2008年07月29日

【U-23】vsアルゼンチン諸々

前半戦は、アルゼンチンのプライドを見れた試合だった。

ラインを下げて戦う。森重を起用する。この2点から森重SBの4-2-2-2(札幌、京都型)か4-2-3-1(FC東京型)で強豪?アルゼンチンと戦うと予想したが、日本が見せたのは安田&内田のSB。

要するに、守備的ながら守備を重要視ししない賭けである。

前半は押し捲られたがなんとか0-0に抑える。しかしこのゲームを見る限り、抑えさせてもらった。と言うのが本当のところだろう。

アルゼンチン、ファンには申し訳ないが「弱い」のだ。特に3番4番5番。動けない繋げない突破できない…銘は凄い選手も含まれるがコンディションの悪さは言うまでもない。

9番と11番も良いコンディションではないのか、これが彼らの実力なのか、彼らから得点の気配は全く見えない。(雨天後、覚醒されたが^^;)

ただそれでも相手がオランダなら、今の日本は前半で2失点はしていただろう。オランダはアルゼンチンが持っているプライドは持っていない。オランダならサイドに集めてシンプルにCFに当ててくるだろう。

アルゼンチンは弱かったがアルゼンチン。戦い方にプライドがある。要するに「サイドが空いていても中央突破をしてくる」のだ。崩したのにサイドを突破せず、中央でパスを回す、中央での楔を狙う。

コンディションが整っていないチーム、リケルメのテスト、中央への固執。

この相手にコーチングに優れた西川がやすやすと失点するとは思えない。Jで揉まれたシーズン中の水本が森重が崩されるとは思えない。

アルゼンチンは弱かった。

ただそんな相手でも日本が殆どチャンスを作れなかったのも事実であるし、失点してしまったのも事実であるし、懸念されていた長距離移動とリアクションサッカーにより幾人かの選手が早々と動けなくなってしまったのも事実である。

前半、素晴らしい攻撃力を見せた内田であったが、後半スタートは休まなければならなかった。でもそれは良かった。

若干ながらプライドを捨て、パスによる崩しを捨てて、ドリブルを選択する場面やサイドからの突破を狙うアルゼンチン。押しに押されるが推進力を失った日本は逆に耐えることができた。

失点は推進力が戻ってしまったことと雨によるもの、そして歴史と文化の差か。日本にこのイレギュラーをプラスにするというのはまだ酷だろう。雨が両チームの選手のテンションを上げ、推進力の戻った日本の守備への戻りを疎かにさせた。雨はアルゼンチンの選手の判断力を増させたが、日本の選手の判断力は鈍らせたようだった。カウンターをメインにした日本が、攻めに転じさせられた一瞬をカウンターで崩された。

その後も、ハーフライン上で1vs2でドリブル突破を見せ、ボールを奪われ続けるなど集中力を欠き続けた。

正直、この布陣で利く選手のことはもう分かっているし、この試合で何が得れたのか、不明である。勿体無いと感じた。


追記:この試合の終わりは雷雨による中止と言うものだった。

半分は正しい判断だろうが、自身複雑である。

この試合はもっと前に中止するべきではなかったか?雷はずっと前から鳴っていた。選手は危険を感じたらすぐロッカールームに引き上げられるが、サポーターはそうではない。数万人が避難するには時間が掛かる。

先日の鹿島vs浦和では、1時間以上の中断の末、雷雨の可能性を残したまま再開するという恐ろしい判断もあったが、今回も怖い判断(中止までの遅さ)があったと思う。

エンターティナメントや興行の成功を意識する以上に、命を守ることを強く考えて欲しいと思った。


オーバー。

posted by syuwdow |20:14 | 北京U-23 | コメント(14) |
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この記事に対するコメント一覧
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【U-23】vsアルゼンチン諸々

くだらんね、相手のこともインターナショナルマッチ(親善試合)の常識もよく知らんサッカーファンが思い込みで書くもんじゃないよ。
あと君が評価するオランダは今回良いチームにはなってないってことくらい知っておこう。

posted by DD | 2008-07-29 22:00

【U-23】vsアルゼンチン諸々

やっぱり、パスを受けいている際も、競る時も、トラップも
ボールを受ける際の動き全般に一番の差があったように思います。
でも、内容はラスト15分は頂けなかったけど、
それまでは引いていても、いい内容のサッカーをしていたように思います。もう少し枠に飛ぶシュートがあれば、もっと納得のいく試合だったかなあ・・・

posted by 素人さん | 2008-07-29 22:03

【U-23】vsアルゼンチン諸々

あれで単に手加減されてると思えないのはまずいよ

posted by TT | 2008-07-29 22:13

【U-23】vsアルゼンチン諸々

早いコメントありがとうございます。

DDさん、そうですね。
U-23のオランダはベルギーに苦戦したとか。ベルギーが強いか弱いかは置いておいて、オランダなら今回アルゼンチンが中央に固執した部分でサイドから削ってくると思いませんか?アルゼンチンはアルゼンチンでオランダはオランダといってしまえばそれまでなのですが、どういう価値があったかは悩みます。

素人さんへ。
そうですね、純粋にアルゼンチンの技術の高さを感じました。特にトラップの1タッチ目。みんな次に繋げる場所か、相手に取られない場所に置いてますよね。これで動けたら(コンディション調整が終わったら)ほんとに怖いチームです。

日本はカウンターで戦うことを念頭においてましたから、攻撃面では最後の選手にボールが繋がること。ここを持ってカウンターの1つの価値を見出せると思います。その前で通用する部分(特に内田、梶山辺りでしょうか。本田圭も…相変わらずファール率が高いですが良く絡みますね。)と湧かせる事はできましたが、そこがどうだったかというと納得いきませんよね。

posted by 蹴導です | 2008-07-29 22:18

【U-23】vsアルゼンチン諸々

そんなにガゴは出来が悪かったですか?アルゼンチンの中では一番良かったように思えますが。

posted by ラウール | 2008-07-29 23:43

【U-23】vsアルゼンチン諸々

リケルメは相当ひどかったですね。あと、日本は弱かった。

posted by GOO | 2008-07-29 23:47

【U-23】vsアルゼンチン諸々

相変わらず品のない文章だな。
品のない上にシッタカ。

posted by KK | 2008-07-30 22:36

【U-23】vsアルゼンチン諸々

コメントありがとうございます。

TTさんへ。

手加減はされてる部分とされてない部分があったと思います。

されてる部分は、気候に合わせる為の試合であったこと、コラムで書いたようにプライドを優先していたこと、怪我をしない戦いをしていたこと(その割にはバックチャージに対する抗議が少なかった気がしますが。)。

されてなかったのは、現在の調子ではあれが限界であったと言うこと、です。

それなりに本気の試合だったと思いますよ。


ラウールさんへ。

ガゴはパスコースが沢山あるのに突っ込んでいって取られたり、戻るのが遅かったりしてたので、期待に比べてイマイチ感がありました。4番も同じ印象です。期待に比べると、ってことです。まだ身体がオフシーズン上がりなんでしょうね。


GOOさんへ。

リケルメは動きませんでしたね^^;ん~客観的に見て日本は弱いですよ。何よりも準備不足ですし。ただあの中には本気で金メダルを狙いに行ってる選手もいると思います。少しだけ夢を見させてもらおうと思います。


KKさんへ。

元気にしてましたか?ブログのサブタイトルを読めば分かることかと思います。まぁ、このゴツゴツとしたコラムが早々と上がったんで、その後に大きな意味はあったでしょ?

posted by 蹴導です | 2008-07-31 13:08

【U-23】vsアルゼンチン諸々

久しぶりです。
オランダであれば失点していたというのは納得できることでした。
あとアルゼンチンが中央突破するのはプライドではありません。
真ん中を通る方がゴールに近いからです。
これはアルゼンチンリーグでも変わりません。
無理に中央突破をしようとするということはそれだけ創造性や技術が求められます。
こういうサッカーをしているからこそ技術が高い選手が多いともいえます。
広い方から攻めるのは簡単ですが、彼らはあまりそういうサッカーを好みません。
まあサイドバックの問題もありますけど‥。

FWに簡単に当てないのも理由があります。
アルゼンチンのことを知っていれば、すべてにおいて納得できる理由があるでしょう

posted by アルメニア | 2008-07-31 16:58

【U-23】vsアルゼンチン諸々

アルゼンチンは、「遅かった」ですね。(気候も含めた)コンディションだったり、無理に勝ちに行く必要がなかったりという部分もあったでしょう。

日本でよかったのは内田選手と香川選手くらいでしょうか。内田選手はアントラーズだからか南米相手のほうがいいプレーしますね。体格で来る相手にはとたんに苦しくなるでしょうが。
安田選手は相変わらず守備のとき相手選手から離れすぎ。突破されるのが怖かったのでしょうが・・・。

結局ためが作れないから、波状攻撃は無理で単発になってしまうのが苦しいですね。反町監督からすれば、遠藤選手がいれば、というところでしょう。

posted by ym | 2008-08-01 01:21

【U-23】vsアルゼンチン諸々

コメントありがとうございます。

アルメニアさん、久々です。
代表が母国リーグをベースにしているかと言うと、アルゼンチンの場合大勢となった欧州型の選手達を納得させれるアヤックス型と4-2-3-1のサッカーを取り入れた時代もあったと思います。

自分は「真ん中を通る方がゴールに近い・それ故に高い技術を持つ」という母国型のサッカーを「プライド」と言う言葉で使ってしまいます。ここ数年、母国型に戻ったなと感じています。

ただコンディション調整を差し引いても、そのプライドでは前半日本からシュートを全く撃つことができなかった。逆に日本は長所(内田の飛び出し)を見せ、点が入る可能性が十分にあった。
本大会でスピードは上がるのでしょうが、現時点ではアルゼンチン代表に物足りなさを感じています。

また、アルゼンチンは調整と言う目的がありますが、日本はどういう意図があったのか、悩むのです。

選手が「優勝を狙える強豪を(アルゼンチン)を十二分に抑えれる=他の相手でも同じようにいく」と思ってしまったら怖いなと。ナイジェリアは分かりませんが、アメリカもオランダも中央突破はしてきませんよね。

恐らくオランダはシンプルにサイドを使ってくるでしょうし、アメリカも左サイド一辺倒でしょうがサイドアタックを重視してくると思います。まぁ、アメリカは右サイドが全体的に弱いので恐れるに足らないですが^^;何を想定したか、準備が出来たかと言うと勿体無いと考えるのです。

posted by 蹴導です | 2008-08-01 16:47

【U-23】vsアルゼンチン諸々


ymさんへ。

ミチと内田を使うということは、彼ら自身の守備力よりも中央で打ち負けないことが重要になると思います。

アルゼンチン相手にそれが出来たかと言うと…相手がサイドを攻略してこないこともあって意外と出来た気もしますが、安田の場合、前が香川であったことと、現在のU-23には本田圭経由同サイドというベースが存在し、同SBをフリーにすることが重要になっていますので安田のサイドが苦戦するというのは、良い戦いが出来ている(相手を寄せれている)ということでもあると思います。

ただ純粋に守備力で見ると身体の強さで長友に劣りますが、安田は長友にない攻撃の道具を幾つも持っているので、そこを活かす使い方をして欲しい気がしますね。

自分としては、本田圭不在時と両サイドを守備職人にした場合のテストを入れて欲しかった気がします。

posted by 蹴導です | 2008-08-01 16:57

【U-23】vsアルゼンチン諸々

アルゼンチンの状況をあまりにもわかってないと思います。
アルゼンチンU-23代表がした試合はこれで何試合目だと思います?
日本戦で3試合目です。
日本は予選も戦っているので試合数は圧倒的な差があります。

そして、このメンバーで試合をしたのも初めてです。
DFラインの二人組みは今回が初めての代表です。
もちろん、このDFラインは初めて組んだことになります。

次に中央突破は彼らのスタイルです。
(プライドと書くとまるでサイドから攻撃できるような印象をもちます。彼らはしないですから)
オランダがサイド主体なのと同じです。
(オランダがサイド主体で攻めてもプライドとは言わないでしょう?)
ビエルサが戦術おたくだから数年はサイド主体だっただけです。ビエルサ=アルゼンチンではありません。

なぜ簡単にクロスをあげないんでしょうか?
身長でわかりません?

日本は点の入る可能性があったと言っていますが、私にはほとんど可能性を感じませんでした。
これは両チームともですね。

最後にアルゼンチンはこの試合をどうみていたのか?
私はこの状況から考えると調整をしていたのだと思います。それは前半と後半の動き違いとガゴやマスケのプレイでそう思いました。
特にガゴは完全に流していました。マスケは危ないところだけ防げば良いみたいな考え方にみえました。

そして、後半に徐々にペースをあげてきたと同時に簡単に得点ができました。
だから彼らからすれば本気になる場面がなかったのです。
もちろん今回の調子は気候の問題はあったとは思ってますよ。
しかし、前半と後半でメンバー交代しなかったことから調整していただけのような気がします。
ちなみに私は日本代表はやり方を間違いなければ勝てたと思っています。

興味があれば、ここをご覧ください。
http://sky.geocities.jp/neba2neba/ARGENTINA/game/u23-arugentina1.html

この試合はオランダ戦の参考にはならないでしょう。
おっしゃるとおりオランダはサイド主体の攻撃ですから。
てかアルゼンチン相手ではオランダ対策にはならないでしょう。
欧州相手に南米で対策するなんてできませんから。
まあアルゼンチンのほうが技術が高いことは確かなので選手も得たものはあったんではないかと思います。

posted by アルメニア | 2008-08-02 01:01

【U-23】vsアルゼンチン諸々

アルメニアさんのHPですね、何度か読ませていただいてます。

・プライドについて。

欧州にもプライドはありますが、大抵は勝利至上主義です。攻撃側が有利で守備側が不利になるサイドを徹底的に突いて来ます。しかし、ブラジルやアルゼンチン、イタリア、フランス、ドイツなどW杯勝利国は勝利を度外視しているともとれる理想の(過去の栄光の)型を持っていますよね。

「4人の中盤によって1枚しかないSBを動かす」「中央を個人技で突破する電光石火のカウンター」「相手の出足を徹底的に潰し守るカテナチオ」などです。

・アルゼンチンの強さについて。

アルゼンチンは仰るとおり、グループリーグの相手に日本のようなチームはないですし、参加時期がバラバラ、チーム発足も遅い、コンディション不足(気候に合わせる調整試合)なんですよ。

リケルメ、マスチェ、いたらそれは技術では上回ります。(日本も決して下ではなかったですがね。)ただサッカーとしてみたら、サイドを使わないし走らないから守りやすい。そして何試合もこなして(遅まきながらも)型を手に入れ始めている日本の方がサッカーとしては上だったと思います。またアルゼンチンは、前半半ばから既に本気でもあったと思います。それでも冷静だった時間帯の日本相手にシュートまで持っていけないレベルだったと言っている訳です。

後半、雷雨で日本は集中力を完全に欠いてましたがね。反省点です。

・ようするに。
逆説的に、日本を問うているんです。この時期にこの相手で価値があったのか?本番に向けて他にテストすべきことは無かったか?と。まぁ、ずっと前から決まってた試合なんで、問うのはナンセンスかもしれませんがね^^;

・日本の完成度について。
ここについては、次のコラムで書きますね。

posted by 蹴導 | 2008-08-02 16:05

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