2008年07月29日

【U-23】vsアルゼンチン諸々

前半戦は、アルゼンチンのプライドを見れた試合だった。

ラインを下げて戦う。森重を起用する。この2点から森重SBの4-2-2-2(札幌、京都型)か4-2-3-1(FC東京型)で強豪?アルゼンチンと戦うと予想したが、日本が見せたのは安田&内田のSB。

要するに、守備的ながら守備を重要視ししない賭けである。

前半は押し捲られたがなんとか0-0に抑える。しかしこのゲームを見る限り、抑えさせてもらった。と言うのが本当のところだろう。

アルゼンチン、ファンには申し訳ないが「弱い」のだ。特に3番4番5番。動けない繋げない突破できない…銘は凄い選手も含まれるがコンディションの悪さは言うまでもない。

9番と11番も良いコンディションではないのか、これが彼らの実力なのか、彼らから得点の気配は全く見えない。(雨天後、覚醒されたが^^;)

ただそれでも相手がオランダなら、今の日本は前半で2失点はしていただろう。オランダはアルゼンチンが持っているプライドは持っていない。オランダならサイドに集めてシンプルにCFに当ててくるだろう。

アルゼンチンは弱かったがアルゼンチン。戦い方にプライドがある。要するに「サイドが空いていても中央突破をしてくる」のだ。崩したのにサイドを突破せず、中央でパスを回す、中央での楔を狙う。

コンディションが整っていないチーム、リケルメのテスト、中央への固執。

この相手にコーチングに優れた西川がやすやすと失点するとは思えない。Jで揉まれたシーズン中の水本が森重が崩されるとは思えない。

アルゼンチンは弱かった。

ただそんな相手でも日本が殆どチャンスを作れなかったのも事実であるし、失点してしまったのも事実であるし、懸念されていた長距離移動とリアクションサッカーにより幾人かの選手が早々と動けなくなってしまったのも事実である。

前半、素晴らしい攻撃力を見せた内田であったが、後半スタートは休まなければならなかった。でもそれは良かった。

若干ながらプライドを捨て、パスによる崩しを捨てて、ドリブルを選択する場面やサイドからの突破を狙うアルゼンチン。押しに押されるが推進力を失った日本は逆に耐えることができた。

失点は推進力が戻ってしまったことと雨によるもの、そして歴史と文化の差か。日本にこのイレギュラーをプラスにするというのはまだ酷だろう。雨が両チームの選手のテンションを上げ、推進力の戻った日本の守備への戻りを疎かにさせた。雨はアルゼンチンの選手の判断力を増させたが、日本の選手の判断力は鈍らせたようだった。カウンターをメインにした日本が、攻めに転じさせられた一瞬をカウンターで崩された。

その後も、ハーフライン上で1vs2でドリブル突破を見せ、ボールを奪われ続けるなど集中力を欠き続けた。

正直、この布陣で利く選手のことはもう分かっているし、この試合で何が得れたのか、不明である。勿体無いと感じた。


追記:この試合の終わりは雷雨による中止と言うものだった。

半分は正しい判断だろうが、自身複雑である。

この試合はもっと前に中止するべきではなかったか?雷はずっと前から鳴っていた。選手は危険を感じたらすぐロッカールームに引き上げられるが、サポーターはそうではない。数万人が避難するには時間が掛かる。

先日の鹿島vs浦和では、1時間以上の中断の末、雷雨の可能性を残したまま再開するという恐ろしい判断もあったが、今回も怖い判断(中止までの遅さ)があったと思う。

エンターティナメントや興行の成功を意識する以上に、命を守ることを強く考えて欲しいと思った。


オーバー。

posted by syuwdow |20:14 | アンダーエイジ・サッカー | コメント(14) |
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2008年07月29日

【U-23】vsアルゼンチン戦展望

さぁ、楽しみなアルゼンチン戦だ。

アルゼンチン…強いのか?なんか紅白戦に参加した?(純粋に鹿島vsアルゼンチンだったのかな?)佐々木選手が2得点しちゃったとか。コンディションはvsコートジボワール以降(決勝トーナメント?)に合わせるっぽいので、今回は強いのか良く分かりませんな。

本戦まで時間は十分あるし、勝ってのぼせて、コンディションダウンで本戦でオーストラリアいやアメリカにボコボコって言うことはしないと、過去の反省は出来てると思うんで、ガッチリ戦って欲しい気がします。0-0や1-1前後の結果を期待してしまう私。

報道によると、アルゼンチンは4-2-2-2の可能性が高いとのこと。日本はどう迎え撃つのか?

ライン低めで守ることと、森重を起用と言うことなんで、恐らく4-2-2-2(札幌、京都型)か4-2-3-1(FC東京型)の2択でしょうか。

豊田も先発らしいので(恐らく後半は森本、この2名の同時期用は時間的に無さそうだね。)、

4-2-2-2。

     豊田  岡崎(谷口)
   香川      本田圭

     本田拓 梶山
長友  吉田  水本  森重
        西川

サブ:山本、安田、内田、谷口(岡崎)、森本       

or4-2-3-1。

       豊田
       谷口
  香川        内田

     本田拓 梶山
長友  吉田  水本  森重
        西川

サブ:山本、安田、本田圭、岡崎、森本

ってトコでしょうか。

両SBは守備的で、フェルナンジーニョ&柳沢のニュータイプインスピレーションカウンターに賭けるか、羽生の動き出しと石川のドリブルに賭けるか。

ん~4-2-2-2だと1vs1のガチが増えそうだなぁ。ガチで勝てるか…見てみたい気もする。

4-2-3-1だと、アルゼンチンのDH1枚がフリーになりやすくて、また、最終ラインでパス回しされて、そこで取るのは不可能に近いな。コッチはサイドでフリーが作りやすいけど…森重と長友のフィードが重要になってきそう。

サブは…全員交代できるけど、安田と森本は戦術のテスト上入れ替えるとして、内田&谷口(岡崎)or本田圭&岡崎か…。ここは4-2-3-1スタートの方が効果的かな。

ガチでの4-2-2-2(札幌、京都型)で実力を知るか、本田圭無しの4-2-3-1(FC東京型)で前半戦を戦ってみるか、どっちが--面白い--有益なんでしょう?

という、試合前の妄想を文にしたためてみました(汗)

いやいや、他のこういうテストや戦い方が重要だろ~ってのあったら書き込みお願いします。

オーバー。(管理人、試合まで寝ます。夜仕事+高熱後の通院終了なんで。)

posted by syuwdow |12:20 | アンダーエイジ・サッカー | コメント(3) |
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2008年07月24日

【U-23】vsオーストラリア諸々

発熱でダウン、更新遅くなりました。おまたせです。

なるほど。そう来たか。

         森本
   香川    李   本田圭
            細貝
      本田拓
                   内田
長友
       吉田  水本
          山本

本田圭を右SHに、香川を左SHに李をOHのポジションで使ってきた。内田と言うサイドアタッカーを最重要した4-2-3-1である。(※実際のところ、水本と吉田のポジションは流動的に見えた。人に付いていたと言う事か。水本の左サイドへのケアが非常に多かった為。)

観るべきポイントが変わる。

・本田圭の右SH+内田の攻撃力
・香川の左SH+長友
・森本の1トップ


と、言うのもこのメンツを見た場合、真っ先に思い浮かぶのが、4-2-2-2(鹿島、ガンバ型。京都や札幌型ではない。)、次に思い浮かぶのが4-1-2-3(対象Jクラブなし。)なのだ。

         李   森本
     本田圭      香川
        細貝  本田拓
長友                  内田
       吉田   水本
           GK

or

          李
      香川    森本
   本田圭       細貝
         本田拓      内田
長友
       吉田  水本
          GK

まぁ、今までのサッカーを大きく崩すので4-1-2-3は無いと思ったが^^;

4-2-2-2(鹿島、ガンバ型)で見るべきポイントは、やはり4枚の中盤の構成力。そしてなんといっても両SBの攻撃力。U-23には突出した攻撃力を持ったSBが3名いる。生かそうと思えば自然とJ上位のこの2クラブの4-2-2-2が浮かぶ。(※ガンバは良い成績ではないが、遠藤、二川、明神、橋本と揃った時はJの中で別格だ。)

しかし、香川と言う選手は中盤の構成力を高めるタイプではない。ゲームメイク能力も、水を運ぶ力も、パサーとしての鋭さも、4-2-2-2の中盤の4枚としては不適格である。Jの選手で言うと、ルーカスだろうか。縦への推進力が非常に強い。4枚の中にルーカスが入ってしまうと途端にガンバ型の良さが出なくなってしまうわけである。

また、内田と香川の関係も怪しい。共に使われるタイプでお互いの住み分けがしにくい。内田は香川の勝負の成否を考えて上がれず、香川は内田の追い越しを考えて、勝負一本に絞れないわけである。

このメンバーでどう克服するのか?香川は中盤の4枚の1枚になれるのか?右サイドの守備力の低さ、攻撃のイメージのズレはどうするのか?こういう部分が見所であった。


そこで反町監督が出したのが、本田圭の右サイドと4-2-3-1だった。

やや唸ったが、試合が終わっての個人的な感想は70点というところ。具体的に書くとこうだ。

・本田圭+内田は合格点。
選手を見てこのチーム内で明らかに活かさなければならないのが内田の攻撃力。本田圭と本田拓がその内田の裏を埋めるシーンが目立つ。本田圭に当てて誰かを経由し、上がった内田というパターンが見られる。直接本田圭からのパスと言うのは少ない気もしたが、上々のテスト結果だと思われる。試合の長い時間を通じて内田が上がり続けられる体制が出来ていた。本田圭+安田+森重という左サイドから攻める型を先日見せてくれたが、今回は右サイドからの型で確かな手応えを見せてくれた。

・香川+長友も合格点。
勿論、ガチの試合として見た場合、MVPは岡崎なのだが(実際は選手が入れ替わりすぎておりアヤフヤ。)、この試合の影のMVPとMIPを挙げるなら、MVPは長友、MIPは香川だろう。

特に長友の守備意識、守備力は素晴らしい。最も優れている時の(日本の)ザンブロッタという形容がベストだろうか。ボールを奪われたらいち早く守備に戻り、相手が連携(※後述)を使ってきても惑わされず、ひたすら左サイドをケアし続ける。水本(※後述)の守備力も相まって左サイドの守備は完璧に見えた。

そして、長友が一人で頑張った分、暴れることが出来たのがスペースを貰った右サイドの選手達とMIP香川である。香川は左サイドに固執せず主にバイタルエリアで流動的に動くシーンが目に付いた。攻撃面で大きな才能を見せ付けた感がある。彼の鋭い出足や神出鬼没のポジショニングにオーストラリアDFは付いてこれない。大きな意味を見せたと思う。(SHとしては問題があったが、片方が攻撃で機能すれば十分だろう、両方上がる必要は無い。)

この2つの合格点は、オーストラリアクラス(グループリーグのアメリカ)が相手ならば、十二分に戦えることを見せてくれたと思う。緒戦を勝って残り2試合で勝負を掛けられる、そういう可能性を抱かせてくれる。

もっとも勝つには足りない部分もある。

・森本の1トップ(&OH李)は残念ながら全く機能していない。

一応香川のアシストはしているのだが、森本と他の選手の感覚に大きな差を感じる。李も香川も細貝も本田圭も内田も、森本を理解しているとは言いがたい。本戦までに十分に高められる可能性もあるが、やや博打な感を感じる。最も連携以上に問題を感じるのが、守備のプレスである。決してボール回しの上手いとは言えないオーストラリアに何度も早く精度の高いロングボールを放り込まれている。4-2-3-1の1トップとしては守備に大きな不安が残る。過去を踏まえると4-2-3-1で行くなら李が1stチョイスだろう。


・その他

オーストラリアについて少々。まぁ、当らないんで手短に。

敵の指揮官アーノルドは昨年オシムと対戦し、結果はドローだったがゲームを支配され、コテンパンに押されまくった経験を持っている。それ故に五輪監督&代表コーチに格下げされている。

オシムのサッカーを刻んだのか?最初からパワープレーで来れば良いもののフィジカルに頼らず、DHがSHの大外を走る、SHが斜めに前線を切り裂く、ポゼッションを高めながらじわじわとラインを押し上げようとする、そういうシーンが見られる。

挑戦している感がある。残念ながらオーストラリアに俊敏性は無く、失敗、無駄骨に終わった感があるが^^;ちょっと驚いた。


・守備、水本、細貝、本田拓は合格点。吉田、山本は猛反省。

中央の戦いでは水本の把握力と細貝&本田拓(特に細貝)の素早いチェックに手応えがあり、相手に支配された感は受けない。それだけに細貝の怪我が心配である。軽度の骨折らしいが早く治って欲しいところだ。今のところ中央でのプレッシャーで彼以上の存在はいない。

本田拓は運動量が多く、両SB裏へ良く顔を出した。決定的とか質が高いと言うものはなかったが、パスもしっかり散らせていたと思う。ここもまた心強く感じた。

水本は試合中に首を振るシーンが多く、攻められるサイドの逆サイドに対して、大きな威嚇とケアが出来ていた。特に長友の左サイドに対する威嚇の度合が大きく、心強く感じた。失点シーンはザリガニと言う人もいるだろうが、対面の選手も冷静で水本の右への突破、即シュートの動きを細かく見せていたので彼が力不足と言うのは難しい。

失点の主因は、吉田のトラップと山本のコーチングにあると思う。


後半戦は、開始からOHを李から谷口へ変更。
得点への推進力、強さと粘り強さを持った守備力、そして最近メキメキと力を見せ始めたパサーとしての力。(憲剛の存在が大きいんだろうな…。)谷口は、本田圭や細貝、本田拓、安田と良い連動性を見せる。
自身が現在のOHの1stチョイスであることをしっかりと見せ付けた感がある。

梶山は負傷の細貝に変わって出場。可もなく不可もなくの出来だったが、長くこのチームの舵取りをしてきたこともあり、しっかりと馴染む。ちょいとコンディションが下向きなのでなんとか治して欲しいところ。

豊田は森本と交代で1トップに。彼も森本と同じでテスト&実戦で連携力を高めさせたい意図が大きい。実は蹴導のお気に入りの選手なのだが「サプライズ」でもあった。森本以上にコンディション不良の影響をもろに感じる。もっと出来る選手なんだけど…得点力、前線でのアクセント共にかなり心配である。安全に平山を呼んでいたほうが…いや今更だな。気張れ!

岡崎を本田圭に代わって投入。得点シーンは彼らしさが十分に伝わってくる。谷口のクロスもここしかないと言う素晴らしいもの。お互いが点と点を理解したような満足感があった。良さが出たと思う。恐らくスーパーサブ的存在だが、キャラと相乗効果で士気を高め「点を取るぞ」という強いサインを与えることが出来ると思う。

安田は前回、本田圭+逆サイド森重でその攻撃力を遺憾なく発揮し、左サイドからの攻撃と言う形を見せた。今回のオーストラリア戦は(前回の左サイドアタックと共に本田圭必須ながらも)右サイドの形に手応えを見せれたので、グループリーグで両サイドのどちらかが弱い相手と当った場合、どちらであっても大きな効果を与えることが出来ると思う。

今回は、本田圭無しの左サイドアタックを見せる。香川がOHに谷口が左SHに、そして長友が右SB、本人は左SB。これで若干の時間だが本田圭無しでの左サイドアタックを試す。(出来れば次戦で本田圭無しを深く試して欲しいが、アルゼンチンだからな~、試すのは本気度が下がるけど練習試合かな。)ちょいと押されかけた部分も見せるが、ご存知の通り、左サイド深くに進入し、谷口のアシストをお膳立て。やっぱ何か持ってるね、彼は(笑)。

まぁ、1トップのコンディションと連携不足に大きな問題を感じたけど、そこそこ及第点、意義があったと感じた4-2-3-1とvsオーストラリア戦でした。

オーバー。

posted by syuwdow |19:36 | アンダーエイジ・サッカー | コメント(0) |
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2008年07月23日

【サッカー】パフォーマンスの質

大分の西川選手のブログでの軽率な一言が、他に大きなニュースが連なっていることもありそれ程ではないものの波紋を呼んでいる。

簡単にお浚いすると、ルールを逆手にとって、わざと過ちをし、過去の過ちと共に帳消しにしたということ。それをわざわざ大多数の人が見る自身のブログで公開したこと。

情けない。

申し訳ない。

今、大分は教育問題で揺れている。その大分と言う地を代表する人物が、「ルールで問題ないのだから、不愉快なことでもやっていいんだよ」と公で発表してしまった。

そして、若気の至りで、本意ではないと否定してしまった。これでは上記の「」内のことをしても前言撤回すれば良いんだよと、多くの人に言っているようなものだ。

大分ってこの程度か。九州のトップって、九州男児ってこの程度か。そう思われることが悔しくて仕方がない。

過去の日本代表GKは、松永は、下川は、前川は、小島は、川口は、楢崎は、そんな姿を絶対に見せないぞ!チームと地域、国の誇りのために、黙々黙々激しく闘志だけを見せて戦うのだ。

甘いぞ、西川。頑張れ、西川。


しかし、ここから繋げてしまってやや申し訳ないのだが、今回のU-23候補、過去の同世代と比べて、大きく違いを感じてしまっている。

それは今回の西川のブログも含めて、パフォーマンスの質と言うものである。(※プレーの質ではない。)

決して若いとは思わない年齢の彼らだが、どうも軽いのだ。

いやU-23にも、李のようにほぼ同一民族である日本の国の中において、在日の誇りを背負って闘う男もいる。本田圭祐のようにサッカーの未来を考えてギラギラしたものを抱えて闘う男もいる。

プロと言う立場の選手達だ。地位を持った者達である。重さは感じているはずなんだが、どうも自身受け付けがたい部分がある。いや、俺が古風で頑固なだけか?


ただやはり感じる。例に出して申し訳ないが、アサヤンのパフォーマンス、ゴンのパフォーマンス、先日のアビスパ大久保の魂のこもった歌、柏レイソルの主題歌から掛け合わせたアニメやカメハメ波、広島時代のウェズレイから始まる三本の矢、過去で言うとビスマルクやグラウらのパフォーマンス。

そういうものと比べると、U-23のお笑いの真似やコーナーフラッグを外してのチャンバラには何も格好良さを感じないのである。

皆さんはどういう見解をお持ちだろうか?

posted by syuwdow |18:13 | J改革・J理念関連(ベスメン等) | コメント(4) |
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2008年07月23日

【サッカー】サポーターの闘いとは?

私個人の私見である。ただ先日の浦和vs川崎戦を見て言わせて貰いたい。

クラブが試合に勝てないのは、それぞれの場合において比率が違うものの監督のせいでもあり、選手のせいでもあり、フロントのせいでもあり、サポーターのせいでもあり、地域のせいでもある。

この中には一朝一夕では埋めきれないものも存在するのだが、やはりそう考える必要があると思う。そして比率は違うものの同等の重さを持つと考えるべきだ。

負けた際に「監督が悪いから」と責任転嫁するのではなく「自身のせいでもある」と思うことが必要だ。


監督はサポーターのために戦え。選手はサポーターのために戦えと言う。

お金を払っているのだから戦えと言う。

そうなのか?クラブのどんなプレーであれ、それと観戦料&サポーター諸経費(クラブの戦いへの参加料)は等価ではないのか?

そこから先は、自己負担では無いのか?


監督にみんなで罵声を浴びせたサポーター達。あなた方は戦っているのか?

選手は選手と戦っている。監督は監督と戦っている。勿論相手がいる(邪魔をする)のだから必ず勝つとは言い切れないし、良い内容を見せられるとも限らない。

だが言おう。あなた方サポーターの戦いに邪魔はいない。魅せる事が勝利で、嘲笑されることが負けである。あなた方が戦う相手は何だ?あなた方は戦いに参加している。あなた方サポーターが戦う相手は何だ?

そうだ。敵(あいて)は応援するクラブの選手ではない。敵は、相手クラブのサポーターである。

間違ってはいけない。相手サポーターを攻撃しろといっているわけでない。

先程も書いたけど、魅せる事が勝利である。


相手サポーターに、

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、凄い数の応援だったよな。こんな臨場感作り出せるアイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、人数少ないのに声出てたよな。ここまでハート見せれるアイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、(スタジアムまでの道に)迷ってた相手サポの俺に、親切に色々教えてくれたよな。アイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、応援に地域の特色をしっかり取り込めてたよな。アイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、一糸乱れない高い質のパフォーマンスで応援してたよな。アイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、味方に思いやりのある叱咤を出来てたよな。アイツラって…」

「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、負けたのに試合終わってもクラブを激励してたよな。アイツラって…」


「凄いよな。そして、悔しいな。」 


サポーターの存在がクラブを勝たせる為のものだとしたら、応援の質で相手クラブを打ち負かすことであろう。

決して大将気取りで味方に罵声や非難を浴びせることではないはずだ。

勿論、試合を観ながら監督気分で選手を愚痴るのは楽しい。フロント気分で采配を愚痴るのは楽しい。逆に褒めるのも楽しい。ブロガーや評論家気分で分析するのも楽しい。

だが、それを応援と言う形で見せちまうと相手サポに嘲笑されるだけである。サポーターvsサポーターでの負けである。

クラブを地域を誇るために共に闘っていると言うのであれば、味方に闘ってないと罵詈雑言するのではなく、相手を魅了することで見せて欲しいと思う。

蛇足になるが、それを公に見せれるのは、書き手であるブロガーの我々であり、有識の評論家の方々の楽しみだと思っている。

あまりにも見当違いならコメントやら何やらで報復を喰らうことになるが^^:

オーバー。

posted by syuwdow |16:58 | J改革・J理念関連(ベスメン等) | コメント(8) |
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2008年07月20日

【J1】東京Vvs柏レイソル

試合後のブーイングが多くを物語っていたと思う。

昨日、Jのジャッジについてイチャモンをつけたのだが、この試合のヴェルディとレイソルに対するジャッジは全くと言っていいほどレベルが違っていた。

カード優先順位&被ファール流し順位で言うと、

ポポ>古賀>レイソル>ディエゴ>>東京Vと言うとこ。

まぁ推測だが、緑のクラブに赤いクラブが勝ったので、目下ライバル(地域の場所を見てもベッドタウンと言うライバル)の黄色のクラブを蹴落としておこうと言うことだろうか。

一言だけ言っておく。選手は頑張ってるし良く試合をしている。掛かるプレッシャーはまったく別のトコロだ。


1つ前のコラムで書いたけど、再度言っておく。

こういうジャッジを続けていると「Jに超人達は居なくなる」
こういうジャッジを続けていると「Jの価値は下がる」


ただレイソルが勝利に相応しいクラブだったかと言うとそうではなかったかな。

味スタの劣悪なピッチに足を取られ続ける場面が目立ちすぎた。ホームアドバンテージながらヴェルディはしっかり地に足をつけていたのだから、レイソルにとっては課題であり、負けるべき要素もあったと思う。フランサの前半での交代も勝ちを遠くする要素であったと思う。

まぁ、ヴェルディの対応力と切り替えの早さ、レイソルの気迫と推進力。両クラブの良さは出た試合だったと思う。ドローが個人的には妥当かな、そう感じた。

なにはともあれヴェルディはこの勝利を、レイソルはこの悔しさを次の糧にして欲しいところだ。

オーバー。

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posted by syuwdow |20:08 | J改革・審判問題 | コメント(5) |
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2008年07月18日

【Jリーグ】そして「理由があり」超人はいなくなった…。

様々な場所で報道されている。

東京ヴェルディは十分なFW陣を擁しながら、日本トップクラスのしなやかさと視野を併せ持つ大黒を獲得した。

それは要するにJリーグで活躍するある一人の超人の移籍が近いと言うことでもある。

川崎から5億で得た彼なのだが、とある欧州の名門クラブから約7億でのオファーが来ているらしい。(もう少し上で契約したいところだろうが…。)

彼の将来を考えたなら喜ばしいことであるし、ヴェルディ自体にも確実な金銭を残すことが出来、とある一点を除いては「良い契約」ということになる。

とある一点とは、Jリーグファン達である。Jリーグを観る我々としては彼「フッキ」のスーパープレー、その超人ぶりは正に「華」なのである。

Jリーグの歴史には沢山の華が存在した。

ウィルが、ジョルジーニョが、ストイチコフが、トゥットが、エメルソンが、エジムンドが、ビスコンティが、サンパイオが、ホンミョンボが、鉄人サントスが、ドゥンガが、ピクシーが(今もいるがw)、エムボマが、オビクが、様々なスキルを持つ「華」と呼ぶに相応しい超人たちが存在していた。

フッキが彼らと肩を並べるかと言うと、異論もあるだろうが、+も-も含めて自分はフッキを楽しんでいる。

出来ることならフッキにまだまだJでスペシャルプレーを見せ続けて欲しいのだ。

特に現在の東京ヴェルディの「緑色」とレアンドロ、ディエゴら相棒との相性は良い。

蛇足だが、最近のJの前線で楽しく観させて貰っているのを3つ挙げると、

「1、紫のニュータイプ2名:柳沢とフェルナンジーニョ」
「2、緑の三連星:フッキ、ディエゴ、レアンドロ」
「3、フロンターレガンダム:ジュニーニョ、テセ、我那覇、谷口、山岸」

「番外編、フランサファンネル:…はこれから復活かな」

サポータの数も増えてきた感があり、フッキが移籍しなければならない点は少なかったはずだ。


…どの話に持って行きたいのか、やっぱ蹴導はソコに来たかと思っている方も多そうだが、残念ながらフッキや数多くの超人達の心をJリーグから遠ざけてしまうのは「Jリーグの謎のジャッジ達」なのである。

一部の外国人選手達や、荒いと言われている日本人選手に対して、カードの乱発やそれ程問題が無いのに突っかかったりと言うシーンが多々ある。

外国人でと言うとヴェルディの3名、クライトン、ボスナー、アレッサンドロ、ジウシーニョ、バヤリッツァ、シジクレイ。日本人では大久保、森、福西、田原、増嶋、大分の3バック。1年目の狙いやすい選手や一定のクラブの選手を狙っているように感じる。

過剰反応や贔屓は選手だけではなくクラブに対してもあるけどね。

今週で言うと、浦和vs東京ヴェルディでは多くの場面で浦和有利の笛が吹き続けられた。必要な無いのに細かくでヴェルディの選手にだけ注意し続ける主審。謎のPK。高原が後ろから押されて倒れたなら分かるが、倒れた先にいた富澤がファール、警告+PKってなんなんだ?また「勝たせない何か」が発動したかと言う感じである。両軍の選手達はそのスキルを見せ続け、非常に良い試合をしていたのに審判だけが水を注し続けた。

まぁ、最近のJでもっとも変なジャッジが連発されているのは横浜F・マリノスの試合なんだが…。あからさま過ぎるF・マリノス贔屓のジャッジはウンザリの一言である。(それですら勝てないクラブはもっと情けないがorz)

選手達が激しく良い試合をしているのに、審判のジャッジが彼らを悪に仕立て上げる。一部を救済し、一部を奈落の底に突き落とそうとする。審判への抗議に対して厳しい罰則が増えたものだから、ますます彼らはつけ上がる。

恐らくフッキの移籍は間違いないだろう。逆に言えば、審判の過剰で執拗なフッキ狙いが無ければ、彼はまだまだ日本で戦ってくれるはずだと思えた。

もっと公平にジャッジして欲しい。でなければ、彼だけではなくJを彩るべき「華」達のJ離れは加速されるだろう。

審判の質が「Jの価値」を下げる。そういう危機感を感じている。

オーバー。

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posted by syuwdow |18:44 | J改革・審判問題 | コメント(3) |
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2008年07月18日

【U-23】18(OA含む)

北京の18名が決まった。

勿論、1ヶ月もしないうちにぶつかることになる大きな山と、山に挑戦した後でも続くであろう様々な要害や難所が存在するわけだが、ここまで来たことに、まずはおめでとうと言いたい。

18名の顔触れについては多くのところで語られているので自分としては一言だけで省きたい。

「豊田の選出はサプライズだったな」と。

北京の18名は、今後のA代表入り(※既にデビューしている選手も多いが!)・A代表定着の最有力の18名と言うことにもなる。彼らは北京の地でどのような刺激を受けて、どのような経験値を得て、これからの日本サッカー界にどのような還元をもたらしてくれるのだろうか?

北京で受けるものが、栄誉の凱旋であろうと、惜敗であろうと、完膚なきまでに叩きのめされての退き口であろうと、大きな経験となることを願ってやまない。


しかし、自分はこういうことも考えている。

18名は多いな、と言うことである。

近い年代だけでも80名を超したU-23の選手達。正直な話、自分としては15名で良かったと思っている。

彼らの中から選ばれるのは15名だけで、後はOAを使うべきだったと言うことだ。

OAは遠藤と大久保が選出されたが、それぞれの事情で断念せざるを得ず、構想内では使っているではないかと言われるかもしれない。


違うのだ。私が望むOAは…。

現役のA代表ではない。

先日、スポナビ内でカズやゴンをOAにというコラムを見掛けたが、自身の考えはそこに近い。

数多のエレンシア(遺産)を持ったいわゆるレジェンドと呼ばれる部類の選手から呼んで欲しかったのだ。

萎縮する可能性もあるが、実質15名で戦いに臨むこととなったとしても、それでも彼らと過ごす時間は何物にも代え難い。

同年代で過ごす修学旅行よりも(これはこれで思い出作りにはなるが)、社会人と接することが出来るアルバイトの方が、後になって分かることや、学ぶことが多いように。

3名が経験値を得る機会を失うが、それでも15名の未来に大きな遺産を残すことが出来たと思う。

過去に自分が選んで欲しい選手を挙げたコラム(こちら→【U-23】五輪OA枠を予想する。)が存在するが、協会には早々とJのレジェンド10名程度(+クラブ)に打診をし、誰かが選ばれる旨を伝えていて良かったと思う。


今回のOA問題の狙い所・打診の遅さ・断念の経緯&その後の対応は、明らかな協会側の怠慢な気がする。とても勿体無い気がした。協会内にどのような問題があったのか分からないけどね。

今回は18名が決まってしまったので過ぎたることだが、4年後にまた同じ波はやってくる。次回の教訓として欲しい所だ。

18名の話自体は少なくなってしまったけど、彼らの大きな進化を願ってやまない。

オーバー。

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posted by syuwdow |09:21 | アンダーエイジ・サッカー | コメント(4) |
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2008年07月17日

【U-23】62~∞

スポーツの祭典に臨む18名が決まった。

まずは62~∞について。

ここまでU-23の選考では「80名を越すこれからの時代を担う選手達」が試された。当たり前のようにU-23発足当時から大きくメンバーが変わっている。


選考から漏れた選手達は沢山居る。

発足当時からスター性を見せていたがJで力を発揮できず同世代にライバルにポジションを取られてしまった広島の柏木。

ヘラクレスなどvsオランダへの経験値は十分で予選でも力を発揮していたが最終予選では外されてしまったFC東京の平山。

出場機会を求めて移籍を決断するも怪我で棒に振ってしまった大分の家長。

スーパーサブとして生き残りを掛けたが最後の最後で漏れてしまった鹿島の興梠。

クラブと自身達の調子が上がらず消えていった福岡の中村、城後、。

時既に遅し、最後でPRするも一度失った信頼を取り戻すことが出来なかった清水の村枝。

ポジションを確立することが出来ずライバルとの争いで後塵を喫した京都の中山。

舞台をJ2からJ1磐田へ移しポテンシャルの高さを見せるも同じくポジションを確立しきれていない萬代。

海外移籍を果すも出場機会を得ることが出来ず足りない部分を露呈してしまった水野。

若くしてFC東京、甲府、京都を渡り歩いた増嶋。
広島ユースからその能力を確実に高めてきている槙野もまたライバルの波に押されたか、選考からはずれて行く。

ユーティリティ性を見せていた鹿島の伊野波や田中もまたそれぞれの汎用性を活かす事が出来ず怪我に悩まされ、選考から外れていった。

不祥事を起こして代表から遠ざかってしまった仙台の選手も居る。

まだまだ沢山居る。
蹴導一押しのJ2百戦錬磨の小椋はマレーシア戦45分だけのプレー。最後の望みを繋いで横浜FMに移籍も、謎の前後分断サッカー(ゴメンナサイ^^;)に翻弄され、未だリーグ戦で出場できていない。(ナビスコは出れたが…。)

広島でその力を発揮している高萩、高柳や清水の岩下らはチャンスを与えてもらうことすら無かった。

今回漏れた選手達の中で一番の驚きは「青山直」なのであろうが、18名という枠の中で吉田(名古屋)、水本(京都)、森重(大分)というライバルが好調を見せているのだから仕方無しの部分はある。


おバカな選手も居たが、多くの選手達は様々な苦難と対峙し、己の存在意義をかけてよく戦ったと思う。

漏れてしまったけど、戦った彼らを褒め称えたい。

彼らの戦いっぷりは必ず、必ず今後の日本サッカー界に良いものを運んでくる。

それはA代表への道であるかもしれないし、クラブ優勝への道かもしれないし、J1残留の道かもしれないし、J1昇格の道かもしれない。また地元の地域リーグへ舞台を移しJ昇格へ貢献する道かもしれない。

どのような存在意義を持ってどのように名を刻むのか。彼らのこれからに期待したい。

まだ、1つの戦いは終わったけど、終わりじゃない。リスタート、気張れ。

オーバー。

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posted by syuwdow |07:10 | アンダーエイジ・サッカー | コメント(7) |
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2008年07月07日

【J1】第15節戦国志・日曜編

15節の戦国志・日曜編です。

と言っても、こちら三試合もお揃いで19時キックオフ。スカパー泣かせです。


蹴導のチョイスは「柏レイソルvsガンバ大阪」。

因みにファンサカで選んだ選手は、菅野、阿部祥平、新井場、小宮山、小笠原、山瀬、クライトン、小川、フランサ、キャプテンフッキ。サブに高橋大輔、ダニーロ、小椋。現在鹿児島22位、全国8055位です。

…100%チームとして成り立たないな(笑)CBいません。直前にダニーロとフランサを入れ替えたのは個人的な名采配だったと思う。小椋は期待を込めて。

ずれた話の趣旨は、神奈川ダービーより柏vsガンバが面白いと、とりわけ柏レイソルがJ屈指の強豪であるガンバ大阪に勝つ姿を見たかった。勝つと確信していたわけだ。
(話題にも上らない大分と京都の皆さん、ゴメンなさい。上本の欠けた大分守備陣と迷走している京都は上記2試合より見たいと思えませんでした。)

柏が勝つのには理由がある。
1つはガンバ大阪の戦術である。で、西野監督の頑固さでもある。ガンバはMFの4枚が脅威だ。鹿島サポが怒るかも知れないけど、連携面、技術面をみてJ随一なのは間違いない。ゲームはこの4枚が取り分けずば抜けた遠藤が作り出し、中央に対処する相手を尻目に安田、加地、ちとガンバの一因とは言いがたいレベルの佐々木が完全な決定機を作り、バレーやルーカスが決めてしまう。圧倒的な攻撃力を持っている。ただ、安田も加地さんも守備は微妙で…失点も多いんだけどね。失点をしても有り余る攻撃力で痛快な試合を見せてくれるのがガンバ大阪だ。

ただ、皆も知ってのとおり遠藤がいない。ファンタジスタ山崎がFWに入り、ルーカスが1列下がる。予想は出来ていた。そして中盤の4枚の質が下がるにも拘らず、西野監督が戦い方を変えないことも。素晴らしい男気だけどそれ故にガンバだけど…弱点(汗)。

得点パターンが決定機が各段に下がり、守備の問題点は以前のまま。恐るべき連動性を見せている柏レイソルに、フランサ無しでフランサを意識した戦術を続けていた柏レイソルに、そのままで勝てるわけが無い。そう思っていたわけである。

甘かった。もし自分がレイソルサポーターなら試合を見て寿命が縮んだと思われる。遠藤不在で確かに安田や加地による「完全な決定機の演出」は失われたがガンバは恐ろしかった。枠内シュートの雨あられ、菅野様々である。楢崎は確定だが、代表GKの第二席。川口、川島、西川らと十二分に張り合える男がそこに居る。年齢が本当の意味で谷間なのが残念だが…。後1歳若ければ五輪も。

しかし、レイソルが苦戦した理由は、ガンバの底力のせいでもあったが、多くは自らの中にあったと思われる。サイドチェンジが全く通らないのだ。高い湿度の中の小雨や柏ホームながらガンバ有利に笛を吹く岡田主審に影響された部分もあったのだろうが、後方やサイドからのロングパスの精度が恐ろしく低かった。(※ただし運動量は恐ろしいレベルだった。)

「奪ったボールをすぐ返してあげてガンバのシュートのお膳立てをする」そんな謎のプレーが続く。しかしガンバも菅野を攻略しきれず攻めあぐねる。

先に痺れを切らしたのは西野監督であった。二人のファンタジスタを下げて若手の勢いでで停滞を打破しようとする。…若手しか居ないのか。ACLも戦っていると言うのにかなり不安な選手層。

カードは不発で流れは変わらない。それを見て動くレイソル石崎監督。打った手は鎌田に変わってエスパルス杉山。ガンバの4枚のうち2枚が消えたこのタイミングで「今この瞬というタイミング」で縦への推進剤を投入する。そして、李の決勝点は生まれた。

このタイミングで失点すると西野監督に切れるカードはもう無い。柏は試合をクローズに入る。守備の選手ではなく攻撃の選手を持ってクローズを見せる。フランサとのラインは見せたが他の選手となかなか合わせ切れなかったポポ(ポジションがポジションだったし)にかわって推進剤、愛媛の菅沼。更に終了間際に、佐々木を潰す推進剤として(走りに走った太田に代わって)元気な鈴木達也を投入。

クローズ後はガンバの攻撃力を攻撃力を持って潜めさせ確実に完封した。

采配の差を確実に見せ付けての勝利だった。ただ戦前の予想と違って大勝と行かなかったのは、ガンバ大阪の底力のせいだろう。スタッツもそれを物語っている。(層の薄さと戦術の頑固さが確実に足を引っ張るだろうが。)

しかし、今年もJは面白くなってきた。3位と16位の差が9点しかない。1位と16位でも12差である。まぁ、1位2位は浦和と鹿島なので大崩れしないだろうが…。もし何か在るとしたらその中心に柏レイソルがいる気がする。前コラムの新潟や、今節神戸船団の3つの舵取りに敗れた大宮も掻き乱す存在として面白い気がする。

大混戦のJリーグ、要チェックである。

オーバー。

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posted by syuwdow |10:49 | Jリーグ観戦記(主にスカパー) | コメント(0) |
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