2008年04月26日
難しい・リスペクトに欠けると危険な言葉
昨日、逮捕された選手についての私見は、ブログ蹴導’s eyeⅡ内の逮捕←こちらで語っております。 今回は、サッカー界でよく使われるある言葉について、その危険性について一度考えて欲しいと思って投稿する事にしました。 その言葉は「横浜フリューゲルス」を表す言葉として使われることがしばしばあります。それ故に加茂元監督などから「甘い」「プロ意識に欠ける」「そこが強すぎた故に最初から厳しく出来なかった」と指摘される言葉です。(因みに加茂監督は好きです^^;) そう「ファミリー」です。 フリューゲルスは消滅、吸収合併で多くの人に名を知られることになりましたが、それ以前での同クラブの話題の中心は、選手間の「繋がりが深く」、新人や外の人に対しても「面倒見が非常に良い」ことでした。 例えば、A選手の奥さんが子供の育て方が分からなくてA選手に伝えたら、その選手から別の家庭を持っているB選手に話が伝わり、そのB選手の奥さんがA選手の奥さんに方法を教えてくれる、などです。 それ故にファミリーみたいなクラブと言われていました。それが良い選手を揃えても勝てない「甘さ」でもあったんですけどね。 しかし、最近、(昔から使っているクラブもありますが、)多くのクラブでこのファミリー、家族(華族)という言葉が聞かれる様になって来ました。 ファミリー、とても暖かくて友好的な言葉に聞こえます。 しかし、最近のファミリーと言う言葉には、フリューゲルスでは「なかった意味合い」を含んでいる気がします。 それは「誰にでも面倒見良く接すること」ではなく「身内のみを認める」「身内のみを守る」「身内のみを神聖化する」という意味合いです。 とても排他的な意味合いで「ファミリー」が使われている気がするのです。 「家族を傷つけたから守る」「家族だから守る」「家族だから相手の言い分は関係無しに守る」 「家族を傷つけたから攻撃する」「家族の為に攻撃する」「家族だから相手の言い分は関係無しに攻撃する」 大事なものを守るのは素晴らしいことですが、相手の気持ちを置き去りにしてしまうほどのめり込むと、「家族」という言葉の非常に危険な部分にはまってしまうのではないかと思います。 いわゆる暖かいソレではなく、マフィアのようなソレです。 生物は、一定の「定義」によって輪が作れてしまうと、それ以外の部分の介入を拒むことが多々見受けられます。それは尊く盲目的な心ゆえですが、時に争いや暴力や戦争や差別を生み出す火種にもなってしまいます。 「ファミリー」 とても大好きな言葉ですが、今一度、ファミリーの意味を考えて欲しいと思います。ファミリーと言う言葉を使うなら、仲間としてではなく、相手をリスペクトする前提で使って欲しいと思っています。リスペクトが無くなってしまうと、盲目的な間違いを犯してしまうのではないか。最近、管理人はそういう危機感をもっています。 オーバー。
posted by syuwdow |09:41 |
サッカーコラム |
コメント(3) |
この記事に対するコメント一覧
難しい・リスペクトに欠けると危険な言葉
先日のスタジアムでのテロまがいの行為も、“ファミリー”の解釈を間違えたために起こったような気がします。
posted by OUT FIGHT | 2008-04-26 15:53
難しい・リスペクトに欠けると危険な言葉
身内に厳しくすることも、一種のリスペクトだと思うし、その厳しさがファミリーを護るのだと思います。
逆に、自浄作用のないファミリーは、解散するかマフィアになるかの2択を迫られることになるのでしょう。
posted by YOU FIGHT | 2008-04-26 16:09
難しい・リスペクトに欠けると危険な言葉
コメントありがとうございます。
ある程度のネガティブキャンペーンと威嚇は、勝てば官軍という言葉があるように、ある程度は許せると思うんですよ。ただ、使用する際にYOU FIGHTさんが仰るように「自浄作用」を持って、気をつけないと自身に跳ね返ってきますけどね。
正直、戦国ブロガーの自分としては「言葉合戦」は大好きです。ホームがお題を出して、アウェーが上の句を返し、ホームがまた下の句を返し、互いの優劣を確認してから、互いに認め合う、罵り合う、みたいなね。
ただ、排他的なファミリー意識が強すぎて、ゲームをより「高み」へと持ち上げることより、ただ質を下げることになってしまったら、色んな意味ですさんで荒れていくと感じてます。OUT FIGHTさんが仰るように先日話題になった幾つかのクラブのサポーターの行為も解釈を間違えたために起こってしまったと思います。
ファミリーの使い方に気をつけて、良いスタジアムにしていって欲しいと思っています。
posted by 蹴導です | 2008-04-27 23:26


