、4-2-3-1の柏。見るからに3バックにプレスをかけながらサイドで好き勝手出来る柏が有利だろうと思っていたんだけど…前田が楔しまくったのかな?しかし、何でフランサが居ないのか。柏サポの方、含めてエントリーお願いします。

オーバーです。

次は代表ネタをアップ予定です。

posted by syuwdow |12:08 | Jリーグ観戦記(主にスカパー) | コメント(3) |
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2008年11月23日

【J1・32節】上位陣・大激突!!

J1の32節・11月23日の試合の前半戦は上位陣が総当り。蹴導はスカパーでch変え捲くり(笑)サッカー好きにはたまらん時間です。Jリーグがあることの幸せ、ビシビシ感じます!!


(ここ飛ばして読んでも良いかもです^^;)

軽い戦評の前に、私事。

今年からファンサカを始めて、ゾディアックス鹿児島と言うクラブを率いてます。現在、ローカルリーグ九州・沖縄で85位。全国で4988位。ここ3試合、低調で順位を落とし始めてます。来年はウェスタンリーグに上がれるかな、ギリギリドキドキの終盤戦を迎えています。(ファンサカはCBへのポイントが少ない(SBへのポイントが高い?)気がして、選考が偏る気がしますけど^^;)

今節の勝敗や布陣による活躍のしやすさを予想しながら、選手を獲得。
【スタメン】
北野(新潟)

内田(新潟)
服部(東京V)
闘莉王(浦和)
阿部(名古屋)

大谷(柏)
アレックス(柏)
小川(名古屋)

レアンドロ(神戸)
ジュニーニョ(川崎)
フランサ(柏)

【サブ】
村上(柏)
小椋(横浜FM)
狩野(横浜FM)

約1500万残し。

思いっきり上位陣対決から逃げてます(笑)そして 、フランサ…フランサorzベンチにすら入ってない、なんでやねん。オワッタ。…トータルで50すらいかないよーな(汗)


32節の13時からの5枚の試合はどのカードも上位陣のぶつかり合い。リンク先の方のブログでも話題になってましたが日程くん効果、凄いです。

カードは以下の5つ

浦和 vs 清水
川崎F vs G大阪
京都 vs 名古屋
神戸 vs FC東京
大分 vs 鹿島
&スカパー「Jアフター ”蹴”盤戦 SP」

蹴導がメインでチェックしたのは「川崎F vs ガンバ大阪」。
「神戸 vsFC東京」も気になったんだけど、後でゆっくり見ようかと、前者の試合を中心に上記の試合を除いてチャンチェ(ゴン中山命名:リモコンをチャンネルチェンジャー?と呼んでるらしく、略してチャンチェだそうです^^;)しまくりでした。


浦和レッズ 1-2 清水エスパルス
得点:枝村、闘莉王、矢島。

優勝に絡みたい浦和と、目標の無い清水。メンタル面ではホームの浦和が有利だと予想。ただ前節から試した4バックが機能するのか?特に左サイド。相馬の守備は怖い。カバーできる選手もいないに等しいし、失点はするかな、でもMF登録(笑)の闘莉王が1点とって、後誰かが取って勝てるかな、清水も上り調子が止まった感があるしと楽観視。

試合後。枝村(笑)今年の彼の活躍は凄いわ。個人的なベストイレブン候補枠に入ってきそう。まぁ、予想通り、浦和の左サイドの守備が緩く失点。(原?の囮とフリーの兵藤も上手く噛み合わさった。)というか前半は伊東と山本、そして前述の枝村が際立ってました。前半の清水を見ると昔の清水に戻ってきた感有り。前半の清水(汗)、後半もきっちり併せて勝ち点ゲットなんですけどね。

闘莉王も得点。浦和もチャンスはあったけど、モチベーションを落とさなかった清水を褒めるべきでしょうか。ただ、やっぱ浦和は、阿部をMFで使えるようにしたほうが良いよ。チャンス作っても中が居ない。矢島が決勝点、移籍話はどうなったんだろう。JALのユニも良いけど海外で活躍する姿も見たいトコです。

市川の怪我の度合が心配。まだまだ見て居たいからコンディション気をつけて下され。岩下がベンチにも入っていないのも気掛かり。怪我?ただ単に力不足?他クラブへの移籍話とかあったりして…。

浦和はタイトル争いからほぼ脱落。ACL枠狙いへ。やっぱネネが痛かったな。来季は相馬の裏を埋めれる選手が欲しいねぇ。


川崎フロンターレ 4-0 ガンバ大阪
得点:大世、谷口、ジュニーニョ、井川。

まぁ、事前の情報を知っていたんで、川崎の大勝(2失点ぐらいしても勝てるだろうと)を予想。ファンサカ、ヴィトールや憲剛辺りを取っておくべきだったなぁと、まぁ勝つと分かってても私はヘタレでした(汗)

先月エントリーしたけどガンバは、黄金の中盤の居る場合と居ない場合に大きな差が出る。黄金の中盤が揃う時は真面目にJ最強だと思うけど、欠けた時の戦い方、なんとかしないと暫くリーグタイトル争いに絡めないんじゃないかと思う。

前半半ばまではガンバが一方的に押すんだけど、決められず拙攻になると、あとは守備の緩さを突かれて怒涛の4失点。川崎は山岸が怪我をしてからスペースを埋めることが出来なくて苦しい最近だったけど、今日は代表で自信を深めた寺田が凄く利いてた。後、右サイドの森。出れないときも腐らずに頑張ってたから今があると思う。テセのシュートは痺れた。

ガンバはCWCへ向けて選手のコンディションをしっかり作っていって欲しいと感じてます。CWC、がんばです。


京都サンガF.C. 2-3 名古屋グランパス
得点:マギヌン、マギヌン、柳沢、柳沢、ヨンセン

中谷と角田が中盤からの攻守両面でしっくり感が無いんで、サイド攻撃主体の名古屋の両サイドが機能すると、阿部と小川を獲得。

小川が速攻2アシスト。マギヌンの2点で楽勝ムード。ボーナスと無失点pt期待できそうとご満悦…TBS中心に観てたんで、他の試合の経過が流れる。「サンガが1点返した~、柳沢」(吹)、「サンガ追い付いた~、柳沢、今日2得点」(コーラ吹)

おいおい!流石、蹴導JAPANの1トップ。だけど、調子良すぎだよ~。嬉しいけど、マクロスフロンティアクラスに「痛いよ☆」…いや、俺が痛いな。

なんとなく今節の後半戦も上手くいかない感を感じる。

この時点で、大分vs鹿島の流れも知っていて、うわ~、今節で「もう」優勝はほぼ確定か?と思ったんだけど…。

鹿島の圧倒的なゲーム運びの質を見て、ふー、川崎と得失点差は離れてるしなぁ、今年も常勝鹿島かぁと、最終リザルトを見ず、後半までの1時間を「Jアフター ”蹴”盤戦」へチャンチェ。…あれ?勝ち点計算間違ってね?VTR…「終了間際ヨンセンがPKを~(笑)」名古屋でかした!!おかげで次節も優勝争いを楽しめます。

しかし、来季はヨンセンを放出。若手重視へ切り替えって事で誰を取るんでしょ?豊田を戻すのかな?もう一人ぐらい外国人選手を見たいけど、誰が来るのか、既にドキドキしてます。


大分トリニータ 0-1 鹿島アントラーズ
得点:内田。

今季の優勝を占う大一番。正直、この節の前に鹿島が優勝を決めてておかしくなかったんだけど。前日開催のライバル達が足踏みし捲くるというお膳立てがありまくったし、でも鹿島もなかなか勝ちきれない。

この試合はトリニータにとっては15試合負け無しのホームなんで、鹿島がチャンスを逃し続けた分、大分有利かなと予想。ただ怖いカードなんで鹿島側も大分側も選手は取らず。

大分はフィールドのスタメンが2名欠けると流石にきつかったのか、守備の連動が上手くいかない。鹿島が凄いんだろうけど、サイドをガンガン使われるし、マルキーニョスが前線で起点になりまくるし、守備陣もほぼ勝ちまくり。ただただ粘る、そんなサッカーだったと思う。

そんな中で勝敗を左右したのは、3点。1つは大分のカード。突破力のある鹿島相手に前半で黄色3枚は痛すぎる。後半赤が出るのは予想できてて激しくいけなかったのかなと感じる。後、もう1つ左右したのは内田。攻守両面で良い仕事をした。やっぱ黄金の中盤で戦う鹿島だと彼は活きる。代表では…だけど(汗)

そしてもっとも大きいのはコレだよね。経験値。やるべきことを分かってる。決して面白くは無いかもだけど、勝ち方を知っている。強いよ、ほんと。

まだ、名古屋と川崎が付いてきているけど残りのカードを考えたら、優勝すべきクラブだな、と感じました。取れば12個目のタイトル?楽しみですね。

大分は残念ながら終戦だろう。ACL枠はまだあって集大成はまだだけど、今年はほんと凄く頑張ったと思う。してるサッカーはあんまり好みじゃないんだけど^^;ほんと誇りに出来るクラブだと思うしシーズンだと思う。今年のJ1リーグは殆どのクラブがほんと良い試合をしてくれたんだけどね^^その中でも良かったと思います。


楽しみの神戸船団 vs 将軍家(大江戸タワー*2付き)第2節はまた後日で。

オーバーです。

posted by syuwdow |18:27 | Jリーグ観戦記(主にスカパー) | コメント(4) |
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2008年11月20日

【A代表】vsカタール戦評・採点

まず、【布陣】

カタール・4-2-3-1
日本・4-4-2フラット?

             サクル

        ラジャブ     マジェド
        玉田圭司   田中達也     メシャル・A

メサド     タラル      シディク
大久保嘉人                  中村俊輔
        遠藤保仁    長谷部誠      
                  
イスマイル        ハルファン  モンテシン
長友佑都        セバスティアン         

         闘莉王     寺田周平  内田篤人

              川口能活

全体的にはこんな感じ。1vs1が7つと3vs3が1つ。

【戦評】

カタールの攻撃は2通り。わざわざ右サイドに置いたイスマイルの単独突破と、セバスティアン×ハルファン×モンテシンのポジションチェンジ。

守備は、他の中東諸国のように「ハマナチオ系(UAE戦のやり方)」でじっくり来てカウンターかと思いきや、ガチ。前半からハイペースで激しく削ってくる。

おお、日本とガチ勝負。やっぱ本番は違うなと思ったが、徐々にカタールに?が増えてくる。

コンパクトな勝負に乗ってハイプレスしてくる割には、左右後方への動きが鈍い。(広島の柏木の問題点と一緒。スピードに乗りすぎて急ブレーキや方向転換が出来ない。いなされて彼の後ろの膨大なスペースを使われる。)トラップもヘタイ。(柏木は巧いが。)余裕を持っているはずの距離でのトラップが2m!ぐらい流れて、日本に奪われるシーンが続出。特にメサッドとタラルは…。

連動性も無く、カバーの居ない単発プレスで終わり続ける。ガチでぶつかっている以上、取られたら即失点に結びつくと言うのに、そこまでの守備が出来ていない。カタールは日本とガチで戦うだけの地盤が無かった。

前半15分程度の攻防でオーストラリアに0-4の理由が分かった気がした。

日本は、大久保、俊輔、遠藤の中盤でのプレスが巧み。相手の両DHや両SBに前を向かせない。バックパスを多用し、前にパスを出せない相手の隙を付いて、長谷部が上手く上がり続ける。相手が長谷部に付くと俊輔が空く。(というか、俊輔に誰も付いてないんですけど^^;大久保と長友に1vs1付けてたのに、しかもイスマイルを右サイドに持ってきてまで。)

その俊輔がキープし、難なくフリーの内田からロングフィード。カタールは守備陣は長谷部に釣られて後ろを見てない。安心だと思い込みルーズボールにのろのろ対応をしようとしたDFの裏から達也が抜け出し、キーパーのまたの間を抜いての先制点。

大量得点の予感(笑)

先制点を奪って尚、コンパクトをキープし、守備陣も高い位置を保ち、4枚の中盤がFWとDFをサポートする日本。(DF陣もMFとFWの効率をサポートし、FW陣もMFとDFの裏にロングボールを蹴らせないようにサポートしていた。)対して、繋げない中盤と、コンパクトなガチ勝負にした為にロングボールも放り込めないカタール。

勝負は見えていて、結局3-0で日本の圧勝。

いやいや、アウェーでここまで完勝するとは思ってもいなかった。カタールはもう少し強い、そう思っていたのだが、実際のところ、日本との間には歴然とした差が存在した。

日本ももう少し出来る感があるが、これで日本代表は、後ろを気にすることなく、W杯への切符もだが、「オーストラリアとのAグループ頂上対決」に全てを注ぐことが出来るだろう。

大きな勝ち点3。気持ち良く、地域決勝、J、入替戦、天皇杯、冬の選手権+αを楽しむことが出来そうだ。

【採点】

川口:6.5:2強譲らずの活躍。数少ない決定機も防いで見せた。若い内田、大舞台の無い寺田、攻撃的な闘莉王を置いて守備が破綻しなかったのは、彼の質の高いコーチングもあるのだろう。またまた楢崎と入れ替わりか?2強の争いは熾烈だ。

内田:6.0:1A。細かいポジションチェンジを繰り返す相手に抜かれる場面もあったが粘り強くカバーを待ち、及第点+アシスト分。

寺田:6.0:3vs3の勝負でしっかりと防ぎきる。パスミスもあったが3番手が計算になりうることを大舞台で証明して見せた。

闘莉王:7.0:攻め上がりを最低限に押さえ、その中で得点を得、またセバスティアンを封じ込め、勝利に大きく貢献した。

長友:6.0:攻撃面での関与は少なかったが、イスマイルとの1vs1で貢献。結果としてここの1vs1に勝利したことがカタールの攻撃面での停滞を呼び込んだと感じた。サイドチェンジを受け取った際は、バックパスじゃなくて(相手が崩れているうちに)前に出して欲しい。

俊輔:7.0:アシストもあったが、それ以上に広範囲でのプレスやサイドチェンジ、内田のカバーで大きく勝利に貢献した。会見で岡田監督ではなくオシムの教えが出てきたところは笑った。年末は痛々しい膝を少し休められると良いね。

長谷部:6.5:CHとしての守備はイマイチ。空中戦での負けも多かった。が、攻撃面で帳消しに出来るほどの大きな役割を果した。機を見てマークを外し、前線を混乱に陥れる上がりは実に効果的だった。CH(前目)としてはもう少し精度のあるシュートを撃って欲しい感がある。2点目のアシストは秀逸。あれで完全に決まった。

遠藤:6.0:CH(後目)としてゲームをコントロールしながら、相手DHに果敢にプレスを掛けた。相手のセットプレイ時は守備の苦手な長谷部に代わってマジェド(長身CB)に付く。全て敗れたが(笑)フリーにさせず役割は果したと言って良いだろう。

大久保:6.5:メサッドとの勝負に完勝。前試合同様、長友のカバーをしながら中に切れ込み、相手右サイドを混乱させる。身体を張った戦いを随所で見せた。後半の俊輔とのポジションチェンジはカタールの思考を停止させた。

達也:7.0:MVP。ドリブルを幾度と無く仕掛け、スピードを活かした流動的な動きでチャンスメイク。長時間戦うことは難しいが、周りを見る力と嗅覚、高速ドリブルと質の高さを披露してくれた。香川も彼を見習わないといけない。

玉田:7.0:こちらも達也と遜色ない質を披露。違うのは彼の方が運動量があり、キック力も上という事で(純粋にスピードは達也が上だろう。あと両足の使い方も。)、空いたスペースを上手く突いていた。勝負を決めたという意味で、この追加点は先制点より大きい気もするがMVPは決勝点に譲るべきか。

松井:5.5:勝負が既に決まっていた為かボールキープに終始。役目は果したがアピールしたとは言えない。まぁ、今よりもクラブに帰ってスタメン奪取が今後にとって一番のアピールになるか。

岡崎:--:出してくるところに岡田監督の期待度の高さが伺える。使われるからには力を見せて欲しいところだし、もう少し松井や俊輔をサポートしても良いと感じた。ゲームのクローズに貢献。

寿人:--:ロスタイムの時間稼ぎ。まぁ、代表で結果を出しているとは言えないし、この使われ方も仕方ない。巻よりかは幸せではある。
                           
岡田監督:6.5:メツの日本過小評価による自滅もあったけど、この試合はスタメンの選び方、配置に積み重ねを感じた。価値ある勝利。

気になった点は少ない。バイタルエリアの問題も守備ラインが高い位置をキープし消せたと感じるし、それによりFW、MFのプレスの質も上がった。うーん、空中戦の弱さぐらいか。競り合えるのが大久保、寺田、闘莉王のみで、遠藤がマジェドに完敗して先制点を奪われていたら辛い流れも有り得たと思う。もう少し高さ対策が必要だろう。

後、ベンチ。質をキープする、スタメン×時を想定するという意味では、阿部、憲剛、寿人が控えており問題は感じないが、戦い方が通用しない時、0-0で終盤戦を迎えた時の「切り札」がいるようには見えない。もう少しベンチ入りを凝った方が良い気がした。Y選手の抜擢やM選手のベンチ入りに期待したい。

オーバーです。

posted by syuwdow |11:09 | 2010A代表 | コメント(15) |
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2008年11月19日

【日本サッカー】を10年遅らせる発言

数時間後、日本代表がカタールと対戦する。W杯に出場する為の重要な一戦だが、勝ち負け引き分けに限らず次はある。勝って調子に乗るかもしれないし、引き分けて危機感がプラスに働くかもしれないし、負けて監督が変わり好転する可能性もある。

勿論楽しいサッカーの試合なのだが、長い歴史で見るとただの通過点に過ぎない。


しかし、この件は違う。記事を何処まで鵜呑みにするべきか迷うが、私は鬼武チェアマンの発言に全くと言っていいほど理解が出来ない。

みんなはもう夏春制のシュミレートをしてみただろうか?読むのに多少時間が掛かるかもしれないけど、自分がシュミレートしたのはこちら。

結果は、現行との差は、素人の自分ですら一目瞭然で分かる。

アフリカ問題を受けて欧州強国(代表に欧州所属が多い南米強国も含む)の間では1~2月のA代表マッチの率が格段に上がる。ACLも秋春制へと移行する。サッカーの世界は「秋春制に向かってまっしぐら」である。

流れに乗ったものと流れに乗らなかったものの差がどれ程大きいのか、日本サッカー界はここ10年で強く身に染みているはずである。

過去にこんな時代も有った。

トルシエの3バックを見て、時のJの指導者達は皆、3バックに切り替えた。トルシエのフラットな3バックは「フラットな4バックの変化形」であって、リベロやスイーパーを置く従来の3バックとは違う。だが、皆それを理解できておらず、時代は中央ではなくサイドの攻防が重要となっていたのに、過去に詰め込んだ知識のサイド1枚の布陣で戦い続けた。(※中央で何とか出来るならサイド1枚でも問題はないとは思う。鹿島とかガンバとか力あるし。)

時の指導者達は、世界の流れを知らなかった。

陣の先端、頂点の選手よりも周りの選手が点を取りやすいのが現代サッカーである。2006W杯、カウンター以外でFWが楽にシュートを撃てたシーンは少ない。(Jリーグの中でこの状態でもシュートに持っていけるのは佐藤寿人ぐらいだろう。)頂点を外してフリーになれた選手が点を入れるシーンが目立つ。FWは囮でMFの得点が顕著だ。MFをフリーにさせれるFWの重要性をトルシエは日本に先取りして見せた感がある。

しかし、あれから6年経った今も、Jの指導者、評論家、メディアなどで「FWの得点力不足」を嘆く声が大きい。

ここでも時代に後れを取っていると感じる。

ただマイナスばかりでもない。世界はここ10年、フラットな2ラインと+2(要するに、4-4-2フラット、4-1-4-1、4-4-1-1、の派生系)で動いているが、アイデアに出尽くし感もある。遅れながらもJの中にも、高校サッカーにも、それらの布陣を採用するクラブが増えてきており、台頭し始めている。10年遅れてやっとであるがここは嬉しい。

ここから先は、如何に効率良く「個を強化できるか」にあると思う。
戦えるだけの身体能力を、プレッシャーの中で発揮できる確かな技術を、役割を貫き通すメンタルを、相手の布陣を見て戦い方を理解できる知識を、如何に効率良く個に伝えていくかにある。

となると、世界の動きに合わせて、10年前乗らなかった秋春制に乗るべきなのだ。サッと準備して時代の波に乗り、強国にしっかりと揉まれる。それが今出来なければ、また日本サッカー界は10年後れをとることになるだろう。

日本の経済状況は決して良くは無い。次のは致命傷になる。強国と試合は出来ず、選手の育成に有望な外国人選手はオイルマネーに取られ、日本人選手の育成は暗礁に乗り上げ、アジアにおいて中東諸国の地位だけが上がり、Jリーグの価値は薄れ、国でもクラブでも全く勝てない日々が始まるだろう。

「秋春制は毛頭ない」。
Jリーグの導き手の位置にいるチェアマンが秋春制の意味を分からないとは思えない。周りが動いているのに、動かないということは、後退しているという事でしかない。

「ナビスコは進化している」
ナビスコも天皇杯も、決勝以外は何万人入っている?決勝だけがお祭りとして騒がれているだけであろう。就任して2年経ったけど貴方はナビスコに何を加えてみせた?「ナビスコから新製品は生まれる!」現会長はU-23中心にしてこのようなフレーズをスポンサーの為に生かす事だって出来る。

チェアマンが欲しがっているのはなんなのだ?Jリーグや日本サッカー界の未来か?それとも銘のある椅子に座り続けることなのか?だからチェアマンなのか?

会長の発言の仕方に不快感があるのも分かるけど、居ない間に「日本サッカー界を10年遅らせる」ような発言をして欲しくなかった、そう思う。

オーバー。

posted by syuwdow |21:35 | J改革・夏秋春制 | コメント(40) |
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2008年11月14日

【天皇杯】からJは撤退すべきか?

天皇杯、言うまでも無くNHKです。

Jリーグは、スカパー、NHK、TBSの3社から年間50億もの資金を提供してもらっています。天皇杯からの撤退を表明しNHKとの契約が切れると1/3を失うことになりますし、他の2社についてもJリーグ放送の価値が下がるので、契約が切れる2011年以降は安値での交渉をしてくることになるでしょう。

現在で1クラブ辺り、5千万(3社で1億5千万)もサポートしてもらっているのです。各クラブへの分配金は一律に公平ではありませんけどね。NHKとの契約を切るとこの資金が大幅に減ります。この分配金のダメージは大きいです。

また、広告収入においても「平気で出資者を裏切る」という悪名で、多くの企業がクラブスポンサー(広告収入等)から離れると推測できます。

人件費に見合うだけの入場料収入を得ているクラブは浦和レッズぐらいのものです。(+2億程、営業費用のマイナスは抜きです。)

例)(共に2007年、営業費用抜き)
浦和レッズ:入場料収入:約30億、人件費:約28億
アルビレックス新潟:入場料収入:約9億、人件費:約13億7千万
徳島ヴォルティス:入場料収入:約2500万、人件費:約3億3千万

多くのクラブが経営難に陥るのが見えてくると思います。

果たしてそれだけの損害を覚悟で、天皇杯を切るべきなのか?

私は、犬飼会長の夏春制を試算(個人イメージ)して見ましたが、これなら問題なく天皇杯に全力で取り組めると感じています。

協会はクラブを見ていない、サポーターを見ていないという意見も間違いないのかもしれませんが、実際のところどうかというと、夏春制にして、天皇杯とも上手く付き合っていくことが大事ではないかと感じます。


また今回のお題から離れますが、ベストメンバー規定。自分も否定的です。出来ることなら無いほうが良い。

ただしかし、これも、totoの存在を考えると、一概に「捨て試合」の行使を協会側が認めるわけにはいかないのだと思います。ある程度縛らないと、被害がクラブや選手に及ぶからです。

モラルの低下が叫ばれるご時勢で、6億円が掛かった試合で捨て試合が起きるなど、考えただけでゾッとします。

戻れない現状で、上手く付き合っていくほうが得策だと、そう感じています。

オーバーです。

posted by syuwdow |20:16 | J改革・J理念関連(ベスメン等) | コメント(16) |
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2008年11月13日

【A代表】vsシリア戦・採点(他追加)。

採点のみです。

戦評、採点理由は後日、載せます。

※おはようございます、眠いです。戦評、採点理由追加しました。「」内は追加部分です。

川口:5.5:「久々の出場も安定したコーチング。FK時に壁を空けさせるのは変わってないけど^^;失点は彼に責任無し、プレー自体は相手もあり目立たず、平均点。」

内田:4.5:「相手がサイド1枚且つ守備的と言うこともあり、良く上がりチャンスに絡む。が、対面にほぼ押さえ込まれチャンスを活かせず。また、サイドチェンジ(受け)のボールを失うことも多かった。守備時は後半CBの斜め後ろに居ることが多くラインを乱す。またボールウォッチャーになり自身のサイドの相手を見ていないなどありえないプレーを続けた。」

寺田:5.0:「攻撃面では高さを見せる。守備は中澤の代わりを期待されたが、中澤のようにロングボールの落下地点にいち早く移動し未然に防ぐと言うプレーは出来ず。また、バイタルエリアでのファールが多く流れを切りピンチを招くことも多かった。」

闘莉王:5.5:「中澤不在の中、復調してきた感が見れた点は明るい。と、言っても守備を全うした感も攻撃で周りと絡んだ感も無かった。(彼にしては印象が薄い試合。)クリアはサイド重視でセーフティ。平均点。」

長友:6.5:「試合の2/3をアグレッシブに戦う。前半早々に1得点。右利きの利点をしっかりと活かした。大久保とのコンビネーションがすこぶる良く、前半戦の同シーンを修正しアシストも。詰め掛けたファンに良さを見せ付けた。終盤は攻め上がりに迷う部分と、大型の相手に押し込まれる部分が見られた。」

憲剛:6.5:「中盤で圧倒的な支配力を見せ付け1アシスト。というかタクトを振るってたのは憲剛だけなのに、マークしない相手(汗)好き勝手やれた印象。守備面でも阿部とのコンビネーションが良くパスカットも見せた。」

阿部:6.0:「前半戦は憲剛と強固な中盤を作る。この二人も相性が良いね。並んでも阿部が下がっても上手く動いていたと思う。後半はCBに。他に上がれる選手が居ることは分かるけど彼の攻め上がりを禁止するのはどうだろう?器用にディレイ役をこなしたが、ポテンシャルを発揮できたとは言い切れない。」

岡崎:5.0:「右SH→CFで起用。フィニッシュで幾度と無く顔を出すが、残念ながら決めきれず。周囲とのフィット感も感じられず。代表3試合目かな、そろそろ周囲と併せたい。SBの活かし方では大久保や北京の本田圭(右SH時)の動きは参考になるんじゃないかな。」

達也:5.5:「前線から激しくプレスを掛けていたが、チャンスには絡めず。見せ場が少なかった。」

大久保:6.5:MVP「どちらかと言うと攻めあがるタイプなはずなんだけど、黒子に徹して好転。前線からプレスを掛け、相手右サイドを混乱させ、長友の上がりをパサーとして引き出し、カバーにも走った。選手間のいざこざも収め、3点目もゲット。ずっとこの大久保で居て欲しい(汗)」

玉田:6.5:「1得点。両サイドに流れたり、楔になったり、激しくプレスを掛けたりと彼も好き放題出来た。前半戦の優位性に大きく貢献した。」

今野:5.5:「精彩を欠くSH陣とCBの間でこまめに首を振り、ポジションを修正し続けた。守備だけではなく攻撃にも絡んで見せたが、未だにフィット感が無いのは何故だろう。クローザータイプではない為だろうか。」

香川:4.5:「右SH→左SH。どちらのサイドでもSBの攻め上がりを消してしまいブレーキに。クロスも緩く適当。スピードと言うスペックが高くても周りと噛み合わない彼を代表で育てるのは難しすぎると感じる。J2で乾から学ぶべし。決定機逸とPKも減点材料。」

寿人:5.5:「OH。ゴールエリア内、相手に囲まれスペースの無い状態からでも問題なくシュートを放つなど能力の高さをしっかりと見せたのは価値があるが、それ以外は消え続けた。」

高木:5.0:「全く存在感を見せれず。守備位置も下がりすぎで相手に反撃のスペースを与え続ける。清水サポには悪いけど呼び続ける理由が不明です。」

巻:5.5:「流れの悪い時間帯にOH気味で出場。身体の強さを活かし、不利に陥っていた両SBのカバーに奔走してみせる。ただ攻撃面では良さを見せられず。」

駒野:5.5:「ベテランらしい落ち着いたプレーでゲームをクローズしてみせた。ただこのレベルの相手にクローズする必要があったかは考えさせられる。もっとアグレッシブに攻撃に絡んで良かった気もする。」

岡田監督:5.0:「3-1での完勝なのに5.0は低過ぎると見るか、テストマッチなのに得るものが無かったというのに5.0は甘いと見るかは意見の分かれるところかな。前後半通じてコンセプトが全く見えなかったのが気になった。カタール相手に両SB、両CBが上がり続けることも、憲剛がフリーになり続けることも無いだろうし、交代選手も組織の中でポテンシャルを発揮できたとは思いづらい。後半の前線が中央に寄り、SBがCBより後ろに居る状態になってしまっているのも布陣を考えたら良いとは思えない。」

「戦評:シリアの選手達のキックオフ直前での緩み続ける笑顔と観客に拍手を求めるパフォーマンス。これから試合に臨むという真剣さは全く無かった。恐らく指揮官も日本を調べていないだろうし。

以前も書いたけど、もうアジアの多くとは真剣勝負以外で戦わなくて良いと思う。UAEだけは勝手が違うんだろうけどね^^;まぁ、これで謎マッチを終わりにして欲しい。来年からは(現会長が交渉しスケジュールを作成するのだろうし)良い相手と戦えることを祈る。

現会長で信用できない方はゴメンね。」

オーバーです。

posted by syuwdow |23:57 | 2010A代表 | コメント(14) |
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2008年11月12日

【Jリーグ】秋春制(蹴導論)、春秋制(2008Jリーグ)、夏春制(現在の?)をシュミレート

秋春制(蹴導論・過去エントリー参照)、春秋制(2008J)、夏春制(現在の協会の軸?)をシュミレートしてみました。

現行のJ1(2008)の試合数は以下の通り。

Jリーグ:(18-1クラブ)*2=34試合。
ナビスコ杯:予選6+準々決勝2+準決勝2+決勝1=2~11試合。
天皇杯:4回戦+5回戦+準々決勝+準決勝+決勝=1~5試合。

+α:
ACL枠(ナビスコ予選免除)
環太平洋(2月開催)
A代表(2008年は19試合:東A3+W予選9+他7)
W杯(6月開催、2年後)

※ACL、ナビスコ、天皇杯の日程はなるべくそのままで試算。


【秋春制(蹴導論)】

・サポーターと選手、代表の理論を優先。
・夏場と冬場に試合を行なわない。
・年間52週、秋と春だけなら26週。1週間にリーグ戦は1試合をベース。

よって、「J1クラブを14クラブまで減らす。」
J1を14クラブ、J2を14クラブ(現状なら19クラブ)、将来的にJ3を14クラブ。の42クラブを基本。

・ナビスコ杯予選はACL予選に重ねたいので現行を維持。
ナビスコ杯を4グループに分けると(14クラブ-4(3)ACL枠)/4=3+3+2(3)+2で成り立たない(3クラブ中1クラブ、2クラブ中1クラブじゃね^^;)ので、10(11)/3グループの4~6試合で試算。4+4(3)+3なんで、決勝行きが荒れそうだけどね。

::の間はJ1リーグ、ナビスコ杯、天皇杯の総試合数。

【秋春制(蹴導論・14クラブ)の日程】

9月:6:J4試合、ナビスコ準々決勝2
10月:6:J4試合、ナビスコ準決勝2
11月:5~7:J4試合、ナビスコ決勝、天皇杯4回戦、5回戦
12月:1~5:J1試合、天皇杯準々決勝、準決勝
1月:0~2:天皇杯1試合、(代表強化:3試合程?)
2月:0:(代表強化:欧州アウェーなど4試合程)
3月:1:J1試合、(代表強化:4試合程)
4月:6:J4試合、ナビスコ予選2
5月:5~6:J4試合、ナビスコ予選1~2
6月:5~6:J4試合、ナビスコ予選1~2(←W杯時の対処不明。)

+α:2ヶ月に1試合(9~11、4~6で3試合)は代表親善試合?

【対策における秋春制の結論】
雪国:○
豪雨:△(6月当るかも?)
落雷:△(6月当るかも?)
灼熱:○
選手夏休み:○
選手疲労度減:○
クラブ売り上げ:×(試合数が減り、大幅減)
クラブ露出度:×(試合数が減り、大幅減)
クラブ残留率:×(クラブ数が減り、大幅減)
国外間移籍のしやすさ:○(欧州は8中下~5月)
スポンサー対応(クラブによるナビスコと天皇杯軽視の減):○
A代表強化試合の質:○
A代表短期合宿:△(そこそこ取れる)
A代表長期合宿:○
A代表の試合とJの試合のブッキング率:高め
リーグの長さ:10ヶ月(約3ヶ月中断あり)


【春秋制(2008Jリーグ・18クラブ)の日程】

(1月):(国A2)
(2月):(東A3、W予1)
3月:5:J3試合、ナビスコ予選2、(W予1)
4月:7:J6試合、ナビスコ予選1
5月:6:J4試合、ナビスコ予選2、(キリン杯2)
6月:2:J1試合、ナビスコ予選1、(W予4)、(W杯開催時期)
7月:5~6:J5試合、ナビスコ準々決勝1
8月:4~5:J4試合、ナビスコ準々決勝1、(国A1)、(北京五輪)
9月:4~6:J4試合、ナビスコ準決勝2、(W予1)
10月:3:J3試合、(国A1、W予1)
11月:4~6:J3試合、ナビスコ決勝1、天皇杯4回戦、5回戦、(国A1、W予1)
12月:1~3:J1試合、天皇杯準々決勝、準決勝
1月:0~1:天皇杯決勝、(A杯2)
2月:(W予1)

【対策における春秋制(2008)の結論】
雪国:○
豪雨:×
落雷:×
灼熱:×
選手夏休み:×
選手疲労度減:×
クラブ売り上げ:○
クラブ露出度:○
クラブ残留率:○
国外間移籍のしやすさ:×
スポンサー対応(クラブによるナビスコと天皇杯軽視の減):×
A代表強化試合の質:×
A代表短期合宿:○(多め)
A代表長期合宿:×(まず取れない)
A代表の試合とJの試合のブッキング率:低め
リーグの長さ:約10ヶ月(中断無し)


【夏春制(予想・18クラブ)の日程】

7月:2~3:J2試合、ナビスコ準々決勝1
8月:4~5:J4試合、ナビスコ準々決勝1
9月:5~6:J5試合、ナビスコ準決勝2
10月:7:J7試合
11月:6~8:J5試合、ナビスコ決勝1、天皇杯4回戦、5回戦
12月:1~3:J1試合、天皇杯準々決勝、準決勝
1月:0~1:天皇杯決勝、(代表強化:3試合程?)
2月:0:(代表強化:欧州アウェーなど4試合程)
3月:3:J1試合、ナビスコ予選2(←雪国はまだ凍結あるかも)
4月:6:J4試合、ナビスコ予選2
5月:7:J5試合、ナビスコ予選2

【対策における夏春制の結論】
雪国:○
豪雨:×(7,8が当る、日数は減らせる)
落雷:×(7,8が当る、日数は減らせる)
灼熱:×(7,8が当る、日数は減らせる)
選手夏休み:×(…取れそうだけど取れないよなぁ^^;)
選手疲労度減:○(5月10月がちょいときついけど天候面は良好)
クラブ売り上げ:○(夏休みの売り上げキープ)
クラブ露出度:○
クラブ残留率:○
国外間移籍のしやすさ:○(欧州は8中下~5月)
スポンサー対応(クラブによるナビスコと天皇杯軽視の減):○
A代表強化試合の質:○
A代表短期合宿:△(そこそこ取れる)
A代表長期合宿:○
A代表の試合とJの試合のブッキング率:低め
リーグの長さ:約11ヶ月(2ヶ月中断あり)


こんな感じになりました。

夏春制は、雪国の思い+夏休みの売り上げ>夏の問題点+選手の夏休み、って事ですかね。

オーバー。

posted by syuwdow |20:36 | J改革・夏秋春制 | コメント(25) |
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2008年11月11日

【浦和レッズ】浦和レッズとエンゲルスは変わるのか?!

横浜FM(木村監督)、ガンバ大阪(西野監督)に続く、監督論第3弾?…かな。

最初に横道にそれる。

自身4バック論者なのだけど、エンゲルスの3-4-1-2「ドリブラーシステム」は大好きだ。横浜フリューゲルスが最後のシーズン中盤から天皇杯で見せたアレ。

主なスタメンはこんな感じ。
   
        吉田孝行  久保山由清(大島秀夫)

            永井秀樹
三浦淳宏                    波戸康広(佐藤一樹)
            山口素弘(遠藤保仁)
            サンパイオ
    薩川了洋            原田武男(佐藤尽)
            前田浩二(原田武男)

            楢崎正剛

J屈指のドイスボランチと1vs1に強いストッパーが作り出すカウンターに、永井秀樹という稀有なドリブラーを活かせる前線が存在するシステム。

エンゲルスはそのサッカーを京都パープルサンガでも浦和レッズでも(ギドの女房役時代も監督就任後も)見せてきた。

特に浦和のエンブレムには盾が描かれており、彼のカウンターはクラブに合っていると感じていた。


が、今年の浦和レッズではそれが上手くいっていない。
(この後、優勝の可能性も十分すぎるほどあるが、個人的にはもっと他を引き離して優勝争いをする勢力だと思っている。)

理由は色々あるが、蹴導は「主であるポンテの離脱」「ネネの放出」「新加入FWの銘が高すぎたこと」そして「エンゲルスの性格」が大きかったと思っている。

特に、相馬の裏を埋めれたネネの放出が痛い。結果として昨年大きな仕事をして見せた阿部をCBに固定しなければいけなくなったからだ。まぁ、長谷部の放出も痛いのだけどね^^;

浦和はビッククラブの道を歩み始めている。
(蹴導は、大宮、浦和、柏、川崎、横浜、神戸+吹田の7地域をビッククラブになりやすい、Jのビック7(8:横浜は2クラブある為)と呼んでいる。)

なので、納得いく内容と結果がもたらされないと、色々な部分に問題も起きるし、メディアもそこに食い付く。監督か、フロントか、選手か?

今年の不振ぶりを見て、サポーターの批判も大きいし、エンゲルスが浦和を離れる(解任される)のは時間の問題かと考えていた。


今節、浦和は動いた。

3-4-2-1や3-3-3-1や3-4-1-2(SW・ドリブラーシステム)を主軸としてきた浦和レッズだが、4-2-1-3の布陣を敷いてきた。(実際は、今シーズン何度か試合途中から4バック変更を試している。)

           エジミウソン
    田中達也           エスクデロ
             ポンテ

       闘莉王      鈴木啓太
相馬祟人                  平川忠亮
       阿部勇樹    坪井慶介

            都築 龍太

エンゲルスがサイド2枚の4バックを使いこなせるのか?

かなり心配で付け焼刃感も否めない。

が、何人かの選手はこの布陣に十分すぎる適応能力を見せている。そう、代表時代、前任者の中で慣らした布陣であるからだ。特に今節の田中達也は水を得た魚のようであったし、スタメンのターンオーバーにも大きな役割を見せそうだ。

例)
           エジミウソン(高原)
   田中達也(相馬・三都主)   エスクデロ(永井)
             ポンテ(梅崎)

      闘莉王(阿部・細貝) 鈴木啓太
相馬祟人(阿部・新外国人?)      平川忠亮(細貝・阿部)
        阿部勇樹   坪井慶介(左右CB:闘莉王、堤、内館、堀ノ内)

            都築 龍太(山岸)

前線、FW系に1枚多く割いた為に、不満が募り易いFW陣の不満を減らす効果もあるだろうし、ユースと真っ直ぐ繋がれる布陣になったとも言える。


過去のドイツスタイルを持つエンゲルスが4バックを使いこなせるのか、細貝が戻ってくる次節は3バック戻さないかと疑問があるし、今年終盤を戦うにはまだ荒削りな部分もあるのだが、この4-2-1-3を続けるなら、浦和に面白い未来が待っていそうな気がする。

時を同じくして、大分のシャムスカも4バック2ラインの導入を考え始めている。鹿島のオリベイラ、浦和のエンゲルス、ガンバの西野、大分のシャムスカ。会話のし易さからエンゲルスを次期代表監督にと思った頃もあったが、この4名は2枚のサイドを使いこなせない監督だと思い(特に西野監督は使いながら使いこなせてないような^^;)、代表にと思うことは少なかった。

だが、エンゲルスとシャムスカに4バック2ラインの動きが見られる。成功したら何かが起きそうな気がする。

オーバーです。

次は何処を書きましょか。

追伸:おおぅ、山田君を忘れてた。何処に入れましょか。ポンテ、エスクデロ、平川のトコは問題なく出来そう。

posted by syuwdow |10:19 | Jリーグ・コラム | コメント(3) |
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