2008年08月29日

【A代表】召集・追加召集からバーレーン戦を読み解く。

バーレーン戦に臨む岡田ジャパン。選手選考時の岡田監督のコメントと追加召集から狙いのサッカーが絞れてきた。恐らくこの2つのどちらかだろう。
個人的にこの2つのどちらかを選ぶかで、日本の今後数年の日本の歴史が決まってしまうのではないか、そう思える程大きな選択だと感じている。


パターン1。4-2-2-2
(ブラジル代表・鹿島・ガンバ型ベース、北京五輪・改型とも言う。CF無し&2枚のライン無しなので改良型と言い切れない。)
左サイドに誘導し奪う→MFでパス回し→右サイドかFWにダイレ。

         田中達也  玉田圭司

      中村憲剛        中村俊輔

         長谷部誠  遠藤保仁
阿部勇樹                    駒野友一
          闘莉王   中澤祐二

             楢崎正剛


パターン2。4-1-2-3(甲府・徳島型)。
左右前後を右サイド側にコンパクト(接近)に→密集してボールを奪う→同サイドに密集したまま、細かいダイレクトなパスを繋ぎ突破→FWへ。

             大黒将志
    玉田圭司             中村俊輔

         遠藤保仁   中村憲剛
             長谷部誠
阿部勇樹                    駒野友一
          闘莉王   中澤祐二

             楢崎正剛


恐らくこの2つ。パターン2は長友のコンディション次第で、右SB長友、中央の3枚が阿部を底に長谷部、憲剛になるかも。こっちの方がウルグアイ戦で試しているんで可能性が高いかな。

どちらのパターンでも、1:中盤で奪って、2:サイド(駒野)を経由して早めのクロスか、同じく2:守備ラインの裏に走り込む小兵のFWにダイレクトパス。のどちらかになると思う。

岡田監督はトルシエ以上にボールを奪ってからの時間を気にしているし、大木さんがコーチに居るんで、ショートでもロングでも速いパスによるダイレクトサッカーになるんじゃないかな。オシムのようにポゼッションを高めていかないと思う。ポゼッションになるとしたら出しどころが無くて、仕方なく…でしょう^^;

正直、アジア相手(ちょっと軽視^^;)なら、パターン1で中央での支配率を高めて、サイドの駒野を使うという戦い方も出来なくは無い。決して間違いではないし、効果的だと感じる。(特にホームでの効果はかなり高いと思う。)

パターン2はやや心配。1ボランチはね~。日本人の身体を考えるとやはり心配。1ボランチで成功したのは、ゴールデンエイジ揃い踏みの99Wユースのダニッシュダイナマイトだけだったしなぁ^^;Jの中でも今季1ボランチでSBに攻撃的な選手を置いてスタートしたクラブ(横浜、清水、千葉)は軒並み下位に低迷してるし^^;横浜は違うといわれそうだけど実質…ね。柏も鎌田選手の1ボランチ時は苦労した記憶が…。京都はSBが守備的だから論外と。

ただ将来を考えたら、サイド1枚のラインより、2枚のラインの方が世界基準ではあるし、相手の特長への対応もしやすいんだよね。アウェーのピッチはほぼ100%vs日本仕様(荒れたピッチ)だと思うんで、1も2もダイレでいくなら苦労しそう^^;

大差無いかも知れませんが、今後数年を考えたら大きな分かれ目になりそうな気がしますね。

ここまで書いて、前回バーレーン戦と同じ3-4-1-2だったら笑いです^^;「前回は選手(怪我人と海外組)が居なかっただけだ!スカウティングは完璧なんだ!俺のプライドにかけて貫き通す!」とか案外ありそうで怖い。


ちなみにスタメンとサブになった理由。(理由になってないの多数。)

◎まず確定。
○もしかするとサブ、もしかすると抜擢、出るとしたら…。
△まず、サブですね。


◎楢崎:不調ではないが、失点が多い。頑張れ、セイゴー。
△川口:クラブでも代表でも苦しい。頑張れ、ヨシカツ。
○西川:抜擢あるかもしれない。ただ初戦は博打スギル。

◎中澤:不動。最近不調感ありありなんで、ちょいと心配。
○闘莉王:体調次第。怪我が増えてるのが気になる。
○高木:闘莉王次第。監督が大型CBを好きなんで可能性はある。
△水本:慣らし。呼ぶなら森重も同時に呼ぶべきだと感じた。

◎駒野:前回予選も経験してるし、体調も良いので確定。
△内田:コンディション次第。現状でスタメンは怖いかな。
◎阿部:…DF登録か。SBかDHでしょうな。CBは無いと…思う。
△長友:コンディション次第。現状でスタメンは怖いかな。

△今野:SBのサブのサブでDHのサブのサブ…。辛い立場。
◎長谷部:指揮官の信頼度がグッと高くなっている感がある。
△稲本:使わない。顔見せ。クラブのシーズンへの弊害が怖い。
◎憲剛:パターン1において松井という選択も、戦術的にずっと上。
◎俊輔:不動。技術も走量も無問題。岡田政権終了まで確定。
○遠藤:J屈指の選手だが、使われない場合もある。俺は使うが…。
△松井:…流れを変えれる選手が居なくなるのでリザーブで。

◎玉田:大黒とは前回W杯がある分、達也より有利かな。
○達也:パターン1ならスタメン。
△寿人:パターン1のFW陣の「スタメンの」リザーブでしょう。
△巻:パワープレイって明言しちゃってるし、大型CFは視野外。
○大黒:遼一と悩んだか。よく知っている、体調好調が決め手か。

しかし、23名か…結構な人数を呼んだなぁ。

ライバル・バーレーンの話、全く載っけて無いし^^;
マチャラのチームで、3-1-4-2(5-1-2-2とも言う)ベース。凸凹ピッチの恩恵を受けて、前線からパワー系の選手で中盤に激しいプレスを掛けて、カウンターでしょう。アラーフバイル、サルミーンなど良い選手は結構居る。層は薄い。(初戦だから殆ど関係ないね^^;)

オーバー。

posted by syuwdow |18:00 | 2010A代表 | コメント(2) |
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2008年08月24日

【A代表】vsウルグアイ(3)

まず、【A代表】vsウルグアイ(1)(2)において、沢山のコメントを寄せて頂いてありがとうございました。

vsウルグアイ(2)の返信において、もっと深く話せそうなので、コラムを立ち上げたほうが良いと感じたので、返信をコラムですることにしました。


1年目、他に適任が居なかったという意見がありますが、オシムさんの時代にアテネ以前の選手の土台は既に出来ていますし、北京U-23の80名強が再びヤタガラスを纏いたいと切磋琢磨する次代の土壌も出来たと思っています。協会は待つことも出来たと思います。

岡田監督は前任者を引き継ぐと受けたわけです。が、これだけ布陣を変え、選手を変え、リセットボタンを押し、W杯最終予選に臨むとなると弁護のしようがありません。

更に代表の進化を考えても、(高原は復調子代でありそうですが、)現状の大型CFは呼ばないオフザボールに強い選手などを呼ばないというのは、そのラインの芽を切ってしまった様なものです。


Jリーグの15年の積み重ねは、「それでも」W杯への切符を手に入れてくれる可能性もありますが、指揮官のラボ(実験室)は代表の進化において全くプラスになっていないと思います。

今の日本代表のサッカーを強豪国に売り込みに行って、代表マッチをするのに適していると感じてくれるところは少ないでしょう。トルシエのDD改良型と言うエキセントリックさも、ジーコの名声も今の代表には存在しませんし、何よりも2枚のフラットライン+2から大きく掛け離れています。

2010、2014はアジアから遠いところでW杯が行われます。代表のマッチはより難しくなるので、代表監督だけは、世界標準を知る人(但し途中からの場合は違いますが…後述。)を招聘して欲しいところです。

少しだけ期待しているのは、現在の協会長ですね。かなりの広い範囲で世界標準を意識した改革をしようしている人なので、アマチュアの意味に、未経験者とJ以外の国内監督という意味合いの違いがあるでしょうが、内輪から古い世代の監督(4-2-2-2か3-4-1-2しか使えない)を選ぶということはもうしないと思いますね。

ちなみに、自身が次の4年で期待しているのは…秘密です。あえて選考基準を書くなら、日本の現状は世界の名将を招致する美味しさは無いので、自身の将来に飢えている、一旗上げてやると言う強いハートを持った監督(前トルシエのような、です。)に就任して欲しいです。

2010年も含めて途中からなら、Jを知っていることも必要になるので、Jだとピクシーかミラー、あと小林さん、樋口さん、石崎さん辺りが適任でしょうね。まぁ、みんな所属クラブが手放さないでしょうが^^;


阿部や今野のSBについて。

サイドの選手が1枚であれば、また逆サイドの攻撃力に問題があれば「攻め上がり」も必要ですが、必要で無い場合もあります。

1つは、ウルグアイ戦のように逆サイドに優れた攻撃力を持っている選手が居る場合。

守る阿部と攻める駒野(更に言うと駒野の前に居る憲剛や小野)が良い関係にあるわけです。こういう場合は(駒野のサイドからクロスを上げられても)空中戦に強い阿部や身体の強い今野は活きます。勿論自身のサイドは深く抉られずに対応できます。まぁ、相手の攻撃力によるのですが^^;キレキレのメッシが対面だと別の対応が必要ですよね。

もう1つは、サイドが2枚居り、前の選手が攻撃的な場合です。

例えば、大久保や田中達也のようなスピードのある選手が居る場合、羽生のようなダイアゴナルランが得意な選手が居る場合、山岸のようなパワーもスピードも高さも兼ね備えた選手が居る場合です。これらのタイプの選手が居れば、守備専念のSBが居ても良いと思いますね。

オーバー。

posted by syuwdow |13:14 | 2010A代表 | コメント(8) |
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2008年08月20日

【A代表】vsウルグアイ(2)

こっちが本題です。

甘くつけて4.0の岡田監督の戦略と采配について。


・就任以来の布陣の流れ。
4-1-2-3、4-1-3-2、3-4-1-2、4-2-3-1。
そして今回の4-2-2-2。

布陣を変える度にメンバーを大幅に変更し、あまりにも一貫性が無さ過ぎで、正直な話、上積みが何も無い気がします。

今回は、最終予選で合流するであろう内田選手をより活かすということを考えての4-2-2-2と推測しますが、ウルグアイの中盤に、小野、憲剛、長谷部、青木で圧倒的にポゼッション出来るとは全く思えず、蓋を開けた直後に、大きな不安を感じさせられる一戦となりました。

・抜擢された選手の誤算。
指揮官は青木に中盤の底を、長谷部に9番のマークを(後半は8番のマーク)託した感がありましたが、CB高木の不慣れなプレーも相まって、これが大誤算に。前半から沢山の決定機を与えてしまいます。各選手のクラブは中澤が16位、高木が15位、青木は首位ですが、駒野は14位(良いプレーをしてましたが^^;)、長谷部は所属クラブの敗戦の主となったばかりです。(※相手のキーマンに付ききれず失点を許す。)後半からの長友は北京でコンディションを崩しています。誤算…とは言わないのかもしれませんね。

・今回召集された海外組の今後。
小野も開幕戦、得点に絡めず負けでしたから…この二人の今後がとても心配です。(今日の試合の小野は味を見せましたが!)この時期にクラブを離れたことで当分はベンチ生活になり、ゲーム感の無いまま召集されてアジア予選に出場することになるのではという不安がよぎります。

・今の岡田監督のサッカーの主旨。
「精度の高いパスから機敏な小兵が抜け出す」というものでしょうが、今日の楢崎を始め、最終ラインに張った選手達は前線へのパスコースに大きな戸惑いがあったと思います。一番競れたのが小野ですから、本当にこれでいいのか疑問が残ります。監督のサッカー感の取捨選択で外れたのでしょうが、巻や高松、矢野、我那覇、高原こういった選手から数名は呼んで欲しい気がしますね。…高原は好みだろうし残るかな^^;

・二人のCBが共に上がるということ。
セットプレイの際にCBが2名とも前線に上がります。ディレイは阿部か長谷部、GK前の最後の砦は駒野でした。2失点目は過去から再三言ってきたセットプレイの失敗→カウンター→CB不在と言う流れから起きました。何故2名とも上がらせ続けたのか、それは前線に空中戦で戦える選手が居ないから。本末転倒ですよね。

・戦術の変更。
駒野が活きていた前半の形を捨てて、左サイドからのコンディション不良の長友を主とした攻めに変更した。どうなったかは試合の通りです。


正直、4.0は甘いのかもしれません。

岡田監督はアジア最終予選を楽観視してるんでしょうか。予選前の確認の試合はこの試合だけ、その流れで多くの選手を入れ替えて、布陣も入れ替えてしまった。1-3。日本代表はスコア以上の大きな不安を抱えて、最終予選に臨むことになりそうです。

オーバー。

posted by syuwdow |22:30 | 2010A代表 | コメント(10) |
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2008年08月20日

【A代表】vsウルグアイ(1)

さて、何処から書き綴ろうか。どうでもいいところ(選手の採点)から書きましょうか。

と言うわけで、まずは選手の採点です。


      田中達也:5.5: 玉田圭司:5.0:

   小野伸二:6.5:       中村憲剛:6.5:

      青木剛:4.0:   長谷部誠:4.0:

阿部勇樹:5.5:              駒野友一:6.0:
      高木和道:4.0: 中澤祐二:5.5:

           楢崎正剛:5.0:

交代メンバー
長友佑都:4.0:
大黒将志:5.5:
佐藤寿人:5.5:
山瀬功治:5.0:

岡田監督:4.0:


楢崎正剛:守備陣の入れ替わりに伴い、コーチングが期待されていたが、やや少な目な感があり、残念。速攻の起点にもなりたかったが、前線で張れる選手が居ない為、キックは苦しんだ。ファインセーブも見せており、彼を責めるのは酷だろうが3失点は頂けない。

 
高木和道:完全に舞い上がっていた。周りが見えておらず釣り出されるシーンが非常に目立った。市川と並んでクラブ(清水)の不調の原因でもあるんだよね^^;現在の調子で選ばれたことに大きな不安を感じてます。
  
中澤佑二:自慢の空中戦の強さ、攻撃時のポジションの良さは見せたが、彼もまた不調のクラブでプレー中。無理な攻め上がりを抑えることは出来なかったか?

駒野友一:前半の出来だけなら6.5を付けられるが、後半を減点。後半は長友が入ったことで攻め上がりを抑えた。佐藤が入った辺りから、3バックの中央でプレーするシーンが見受けられたが、これが大失敗。中澤と高木がセットプレイ時に両方上がる(恐らく約束事。)為、彼が最後の砦となったが、パスの出しどころが無くカウンターで決勝点を献上してしまった。戦術の被害者でもある。

 阿部勇樹:前半は右サイド。後半はDHとしてプレー。空中戦に競り勝ち、完全に抜かれたというシーンも無く(強引にクロス上げられたシーンがあったので完璧に抑えたとはいえないが^^;)そつなくプレーできた印象。 


青木剛:ここ10年のA代表のDHの中で最悪の出来。抑えきれない、競り勝てない、前を向けない。まだ彼には小笠原のコーチが必要だなぁと思いつつも、一番不味かったのがトラップが流れまくること。代表のパススピードに付いていけてないので彼自身の問題かな。まごまごしている間に詰められてしまうと言う悪い流れを作ってしまった。

長谷部誠:こちらも苦しい。質は青木より上だと感じたが、失点に関わったのはこちら。前半は9番のスアレスに付くが、ペナルティエリア内で振り切られるシーンが目立った。(憲剛や楢崎、駒野の努力で失点は防ぐ。)後半は阿部が中盤の底に入ったことで、8番のエグレンをマーク。が、スアレスの時と同じように振り切られ、同点弾を許してしまった。チャンスに顔を出したが、FWに合わないパスを出し続けた。
  
中村憲剛:失点を防ぎ、得点に絡む。小野とのポジションチェンジ(感覚の共有)もスムーズで、33分のプレーとか、他にも幾つかお互いの良さが出ていた。駒野との相性も抜群で今後に期待が持てました。

小野伸二:試合は負けたけど天才の面目躍如か。精力的に前線を動き、サイドやペナルティエリア内に飛び込み、緩急の付けたパスで流れを作った。ファンタジスタだなぁと感じたのは、複数の味方を連動させる意思を込めたパスが非常に多かったこと。遠藤、憲剛、俊輔、小野…(小笠原も^^;)誰かは、外れることになるんだろうけど…代表でもっと見たいね。後半のイエローはJなら赤出てたね。気をつけましょう。
  

玉田圭司:達也にボールが回るシーンが多かった為か見せ場は少なめ。ただ前半後半共に1回ずつ、自身のトラップから生まれるべき大きな決定機があったので、決めて欲しかった気がする。

田中達也:前半を精力的に動き回る。中盤に下がってのポストは頼り無く感じたが、なによりもゴールへの強い執念を見て共感できた人が多かったのではなかろうか。 



長友佑都:何しに出てきたんでしょう^^;というか追加召集の意味が分からない。北京本戦からコンディションが良くないことは分かっていたはず。対面の相手に全く対応できず、同サイドからのクロス時に逆を向いていたり、バックパスを奪われたりと、大きな穴となり、失点の主因となってしまった。今日のコンディションで出す選手じゃなかったよね。右サイドの駒野が効いてたし、阿部を中盤に戻すなら左サイド今野で良かったのでは?

大黒将志:押される展開だったが、巧みなボールの受け方でピッチ中央でファールを誘い、何度か悪い流れを断ち切って見せた。

佐藤寿人:大黒より高い位置(相手サイドのサイド側)で上手くファールを貰う。終盤は2枚のCBを含めストライカータイプが混雑しており、それ以外の見せ場はなし。

山瀬功治:終盤のパワープレイの中で投入。セカンドストライカーとして非凡な彼だが、中央は大黒、佐藤、中澤、高木と大混雑。仕方なく?ペナルティエリア外でのプレーに終始。だが、ボールが巡ってくる何かを持っているんだろうね、意外とボールが収まり果敢にミドルを狙った。ボールを奪われ流れを相手に戻してしまったプレーは大きな減点。


…意外と長くなったので2回に分けます。

posted by syuwdow |20:05 | 2010A代表 | コメント(15) |
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2008年08月12日

【U-23】62~∞「ピックアップ」

北京のU-23。北京の62~∞。

残念ながら、北京のU-23の試合は後1試合を残すこととなってしまった。しかし、国際舞台に立つことができたU-23の多くの精鋭たち。彼らがまた、国際舞台に出場したいと、「名を刻みたいと」、強い思いを持って切磋琢磨してくれることを願っている。

そう、次はA代表への道だ。

その中で、62~∞の中で、自身の特に気になる5名の選手を書き綴ろうと思う。(最期待の1名だけメッチャ長いですが^^;)


平山相太。
国見時代の技術と運動量、高さを兼ね備えた怪物ぶり、アテネ五輪への飛び級参戦、オランダでの十分な活躍、2次予選での5試合5得点。本来ならば、U-23不動のエースとなるはずだった男。

しかし、最終予選での活躍の場はなく、本大会への道は絶たれた。不調の原因は色々とあるだろうが一番は所属クラブでのPR不足だろう。鹿実の赤嶺などライバルFW達にポジションを奪われるケースが目立つ。6月終盤のナビスコ杯でハットトリックを決め、スタメンに返り咲き、クラブにしっかりと貢献して見せるも待望のゴールは時遅く間に合わなかった。

ヤタガラスを再び纏いたい…彼の中に渇望はあるだろうか?今のA代表の戦術は彼に適さないかも知れない。だが、数年後、次のW杯。彼が必要になる日が来る気がしてならない。結果を、更なるスケールアップを、とても楽しみにしている。


青山直晃と岩下敬輔。
初めて青山を見たとき、初めて岩下を見たとき。この二人のどちらかが、もしくは両方がU-23北京のピッチに立つだろうと、大きな期待を抱いた。斉藤、森岡と言うA代表のレジェンドの元で励む日々も更なる後押しをしてくれると期待していた。

しかし、今年、共にクラブの調子と共に苦しむ。前者は、1対1にめっぽう強く逆サイドまでケアの出来る水本、大分の堅守の中心として今年になって台頭してきた森重、中澤、闘莉王ら大型CBの系譜の後継として期待される吉田の前に、最後の最後で落選。後者は、残念ながらクラブ内でスタメンを得ることが出来ず、国際舞台に立つことは叶わなかった。

7月に入り、両者がスタメンで出る機会に恵まれている。勿論、清水には高木と言うA代表候補がいて岩下はCBでは活躍できてはいない。青山自体も、本大会に出たライバルやA代表クラスの選手の枠に飛び込む茨の道。しかし、互いがスタメンで出ることは互いへの大きな刺激になるのではないか。次世代のA代表へ向けて、両者の切磋琢磨に期待したい。


高萩洋次郎。
広島ユース、高柳と並ぶクラブユース優勝の中心選手。しかし、アジアユースを境に怪我に悩まされる。間でのワールドユース、柏木らライバルの台頭により彼はクラブでも居場所を失う。愛媛へのレンタル(※この時代に惚れました!)。「恵まれた広島」の外の世界、愛媛での復活。そして大きな力を手に入れて広島に復帰。しかし、すでに名声を手に入れたチームメイトの影でJ1での出場機会はそうそう巡ってこない。J2降格を受けて、やっとで彼のポテンシャルを、広島の街に、多くのサポに、相手に、見せ付けることが出来た。

広島の快進撃の中心には佐藤寿人という類まれなるストライカーがいる。しかし、その斜め後ろで素晴らしいポジショニングと運動量とともに、時に囮となり、時に長短の意思のあるパスを繰り出し、時に対面への恐怖となり、クラブを、周りの選手を活性化させている彼が存在する。

広島は来年、J1に復帰するだろう。次のJ1の舞台、広島が快進撃を見せるならそこに彼の姿があるに違いない。そしてA代表、その門戸を開く鍵を掴むことを期待したい。


小椋祥平。
蹴導’s eyeはこの選手無しには語れない。それぐらい大きな期待を感じている選手である。水戸の前監督、前田秀樹氏(戦術論だけではなく闘莉王を復活させたことでも有名)の水戸時代の最後の最大の自信作とも言える彼。「マムシの祥平」、水戸ナチオの中で優れた守備力と共に育ち、徐々にポゼッションや展開力にも磨きをかけていく。

そして今季、ついに名門横浜F・マリノスへ移籍。J1の舞台での彼の活躍を心待ちにしていた。即スタメンを奪い、クラブの優勝争いに貢献、五輪本大会へ選出…そんな淡い期待もあった^^;現実は、全く試合に出れない日々が続く。…まだ出番が来ないのか?待ちわびる。マリノス連敗。巡ってきたナビスコ杯でのチャンス。勝利。奪取か!…いや、またリーグ戦には出れない。マリノス6連敗。まだか?まだか?そう思ううちに五輪代表は決まってしまった。

残念であった。だが、俺と同じように他の選手の落選を残念がる人も居るのだ。気を入れ替えて、五輪代表を応援しよう。その矢先、クラブに怪我人が出て小椋に出場チャンスが巡ってくる。

ナビスコ杯、ガンバ大阪。リーグ戦、ガンバ大阪戦。連戦。小椋はJ1のピッチに立った。不慣れなCBとして。対面のルーカスとのマッチアップ。小椋は2戦連続でルーカスを封じきる。視野の広さがゲームを作る。守備の安定が同サイドの隼磨の積極性を引き出す。時には中澤の代わりにCB中央に入り、守備のタクトを振るう。

…正直、小椋のボール技術は代表の銘を持つ多くの選手と対等とは思えない。荒削りでカードも多い。だが、彼のサッカーセンスというものはとても面白い。もっと試合で観たい。もっと試合で観たい。渇望がある。こういう選手がA代表まで登りつめたら面白いだろうな、そう思う。

オーバー。

62~∞の中の5名の選手に期待を込めて書き綴ってみました。

62~∞のU-23の期待の選手、この選手が一押し~!というのがありましたら、長々としたコメントお願いします。

posted by syuwdow |14:35 | 北京U-23 | コメント(6) |
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2008年08月09日

【U-23】踏み潰された芽だが幹はある。

1戦目の激闘を終えて、2戦目のキックオフが近付いてきている。

寝て起きるを繰り返すと共に、1つの思いが強くなっているのを感じる。

アトランタ以降のU-23日本代表の五輪の試合の中で、実はこの試合はかなり素晴らしいランクの試合だったのではないかと言う思いである。


・川口のファインセーブで「奇跡」を起こしたマイアミ、ブラジル戦。
・「ゴールデンエイジ」と「トルシエ」言う高い個を持って、ベスト8に上り詰めたキャンベラ~アデレードまでの道。
・個人の底力は見せたが、「融合」と「ゲームプラン」に失敗したギリシャの旅。

上記の中で特にシドニーのサッカーは凄い。

だが先日の試合とそこに至るまでの経緯は、七難八苦を伴いながらも、シドニーに負けず劣らずのクオリティを見せていたのではないかと感じる。

敗れた理由はほんの少し。
歯車(コンディション)がずれてしまったのと「運」だけだと感じるのである。

それでありながら、多くの人がやれ誰が戦犯だ、やれ誰を選出しなかったからだ、やれ守備的過ぎる、やれ決定力不足、やれ采配が遅いと、元代表コメンテーターまで安易な言葉で騒ぎ立て非難する。

アメリカ戦。現有戦力の中で、U-23の多くの選手達の代表として、監督も含め、恥じるレベルの試合をしていたとは、俺は思わない。


因子を探ってみよう。

コンディションというのは先発の選択のことである。
日本のFWは4枚居るが、この中で戦力といえるのは「森本」と「岡崎」だけである。「李」と「豊田」は期待度は高いが故障明けでスタメンのレベルに間に合ってなかっただろう?岡崎はそのキャラも相まってスーパーサブである。

CFのスタメンは「森本」しか居なかったのである。

CFとしては連携不足の感は否めない。俊敏さが武器のストライカータイプであり、現状、引き出しに限りがある。「本田圭や香川がFWを追い越す動きをしなければならなかった」と語る人がいる。この猛暑の試合で、泥のようなピッチで、不慣れな森本のポストを受けに長距離を走るべきだと言っているに等しい。「有り得ない」。大体、選手の質もサッカーの布陣も裏に飛び出すやり方にもポスト役にも適していないだろう?

また、DHの選択も苦難に満ちていた。
これまでの完成度を見る限り、「本田拓」と「細貝」のコンビが1stチョイスである。しかし「細貝」もまた故障明けである。(というかまだ完治してないのでは?)。

本田拓の相方として使えるカードは「谷口」「梶山」「森重」という面子。谷口はOH先発が濃厚(李は故障明け)であり、森重はCBの先発候補であり、またSBの貴重なサブ候補でもある。ここも「梶山」という選択肢しかなかったと思われる。「梶山」は恐らくコンディション不良を起こしていたのではないか?(J見てる限り、あそこまで走れないはずが無いし^^;)それでも故障中の細貝よりかは良かったのだろう。

恐らくそういう問題があって、あのスタメンになったのだと思われる。

つまりやれる限界のスタメンで臨んでいたと言う事だ。「最初から李をOHにして、谷口をDHに」とか言う論評もまた「有り得なかった」と見るべきではないだろうか?


【戦術】

・ハイレベルな守備を可能にする「運動量豊富な本田拓、1vs1に強い水本、カバーリングに優れた森重」という三角形。
・強力な右サイドアタックを可能にする「攻撃力の内田、フィジカルの本田圭、カバーの本田拓」という三角形と「広範囲で守れる長友」という縦への長方形。
・左サイド一辺倒なアメリカの攻め。
・アメリカの前線、中盤のフィジカルの強さ。運動量の多さ。
・アメリカの右CBのフィジカルの弱さ
・アメリカの右SBのボールウォッチャー度(身体能力は高いが^^;)

これらのコトを活かそうとすれば、自然と左に寄せて右に展開する「内田をフリーにし活かすサッカー」になる。基本は相手の位置を見、パーリングをしながらながら、内田のフリーに呼応してゴール前に飛び込むサッカーになる。

西川:指示。競り合いやすいマッチへのパス。
森重:カバー。
水本:vsマクブライト。
本田拓:vsアドゥー。
梶山:(不本意ながら)SBと中央のカバー。
長友:左サイド広範囲にわたる守備。
本田圭:身体を張って、内田のサポート。
内田:積極的な上がりにより威嚇。フリーになってのチャンスメイク。
香川:攻撃のオプション。内田に呼応しての飛び出し。威嚇。
谷口:vsブラッドリー&内田に呼応しての飛び出し。
森本:シュート、時にはCBを引き付ける囮。1stDFとしてのプレス。

これらが出来ていたか?殆ど出来てたよね。

・マクブライトとアドゥーにまともなプレーをさせず、
・互いの鉾(得意サイド)のぶつけ合いでイニシアティブを取り、
・ゴール前では守備の苦手な選手との競り合いに勝ち続ける。


【選手交代】

ひとつ前のブログで書いているけど別段悪いとは思わない。
ハーフタイムで李を入れるべきだったとか、失点直後で入れるべきだとか、もっと早く3名を使うべきだとか、言う論もあったけど、あのタイミングでのギアチェンジがベストだったと思う。ギアチェンジ後の決定機とシュート数を見れば明らかだろう。


過去に例のないセットプレイのパターンも含めて、U-23の初戦は、驚きを与えるに十分な質のサッカーを伴っていたと思う。恐らくこのカテゴリーにおいて、彼らはどの国が相手でも同じサッカーで戦える。そう思う。アメリカ戦はたまたまゴールにボールが収まらなかっただけである。もしこの後、ナイジェリアやオランダと戦って敗れたとしても、七難八苦を乗り越えて「戦える形を持てた」彼らのサッカーは日本の歴史を前進させたといえるに違いない。

先に書いたような騒ぎ立てて非難したり戦犯探しをしたりする必要は全く無いのである。

2戦目、3戦目。前よりコンディションの良い選手も居るだろう。初戦の失態の返上に挑む選手も居るだろう。逆襲の闘志に燃える彼らをしっかり応援しようではないか。

踏み潰された芽だが幹はしっかりと生きている。バネにして他の芽よりも進化する可能性も無いわけではない。そしてそれは「奇跡」によるものではなく、「理」のある可能性なのだ。

オーバー。

posted by syuwdow |08:59 | 北京U-23 | コメント(8) |
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2008年08月07日

【U-23】vsアメリカ戦諸々

うーん、実に難しい本番であった。
これがサッカーと言うものなのだろう。

日本のスタメンは、

        森本
        谷口
  香川         本田圭
     本田拓 梶山
長友               内田
     水本   森重
        西川

試合前からややマイナス方面に冷静すぎるなと感じたイレブン。落ち着きすぎたせいだろうか、反応が鈍い面が見られる。先制されてから開放された感があったが、それまではマイナスの緊張に包まれている感があった。

相手のビルドアップも中盤には…主にブラッドリーにゲームは作らせず、気候の影響もあってやや消極的であったがポイントを見極めて森本が最終ラインにプレスをかける。2名のCBは深く強く守り抜き、アドゥーとマクブライトをほぼ完全に抑えることが出来たといっていい。

アメリカはプレスが縦一辺倒。日本は無理をせず回す。ただし崩すとまでは言い切れない。

アメリカの左サイドアタックvs日本の右サイドアタックの勝負。
左サイドで密集する、もしくは「本田圭」が良いポジションでボールを持つ。そして「内田」と言う武器を活かす。

「本田圭-内田」のラインは何度もチャンスを作り出す。
「森本、谷口、香川」はフィニッシャーとしてのポジションを取る。
…残念ながら、ゴール枠に全く飛ばなかったのだが、セットプレイも含めて戦術を伴った型と言うものが見える。

交代カードは、体を当てきれない「梶山」に代わって「李」。余り無かった交代だが、強いメッセージは後半終盤をしっかりと活性化させた。パワープレイでは「豊田」がパークハーストに勝ち続ける。「岡崎」はスクランブルと走れなくなった「香川」を意識してのもの。「安田」と言う選択肢もあっただろうが、別段、悪い気がしない。


「奪取力」は多く走らされたが運動量は十分で上々。
「展開力」も一番の武器のホットラインが生きている。
「決定力」は数々の決定機を作り出すことに成功。
「阻止力」は2トップに仕事をさせず申し分ない。
「戦術」の型はしっかりとしたものがある。
「采配」も選手交代狙いは分かりやすい。アメリカも良かったが。
「メンタル」本番の雰囲気に呑まれた感。時間と共に落ち着く。
「ジャッジ」全体的に良い審判。PKっぽいのが両国1本流される。

ん~、全体的に悪くない。あえて書くとしたら、下記か。


「奪取力」。
CBが競った後のセカンドボールに対する対処が上手く行かない。アメリカに拾われまくった感がある。「本田拓と梶山」のところ。「細貝」が間に合わなかったのが最大の要因なのだが、それを差し引いても彼らの出来は良くなかったなと言う印象。特に「梶山」は全く競らないし、走らない。彼だけが悪いのではないだろうが、セカンドボールを拾うといことが「チームの意思」として序盤からかなりルーズな感があった。


「展開力」…というかコンビネーションとトラップの部分だけ。
予想以上に悪かったピッチの影響と、前述の落ち着きすぎて鈍いというものが襲い掛かってきたか、酷い出来。特に「左サイド陣とDH陣」。

コンビネーションでAが落としてBが拾う、もしくはAがスペースに落としてBが前線に走り、A自身が走って拾ってBにパス。こういったシーンで、「落とし」の距離感がメチャクチャであった。

味方まで届かずに敵に拾われる、自分で拾いきれずに奪われる(&味方は無駄上がり)、そしてカウンター。飛び出した味方も自身も守備に追われる。そういうシーンがとても多く目立った。結果としてファール数も増えた。


「決定力」
狙いは出来ていたが入らない。サッカーはそういう日があるけど、本番の時に来てしまった。これはもう嘆くしか出来ないだろう。


正直な話、…自爆しちゃったな。
負ける要素が無かった訳ではないけど、うーん、良い試合してた。ただ結果だけが残念。

初戦の負けは突破の確率を大きく不可に傾かせてしまうのだけど、それでもまだゼロじゃない。
DHのトコ中心に修正して、もう一度、もう二度、このサッカーの型を見せて欲しいと思う。ナイジェリア、オランダ、やはり銘もあり強豪だけど、やれない気はしないからね。勿論3タテされることも十分にあるんだけど^^;

オーバー。

希望があればリザルト載せます。


posted by syuwdow |19:53 | 北京U-23 | コメント(0) |
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2008年08月02日

【JOMO】お祭りか?真剣勝負か?

Jリーグ選抜オールスター(オールスターとは言えないが^^;)は、Kリーグ選抜オールスターを迎え撃ったのだが、残念ながら返り討ちにあってしまった。

様々な部分で「真剣勝負」と「お祭り」の温度差があったのも事実だが、まぁやっぱ中身を見せれなくて負けると悔しいね。

準備をしっかりとして臨んできたKリーグ選抜に対し、監督が「足りなさ」をどのような手腕で補うのか。お祭りながらもそこが気になっていた。

スタメンが読み上げられる、しかしここで大きな違和感を覚えた。予想のスタメンとだいぶ違ったわけである。

オリベイラ監督は、こういうスタメンで来ると思っていた。

    ヨンセン(巻) テセ
   二川        憲剛
      今野  小笠原
新井場            駒野
      中澤   岩政
         GK

この方が、オーソドックスなブラジルスタイル…Jリーグで言うと鹿島とガンバのスタイル…で戦えると思っていたからだ。

前半この布陣で、後半はオリベイラ監督の「基本枠の外」のサッカーが闘莉王や阿部、巻、金、山瀬らを使って見られるのではとちょっと期待していた。

しかし、実際は違った。オーソドックスなブラジルスタイルで戦うには不必要な異分子が3名入り込んでしまっていた。山瀬と闘莉王、金である。(決して下手と言う事ではない。)

山瀬については以前にルーカスや香川で例を挙げたのでなんとなく分かると思う。闘莉王は流れの中で上がるからね^^;1枚しかないSBを上げるサッカーなのに彼も上がって、更に彼のケアが出来る選手がいない中では異分子でしかない。金は小笠原と近い選手。中央で細かく動いて蓋をする、小笠原も中央でタクトを振るう。SBのケアの意識は青木や明神らに比べて全然強くない。。中盤の支配率とSBの上がりがものを言う布陣において、彼らの特性はチーム力を下げることにしかならない。

うーん、やはりお祭りはお祭りでしかないか。


単発のホットラインばかりが目立つ日本選抜。勝利ではなくヒーロー(賞与)を目指しシュートを打ちまくる日本選抜。

組織的に1枚しかないSBの外を裏を徹底的についてきた「真剣嗜好」の韓国選抜。新井場と駒野へのケアの意識の薄い日本選抜。

監督のオールスターの戦い方への理解度の低さ。
※オールスターは後半開始や15分などでスパッと2~4名は選手を入れ替えるのが鉄則。後半ダラダラと7回も交代してゲームが成り立つはずがない。


懐かしのチャボングンの采配や外国人選手など、韓国側に見るべき点は多くあったが、日本側でこのお祭りを見て楽しめていた人は少ないだろうな。

次は真剣勝負で…うーん、負けるのは嫌だけど真剣勝負じゃないほうがいい気がするな。「お祭り」であるべきオールスターに労力を注ぐより違うとこに使ったほうが良いよね。

しかし、都築は…「お祭り」なのに…ピッチ近くに居ながら参加できずって。観てるこっちが泣けてくる。

オーバー。

posted by syuwdow |19:54 | J1戦国志 | コメント(6) |
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2008年08月02日

【U-23】vsアメリカ戦展望(順風満帆!)

Jリーグが開幕する。

12年前。アトランタの空。日本は城のプレスと伊東テルの素晴らしい走り、なによりも川口のスーパーセーブででブラジルから金星を挙げるもサッカーの質には阻まれグループリーグ敗退。

8年前、シドニーの空。十分な力を見せ付けグループリーグを突破したたゴールデンエイジだったが、運に阻まれアメリカの前に散った。

4年前、アテネの空。チームの心臓を外し、OAを加えたチームは一部選手の個人技が光るものの守備が崩壊し、早々とグループリーグ敗退となった。



2008・8・7。
ベイジン。ティエンチンの空で、若きニュージェネレーション達(※語弊がありそう…23は決して若くないし。)の戦いが幕を開ける。


12年前のチームは既に多くがレジェンド(各クラブの主将、もしくは字のまま)となっている。
8年前のチーム、黄金世代の多くは海外という舞台に挑戦することを可能にしている。
4年前のチームの多くは、現在のJの主役として確かな地位を築いている。


今回臨む選手達は、彼らに比べると個々は「まだまだ」小粒だ。良くてクラブの3~5番手であろう。だが、過去の3大会より優れていると感じる部分がある。それはサッカーの質である。



現在のU-23には型が存在する。

オシム型がもちろんベースなのだが、反町継承オシム型と言うべきだろうか。タレントの少なさからとある一人が核になっているのだが、その4-2-3-1には確固たる型が生まれているのだ。

U-23代表は、現在1つの戦術と2つの方法を持っている。

・左SB長友or安田+左SH本田圭+右SB森重or長友

・左SB長友+右SB内田+右SH本田圭

この2つだ。共に戦術は同じである。

・CB2枚とDH2枚は守備とSBのカバー重視でゴールに鍵をかける。
・「本田圭」を経由して、同サイドのSBがフリーになり攻撃。
・(とても負担がかかるが)逆サイドのSBは広範囲をしっかり守る。
・CFとOH、「本田圭」の逆サイドは、フィニッシャーとしてゴール前に飛び込む。

サイド攻撃のしやすい4-2-3-1での左サイドアタック、右サイドアタック。シンプルでまた本田圭次第でもあるのだが、個々の理解度の高さも相まってしっかりした型を見せれていると思う。

トゥーロンでもvsオーストラリアでもvsアルゼンチンでもこの型はしっかりと見られた。ギリギリだったが確固たる型が見つかったのは良い事だと思う。



しかし疑問にも思う。左サイドアタックだけで良かったのではないか?ということだ。自身調べていくうちに1つのソースにぶつかった。

そう、右サイドからの方法を作ったのは北京五輪初戦で相対するvsアメリカを見越してのことだと感じるのだ。

アメリカ代表を調べていくうちに、ビジャレアルでプレーする「アルティドール」とスピードタイプのドリブラー「アドゥー」が流れてくる左サイドがとても攻撃的なことが分かる。

そして4-1-3-2、もしくは4-2-2-2のそのスタイルの右2枚の守備力がかなり低いことに気付く。OAの右CB「パークハースト」はフィジカル自体がかなり弱いし、右SB「マルベル」は身体能力こそ高いがボールウォッチャーなりやすい情報。


反町監督は、アメリカの左サイドアタックに日本の右サイドアタックをぶつけようと考えているのではないだろうか?

鉾と鉾のぶつけ合いで内田(+本田圭+両SBのカバーの出来る本田拓)なら勝てると考えているのかもしれない。

また、内田はニアに合わせるのが得意だが、あえて越えれば李らCFを囮に使った後、弱めの守備陣相手に香川&谷口での勝負が出来ると。(※谷口は守備時は大型DHの「ブラッドリー」とのマッチアップだろうがそこもしっかりとこなしてくれそう。)

そう思うとなんだか気力が湧いてくる。下馬評では日本がダントツのビリなのだが、アメリカに勝てる。そういう気がしてくる。

初戦はまだ先だが、06W杯の時は初戦が来ないでくれと言う思いもあったが、今回は早く観たい。(勿論、本当は李と細貝が復調してからが良いのだが^^;)そう感じている。

因みに、「マクブライト」はどうなんでしょ…常夏の中国では恐れるに足らない気がするけど…ね^^;

オーバー。

posted by syuwdow |16:08 | 北京U-23 | コメント(5) |
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