2007年10月04日

記録更新の醍醐味

 前回、夏の繁忙期を終え、ホッとしていたのか、「インカレと国体はあるものの、ひとまず今季は終了」なんて書いたら、「インカレ」で出た! 価値ある日本記録が! 

 ご存知だと思いますが、種田恵(神奈川)選手が女子200m平泳ぎで田中雅美さんの持つ日本記録を7年ぶりに更新。しかも2分23秒85という、五輪でのメダル圏内に入る好記録でした。
 また、男子100m自由形では佐藤久佳(日本大)選手がアジア初の48秒台に突入。しかも今大会、7レース目での快挙で、非常に価値あるものでした。

 ただ、大会前には、このふたつの記録更新を予想していた関係者は少なかったはずです。
 種田選手はもちろん日本代表として活躍していましたが、今年に入ってから日本の女子平泳ぎの主役は、自己ベストを更新し続けてきた田村菜々香選手(東海大)だったからです。7年もの間、脅かされることのなかった50、100、200mの日本記録保持者だった「田中さん超え」の筆頭候補は、田村選手だったのです。
 種田選手はこれまで孤独の…と、このアタリは本誌でお楽しみに。

 一方、佐藤選手は世界競泳で唯一、個人種目で日本記録を更新し、48秒台も見えていましたが、世界競泳終了からわずか2週間足らずでインカレに臨まなければならなかったこと、今大会は2005年インカレで初めて49秒台を出したときのように、400mフリーリレー予選の第一泳者として泳いだわけでもなく、「あくまでチームの3連覇達成」が目標だったからです。
 100、200m自由形、400、800mフリーリレー、400mメドレーリレーで計8レースで泳いだわけで、それだけタフなスケジュールの7レース目で48秒91を出したことに大きな意味を見出させるでしょう。
 その佐藤選手の特集も本誌でぜひ。

 佐藤選手のインタビューは10月11日(木)発売のスイミング・マガジン11月号でたっぷりお届け、種田選手については「女子平泳ぎ」特集と題して本誌12月号(11月10日発売予定)でお届けする予定です。

 ただ、記録を出した、というのではなく、世界、日本における今日までの歴史と照らし合わせると、実に興味深い。


  

posted by swimming-m |16:04 | トラックバック(0)
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