2011年02月14日
ついに代表常設?ならばこのアイデアの出番だ
この記事は、2月10日にアメーバ版に投稿したバージョンを、一部加筆修正したものです。記事中の「今日」は2月10日時点でのことを指します。予めご了承ください。 今日、いつものように野球関連の情報を探していたところに、あるニュースが飛び込んできた。「13年WBCへ、日本代表&U-26常設化検討」。読んで字のごとく、これまで打ち上げ花火的に組織されてきた日本代表を、常設の組織にしようという案が浮上。今日の12球団代表者会議で議論されるとのことだ。 26歳にもなれば、技術的にはほとんど完成されているわけで、何故若手代表がわざわざU-26という設定なのかは謎だが、こういう動きがNPBの中から出てきたことは素直に歓迎したい。もちろん、以前アメーバ版で書いた「日本代表を常設した際の有効活用法(前篇 、後篇 )」という記事でも触れたとおり、この議論は今回初めて出てきたわけではなく、これまでもオーナー会議や実行委員会で何度も議論されてきた。日本代表の国際強化試合は、それなりに興行的にも価値のあるものになるだろうから、4年連続で赤字に悩んでいるNPBの財政状況にとっても、いい影響が出るだろう。 さて、以前のエントリでは、「代表を常設化するなら、ツーシーム対策を目的に、ヨーロッパ勢との強化試合を組むべきだ」と書いた。とはいえ、NPBの懐具合を考えると、彼らとすればむしろキューバや韓国など、一般的にも名の知れた強豪国と試合ができる方がいいという見方があるのも事実。実際、常設化が決まれば今秋にも強化試合が行われる見込みだが、そこに名を挙げられているのも、やはりこの2チームだ。だが、せっかく常設化するのであれば、強化試合の相手を絞ってしまうのはもったいない。というわけで、今回俺が提案したいのが、NPBが主導的に立ち上げる国際カップ戦「3大陸対抗選手権」、通称AEO杯だ。 アジア(Asia)、ヨーロッパ(Europe)、オセアニア(Oseania)の頭文字をとって名付けられたこの大会は、日本と台湾の共催のもと、シード国としての韓国とオーストラリア、ヨーロッパ選手権のファイナリスト2チーム、中南米からの招待国1チーム、そしてその他のアジア・オセアニア予選を勝ち抜いた1チーム(通称チャレンジ枠)の、合計8チームで争うカップ戦だ。アジアシリーズ終了後の11月中旬に行い、3大陸のチャンピオンを決定する。なおこのアイデアは、もともとは2chのWBCスレにおける議論の中で確立されたものであり、俺のオリジナルなどでは断じてないことを明記しておく。 具体的には、8チームを実力差が均等になるように2つのグループに分け、1試合総当たりのグループリーグを戦う。そして、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進出し、準決勝、3位決定戦、決勝を経てチャンピオンを争うというスタイルだ。日本での会場は、特にアジア勢が一番集まりやすい福岡がいいだろう。出場国には、それぞれ順位に応じて賞金を支払う。もちろん、このアイデアに説得力を持たせるためには、やはり収支がどれくらい出るかの試算を提示しなければならないが、それについては後日改めてやることにする。 俺は、このAEO杯を開催する利点には、以下のようなものがあると考えている。 ・NPBが独自に収入源を作ることによって、WBC以外にも国際大会関連の収益が期待できる。 ・単独の強化試合とは異なり、複数の試合を通じて収益を確保できる(想定は全16試合)。 ・MLBによる拘束の影響がない、または少なくて済む国同士による大会であるため、ある程度機動的に開催することが可能。 ・大会を通じて、ヨーロッパやその他の国への実戦的な対策が可能。 ・国際経験に乏しい若手が、この大会で経験を積むことによって、WBCへの登竜門とすることができる。 ・WBCには出てこられないような国が、現実に目指すべき目標ができる。 もちろん、最初からいきなり、この大会を具現化できるだけの余裕があるとは思わない。ただ、国際大会関連の収益を増やすために、「WBCでの日本の取り分を増やせ」といつまでもごねるのは生産的ではないし、それなら自分たちで収入減を作った方が手っ取り早い。常設した日本代表が、軌道に乗ってきた段階での将来の話として、検討する価値は十分あると思うんですが、どうでしょうNPBのみなさん?
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posted by SYSTEM-R |23:35 |
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