2009年04月05日
久々にJ理念関連の問題をエントリー。
まぁ、今更だけど…、
一部で挙がっている「クラブ名に企業名を」と言う訴え。
未だにJリーグの経営陣(元だけど^^;)からこの手の発言が出てくることに残念な驚きを隠せない。
Jリーグは、地域型プロスポーツクラブであって、企業型のそれではないのだ。
直後だけを見て、安易に企業名を入れて、地域色を廃し、一部の企業の理を優先すると取り返しがつかないことになる。
企業が倒産、もしくは不況に陥ると、即「休部」や「廃部」、「身売り」と言ったことになるからだ。それは地域に根を張るクラブの本望ではない。
例え不況になっても、経営難になってJリーグから落ちることとなっても、「身の丈にあった経営」と「地域愛」によって、小さくなっても「地域がなくならない限り」存続していける。存続の灯を灯し続けて入れれば機を見て再起することも出来る。そして、恒久的に地域にスポーツ文化(健康やら道徳やら)を持ち込み続けることが出来る。それが地域型プロスポーツクラブと言うものだ。
チェアマンが「検討することもない」と、しっかりとした言葉を出してくれていて安堵しているが、同じ考えを持った人が未だ居るとしたら残念である。
発言のあったクラブは、また同じ考えを持った経営陣が、Jリーグ、もしくは今、Jリーグ入りを狙っているクラブ関係者にいるとしたら、目先の利益をだけを考えずに、しっかりと地道に地域に根を張りに行って欲しいと思う。
オーバーです。
posted by syuwdow |08:36 |
J改革・J理念関連(ベスメン等) |
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2008年11月27日
どうも他のブロガーさんは同じ方向を向いているようだし、誰も書かないので自分が書かせてもらおうと思う。恐らくこの手の話題は「スポナビ史上最低のエントリー」と呼ばれたエントリーをしたこともある自分の特許だろうしね^^;
最初に言っておくけど、自分は「ベストメンバー規定に反対の立場」である。「出来るのなら」廃止して欲しいと考えている。
さて、皆が知っての通り、ジュビロ磐田は天皇杯5回戦で多くの選手を入替えた。リーグ戦で試したことも無い布陣で臨み敗れた。4回戦時に入れ替えが他のクラブを中心に話題に上がり、会長自ら「権威を下げる行動をするな」と言い放ち、更にこの試合の前にも苦言を呈したにも関わらずである。
要するに2度、天皇杯を乏しめるなと言ったにも関わらず彼らは断行したわけで、それは即ち「処分されても言い逃れが出来ない」というコトになる。
1度警告を出されているのだから、2度目は赤が出る可能性は十分にある。そして、協会側からどんな処分を言い渡されても、磐田はもう反論出来る立場に無い。
天皇杯からの除外も、Jリーグの分配金からNHKの分を引かれることも、NHKからの放送枠を失うことも、そうされてしまったら受け入れざるを得ない。
オフト監督は「われわれはJ1残留に向けやっている。天皇杯は別のメンバーでいく」と言うニュアンスの言葉を伝え、「いいかげんな仕事はしていない、残留の為に全力を尽くす」というニュアンスで理解を求めた。
だが、それは通用するのだろうか?
J2降格が決まっても、天皇杯で快進撃を続けた昨年のサンフレッチェ広島にその言葉は通用するのか?これまで真面目にリーグ戦だけではなく天皇杯に取り組んできて、そして結果J2に落ちた、結果リーグ優勝前に力尽きたクラブ達に、他にも天皇杯で有終の美(美しいけど美しくない)を飾った横浜フリューゲルスに、過去の優勝クラブ達に、過去の激戦を繰り広げて見せた者達に、天皇杯でプロと戦う為に県予選からの階段を登ってきた面々に、敗れた面々にその言葉は通用するのか?
以前にJ2に落ちたクラブや優勝を逃したクラブ達になんと言葉をかけるのか?
「君達は正直者で馬鹿だった」と言うのか?
激戦を繰り広げてきたクラブ達になんと言うのか?
「別に、残留に比べたらあんらたの権威や歴史なんてどうでも良い」と言うのか?
下から上がってきたクラブがジャイアントキリングを起こし、歓喜溢れる彼らを背に、試合後の会見コメントで「いや、リーグ戦が全てで今日の試合は本気じゃないから、僕らの本気はリーグ戦で観れますから、リーグ戦、応援しに来てください」と答えるのか?
オフト監督は理解を求めたけど、それは通用しない言い訳だと思う。
日程についても言っていたけど、4回戦の勝利給を貰った他クラブも15日に頑張ったわけでしょう?
やっぱりそれも言えないよね。8日間で3試合はキツイだろうけどさ。
11月始めに5日連続で試合を行なったり、同じ時期に9日間で真昼間、しかも中国四国北九州から飛んで沖縄まで行って計6試合を行なっている面々もいるんだからさ。しかも、別の仕事をしながらだよ?
ジュビロ磐田はもう少し考えなければいけなかったんじゃないだろうか。降格は一大事だけど、J2は地獄でもないし、J2で頑張っているクラブも、J2目指して頑張ってるクラブも世の中居るんだからさ。
最後に、昨年は鹿児島でキャンプをしてくれてありがとう。だからこそ、再度、私は言いたい。もう少し考えるべきじゃなかったのか、と。
売れなくとも、儲けが少なくとも、毎日朝早くおきて、お腹を空かした何時訪れるとも分からない誰かの為にパンをコツコツ作って準備しておく。こういう真面目で素朴な暖かさとJの理念って通ずるところがあるんじゃないかな?真面目にコツコツ、どの試合でもお腹の満足するサッカーを作っていって欲しいと思う。
オーバーです。
追記
沢山のコメントありがとうございます。
今回のエントリーについて今から若干の補足を2点書きますが、申し訳ないですが自分は基本このエントリーへのコメントに返信は致しません。何故なら、自分の見解は完結しているからです。
【1点目】
自分のクラブだけの問題であるならば、磐田は間違っていないという言い分は正しい部分もあると思います。
ただ、それが他や全体に通用するか、と言うと違うだろうとなるのです。
ジュビロ磐田が考えることで、ジュビロの内部のことなのだから外野が言うべきことではないと言うニュアンスの意見もありますが、それが主催者側に受け入れられるかというと、受け入れられないと思うんですよ。
恐らく、今年の1度目、要するに4回戦の後で、犬飼会長は主催者である天皇杯、即ちNHKに謝りに行ったと思います。「権威を下げるようなことをしてすまなかった」と。
しかし、それでも今回のことが起きた。
NHKはそういう事はしないでしょうが、普通の会社なら(2度目謝りに行った人は)、机にあるモノを(物理的に)投げ付けられても怒鳴り散らされても、文句は言えません。
「お前、謝ったじゃないか?何の謝りだったんだよ、まだ1ヶ月も経ってないんだぞ?」と
そして犬飼会長の想い以前に、主催者側が「その対象は二度と参加させないで」と言ってしまえば、それで除外されてしまうのです。
果たしてそれらを理解した上での行動なのか、もう少し考えるべきではなかったのかと思います。
【2点目】
ターンオーバーについて。
以前も書きましたが、ターンオーバーとは「片側を有利にする為に捨て試合を作ること」では有りません。「1クラブ内に勝てるチームを複数作ること」です。目前の試合への追求があってこそ「ターンオーバー」は成立するのです。
追記2
おはようございます。もう夕方ですけど^^;
沢山のコメント、思い、ありがとうございます。
最初の追記時でコメント数が15前後でして、その後も30強のコメントを頂いたので、もう少し自分も語るべきだと感じました。この追記2にて失礼します。
まず、シチュエーションを変えてみましょうか。例ですが、そうですね、ジュビロ磐田としましょうか。
ジュビロ磐田が主催で、複数のクラブを招致して、放送費用磐田持ち、参加褒賞磐田持ちで、大会を行なったとします。
ところが、参加したクラブ達は、「自分達は他の試合もあって忙しいんだ、サブチームで良いでしょ。」と、して最近活躍しているメンバーを外して臨んできた。
しかも監督が「別の大会での結果に全力を尽くす、この大会は(クラブの全力ではない)別メンバーで行く」と軽視することを試合前に断言してしまっているわけです。
当然、放送では磐田のトップチームと他クラブのサブチームの試合が放送され、「なんだ磐田主催の大会って相手サブなの?大会に価値も権威も無いね」という評価になる。
主催者側の皆さん、これを許せますか?今回、そういうことをしてるんです。
主催者が二度と参加して欲しくないと思う気持ち、分かりますよね。
そして今回、会長や協会は仲裁役でしかないんです。
Dさんが私の考えをサポートしてくれましたが、勿論「あらゆるスポーツに対する理念」として考えても問題があるのです。勿論、強くなって知名度が上がることでスポンサーの名前も知れ渡ると言うのもありますが、スポンサーによっては目の前の出来事に一生懸命全力を尽くすスポーツの姿に共感しスポンサーとなる例もあるのです。また、そこを顧みないスタイルをNHKが何ら問題が無いと考えるとは思えません。
さて、仲裁役の件ですが、犬飼会長。一度貴方達を守っているんですよ?
クラブがスポンサーの権威を汚した→クラブ不信でJリーグ全体に対する大型のスポンサー離れが起きる可能性が生まれた→会長が強い姿勢でクラブに罰と言う強い圧力を掛け叱った(叱ることで守っているんです、叱らなければ大型スポンサーの不信感が募り、スポンサー離れが加速するだけです。)→大分はすぐさま謝罪した→高い自浄作用がスポンサーの信頼度の低下に歯止めをかける→大型のスポンサーがJから離れる可能性が低くなり、全クラブへの分配金の質が落ちる可能性が遠のく。
これを「スポンサーの言いなりかよ、1クラブのサポーターや1クラブの側に立って、スポンサーを説得しろよ」と言うのは余りにおこがましい。
「他の大会で残留や優勝が掛かっている数クラブを救う為に、貴方の大会の価値を落としスポーツの理念からも外れますが、どうか理解してください」…言える訳が無いですよね。毎年何処かのクラブは落ちて何処かのクラブが昇格するんですし。
会長は、現在の全てのクラブのことも、スポンサーのことも、Jや日本の未来のことも考えなければいけない立場でしょう。就任以来動きに動きまくっている。良くする為に夏秋春制(冬、外してますよ!)への移行も唱えている。確かに暴言とも取れない言葉も多いですが、サポーターや私が今まで考えもしなかった「Jが進化するために必要なこと」が多々盛り込まれていると思います。
そこを見逃して意気揚々と会長の存在を全否定して居る方も見受けられますが、私はじゃぁ貴方は同時に会長以上の代価策を挙げたり、会長の案の先をイメージしたりしてますかと問いたい。
Jの中から多くのビッククラブが生まれるためにも、それを通じて地方クラブの経営が楽になるためにも、今やってる改革の多くに価値があると私は感じてます。
話は戻りますが、今回、2度目が起こりそうという事で、会長は前もって言を見せています。主催者軽視の引き金を引いたのは磐田側であり、白黒を決めるのは主催者側です。そして、黒と判断された場合、処分を言い渡さなければならないのが協会側であり会長であるのです。
だから私の考えは完結しています。磐田は「もう少し考えるべきじゃなかったのか」「(天皇杯から)除外されても仕方ないし、言い逃れも出来ない」と。
後、ベストメンバーとターンオーバーのこと言われている方がいますが、オフト監督自ら「全力とは別のチーム」と伝えているんで、根拠も何もオフト監督の言葉がそう語っているのです。また、練習で試したことしかない4-2-3-1を使い、得点は相手が理解する前の奇襲のみで、シュート総数は5本に終わった。これを質が高いという事は出来ませんし、シュート5本のチームが勝てるチームとは残念ながら言えませんよね。ターンオーバーどうこうを語れるのは、優勝争いにしっかりと絡んで、スタメン全員が入れ替わってもチームの質が落ちない層の厚いクラブだけだと思います。
因みに、磐田の言い分も分かるし正しい部分もあると私は書いてはいます。だがそれが通じない部分もあると考えなければならないんじゃないでしょうかね。
17:37です。
posted by syuwdow |20:27 |
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2008年11月14日
天皇杯、言うまでも無くNHKです。
Jリーグは、スカパー、NHK、TBSの3社から年間50億もの資金を提供してもらっています。天皇杯からの撤退を表明しNHKとの契約が切れると1/3を失うことになりますし、他の2社についてもJリーグ放送の価値が下がるので、契約が切れる2011年以降は安値での交渉をしてくることになるでしょう。
現在で1クラブ辺り、5千万(3社で1億5千万)もサポートしてもらっているのです。各クラブへの分配金は一律に公平ではありませんけどね。NHKとの契約を切るとこの資金が大幅に減ります。この分配金のダメージは大きいです。
また、広告収入においても「平気で出資者を裏切る」という悪名で、多くの企業がクラブスポンサー(広告収入等)から離れると推測できます。
人件費に見合うだけの入場料収入を得ているクラブは浦和レッズぐらいのものです。(+2億程、営業費用のマイナスは抜きです。)
例)(共に2007年、営業費用抜き)
浦和レッズ:入場料収入:約30億、人件費:約28億
アルビレックス新潟:入場料収入:約9億、人件費:約13億7千万
徳島ヴォルティス:入場料収入:約2500万、人件費:約3億3千万
多くのクラブが経営難に陥るのが見えてくると思います。
果たしてそれだけの損害を覚悟で、天皇杯を切るべきなのか?
私は、犬飼会長の夏春制を試算(個人イメージ)して見ましたが、これなら問題なく天皇杯に全力で取り組めると感じています。
協会はクラブを見ていない、サポーターを見ていないという意見も間違いないのかもしれませんが、実際のところどうかというと、夏春制にして、天皇杯とも上手く付き合っていくことが大事ではないかと感じます。
また今回のお題から離れますが、ベストメンバー規定。自分も否定的です。出来ることなら無いほうが良い。
ただしかし、これも、totoの存在を考えると、一概に「捨て試合」の行使を協会側が認めるわけにはいかないのだと思います。ある程度縛らないと、被害がクラブや選手に及ぶからです。
モラルの低下が叫ばれるご時勢で、6億円が掛かった試合で捨て試合が起きるなど、考えただけでゾッとします。
戻れない現状で、上手く付き合っていくほうが得策だと、そう感じています。
オーバーです。
posted by syuwdow |20:16 |
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2008年11月07日
犬飼日本サッカー協会長の発言について、複数のブログで様々な見解が述べられているが、自身の見解も述べてみたいと思う。
発言の内容は、ジェフ千葉と大分トリニータが前の試合に比べて大幅に選手を入替えたことについて、苦言を呈し、またヒアリングを行なう考えである、という事。
スポナビの多くのブロガーさん達の間で一致してそうなのが、「Jリーグのベストメンバー規定外の天皇杯」でありながら、その発言をすることへの批判である。
そして、千葉や大分いじめではないかと言うコメントもチラホラ見受けられる。
私は思う。重要な事柄が抜けていないか?と。
犬飼サッカー協会長は、Jリーグの顧問ではない。日本サッカー全体の長である。だから天皇杯でのそのことについて苦言を呈しても問題が無いと私は感じる。
もし自分が日本サッカーの協会の長だったとしても、恐らくと言うか間違いなくこの発言をすると思う。
何故か?少しでも質の高いサッカーを見たいという「ファン層」と「開催会場側の思慕」と「スポンサーへの配慮」があるからである。
ようするに、彼らを納得させるためには「最低」でも言わないといけないわけである。
そう、建前。
千葉側や大分側はヒアリングの際に「選手層や日程から選手のコンディションを考えたらこうするしかなかった」って言えば、「なるほど、私はその考えに残念だと思うしなるべく無い様にして欲しいけど、仕方ないね、スポンサー(開催会場など)にはそう言っておきます。」と、答えるだろう。
それでみんなの面子が立って、(一応は)お終いですよ。
むしろ、言わないほうが問題であって、自分が開催会場の人なら、なんで言ってくれないの?サッカーって信じにくいな、ってなるのではないだろうか。
ついでに蛇足かもだけど、解消する方法の1つ。
昇降のあるリーグ戦終盤に重なる時期にカップ戦を持ってこないこと。(かといってアマとプロが集う天皇杯の日程の変更は無理だろう。)
犬飼会長は確かな手腕を持っている人だと私は感じている。(勿論、自分と合わない話もあるのだけどね^^;)スポンサーに伝える際に、この事も話すに違いない。
「やはり今の日程には無理がある。納得の行くメンバーで戦えるよう早く秋春制に変更する努力をします。協力をお願いします。」、と。
Jリーグの各クラブに対しても、「日程変更に努めるから、手伝ってください」と、持って行くのだろう。
オーバーです。
posted by syuwdow |08:52 |
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2008年07月23日
大分の西川選手のブログでの軽率な一言が、他に大きなニュースが連なっていることもありそれ程ではないものの波紋を呼んでいる。
簡単にお浚いすると、ルールを逆手にとって、わざと過ちをし、過去の過ちと共に帳消しにしたということ。それをわざわざ大多数の人が見る自身のブログで公開したこと。
情けない。
申し訳ない。
今、大分は教育問題で揺れている。その大分と言う地を代表する人物が、「ルールで問題ないのだから、不愉快なことでもやっていいんだよ」と公で発表してしまった。
そして、若気の至りで、本意ではないと否定してしまった。これでは上記の「」内のことをしても前言撤回すれば良いんだよと、多くの人に言っているようなものだ。
大分ってこの程度か。九州のトップって、九州男児ってこの程度か。そう思われることが悔しくて仕方がない。
過去の日本代表GKは、松永は、下川は、前川は、小島は、川口は、楢崎は、そんな姿を絶対に見せないぞ!チームと地域、国の誇りのために、黙々黙々激しく闘志だけを見せて戦うのだ。
甘いぞ、西川。頑張れ、西川。
しかし、ここから繋げてしまってやや申し訳ないのだが、今回のU-23候補、過去の同世代と比べて、大きく違いを感じてしまっている。
それは今回の西川のブログも含めて、パフォーマンスの質と言うものである。(※プレーの質ではない。)
決して若いとは思わない年齢の彼らだが、どうも軽いのだ。
いやU-23にも、李のようにほぼ同一民族である日本の国の中において、在日の誇りを背負って闘う男もいる。本田圭祐のようにサッカーの未来を考えてギラギラしたものを抱えて闘う男もいる。
プロと言う立場の選手達だ。地位を持った者達である。重さは感じているはずなんだが、どうも自身受け付けがたい部分がある。いや、俺が古風で頑固なだけか?
ただやはり感じる。例に出して申し訳ないが、アサヤンのパフォーマンス、ゴンのパフォーマンス、先日のアビスパ大久保の魂のこもった歌、柏レイソルの主題歌から掛け合わせたアニメやカメハメ波、広島時代のウェズレイから始まる三本の矢、過去で言うとビスマルクやグラウらのパフォーマンス。
そういうものと比べると、U-23のお笑いの真似やコーナーフラッグを外してのチャンバラには何も格好良さを感じないのである。
皆さんはどういう見解をお持ちだろうか?
posted by syuwdow |18:13 |
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2008年07月23日
私個人の私見である。ただ先日の浦和vs川崎戦を見て言わせて貰いたい。
クラブが試合に勝てないのは、それぞれの場合において比率が違うものの監督のせいでもあり、選手のせいでもあり、フロントのせいでもあり、サポーターのせいでもあり、地域のせいでもある。
この中には一朝一夕では埋めきれないものも存在するのだが、やはりそう考える必要があると思う。そして比率は違うものの同等の重さを持つと考えるべきだ。
負けた際に「監督が悪いから」と責任転嫁するのではなく「自身のせいでもある」と思うことが必要だ。
監督はサポーターのために戦え。選手はサポーターのために戦えと言う。
お金を払っているのだから戦えと言う。
そうなのか?クラブのどんなプレーであれ、それと観戦料&サポーター諸経費(クラブの戦いへの参加料)は等価ではないのか?
そこから先は、自己負担では無いのか?
監督にみんなで罵声を浴びせたサポーター達。あなた方は戦っているのか?
選手は選手と戦っている。監督は監督と戦っている。勿論相手がいる(邪魔をする)のだから必ず勝つとは言い切れないし、良い内容を見せられるとも限らない。
だが言おう。あなた方サポーターの戦いに邪魔はいない。魅せる事が勝利で、嘲笑されることが負けである。あなた方が戦う相手は何だ?あなた方は戦いに参加している。あなた方サポーターが戦う相手は何だ?
そうだ。敵(あいて)は応援するクラブの選手ではない。敵は、相手クラブのサポーターである。
間違ってはいけない。相手サポーターを攻撃しろといっているわけでない。
先程も書いたけど、魅せる事が勝利である。
相手サポーターに、
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、凄い数の応援だったよな。こんな臨場感作り出せるアイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、人数少ないのに声出てたよな。ここまでハート見せれるアイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、(スタジアムまでの道に)迷ってた相手サポの俺に、親切に色々教えてくれたよな。アイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、応援に地域の特色をしっかり取り込めてたよな。アイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、一糸乱れない高い質のパフォーマンスで応援してたよな。アイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、味方に思いやりのある叱咤を出来てたよな。アイツラって…」
「今日の○○(クラブサポ通称)、凄かったな。」
「ああ、負けたのに試合終わってもクラブを激励してたよな。アイツラって…」
「凄いよな。そして、悔しいな。」
サポーターの存在がクラブを勝たせる為のものだとしたら、応援の質で相手クラブを打ち負かすことであろう。
決して大将気取りで味方に罵声や非難を浴びせることではないはずだ。
勿論、試合を観ながら監督気分で選手を愚痴るのは楽しい。フロント気分で采配を愚痴るのは楽しい。逆に褒めるのも楽しい。ブロガーや評論家気分で分析するのも楽しい。
だが、それを応援と言う形で見せちまうと相手サポに嘲笑されるだけである。サポーターvsサポーターでの負けである。
クラブを地域を誇るために共に闘っていると言うのであれば、味方に闘ってないと罵詈雑言するのではなく、相手を魅了することで見せて欲しいと思う。
蛇足になるが、それを公に見せれるのは、書き手であるブロガーの我々であり、有識の評論家の方々の楽しみだと思っている。
あまりにも見当違いならコメントやら何やらで報復を喰らうことになるが^^:
オーバー。
posted by syuwdow |16:58 |
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2008年05月22日
お待たせしました、久々の投稿です。
まず、管理人がもがいている間にも、サッカーとJリーグは着々と進み、多くの人々が歓喜に酔いしれ、また悩み尽きない難題が積み重なっていたようです。
Jの主導権争い、代表の発表、U-23の戦い、海外も…まぁ、これらの話題はまた後日としましょうか^^
今日は真剣な話です。
すでに多くの方が議論してくださっているのですが「浦和レッズvsガンバ大阪」その一戦で起こしてはならない事件が起こりました。
ガンバ大阪の一部のサポーターによる「暴力」と浦和レッズの一部サポーター(人数的には一部と言えませんが)による「集団監禁」です。
ガンバ側が起こした「暴力(水風船を投げつける)」と「パフォーマンス(ワニナレナニワ)」に対して、「報復行為」として浦和側が圧倒的な数を持って「集団監禁」をしたということです。※怪我人も多数。
「暴力」と「集団監禁」に対しては誠に「不愉快極まりない」。
勿論、人道的な意味でですが、暴力はいけない。報復行為は更にいけない。両方とも法で裁けてしまいます。
「ワニナレナニワ」については、そんな問題となる行為ではないと思われます。一部では挑発と言っていますが、あくまで勝利のパフォーマンス。みんなで輪になって喜ぶだけです。相手に対して指を立てたわけでも飛びかかったわけでもない。
冷静に考えれば、ただの味方主導の勝利のパフォーマンスなのです。相手は「悔しい、次は(勿論、サッカーで)リベンジしてやる」と思えばいいだけなのです。
その冷静さを失う元になったのは、先の「暴力」とジャッジなのでしょうが、見たところジャッジはそれほど拙くなかったです。「誤審は起きても、贔屓のコントロールはしてはいない」そううレベルだったと思います。
まぁ、前置きが長くなりました。本題はここからです。
この事件に対して、ガンバ大阪側が取った行動。
非常に素晴らしいと思います。決して罪が軽くなるわけではないですが、間違いなく制裁は両クラブに課されるでしょうが、自分はこの行動を良いものとして支持したい。
老若男女問わず長時間の「集団監禁」を余儀なくされたガンバ大阪サポーター。サポーターのリーダーが取った行動は「非を認めて土下座をする」と言うものでした。
その後の混乱を解消する素晴らしい決断だったと思います。
結果、ガンバサポーターは家路に付くことが出来、レッズサポーターの気も晴れました。一部の愚かな報道で「ガンバ大阪全面降伏」と言う言い方が使われていましたが、両軍の判断で最も優れていたのはガンバ大阪のサポーターリーダーです。
勝敗どうこう言うものではありませんが、讃えるなら「彼」です。
そもそも問題は一部の過激なサポーターの動きを試合終了まで止め切れなかった「浦和陣営の警備」にあります。そして彼の土下座が無ければ、もっと混乱する事態となり、最悪、「浦和レッズが…消滅する」こともあったと思います。
彼の土下座によって救われたのは、ガンバ大阪サポーターだけではなく、当事者の浦和レッズ、そして他の多くのサッカークラブなのです。
悪い人も多く居ましたが、降伏だとか、勝ち負けではなく、その大きな決断を理解すべきだと思います。
また、試合後、ガンバ大阪フロントも早々と動きました。
「暴力」を起こしたサポーターを非難し、パフォーマンスと自身の至らなさをいち早く謝罪しました。非常に好感が持てる行動だと感じました。
逆に浦和レッズやJリーグの行動の遅さには、本気で自分達の問題と捉えているのか理解に苦しみます。
浦和の謝罪文はまず、自分達のサポーターに対して、そしてガンバのサポーターに対して。まず自身の目線で考えるなら自身の警備の不手際で訪れてくれたサポーターを足止めしたことから、まず相手サポーター、相手クラブを先に書くべきです。
「我々の警備と管理が不手際で、悪質なサポーターのモノ投げを長々と許してしまい、両クラブサポーターに大きな過失を起こしてしまった。ガンバサポーターには~、弊社サポーターには~」と書くべきではないでしょうか?
そこが欠けています。
また、ガンバサポーターの「暴力」に付いて長々と書き続け、自身サポーターによる「監禁行為」に対しては短く綴っています。最後に、ちょこっとだけ「運営責任を重大に受け止め」ると書いています。
また、Jリーグ側の行動の遅さはいつものことです。そして主題が「両クラブ品格に欠ける」…Jリーグ主導の年始からの誤審問題がサポーターの心を燻らせているのを全く分かっていないと思います。審判に対する選手の抗議に対しても、「審判は絶対だから抗議するな」ではなく、「なんでこんなに抗議が出るんだ?」「何が悪いんだ?」と考えるべきではないでしょうか。
正直、これらのスタンスが「今回の事件を招いた」のではないでしょうか?
オーバー。
posted by syuwdow |11:48 |
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2008年04月26日
昨日、逮捕された選手についての私見は、ブログ蹴導’s eyeⅡ内の逮捕←こちらで語っております。
今回は、サッカー界でよく使われるある言葉について、その危険性について一度考えて欲しいと思って投稿する事にしました。
その言葉は「横浜フリューゲルス」を表す言葉として使われることがしばしばあります。それ故に加茂元監督などから「甘い」「プロ意識に欠ける」「そこが強すぎた故に最初から厳しく出来なかった」と指摘される言葉です。(因みに加茂監督は好きです^^;)
そう「ファミリー」です。
フリューゲルスは消滅、吸収合併で多くの人に名を知られることになりましたが、それ以前での同クラブの話題の中心は、選手間の「繋がりが深く」、新人や外の人に対しても「面倒見が非常に良い」ことでした。
例えば、A選手の奥さんが子供の育て方が分からなくてA選手に伝えたら、その選手から別の家庭を持っているB選手に話が伝わり、そのB選手の奥さんがA選手の奥さんに方法を教えてくれる、などです。
それ故にファミリーみたいなクラブと言われていました。それが良い選手を揃えても勝てない「甘さ」でもあったんですけどね。
しかし、最近、(昔から使っているクラブもありますが、)多くのクラブでこのファミリー、家族(華族)という言葉が聞かれる様になって来ました。
ファミリー、とても暖かくて友好的な言葉に聞こえます。
しかし、最近のファミリーと言う言葉には、フリューゲルスでは「なかった意味合い」を含んでいる気がします。
それは「誰にでも面倒見良く接すること」ではなく「身内のみを認める」「身内のみを守る」「身内のみを神聖化する」という意味合いです。
とても排他的な意味合いで「ファミリー」が使われている気がするのです。
「家族を傷つけたから守る」「家族だから守る」「家族だから相手の言い分は関係無しに守る」
「家族を傷つけたから攻撃する」「家族の為に攻撃する」「家族だから相手の言い分は関係無しに攻撃する」
大事なものを守るのは素晴らしいことですが、相手の気持ちを置き去りにしてしまうほどのめり込むと、「家族」という言葉の非常に危険な部分にはまってしまうのではないかと思います。
いわゆる暖かいソレではなく、マフィアのようなソレです。
生物は、一定の「定義」によって輪が作れてしまうと、それ以外の部分の介入を拒むことが多々見受けられます。それは尊く盲目的な心ゆえですが、時に争いや暴力や戦争や差別を生み出す火種にもなってしまいます。
「ファミリー」
とても大好きな言葉ですが、今一度、ファミリーの意味を考えて欲しいと思います。ファミリーと言う言葉を使うなら、仲間としてではなく、相手をリスペクトする前提で使って欲しいと思っています。リスペクトが無くなってしまうと、盲目的な間違いを犯してしまうのではないか。最近、管理人はそういう危機感をもっています。
オーバー。
posted by syuwdow |09:41 |
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2008年04月08日
J2前半戦、2DHにし安定性を重視した広島が好調ですが、このクラブも好調を維持しています。そう、「サガン鳥栖」です。
今日はこのクラブの好調の理由と、蹴導の秘話を書き綴ろうと思います。
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【好調の理由】
まず圧倒的な運動量が上げられます。
松本監督と岸野コーチの、いえ、今は岸野監督ですね。熱くスパルタな練習が良い方向へ結果を出していると思います。昨年の開幕は、主力の怪我とチームの「ハート」が1つになってなかったことで出遅れましたが、今年はそういう問題点を鹿児島キャンプで出し切って臨めたのも一因かと思っています。
戦い方は、フォーメーションこそは違いますが、昨年、一昨年の柏レイソルに近く、まず奪うことを主眼においています。要するに鬼プレスのチームです。更に、柏と違うのは、最終ラインが恐ろしく高いことです。トルシエのフラットスリーばりのものがあり、ラインを下げない強い精神力を持って試合に臨めているのが、練習の成果でしょう。
このまま昇格戦線に絡むのか?
自分は「NO」だと思っています。素晴らしい戦い方をしていますが、それゆえの問題点も覗かせているからです。あの運動量は、クラブ向きではないからです。恐らく夏場、早ければGWの連戦で失速する可能性が高いと思います。
トルシエのフラットスリーも同じで、グループリーグ3戦を戦っただけで、スタメンだった選手の多くは動けない身体になっていました。決勝トーナメントで戦えるだけの余裕はありませんでした。
対策として、鳥栖は連戦とGW、夏場を別の戦い方を覚えて戦う必要があると思います。地道に勝ち点1ずつ伸ばし、後半戦に勝負をかける必要があると思います。また、敗戦で戦い方が通用しなくなった時に切り替えられる、もう1つの精神力も必要でしょう。昨年までは負けるとズルズル引きずっていたので。
何とかして越えて欲しいと思います。そうすれば、J1の切符は必ず待っているはずです。
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【秘話リメイク】
その日、私、蹴導は鳥栖の地に降り立ちました。
福岡の「真夏の夜の夢」を体験し、近場の他地域も覗いてみようという好奇心からのことです。
九州のジャンクション、JR鳥栖駅から100mにそびえる鳥の巣を思わせるサッカー専用スタジアム。ハード面はJの中でもトップクラス。
しかし、このクラブは貧弱です。
チーム力は一向に上を向かず、また設立当初(鳥栖フューチャーズ時代)からクラブの存続危機に幾度と無く遭遇すると言う、辛い歴史と苦しい地盤に翻弄され続けていました。
降り立ったのは平日の昼下がりであり、勿論、試合はやっていません。
とりあえず鳥栖のグッズを探そうと、近場の複合デパートやスポーツ用品店を回ることにしました。
…1時間、2時間、3時間。
時間だけは経過したもの、グッズを置いている店に出会うことが出来ません。店員に尋ねたりしたものの帰ってくるのは、間を置いてから「…ありません。」「ないよ。」「知らない。」そういう言葉だけでした。スタジアムはすぐ側なのに…、サガン鳥栖を印象付けるものは何処にも存在していませんでした。
歩き疲れ、途方に暮れて、とあるコンビニに立ち寄りました。
「何処か近くにサガン鳥栖関連のモノが置いてあるお店はありませんか?」
店員に尋ねると、何を思ったか「ちょっと待ってて」と私を呼び止め、あわただしく店長を連れてきました。
「!!」何事と狼狽する私に対し、店長が繰り出した言葉は「グッズがあるとこに連れて行こうか?」頷く私を、店長は仕事中にもかかわらず車に乗せてくれました。
道中、話を聞くと、実は店長はサガン鳥栖の写真を撮り続けているフリーカメラマンでもあるとのこと。良い趣味をお持ちで…。また、何度もの経営不振で多くの企業に被害があり、評判が良くないという事情を聴かされました。お店の露骨な態度の理由を知り、悲しさがこみ上げてきます。
車が止まり、付いた先は、閉店してからかなりの月日を感じる閑散としたスーパーでした。まるで廃墟…いや廃墟です。
(何故にグッズを探して廃墟に??)心の中で呟く私。
その廃墟の奥の一室で数名の従業員があくせくと仕事をしていました。
店長が従業員に話しかけます。
「グッズまだある?欲しい人がいるんだけど。」
従業員みんなが驚いて立ち上がりこっちを見ました。ちょっと気圧される私…。「はい。あります、あります、ちょっと待ってて」と女性の方が案内してくれます。
店長が教えてくれます。
「…(サガン鳥栖の)事務所なんだ、今こういう場所しか(とれ)なくて。」
華やかなJの色に「だけ」染まっていた私は、驚愕の事実を知らされます。
「これくらいしかないけど」と、従業員の方(今思うと当時の古賀社長だったのかもしれません。)が、在庫僅かのグッズを見せてくれました。購入して感謝や応援の言葉を伝え、帰路に着きました。
帰りの車で店長が口を開きます。
「正直、この町の人は(サガン)鳥栖を愛していない。でも、いつかこのチームに誇りを持てる日が来ると思うんだ。それまで俺たちは応援しながらみんなで頑張って盛り上げていきたい。」
大きな感銘を受けました。
サガン鳥栖は小さな田舎のクラブです。
しかし、今J2の首位戦線を走っています。それは今の人々の努力の成果でもありますが、どんなに辛いときでもチームを愛して、残し続けるために頑張ってきた人々がいたからでもあります。歴代のスタッフ、店長、サポーター、勿論、永久欠番である#17番の故坂田道孝教授もです。それぞれは小さな砂粒ですが、其々の時代に積み重なり、現在のサガン鳥栖は作られています。
希望の灯を絶やさずに燃やし続けてくれた人々のことを忘れずに、これからもまい進していって欲しいと思います。
オーバー。
※この話は一部、フィクションです。
posted by syuwdow |16:22 |
J改革・J理念関連(ベスメン等) |
コメント(7) |
2008年04月06日
こんにちは、「強いチームが勝つんじゃない。勝ったチームが強いんだ」という名言があります。
格言YES?NO?シリーズの延長として、今回はYES?NO?の話にはなりませんが、ちょっとした改革論を展開して行こうと思います。
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「プロサッカーにおける勝利」とは何ぞや?という話です。
プロとして相対する、プロとして戦う以上、やはり勝者には利益が見込まれなければいけません。ですので、試合に勝ったほうが多くの報酬を見込める。当たり前のことであります。ですので、結果が上回ったほうが、勝ったほうが上である。強い。これに異論はありません。ほぼすべてのプロスポーツにおいてこの定義は成り立つと感じています。
しかし…、時折その法則を度外視する事柄が在り得ます。
「辛勝」「善戦」「惜敗」そして「奇跡」。…そういう言葉で綴られる試合とそれらの試合から派生される「モノ」のことです。
結果、勝利したことが賞賛されるのではなく、まったく違う事象が起こりえる場合があります。サッカーでは特にこの事柄が多く見受けられると感じています。
下馬評の高いチームが下馬評通り大勝で勝つ時、下馬評が低いチームが大差で敗れる時は余りありませんが、下馬評が高いチームが拙攻を続け、相手のオウンゴールで勝利した時、またランクが多く離れている場合に、1点しかとれずに勝利した場合、また、不可解な判定で勝利を得た場合(正当なタックルをPKにされたりとかです。)、どうでしょう?
「勝ったほうが強い」という話から離れた論議が、世論の中心に沸きあがります。
また、下馬評が圧倒的に低い側が、引き分けた場合、また、後一歩のところで敗れた場合、負けたにもかかわらず「賞賛の声」が沸きあがることがあります。
他にも試合に敗れたものの、素晴らしい何かを持っていたと絶賛された場合、後世に名が残る場合もあります。筆頭はジーコ率いる「黄金の中盤」でしょうか。ずっと語り継がれ未だにその名声は陰る事を知りません。百歩譲って90年W杯でのオシム率いるユーゴスラビアもそうかもしれません。同大会でもっともスペクタルなチームと評されたと聞いています。他にも様々な呼び名で呼ばれるチームも存在します。スペインの無敵艦隊もそうでしょうし、イタリアのカテナチオなども、戦い方ですが名を残し、賞賛され続けています。
また、クラブチームにおいても、勝利を度外視した様々な賞賛の声が存在します。例えば、柏レイソル、例えば、ヴァンフォーレ甲府、例えば、浦和レッズ。名前を聞くだけで、勝利や強さとは無関係なそれらのクラブの素晴らしさが思い浮かべられると思います。
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この現象の理由は何なのでしょうか?
サッカーに引き分けと言う概念があるからでしょうか?引き分けやすいから、下克上が起きやすいからでしょうか?スポーツには勝利という結果以外に、内容と言うエッセンスが入っているからなのでしょうか?サポーターという存在、文化があるからでしょうか?
それらはあるとおもいます。
そして、私は、サッカーと言うスポーツには「試合の結果で勝つ」以外に、「もう1つの勝利」というものがあるのではないかと思っています。それがこの現象をより強く印象付け、我々を熱狂の渦に巻き込んでくれているのではないかと思います。
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サッカーにおけるもう1つの勝利。
それは「地域を認めてもらうこと」ではないでしょうか。
勝利とは別のベクトルで、そのチームのサッカースタイル、言うなれば「文化」が、そのチームのサポーターには勿論、相手チームのフロントやサポーターにも深く印象付けられる。相手に存在を印象付けれること、そして認めてもらうこと。この勝利からは、「試合の結果で勝つ」以上の多くの恩恵が得られると思います。
例えばクラブの場合。
相手にクラブの存在を認めてもらうことにより、地域の「門」が開きます。
地域の何か、例えば人や産物ですが、他地域にPRする際、互いのクラブ、もしくは片方のクラブでも印象を与えていれば、そこが切り口になるわけです。クラブを通して地域の「文化」を知ることも出来ますし、クラブのある地域に移動する際に文化を知っていることによる安心感も生まれます。文化に触れ合うキッカケとなることで、地域を誇りに思うことも出来、治安や教育にも良い影響が生まれます。
チームを相手に印象付けることで、地域経済を活性化させることが出来ますし、地域の人口の安定や地域愛を育む事ができると思います。
強引に飛躍しすぎ…かな。
ですが、クラブは価値を持ってより積極的に地域に交わっていくべきだと思っています。地域の未来のために。
また、国の場合、日本だと分かりやすいのはトルシエジャパンでしょうか。
ハッサン2世国王杯に招致され、当時最強と呼ばれたフランスのベストメンバー相手(※トレセゲ、ジダン、ピレス、デシャン、ブラン、デサイー、テュラムなど)に互角の内容を見せ、シドニー五輪やアジアカップで多くのチームと「差」を見せ付けた日本は、多くの海外の有力チームから対戦オファーを受けることになります。日本が認められた瞬間です。結果の勝利以上に価値のあるもう1つの勝利を得た瞬間でした。
フランスにはその後0-5という大敗をくらいますが、スペイン、セネガル、ナイジェリア、ポーランド、ノルウェー、…そして、レアルマドリード(※2軍ですが当時の力量差を考えたらそれでも十分でしょう)。相手のホームや中立地での良い経験を積むことができました。また、国内戦においても正にベストメンバーと言えるイタリア(※ちと重かったですが)、ウクライナ、コスタリカ、スウェーデンと有意義なテストマッチを行うことが出来ています。
日本サッカーの成功やW杯でのPRを経て、多くの日本人選手達が海外への「扉」を開いていきます。
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「勝ったチームが強い。」
それはそうですが、「それ以上に大きな勝利」と言うものがプロサッカーにはあると思います。
「もう1つの勝利がそこにはあるのか?」
そこを注意深く見ながらサッカーを観てみたい、育ててみたいと思っています。
オーバー。
追伸:今回のコラムは、Jリーグが抱えていると思う問題について、独自の視点で書き綴っています。イレブンミリオンプロジェクトという目標があるんですが、観客動員数が減少しているような気がします。先程も書きましたが、クラブは価値を持って、より積極的に地域に交わっていく必要があると思います。「すべてのクラブが結果で勝利できるわけではありませんから。」
フリエスタより。
posted by syuwdow |11:02 |
J改革・J理念関連(ベスメン等) |
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