2008年03月31日
こんにちは、代表関連で妄想長文をだらだらと綴ってしまい、かなり心配してたんですが、思ったよりも伝えたいことが伝わってたみたいなんで、ホッとしてます。
さて、第2節と第3節の間ですが2週間という長い間がありました。
(道中にナビスコ茶屋もありましたが)この期間は、上手くいっていなかったクラブにとっては立て直すチャンスであり、上手くいってたクラブにとっては好調を維持するのが難しい早く過ぎ去って欲しい日々。インターバルが無ければ、在ったおかげで、色んな声が聞こえてきそうです。(特に大分のあのお方!)
それぞれのクラブがどう準備をしてきたのか、相手の戦い方をスカウティングし直し、寝る間も惜しんで対策を練り続けたスタッフの苦労が報われるのか、か、水の泡と帰すのか。
では、第3節の戦国志、今回戦国風ではないですが、書き記していきます。
-------------------------------
まず、13時キックオフの4カード(J2の2試合を含む。)
14時キックオフの東京vs古都を観たかった為、前半だけ観て残りは録画で見直しという変則的なカードでしたが、選んだのはオレンジダービー第2弾、清水vs大宮。
共に1勝1敗だが、居城日本平で名誉挽回の機会到来と意気揚々の清水と、新城NACK5で完成度の高さを見せた大宮の一戦。
大宮は丁寧に足元にボールを繋いでくる印象。
特に前線2名の高いトラップ技術と彼らに繋がれる大悟や慶行の早いグランダーの縦パスが見た目にも気持ち良い。観に行く楽しみのあるお薦めクラブかもしれない。
清水は大宮より足元で繋ぐイメージは無いが、よりテクニカルなボール回しを見せる。こちらの司令塔藤本もトリッキーで惹きつけられる。
だが、2クラブの最も激しい激戦となったのは、清水の右、大宮の左だろう。
戦列に復帰した市川&伊東輝と共に運動量という強烈な武器を見せる内田&波戸という両翼。「息を抜いたら突破される」激しい展開が繰り返される。
次第に、大宮の波戸がボールを持てるシーンが増えていくが、クロスがあげれない。理由は、清水の右翼が強固なこともあるが、清水のCB2枚もまた強固であった為だ。
クロスを上げようにも2枚のFWがペナルティエリア内に入ることが出来ず、また足元か裏で貰うタイプな為、別の選択肢を考えるしかなかったのだろう。片方を森田に変更しておけばと感じたが、森田は貴重なパワープレイの選手でもあるので、レンタル移籍中の若林のことが悔やまれる。
大宮が拙攻を見せる間に、清水はカウンターでチャンスを作り出す。
奪って繋がった先にいるのはボレー職人西澤、未だにハッサン2世国王杯vsフランス、アツを経由したボレーシュートを忘れることが出来ない。
ただ、今日のメインは彼ではなかったようだ。
もう一枚のFW、そう成長著しい矢島である。今年は試練の年かと思っていたがなんてこと無い、すべてが高機軸で繋がっている選手と言うのは彼のようなことを言うのだろう。守備の手を抜かず、攻撃においても速さと強さ、しなやかさを併せ持ち、次々とチャンスを作り出していく。得点こそは奪えなかったが日本を代表するFWの一人として、今後活躍していくことを期待してやまない。
後半は、やや大宮が押した印象。どちらも狙いを持ち、最後までボールは運ぶがしっかり防ぎきり、崩れない。まぁ、内田のチャンスは決めて欲しかった気がする。それ以上に清水の試合終了間際のビックチャンスPKは決めたかったが…江角のスーパーセーブを褒めるべきか。試合は0-0のスコアレスドローで終了。
でも個人的にはドローが嬉しい気もする。得点は無かったが、十分お釣りが来る内容の拙攻であったから、サッカーの面白さを堪能できたから、ね。
長谷川監督vs樋口監督ってのも時期代表監督候補対決っぽくて良い。
---------------------------------
時は戻って14時。さぁ、期待の大一番。
桜の開花に併せて咲くのは大江戸の花火か?それとも古都の雅楽が花弁に彩を添えるのか?どちらもも十分期待できる一番だと感じていた。まぁ、こういったら怒られるんだろうけど、どちらも攻撃陣に比べて何故か守備が脆く感じるからだ。派手な取り合いになる、予想通り派手な試合になった。
始まってすぐ、京都GK平井の動きがイマイチで、ん~、と感じてたらセットプレイで即失点。点が入る試合だと思っていたが、流石に入るの早すぎる。羽生の効果的な動きと、やっとでスタメンを得れた赤嶺の動きが素晴らしい。
これは一方的になる?と思ったが京都も頑張る。
シジクレイや角田がここ一番で粘る粘る。そして、セットプレイで京都、角田が一発ズドン。徳重選手のキックカッコイイです、はい。
五分五分の攻防。羽生に促がされたのか佐藤勇人もガツガツ攻撃参加。ユニフォームが変わっても楽しそうに戯れる二人、削ってるけどさ(笑)
このままハーフタイムかと思いきや、奮起していた赤嶺がロスタイムにズドン。滅茶苦茶嬉しがってます。なかなか出る機会無かったからね~。羽生のおめでたパフォーマンスは…1点目の吉本の時かな、おめでとう!
後半、加藤監督は動いてくる。早々とクッパ登場、ラスボスが!
更に角田に代わってアタリバ。京都好調の秘密だけど、実はこのアタリバだと思う、と言うのも今季鹿児島キャンプでの一幕。鴨池での…vsジュビロだったかな、たまたま座ってた席の1~2m横に京都のスタメンの皆さんが陣取りだして、シジとか柳沢とか徳重さん(何故か敬称)とか、ま、みんな有名どころ15名ほど。で、サブチームの試合を観てたんですが、アタリバがボールを持ち、パスを出した瞬間、一斉に「ナイ、ナイ!」「今のナイ!」。
声揃ってますよ~(笑)アタリバ、弄られ役なのね、京都のユニゾンの秘密はアタリバ弄りに在りと、確信。
ま、でもクッパもアタリバも関係なく決めたのは、渡邊。いつぞや見たミドルシュートと同じモノがゴール隅に突き刺さります。恐ろしい威力と精度です。
2-2に。
2度追いついた京都が有利かなと思ったところで柳沢が負傷、大事にならなければ良いんだけど。柳沢に変わって入ったのは林。とっても戦術理解度が高くて流れを良く変えてくれる選手です。京都は他にも懐の深い西野が居たりとで贅沢…。
そのせいもあってか流れは京都で代わらず、クッパが火を噴きます。今回は、頭じゃなくてスライディングボレー、この選手のシュートはほんと様になります。
ビハインドになった東京は慌てて、平山と川口信を投入。こちらも贅沢すぎる(笑)ただ余り効果的になっておらず、このまま京都の勝ちかなと思ったロスタイム。平井クン……やってしまった。今野に絶好球をプレゼント。そうして派手な乱打戦は3-3で試合終了。平井クン、そういう日もあると、前を向くしかないです、はい。
1戦目と違う意味で面白いサッカーでした。
---------------------------------
3本目は、鹿島vs横浜。これは見ないといけないカードだよね。4本目は、どっちも好カードだったけど、睡魔には勝てず撃沈。前日も当日も夜仕事はいってるしねぇ、若くないな。次節が4/2なんで、再放送期間が短いんだけど、なんとか両方とも見たいところ。
長くなったんで、鹿島vs横浜と再放送の内容についてはまた後日書き綴ります。
オーバー。
posted by syuwdow |14:54 |
J1戦国志 |
コメント(5) |
2008年03月31日
お気に入りの歌曲シリーズ、第3弾です。
今回は、サッカーに関わった一般アーティストの歌を募集します。
お気に入りのそのフレーズ、教えてください。
因みに、私のお気に入りベスト3は…。
3位:日本サッカーの歌
(坂本龍一)
2位:A Question of Honour
(サラ・ブライトマン)
1位:理由なきNew Days
(SOPHIA)
です。
3位はやっぱアレを思い出しますし、2位はいちサポーターとして戦う気が湧いてきます。
でもでも、やっぱり1位が別格ですね。第81回(2002年度)の全国高校サッカー選手権大会イメージソングです。1枠しかない勝者ではなく、その他大勢の敗者の涙と青春の輝きを懐古させる名曲です。個人的に!
第1弾【J1編】、第2弾【J2編】へのコメントもドシドシ受け付けてます。気軽にどーぞ!
posted by syuwdow |14:21 |
ベストエントリー募集中 |
コメント(6) |
2008年03月29日
見てもらいたいものがある、凄まじい破壊力を持つロボットの…。
いえ、この布陣です。(GKは除外)
---------------------------
【A】
FW
OH1 OH2 OH3
LB AN
SB1 SB2
CB1 CB2
※相手FW1枚or3枚、相手CB3枚。
---------------------------
【B】
OH1(3) FW
OH2(1) OH3(2)
LB AN
SB1 SB2
CB1 CB2
※相手FW1枚or3枚、CB2枚。
---------------------------
【C】
OH1(3) FW
OH2
SB1 SB2
AN OH3(1)
CB1 LB CB2
※相手FW2枚、CB2枚。
---------------------------
【D】
FW
OH1(2) OH2(3)
SB1 SB2
AN OH3(1)
CB1 LB CB2
※相手FW2枚、CB3枚。
----------------------------
【E】CK・セットプレイ
OH1(3) CB2 FW LB
←OH1(3)⇒
↑ △
SB1 AN SB2
▽ ↓
CB1
※OH1、CB2、FW、LBに相手選手を付かせる。
4名の選手の内、最も有利な選手にOH2(1、3)がクロスを上げる。
左CKの場合、SB1、OH1(3)がショートコーナーと跳ね返ったボールに対処。右Ckの場合、SB2とOH1(3)が対処。
ANとCB1+逆サイドのSBは、もしもの場合の為、味方が戻ってくるまでディレイを行う。
----------------------------
【A】【B】【C】【D】
これはあるチームのスタメン提出後のフォーメーションです。
試合開始時に、相手を見て【A】【B】【C】【D】いづれかになります。
また、試合中に疲労、怪我、采配、選手の意思によるフォーメーション変更をされた場合、相手のフォーメーションに合わせて、最も有利なフォーメーションで対抗できるようになっています。
非常に理に適っており、臨機応変だと私は感じています。
相手は、攻めるには初期人数が足りない状態にもかかわらず、最終局面でバランスを崩されている為、強襲をかけることが出来ません。また、ガチンコのマンマーク(簡単に言うと走りあい)で来たとしても、慣れていないポジションに選手を配置することになり、対応力で後手を踏むことになります。勿論、走り合いと言う分野において、身体が軽く作られやすいアジア人は圧倒的に有利な面を見せるので走り合いになるとこちらの思う壺です。
また、提出前に相手のサイドに強力な攻撃力を持った選手がいるか。
左にいる、右にいる、両方にいる、両方にいない、によってOH1とOH3の人選が変わります。(ようするに、良い選手であってもW杯本戦時、相手に4タイプのどれかがない場合、外されるってことです。ムードメーカーとしてなら呼ばれる可能性はありますが…。)
そう、これはオシムの行ったサッカー。
「立ち上がりで後手を踏まない為の術(すべ)」です。
また、相手にSBが2枚いる場合、攻撃時は相手の逆サイドのSBには付かないことになってるようです。(フリーにしてても怖くない為。)これによって、フリーになった味方が前線に1枚多く絡むことになります。
大抵は逆サイドのOHか、勝負どころと判断したLBが参加します。
これがオシムの「常に数的優位なサッカー」の全貌だと私は考えています。
--------------------------------
具体的に選手を当てはめてみます。順番は適当、U-23は入れず。
また全体的にスタミナのある選手がより有利です。
【FW】身体を張るポスト役と最初のプレスが出来る選手。
選手:高原、巻、前田、田代、矢野、我那覇、高松など。
【OH1】FW(ST)+SH、もしくはSH+DHが可能な選手。
選手:山岸、松井、大久保、佐藤寿、遠藤、三都主、相馬など。
【OH2】基本的にタメと緩急をつけれる視野の広いOH型。
選手:遠藤、藤本、憲剛、小笠原、小野など。
【OH3】FW(ST)+SH、もしくはSH+DHが可能な選手。
選手:憲剛、俊輔、山瀬、藤本、大久保、田中達、玉田、大悟など。
【AN】アンカーとしてディレイが出来る選手。
選手:啓太、橋本、稲本、今野など。
【LB】高さ、強さ、展開力、カバーリングに優れた選手。
選手:阿部、今野、中田浩など。
【SB1】運動量に優れ、ディレイも出来る選手。
選手:駒野、今野、阿部、橋本など。
【SB2】運動量に優れ、ディレイも出来る選手。
選手:加地、駒野、阿部など。
【CB1】高さや速さや統率力があり、カバーリングに優れた選手。
選手:阿部、今野、坪井、闘莉王、中田浩など。
【CB2】空中戦に強く、攻防両面で活躍できる選手。
選手:中澤、闘莉王など。…だけ?
こんな感じ…色々忘れてそうだけど。
ここにU-23や今後2年間で台頭してくる選手が勝負を挑む感じになります。この中で今一番層が薄いのはCB1かな。数はいるけどみんなギリギリだと思います。台頭が待たれますね。
---------------------------------
次はオシムが行った日本化です。
日本人のもっとも大きな弱点であり克服できないと思われていたのが、フィジカル、特に当たりの弱さでしょう。
ジーコが黄金の中盤と惚れるほど類まれな技術を持つ日本のサッカー選手達ですが、フィジカルの弱さという壁が目の前に立ちはだかります。競られると技術を発揮できないと言うもの。
海外の、特にトップリーグに参戦した多くの日本人選手は、敵も味方も大きく(そういうサッカーを展開してる)彼らのサッカー感の前に夢破れ続けます。絶頂時の英だけは違いましたが^^;
やはり当たりの強さで劣る日本人はサッカーに向かないのか?
いや、一人だけならそうかもしれないが、11人が(技術に優れ勤勉な)日本人なら違うぞ!と最初に克服に乗り出したのがトルシエ元代表監督でした。
コンパクト、ウェーブ、オートマティズム、。中盤の(三都主と森島)を除くすべての選手にDHを経験させ、視野を広げさせます。
その上で、最終ラインでの当たりを極端に減らす為にフラットスリーなるものを導入します。4枚の最終ラインを3枚でやっちゃってその分中盤の人数を増やし、相手がサッカーをする前に潰して、ショートカウンターを決めちゃおうという戦術です。
3バックと言うと守備的なイメージですが、この3バックは超攻撃的です。
これがはまり、極限までラインを上げた最終ラインの選手達は、極限を経験したからこその余裕を覚え「ブレイク」なる監督の想定外の技まで極めてしまいます。
ただ、このサッカーは弱点がありました。時を前後して主流となる4-2-3-1、4-2-1-3に対処しづらいのです。これぞ日本の型と思われましたが、まだまだ研究の余地があることを知らされてしまいました。
そしてジーコを経て、オシムの時代を迎えます。
日本人=零戦。
技術は優れてるし、機敏だし、スタミナもそこそこある。でも当たりに弱い、当られると技術が発揮できない。コンパクトも良いけど、狭ければ狭いだけ身体を当られる可能性も高い。…じゃぁ、プレッシャーを受けづらいサッカーにすれば良いのでは?
オシムの答え:無理に選手間を縮めずに、適度な距離以上で縦に横になるべく広く選手を配置して、プレッシャーを受けづらくして技術を発揮させよう。マンマーク付かれても、日本人の方が軽くて機敏だから走り負けないだろうし、走り負けない選手を選ぶし!スペースに賢く走る選手選ぶし!
んでもって、正確なボールを回しながら、ライン上げてカウンターもさせないようにしちゃえ!!(岡山、柏に家買っちゃえ調)
--------------------------------
そうして、オシムの日本化が動き出しました。
アジア上位のサウジアラビア(アウェー)に何もさせないさせない、負けたけど…。
強豪のガーナに何もさせないさせない、負けたけど…。
アジア上位のサウジアラビア(ホーム)に何もさせないさせない。
役者が揃い上昇中のコロンビアと互角で引き分け。
1年前に大敗したオーストラリアに何もさせないさせない、引き分けだけど…。
サウジアラビア(中立)に3度目ってこととギリギリまでJリーグやらで疲労困ぱいってことで、リスクを侵してみたけど、何もさせないさせない。2-3で負けだからされてるけど(笑)
アジア上位の韓国に何もさせないさせない、PK負けだけど。
強豪カメルーンに何もさせないさせない。
強豪スイスと互角で勝利。
エジプトに何もさせないさせない。
ちと、長かったですね…。悪ノリしてすいません。
何が言いたいかというと日本人にとって凄く価値のあるサッカーをしてくれていたと言うことです。このサッカーを続けていけば、世界ベスト16クラスと互角に戦える日がやってくると感じたと言うことです。
付加として、U-23以上の年代でのみですが、世代交代にも成功したと言う恩恵もあります。過去8年殆ど変わらなかった代表メンバーがです。
オシムは大事なものを盗んでいきました。
そして、オシムは大事なものを残してくれました。大事にしなければいけないと思います。託せる人に託さないといけないと思います。
似ても似つかないサッカーをして、結果も内容も出なかったのに「今後は自分の思い通りやらせてもらう」と、オシムのせいにしない人にです。
オーバー。
posted by syuwdow |09:32 |
エレンシア・オシムの日本化 |
コメント(53) |
2008年03月27日
こんばんは。ちと、トルシエ(ダバディ)調で書き綴ります。
今日選ばれた17名が必ず北京五輪の舞台に立つとは限らない。
今まで総勢78名、多くの選手に国際経験を積ませてきた。この78名は3つのふるいにかけられ23名が残ることになるが、この78名が受ける最初にして最大の難関は、4月20日のグループリーグ抽選会による組み合わせ。
「組み合わせの相手によって」必ず必要になる選手と、必要でない選手が出てくる。それによって選出されなくなる選手が必ずある。例えば、トルシエの場合、スカウティングの結果、対面に強力なアタッカーがいなかった為、召集を見送られた選手がいます。
ただ、一番日本としてまずいのは、必要になる選手がいないということ。必要になる選手がいると言うことが最初の勝利。組合せは「運」が絡むけど、必要になる選手が多く残ることを祈ってます。
次の難関は、最終合宿。
純粋に厳しく、良いパフォーマンスを見せた選手、その中で各タイプ、必要枠の中でベースとして23名が選ばれる。
最後の難関が、怪我とコンディション。
23名のうち誰かが怪我や体調不良で欠落する時があります。ですから、漏れた55名、特に良いパフォーマンスを見せながらギリギリ各枠から漏れた選手達、最後の最後の発表更新まで、爪を研いで置かなければいけません。
組み合わせ運によって漏れた選手、合宿で漏れた選手、怪我で漏れた選手、そして残った23名の選手、彼らすべてでチーム。
チームが出来上がることが大きな勝利、チームが試合に勝つことが更なる勝利、チームが各々のホームで数段伸びて戦っていけることが勝利。
チームがしっかりと出来上がっていれば、戦い敗れたとしても、胸を張って代表だと誇れると思います。選手も、サポーターもです。
今日、李が見せた動きは間違いなくチームとしての動きでした。
五輪世代は良いものを得たのかもしれません。歳を取るごとに、上の世代に行く毎に、忘れて言ったものがあるかもしれません。上の世代も今日の李の動きを見て、プロである以上、競争も大事。だけどより大事なものを思い出して欲しい。
(トルシエ調終わり!)
-----------------------------------
話は、今日のアンゴラ戦に戻ります。
五輪代表はずっと、一貫性が問われていました。
多くの選手に経験を積ませる為に選手が入れ替わりまくる部分、予選を突破する為に現実的な采配を振るわなければいけない部分、結果を残したいが為にチームを作りきれなかった部分(選手がチームより目の前の自分を見せなければと思ってしまう部分。)。他にも様々な部分があるのでしょう。結果、受身のサッカーに終始することも多く、戦術無しでいいのなら監督は要らないと、無印時代から唱えたことも何度もありました。
そんな中若干の猶予を得て、切符を掴んだ五輪チームは再スタートを切りました。
アンゴラ代表はA代表です。
19名の来日で心許無い部分もありましたが、五輪代表にとっては良い刺激です。
五輪の組み合わせによっては、アフリカ、南米、欧州と同じグループになる確立が高く、開催国の中国が比較的楽な組み合わせになる可能性が高いと考えると、日本・ブラジル(アルゼンチン)・オランダ(イタリア)・ナイジェリア(カメルーン・コートジボワール)なんてグループも有り得ます。
アンゴラは決して技術や戦術に優れたチームではありませんが、差し置いても、ずっとフィジカルが上のチームとどうすれば戦っていけるのか、良いテストの機会だったと思います。
前回のコラムで書きましたが、反町監督はそういう相手(いわゆる世界相手)にどう繋ぐのか?そこが最大の焦点だったと思います。オシム前監督のように選手間を広く保ち崩すのか、岡田現監督のように接近して細かく崩すのか、反町監督が選んだのは前者の戦い方だったようです。
------------------------------------
【オシムの具体的な戦い方】(かなりコピペです)
1、「試合開始時の相手の布陣に対応できる柔軟性」
相手の布陣に併せて、相手の守備が4枚ならFW2枚、3枚なら1枚か3枚、また相手の攻撃が1枚もしくは3枚なら2枚か4枚、2枚なら3枚の布陣を敷く、残りを中盤に配置することをベースの戦術とした為、開幕で押される(相手の出方を窺う)必要を無くしました。こちらの質を下げることなくです。
対応する為には走りあいに付き合うか、5バック辺りで耐え忍ぶしかないと思います。2で綴りますが、日本に走りあいで勝てる国はそう多くはありません。
2、「選手の距離と短所を長所へ」
さて、オシムが日本をイメージした際に人生の中で強烈に浮かび上がってくる最適なモデルがある。それは「零式艦上戦闘機」…通称「零戦(ゼロセン)」です。
小さいが小さい故に、小回りが利き、疲労知らずの高性能。
ようするに、運動能力が同じなら小さくて軽いほうが急旋回できる。スタミナが同じなら、小さくて軽いほうが、自身の身体の重さと言うデメリットが小さくて済むと言う事。物理の問題です。そしてそれの伸び幅は、白人や黒人、大陸のアジア人より、日本人がずっと有利なのです。
長年、日本代表が苦労してきた他国との埋めきれない体格差。
埋めるために日本は、トライアングル、アイコンタクト、心眼、ゾーンプレスなど様々な術を得ていきます。
そして、より狭い間隔で、より早く、よりテクニカルにボールを回そうと切磋琢磨しました。それが世界に通じる日本の型になると…。
オシムはここを根底からひっくり返しました。
選手に狭い間隔を求めず、一定以上の距離を保って横に縦に広くピッチを使うことを求めます。「プレッシャーを受けない場所で非凡な能力を発揮する日本人」達は、相手の圧力を避けてボールを受け、確かな技術で遠い味方にパスを通し続けます。確かな余裕を持って相手の薄いところを探し続け、チャンスを窺うという戦い方を得ることが出来たのです。
更には、その間にラインを押し上げ、相手のカウンターを未然に防ぐと言う手立てまで打っています。
ボールを追いかける大きな相手選手。
追いつく前にボールは遠くの場所へ移動する、更に追いかける相手、徐々に彼らの体力は自らの身体の重さによって消耗していき、疲労感が戦意を奪っていきます。何とか奪ってみたところで、ゴールは遠く、素早い零戦達の「数的優位」の網に掛かり、また追いかけなければいけなくなる。
小さいことは日本人の短所でしたが、オシムは短所を長所に変えてみせます。
-------------------------------------
まぁ、他にもあるんですが、こういう部分がオシムの日本化のベースにあると感じてます。
詳しくは→蹴導’s eye・日本代表
自分はこの戦い方が、日本から世界への道を切り開いてくれる日本独自のベースになると思ってるんで、正直、今日の反町監督の戦い方にホッとしてます。
体格差を埋めれる流動性と機動性、パス回し、そしてチームであることを意識できる選手、FWもしっかりプレスから入ってましたし、大きな準備が出来ていると感じました。
まぁ、気が抜けてしまった部分やそこのポジションで使うのか…って選手もいましたが、大事な部分は見せてくれたんで、個人的に良いテストマッチになったと思ってます。
今日は採点は付けません。
オーバー。
posted by syuwdow |21:12 |
北京U-23 |
コメント(4) |
2008年03月26日
さて、W杯3次予選、最初の山。
みんなはどう受け止めたでしょうか?2004アジアカップ、2006予選で日本を苦しめたバーレーンと、遡ること10年以上、日本を苦しめてきた名将マチャラのコンビ。
現在の日本代表のサッカーは、非常にまずい戦い方をしています。
良くないことが起こるだろう、そう考えていました。スコアこそは最少でしたが、何度も決定機を作られ、逆にこちらは全く形が無く、まさに完敗であったと思います。
良かったと思います。負けてよかった。
今回の3次予選(最終予選の1つ前の予選)は、過去と違い、上位2チームが突破できる。取り返しが付かなくなる前に早めに膿が出せたのは良かったんじゃないだろうかと感じています。
---------------------------------------
【戦評】
試合は激しいプレスの応酬戦で始まりました。
巻や大久保が前線からしっかりとプレスをかけ、バーレーンに効果的なボールを蹴らせません。またバーレーンも前線から激しいプレスを展開し、日本に主導権を与えません。
「どちらに転ぶか分からない流れ」がそこに出来上がりました。
岡田監督がこの流れに持って行きたかったのか、マチャラ監督がこの流れに持って行きたかったのか、どちらだと思いますか?
そうですね、マチャラ監督の希望する流れです。「利」はマチャラ監督にありました。
日本はジーコ時代から立ち上がりで主導権を握るのが苦手です。
日本の前監督のオシムは、この流れに持っていかない術(すべ)を日本サッカーに伝授しているので、日本はその術を使い「どちらに転ぶか分からない流れ」に持ち込むのを阻止すべきでした。
しかし、今回の日本の布陣はそれを使うことが出来ません。
阻止する力を持った今野と阿部が二人ともストッパーとして、相手FWに付くと言う受身の戦い方をしてしまったからです。
-------------------------------------
プレス合戦で先にボロを出したのは、バーレーンでした。
中盤の選手の球離れが遅く、日本は何度かカウンターのチャンスを得ます。しかし、看破されている縦サッカーは2トップが相手DF3名に完全にマークされており、FWがシュートに持っていくことが出来ません。
展開を変えたい日本でしたが、数的優位の戦い方を捨ててしまっていて、また経験に乏しい選手もいた為、効果的な攻撃方法を得られません。WBがリスク覚悟で攻めあがるか、FWやOHが突っかけるしか手が無いように感じました。
--------------------------------------
攻め手を失う日本とは対照的に、バーレーンは揺さぶりをかけます。
揺さぶりの中心となったのは、アラー・フバイル。
マチャラの指示でしょう。日本の希望は安田の攻撃への関与でしたが、フバイルは彼の裏のスペースに常駐し始めます。
これがはまります。
安田は後ろを気にして上がれず、今野は左サイドへ釣り出されます。鈴木啓太は空いたスペースをケアする為に、アンカーの位置から動けません。
大久保 巻 大久保 巻
山瀬 山瀬
安田 駒野 安田 憲剛
啓太 憲剛 → 啓太
今野 阿部 今野 駒野
中澤 阿部 中澤
※阿部と中澤は位置を変更してます。
過去の試合で機能しなかったダイヤモンドサッカーへと布陣を変化させられ、その上で前線は数的不利を常に受けると言うあからさまな罠に自ら陥ります。
相手の術中にはまり、後手後手となる戦い方を許した指揮官、バショクのように同情する余裕はありません。
決定的なクロスやPKを与えてもおかしくない交錯など、苦しい内容ながらもなんとか前半を無失点で終えます。
------------------------------------
後半開始、日本は先に動きたかった。
しかし、相手は無策な指揮官ではありません。確かにアジア随一の能力(火力、判断力、燃費など)を持ったFWと言えるフバイルが、ピッチ両サイドに広くポジションチェンジを繰り返します。日本は今野によるマークを諦め、多くの局面で阿部が付くことになります。
初期布陣と先程のダイヤモンドサッカーを繰り返させられる日本。
相手の術中に翻弄され続け、ただただ受けるサッカーを展開してしまいます。こちらから揺さぶり相手を崩すと言う意図が全く感じられません。
しかし、失点していないと言う運はありましたし、交代策でなんとかなるだろう。甘い期待はありました。
大久保を下げて、羽生か玉田か水本、特に玉田を入れるのが良策だろうと思っていました。大久保の出来が悪いとかいうわけではありません。彼は広範囲を走り回ってくれてましたしね。それでも、早いうちに巻の1トップにして相手守備陣のバランスを崩させる。それが一番で、その後の相手の対処に合わせて層の厚いカードで先手を取っていけると感じたからです。
しかし、交代策は山瀬に代わって遠藤、安田に代わって山岸でした。
悪くはありません。両チーム、疲労が出始め、前線と中盤が間延びし始めてましたし、その中で確実に回せるパサーが増え、中に入り込める山岸が入るのですから、得点の香りはします。実際に遠藤が入ったことで、パス回しがスムーズになり、山岸は危険な位置でチャンスを演出します。
ただ、上策とも言えません。
攻城戦で言えば、力任せに正門から攻めるようなものです。相手の正門の守備陣の数は十分足りていたのですから、やはり崩す方法を先に考えるべきです。
--------------------------------------
幾度と無く受ける決定機、与えてしまったFK、新しく入ってきた相手選手、誰が何処につくのか、遅れてしまう日本代表。そして、新しいボールに馴染みきれていない川口。
耐えてきたラックの残量は相手の戦術の前に尽きていました。
最後に、同点を得る為に入ってきた玉田。左サイドのFWとして使われます。
岡ちゃん…ほんとにJリーグ見てますか?Jリーグで玉田の何に期待したんですか?
負けてよかった。悪いものがしっかり見えた。
詭弁です。そんなはずはない。それでも勝たなければ、内容を見せ付けなければいけなかったはずだと思います。
今日は色んな意味で悔しくて寝れませんね。
------------------------------------
【採点】
一応、無印ブログから続けている事ですし、採点です。
川口能活:4.5:飛び出しとボール処理に戸惑いが。決勝点を献上した。
阿部勇樹:5.0:判断力を欠き守備の詰めに遅れる。終盤の決定機逸も-。
→玉田圭司:--:時間が短く評価対象外です。
中澤佑二:6.0:難しいクロスを幾度と無く跳ね返すが、お見合いも多い。
今野泰幸:5.0:高さ強さ、共に競り合いに負け続ける不安定な守備。
中村憲剛:5.5:不調なりに活躍。サルミーンと互いを消しあった印象。
鈴木啓太:5.0:不調の波は隠せない。寄せきれずミドルを打たれ続ける。
駒野友一:6.5:精度の高いパスを逆サイドと前線に供給した。冴えてた。
安田理大:5.0:積極的なドリブルもトータルで対面に抑え込まれた印象。
→山岸智:6.0:中央に顔を出し相手を困らせ、積極的にゴールを狙った。
山瀬功治:5.5:強引なシュートで持ち味は見せるが、周りは活かせず。
→遠藤保仁:6.0:緩急と技術で周りを落ち着かせ、また能力を引き出す。
巻誠一郎:6.0:守備に良く走り、楔となった。決定機は決めなければ。
大久保嘉人:5.5:広範囲を走り、演出と守備で貢献。タッチ数が少ない。
岡田監督:4.0:すべてを監督の力量不足と言う言葉で片付けたくは無いが、敵将や前監督との差は確実に感じる。ただただ受身に終始し、これまでの合宿や6戦は全く活かされていない。幸い次の試合まで時間はある。立て直すか退くか、どちらにしても形を見せて欲しい。
オーバー。
posted by syuwdow |23:13 |
2010A代表 |
コメント(32) |
2008年03月26日
J1編の続きです。
それぞれのクラブにどんな応援歌があるんでしょうね。
お気に入りのフレーズを、是非、教えてください。
posted by syuwdow |12:14 |
ベストエントリー募集中 |
コメント(0) |
2008年03月25日
最近、ちと堅苦しい話ばっかりになってるんで、ブレイクタイムを。
鹿児島に戻って以来、スカパーでサッカーを観るのが中心になってるんだけど、中継の中ではなかなかサポーターの歌が届かないんだ。
教えて欲しい。あなたの町のクラブの歌を。お気に入りのフレーズを。
今回は、J1の各クラブの歌をお願いします。
posted by syuwdow |23:01 |
ベストエントリー募集中 |
コメント(6) |
2008年03月25日
何かがおかしい。
萬代や平山(や小椋)が選ばれなかったU-23のことではない。差し引いてもU-23の選考には中身がある。Jリーグを見渡して、活躍していると思われる選手が選ばれている。
おかしいのはA代表であり、その選手選考である。
代表監督に岡田監督が選ぶことだから、彼が責任を取るし、他人がどうこういうことではないと、思うかもしれない。ただ、本当に岡ちゃんが選んだ選手達なのか、疑問がある。
その疑問の中心にいるのが、高原選手であり、玉田選手である。
-----------------------------------
まず、玉田選手について書こう。
岡田監督は2008年に入ってから6試合を行っている。
1つはW杯予選であるが、残りの5試合は「すべてW杯に向けて、選手を彼の戦術に馴染ませる為の、彼が選手を理解する為の、確認のテストマッチ」である。だから怪我で選手の離脱が相次ぐ中、幾人かの若手選手が選ばれていたとしても、彼らは「テストマッチ」で試された選手であり、彼の信念として納得がいく。
しかし、玉田選手は「テスト」されていない。
岡田監督は、選考の理由として「オシムの構想の中に入っていた選手である」という言葉を使った。
以前オシムが話した「より質の高いサッカーが出来れば、よりスピードのある選手を使うことが出来る。今はまだ(負担を受ける守備陣が)そのレベルではない。」
(※蹴導のメッシ論と近い意味だと思われる。)
恐らく玉田が(また田中達也や大久保などが)このスピードのある選手なのだろう。
だが、繰り返して言うが玉田はテストを受けていないし、予習の時間も貰っていない。そういう選手が、ぶっつけ本番に臨むことに危機感を覚える。本当に、岡田監督の意思で招集した選手なのだろうか?
----------------------------------
また、高原選手についてだが、こちらはより問題がある。
守備をしない前線がいることでチームがどうなるかは、みんなはもう知っているだろう。Jリーグで川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪、いわゆる質の高い選手をそろえているクラブが何故負けているのか。
(パスの出し手が少なく、潰されているのもあるが)一番はここ最近の使用球である。
選手の技術を伝えやすいボールは、最終ラインの選手からでも、一本の縦パスで短い相手の裏を、正確な精度を得ることが出来るようになった。多少質が高い選手を揃えても、FWからの守備が無ければ簡単に失点してしまうのである。また、アンカーの選手の判断が遅ければ簡単にミドルシュートで点を取られてしまうこともだ。
高原は守備をしないFWの典型的な選手である。
プレスを掛けず、ボールを貰いに下がり、パス精度の比較的高い選手にボールを預け、一気に裏に走る。ポゼッションを高めている時でも、中央で競るのではなく、まずはスペースのあるサイドに流れて、ボールを貰ってから走る。(この際に、サイドの選手のコースを消すのは大きな問題でもあるが、また違う機会に話そう。)
オシムはアジアカップにおいて、高原をテストしている。
さらにヒントを与えた上で3位決定戦で再テストのチャンスもあげている。その後、彼を招集していない。過去以上に質の上がってきたアジア予選のライバルとの力量差をアジアカップではかり、ある程度の得点力を備えていたとしても「守備をしないFW」では選考外にするという結論だろう。
選考してるのは、オシムじゃなくて、岡ちゃんではないか!?
ん~、鋭いツッコミだ。だが、みんな高原のコンディションが良くないのは知っているだろう。Jリーグでも全く内容、結果共に納得いくものを出していないのは知っているだろう。
点が取れなくなっているからカズを外したという決断を下した岡田監督が彼を残す選択をした(また、報道ソースだけだがエースとして期待している)ことには疑問がある。
-----------------------------------
そもそも岡田ジャパンに懐疑的な自分がいるのもあるが(代表を応援はしているが批判もしているのは無印ブログを見てもらえれば分かると思う。)、自分は岡田監督が本当に選手選考をしているか、疑問なのである。
岡田監督はいわゆる縦社会で生きてきた人間である。
そして日本サッカー界の重鎮は、岡田監督の先輩である。そこで思うのが「名前でプレーするように、上から圧力を受けていないか?」ということである。
代表人気の低迷を、ネームバリューのある選手を起用することでなんとか食い止めようとする動きに逆らえ切れていないんではないかと考えると、この選考はつじつまが合ってしまうのだ。
中の鉄骨を強化せずに見た目だけ綺麗なビルを作っても、耐震強度不足に陥り住めなくなってしまうと分かっているのにである。
------------------------------------
マスメディアは早速、この動きに乗っている。
連日報道されるのは、高原、玉田、そして海外組の動向。ここ一年作り上げてきた選手の名前は全く聞かない。まさに「スターシステム」そのもので祭り上げる。私からしたらカスな話だが、確かに楽だ。しているサッカーを勉強して調査して文を綴るより、有名選手の名前だけ挙げておけばいいのだから。
もしバーレーン戦で引き分けたり、考えたくは無いが負けたりした場合、彼らは一転して祭り上げた選手達を戦犯として叩くのだろう。もちろん現代のサッカーの内容や展開と照らし合わさずにだ。ただ「決定力不足」「FW0得点」「絶望的」「戦犯○○」と言った感じのコピーが流れるんだろう。
不愉快極まりない。
代表は名ではなく、戦術や戦略、士気、そしてなによりも実を伴って選ばれなければいけないものだと思う。私のサッカーの理解度が足りないだけなのかもしれないが、私は選考基準をおかしく感じる。
スポナビのみんなの考えを聞いてみたい。
オーバー。
posted by syuwdow |17:58 |
サッカーコラム |
コメント(22) |
2008年03月22日
日本代表のゴールマウスを守る守護神達。
その中でも今この時、嬉しい悲鳴と言うか豊作を迎えている感がある。
ずば抜けたスキルを持つ川口、楢崎の両巨頭に、下の世代から頭角を現した川島が猛チャージをかけている。
他にも、自身と同世代のシンデレラボーイ、パントキックに優れている都築や俊輔と共に九州までその名を轟かせていた榎本(神戸)、安定感を増してきた西川など、多くは安定性に欠けるが、山本、松井、菅野、林など五輪世代以下もどんどん生まれてきている。
が、まぁ他の選手は置いておいて、今回は川口、楢崎両巨頭と川島について語りたいと思う。
多くの人が川島の台頭を待ち望んでいると思う。
確かにスケールが大きい。身体能力を比較しても両巨頭に劣らない、いや超えている感覚すら与えさせる。ただ、あえて言おう。川島が代表のゴールマウスを我が物とするには、少なく見積もっても5年は早い。両巨頭に比べて、大きく足りないものがあるのだ。
国際経験、代表歴、いわゆる経験値、うん、まぁそれもある。
だけどそこじゃない。彼にとって最も足りないのは、
「犠牲」と「運」である。
笑った?いや、これが結構大きいんだ。
日本プロサッカー界史上、もっとも「運」に優れているのは楢崎正剛、この人だろう。
奈良育英高校を卒業後、楢崎は横浜フリューゲルスに入団するが、入団2年目、ここで彼は運命的な出会いを手に入れる。
そう、GKコーチ、マザロッピとの出会いである。
世界クラスのGKに二人三脚で指導を得ることが出来た彼は、若くしてGKとしての高品質の基礎を手に入れる。日本プロサッカー界史上、最も存在感を放つライバル川口を前にしても、その基礎は十二分なアドバンテージを彼に与えており、揺るがない。
その楢崎に対抗する為に「犠牲」を払ったのが前述の川口能活である。
マイアミの奇跡や98年フランスW杯で華々しい活躍を見せるが(その裏での彼の努力こそが一番美しいのだが)、徐々に楢崎の基礎に押され始め、ポジションを奪われる機会が目立ち始める。
アジアカップで活躍し、コンフェデに出たとしても、自身と楢崎の評価は変わらない。
川口は決断する。
楢崎に対抗するには、自身がより揺ぎ無き存在になる為には、海外でGKとしての経験値を得るほかは無いと。
2002年の正GK争いに敗れる可能性が高いという「犠牲」を払って、海外への武者修行を敢行する。語学に苦しみながらも彼は、ポーツマス、そしてGK大国デンマークのノアシェランでサッカーを学ぶ。正GKこそは得れなかったが、十分な経験値を引っさげて、帰国。2006年、楢崎から正GKの地位を奪い返すことに成功する。
この2名の「運」と「犠牲」に勝るものを、川島は持ち合わせていない。GKは、1チームに1つしか椅子が無いが、長い間活躍できるポジションだ。
川島よ、2択だ。
3番手でも良いから、一流のGKコーチのいるクラブへ移籍を果たせ。川口のように5年後を見据えて今と言う「犠牲」を払うんだ。
そうでなければ、川崎に訴えろ。一流のGKコーチを招聘してくれ、と。楢崎は君の今の歳には十分な基礎を得てしまっている。
このままを続けていても、彼ら2大巨頭の牙城は揺るがない。
2010年、いや2014年、下手をしたら2018年まで40歳をとうに過ぎた彼ら二人が争っているかもしれない。超える為に、日本代表界の将来の為に、そして自分自身の為に、今動くべきだ!
オーバー。
posted by syuwdow |19:59 |
サッカーコラム |
コメント(31) |
2008年03月21日
U-23代表vsアンゴラ戦の選手発表がありました。
一ヵ月後に明暗を分ける組み合わせが発表され、北京本大会は8月。
今まで選出されてきた多くの選手達に可能性があるが、4月20日の組み合わせ発表は、クラブや代表の試合の中で良い感触を見せると同じぐらい大きなものになる。
相手によって必ず必要なタイプの選手も出てくるし、逆に必要でないタイプの選手も出てくるからだ。
ただただ、U-23のベストの選手達が選ばれるわけではない。
相手に合わせたベストのU-23が選ばれることになるのだから、最終的に漏れたとしても、選考基準に残ってきたことを、長い長いここまでの流れの中で選ばれたことを、選手もサポーターも誇って欲しいと思う。
そして、好みの選手が残らなかったとしても、恨まずに一生懸命応援して欲しいと思ってます。
---------------------------------
さて、今回選ばれた選手の中に、蹴導のお薦めの選手は…小椋祥平は、谷口博之は…いない。
そもそも、小椋は試合に出ていないし、谷口は所属クラブと共に苦しんでいるから仕方が無い。両名とも五輪への切符はかなり厳しくなっている。
まぁ、クラブで楽しい戦いっぷりを見せてくれ。
置いておいて、今回選ばれた面々はなかなかフレッシュなメンバーが多いけど、個人的にはかなり好感触。Jで活躍している選手がしっかり選ばれているという印象があります。良いスタッフと助言をしてくれる方がいるんだなぁと感じてます。
ただGKの選出と、興梠はちと予想外だったかな。いや、良い選手ではあるんだけどもう少し呼ぶべき選手がいたんじゃないかなぁと思ってます。
---------------------------------
まぁそれ以上に、気になっているのは反町監督の戦い方です。
北京で勝つことより、五輪世代に広く海外チームとの経験を積ませることにより、「総合的な若年層の層を上げる事」や「経験を糧に選手の伸びしろを上げる事」が目的なのは分かりますし、理解も出来ますが、「A代表にどう繋げて行くか」も気になるところです。
やはり強い国と言うのは、若年からA代表に至るまで近い価値観の文化が存在する。
オシム監督と多くの日本人監督の戦い方の大きな違いと言うものは、
多くの日本人監督は、より狭いスペースでより早く素早く、優れた技術を使って細かいパスを繋ぐことが、日本が世界に通用する戦い方になると思っていること。
逆に、オシム監督が示したのは、選手間の距離を縦に横に広めに取り、なるべくプレッシャーを受けない環境で技術を発揮させることで、日本を世界に近づけようとすると言うものでした。
詳しくはこちら→蹴導’s eye・日本代表
岡ちゃんは、典型的な前者で狭いスペースを掻い潜る縦に早いサッカーを目指しています。大木さんも同じですね。オシムとはアプローチが180度違います。
自分は、オシムがしてきたサッカーの方が、日本の弱点をさらけ出さなくて済むんで、将来性を感じると思いますが、受け取り方は人それぞれなんで、今の代表を見守ることしか出来ません。
反町監督はルーツとしてオシム旗下という印象が強いです。
まぁ、してたサッカーは全く似てませんが^^;、どちらかというとフリエ繋がりでエンゲルスのサッカーに近いですね。フリエ最後の天皇杯と同じドリブラーシステムを代表で見せたりしますし。
一貫した文化を作る為に、岡ちゃんとどうコラボしていくのか、どう将来のA代表に繋げて行くのか、気になります。
アンゴラ戦、どの方面に近いサッカーをするのか、じっくり観たいと思っています。
オーバー。
posted by syuwdow |21:28 |
北京U-23 |
コメント(9) |