2011年02月13日

ヨーロッパ各国リーグ紹介(10)…スイス編

(1)概要

 名称はナツィオナル・リーガA(National LigaA)。このスイスリーグを以て、ひとまずヨーロッパリーグ紹介シリーズは終了とさせていただきます。残念ながら、スイスの野球については情報源が極めて少なく、リンクにもある「Mister Baseball」が頼りと言っても過言ではない。ところで、スイスは永世中立国として有名だが、この体制をとる国は他国の軍事基地を、自国内に建設することを認めていない。つまり、同じ言語圏のドイツとは違って、米軍基地を通じて野球を普及するという手段はないわけだ。しかもスイスは内陸国なので、イタリアみたいに港町経由で、というわけにもいかない。一体、どうやって野球が伝わったんでしょうかね。

(2)2011年リーグ構成

1.サーウィル・フライヤーズ
2.エンブラック・ムスタングス
3.ベルン・カージナルス
4.チューリッヒ・バラクーダーズ
5.チューリッヒ・チャレンジャーズ
6.シザック・フロッグス
7.ルーセルン・イーグルス
8.ローザンヌ・インディアンス

 レギュレーションは、8球団1リーグ制。各チームが28試合ずつのレギュラーシーズンを戦い、上位4チームがプレーオフに進出する。こうした仕組みは大体どのヨーロッパのリーグも同じで、よく言えば「覚えやすい」、悪く言えば「くどい」ということになるか。特にこういう企画をやる時には。

(3)主な在籍選手

 王者フライヤーズを引っ張るのは、一昨季打率、本塁打、二塁打、長打率、OPSの5部門でチーム1位となった、ダニエル・アイチェンバーガー。1990年からプレーを続けている古参の選手だ。またこのチームには、Hide Oshima、Takanobu Oshimaという2人の日本人選手も所属している。他にはジェームズ・サンダース(チャレンジャーズ)、ティヌ・ギガックス(カージナルス)など、野手はかなりポテンシャルの高い面々がそろっているが、一昨季防御率1.27を記録したエースのクリス・ブラックビーを要するフライヤーズ以外は、どこも投手のやりくりに四苦八苦しているようだ。なお今季からは、ベルン・カージナルスに元メジャーリーガー(2004年、ロイヤルズ)のエドゥアルド・ヴィラシス投手(31)が加わることが決まっている。

 いかがでしたでしょうか?これまで、10日間にわたって10カ国のリーグ戦を紹介してきました。こうして見ると、ヨーロッパでも(小規模ながら)以外と野球はやってるもんなんだなあ、というのがお分かりいただけたかと思います。これから今月27日のスペインリーグを皮切りに、各国の2011年シーズンが徐々にスタートしていきます。その時には、試合レポートも可能な限り行っていきたいと考えていますので、乞うご期待。

posted by SYSTEM-R |21:55 | ヨーロッパ野球 | コメント(0) | トラックバック(0)
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