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ヨーロッパカップ2012、栄冠の行方は…?(サンマリノ篇)

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 今年5月30日から6月3日にかけて、オランダ・ロッテルダムとサンマリノで開催される、ヨーロッパカップ2012。昨年はT&Aサンマリノ・タイタンズ(サンマリノ)が、オランダとイタリア勢以外では初めてとなる大会タイトルを、見事手にすることになりましたが、今年は果たしてどのチームが頂点を制するのでしょうか?今回はそれぞれのラウンドごとに、戦いの行方を考えてみたいと思います。前回エントリでは、主に本大会のレギュレーションについて説明しましたが、今回は予選ラウンドのあり方について触れてみましょう。

 ヨーロッパカップの予選は、本大会が閉幕した数日後に、本大会の出場チームよりもランクが下がる、中堅以下の国のクラブによって争われます。出場枠は、本大会の倍となる24チーム。こちらは枠の配分が決まっている本大会とは異なり、締切日までは出場の届け出さえすれば、24番目まではどのチームでも出場することができます。ただし、本大会に既に出ることが決まっているチームに関しては、当然ながら重複出場はできません。今年は6月11日から16日まで、以下の4都市を会場として行われます。

A.ナミュールラウンド(ベルギー)
・ナミュール・エンジェルス(ベルギー)
・アーマダ・ホワイトシャークス(ポーランド)
・イェーテボーグ・ハジャーナ(スウェーデン)
・モンペリエ・バラクーダーズ(フランス)
・エスポー・エクスポズ(フィンランド)
・モスクワ・トルネードス(ロシア)

B.ブラゴエフグラードラウンド(ブルガリア)
・ASスパルタコス・グライファーダーズ(ギリシャ)
・アトレティコ・アレクサンドリア(ルーマニア)
・ベオグラード96(セルビア)
・ウィーン・メトロスターズ(オーストリア)
・ベルン・カージナルス(スイス)
・ブラゴエフグラード・バファローズ(ブルガリア)

C.トルナーヴァラウンド(スロバキア)
・KNTUエリザベトグラード(ウクライナ)
・BKクラニェスキ・リシャーキ(スロバキア)
・スポルト・ヴィルカイ(リトアニア)
・MKSスタール・クトゥーノ(ポーランド)
・BCザグレブ(クロアチア)

D.アタナン=プッシュハイムラウンド(オーストリア)
・シュガーストーム(ベラルーシ)
・MGPS-SYOS42(ロシア)
・ナーダSSMスプリット(クロアチア)
・アタナン=プッシュハイム・アスレチックス(オーストリア)
・リュクサンド・ランバージャックス(スウェーデン)
・サーウィル・フライヤーズ(スイス)

 大会では、まず全チームが本大会と同様、1回戦総当たりの1次リーグを戦います。その後、各ラウンドの勝率上位2チームずつが、ラウンド後との決勝戦(3試合制)を戦い、先に2勝した方がラウンドの勝者となります。そして、各ラウンドで優勝した4チームは、その年の本大会で両ラウンドの最下位になった2チームと、翌年の本大会出場枠を賭けたプレーオフに臨むことになります。仮に予選を突破したチームが、本大会から降格したチームに勝利すると、翌年の本大会での出場枠1つが、勝利したチームが所属する国内連盟に与えられます。この場合、その年のシーズン優勝チームが、翌年の本大会に出場できることになります(つまり、プレーオフで勝ったからといって、そのチームが自動的に本大会に出られるわけではない)。

 それでは以上の復習を踏まえて、本題である今年度の大会の分析に移りましょう。今回は、B組のサンマリノラウンドです。

(2)サンマリノラウンド
 昨年度のIBL王者であるT&Aサンマリノ・タイタンズ(サンマリノ)と、フーフトクラッセ王者であるL&Dアムステルダム・パイレーツ(オランダ)。ロッテルダムラウンドと同様、イタリアとオランダの各リーグでプレーする2チームが、このラウンドにおいてもファイナル4進出の有力候補とみられている。

 昨年、レギュラーシーズンとイタリアシリーズ、そしてヨーロッパカップの3冠を達成したタイタンズは、今のヨーロッパにおける最強クラブといっても過言ではない。今年も元マイナーリーガーを数名加えており、他球団にとっては非常に高く厚い壁になりそうだ。対抗馬となるパイレーツも、多数のタレントをロースターに備えており、昨年は42試合中31勝を挙げている。ブルペンの選手層に若干の課題はあるものの、それでも有力な優勝候補であることは間違いない。

 この2球団の争いに割って入りそうなのが、今オフ前西武のG.G.佐藤が加入し、日本でも話題になったUGFフォルティチュード・ボローニャ1953(イタリア)。自慢はなんといっても、ヨーロッパの中ではトップクラスの先発ローテーション。1週間かけて戦う大会でもあり、その強みは大きな武器になりそう。もちろん、G.G.の打棒にも注目だ。パダーボーン・アンタッチャブルズ(ドイツ)は、決勝に進出した2年前の再現を狙う。国内の連覇が16で途絶えたAVGドラッシ・ブルノ(チェコ)と、投手力に定評のあるホボーケン・パイオニアーズ(ベルギー)は、リーグの盟主としての意地を賭けて上位進出を目指す。

5月30日
・パダーボーン・アンタッチャブルズ-AVGドラッシ・ブルノ
・ホボーケン・パイオニアーズ-T&Aサンマリノ・タイタンズ
・UGFフォルティチュード・ボローニャ-L&Dアムステルダム・パイレーツ

5月31日
・L&Dアムステルダム・パイレーツ-パダーボーン・アンタッチャブルズ
・AVGドラッシ・ブルノ-ホボーケン・パイオニアーズ
・T&Aサンマリノ・タイタンズ-UGFフォルティチュード・ボローニャ

6月1日
・L&Dアムステルダム・パイレーツ-ホボーケン・パイオニアーズ
・パダーボーン・アンタッチャブルズ-UGFフォルティチュード・ボローニャ
・T&Aサンマリノ・タイタンズ-AVGドラッシ・ブルノ

6月2日
・UGFフォルティチュード・ボローニャ-AVGドラッシ・ブルノ
・パダーボーン・アンタッチャブルズ-ホボーケン・パイオニアーズ
・L&Dアムステルダム・パイレーツ-T&Aサンマリノ・タイタンズ

6月3日
・ホボーケン・パイオニアーズ-UGFフォルティチュード・ボローニャ
・AVGドラッシ・ブルノ-L&Dアムステルダム・パイレーツ
・T&Aサンマリノ・タイタンズ-パダーボーン・アンタッチャブルズ

ソース:http://baseballdeworld.com/2012/03/07/italy-2012-european-cup-san-marino/



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