2008年04月14日

【U-23】五輪OA枠を予想する。

さて、U-23北京五輪代表である。
20日の抽選会後に選ばれる五輪代表の関東合宿に向けて、反町監督はOA枠の起用を示唆した。(※合宿の日程がやや早すぎる気もするが…。)

OA枠は難しい。
勿論、経験値を積んだ選手が入ることで総合力の向上も考えられるが、チームにフィットしなかったり、抜けた選手の影響が大きく今まで培ってきたチームが壊れてしまうこともある。


【OA枠を使うべきか?】
自分は2つの事例以外なら、OA枠を使うべきだと思っている。
1つは、A代表の世代交代の中心に、五輪世代がいる時。
もう1つは、五輪世代のメンバーの一部が突出しており、そこを中心に纏まっている場合だ。

今回の反町ジャパンは、ここまで「五輪世代全体の国際経験を積ませる」という名目と共に約80名の選手を招集しており、選手起用はバラバラ感がある。アジア予選で反町監督を男にしたいという一心で、団結も見せたが、お世辞にも選手中心に纏まっているとは言い難い。また、前A代表と繋がりは見せたが、A代表は79年組とアテネ世代を中心に層が厚く、世代交代の中心に居るとも言い難い。

OA枠は、使うべきだと思う。


【OA枠は、どのような選手を選出するべきか?】

具体的に書くと、
1、五輪代表の層の薄い部分をカバーできる。
2、高い個人の力を有している。
3、過去に代表経験が豊富である。
4、海外での長期滞在経験がある。
5、波の大きい若い世代を落ち着かせる統率力がある。
6、五輪世代の「五輪後」に2~5を還元できる。

1は前提となるが、2~6、なるべくこれらすべてを3名でカバーできるよう持ってくることが必要だと思う。
特に6を考えるとなると、現在のA代表より、過去のA代表の選手を持ってきた方が良いと思われる。数年後のライバルとなる選手より、数年後を託す選手との関係の方が、互いに早い段階から積極的な話し合いが出来ると思うからだ。

後、可能性があるとすれば、現A代表だがライバルがベテランで出番を得れず経験を得ることができていない選手やこれからのA代表に遅れて入ってくる可能性のある選手だろうか。

選ぶとしたらここからだと思われる。


【具体的に誰を選ぶべきか?】

順不同だが、ざっと15人程上げてみたいと思う。

まず、現在のA代表に選ばれていない選手。

「 松田直樹 」
海外こそないが、A代表としての経験値は申し分ない。身体も強くボールを奪う力、拾う力は高い。また後方からの展開力も備えている。代表でやり残したことのある選手の筆頭である彼に期待したい部分はある。

「 三浦淳宏 」
まぁ、好みだけど。キープ力、落ち着かせる力、キック精度、FKの質、ユーティリティ性、どれも申し分が無い。統率力も有り、個人的にアツがジーコジャパンに居れば…という思いが強い。五輪の舞台で居る場合どうなるかを見てみたいし、まだまだA代表にいて良いと思う。

「 明神智和 」
サッカーの基本であるトラップの技術が非常に優れている選手。広いエリアをカバーできる運動量と視野の広さは五輪代表にとっても強い味方となってくれるはずだ。特に、五輪代表の良く走る選手達は彼のプレーから学ぶものは多いと思う。

「 伊東輝悦 」
テルドーナ。先読みという分野において日本サッカー界で彼の右に出る選手は居ないと思われる。ボールの奪い方、ゲームの組み立て方といった技術以外にも、Jの歴史を伝えることの出来るという良点が存在する。

「 名波浩 」
言うまでも無く日本を代表する選手である。体力の衰えが激しく、90分戦うことは出来ないが、彼の正確無比なプレーと培ってきた経験値、そして統率力と戦術眼によるアドバイスが五輪世代に与える影響は大きいだろう。

「 小笠原満男 」
現在のJリーグの中心におり、A代表としての経験、海外経験、共に申し分ない。お喋りが得意かは…考えるところがあるが、決してエリート街道からの選手ではないので、良い意味で取っ付き易いと思う。ただ、小笠原は今後A代表に復帰する可能性が高いので選ばれる可能性は低いかもしれない。

「 柳沢敦 」
ショートカウンターの申し子。後述の選手とともに京都好調の中心に居る選手。彼がJで一番巧いFWってのは、多くのJのDFが認めていることから分かる。QBKを責める人もいるだろうが一生懸命守備に走った事実の上でのQBKであったことを理解して欲しいと思う。まだA代表で見たい選手だ。

「 広山望 」
フッキ復帰とともに削られた選手が彼だったのはちとショックなんだけど、前コラムで書いたように多くの海外クラブを経験してきた渡り鳥。(逆に日本の文化が苦手かもしれないが)彼の経験は絶対に役に立つはず。前線でのユーティリティ性も良い。

以上8名。

その他として、ドイツでの経験のある現代表の高原直泰や、UEFA杯優勝とオランダでの経験のある小野伸二、フランスでの経験のある松井大輔、CLとイタリア、スコットランドでの経験のある中村俊輔、CLと複数の国での経験のある稲本潤一、手術後、スイスから鹿島に戻ると噂されている中田浩二、等が居るが、選手の個性やオフシーズンのクラブとの兼ね合い、コンディションを考えると召集は難しいだろう。またカズやゴンだと選手が逆に萎縮してしまう可能性が高いんで除外しました。気楽に話が聞ける相手とは言い難いです、はい。


また、より経験を積ませたい選手(現A代表やこれからのA代表に遅れて入ってくる可能性のある選手、復帰する選手)として、

「 川島永嗣 」
代表での経験不足が顕著な選手。チームがあんまり良い結果を出してないし、五輪組のGK陣は決して格下と言う訳ではないんで、五輪に呼ぶべきか迷うけど、早めに西川らと顔を合わせておくのも良いかと思う。

「 今野泰幸 」
ライバルに押されて中盤での国際経験がやや不足している感がある。2010年、2014年の代表に不可欠な選手になる可能性もあるんでチャンスを得たい。

「 闘莉王 」
やはりA代表に呼ばれると思うけど、気の強さがマイナスになる可能性もあるけど
差し置いても彼の高さと攻撃力は頼りになる。最近国際試合に出てないんでチャンスを得たい。

「 永井雄一郎 」
五輪経由、A代表復帰もあるけど、なんとなく4月中に代表に呼ばれそうな気がする。内容も結果も良いからね。スルスルと抜けていくドリブルは見てるだけで快感!

「 田原豊 」
昨年も十分凄かったけど眠れるクッパ^^;が目を覚ましたと感じている。高さ強さ速さ献身性、そしてあの豪快なシュートの数々、代表で見たい。まぁ、数ヶ月以内にA代表に呼ばれてる可能性が高いけど。

「 青木剛 」
評価を上げ続けている選手。強さや巧さもあるけど、ここの所は判断の早さが光ってる。(実は小笠原のコーチング故なのかも知れないけど)初五輪を経験して更に伸びて欲しい選手です。

「 小川佳純 」
OAじゃない(よね?ギリギリアウトかな?)…一応挙げておきたい。高いトラップ技術もさることながらポジショニングの良さに期待が持てる。藤田選手からノウハウを学んでいるだろうか?

以上の7名、計15名の名前を挙げておきたい。


因みに自分が3名選ぶとしたら、小笠原が筆頭だけどA代表に合流してそうなんで、「柳沢、今野、三浦淳」かな。今野なら五輪世代に多いFC東京勢を通じて連携やコミュニケーションは問題ないだろうしね。

オーバー。

posted by syuwdow |15:41 | 北京U-23 | コメント(15) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加