2011年09月06日

「バトル・オブ・ノルデン」に臨むノルウェー、デンマークの近況

6日、欧州選手権予選・デンマーク代表対ノルウェー代表の一戦がデンマークの本拠地パーケンで行なわれる。本大会出場へ向けた大事なゲームであり、また同じ北欧に位置する両者の対戦ということもあり、決戦を前に両国のメディアでは大きな盛り上がりをみせている。今予選の山場ともいえるビッグマッチを控える両チームの近況を追った。

両国のA代表対戦成績(国内リーグ選抜除く)
87試合 デンマークの52勝14分21敗

デンマーク、ビッグトーナメント予選ではノルウェーに負けなし

両チームはこれまで五輪、W杯、欧州選手権の予選では9回対戦しているが、対戦成績はデンマークの4勝5分だ。
ビッグトーナメント予選における対戦成績は以下のとおり。

1959年 デンマーク2-1ノルウェー(五輪予選)
1959年 ノルウェー2-4デンマーク(五輪予選)
1983年 デンマーク2-2ノルウェー(五輪予選)
1983年 ノルウェー1-1デンマーク(五輪予選)
1984年 デンマーク1-1ノルウェー(W杯予選)
1985年 ノルウェー1-5デンマーク(W杯予選)
2002年 ノルウェー2-2デンマーク(欧州選手権予選)
2003年 デンマーク1-0ノルウェー(欧州選手権予選)
2011年 ノルウェー1-1デンマーク(欧州選手権予選)

過去の対戦成績から試合を予想するとデンマークは最低でも勝ち点1を獲得できるということになるが、果たして・・・・・・。

終盤に強いノルウェー

とはいえ、ノルウェーにとっても良いデータがある。

親善試合を含む直近5試合のうち、4試合で試合終了10分前にゴールを挙げているのだ。もっとも記憶に新しいのが4日前のアイスランド戦。途中出場のカレウが得たPKをアブデラウエが決め、土壇場で勝ち点3を獲得。また3月のデンマーク戦でも、1点ビハインドで迎えた終盤81分にフーセクレップが同点弾をたたき出して敗戦を免れた。

コペンハーゲンの新旧MF対決

個々の選手に目をむけると、ノルウェーのグリンハイムとデンマークのクビストに注目したい。前者は昨季までFCコペンハーゲンに所属し、セントラルMFとしてチームの中心として活躍。チームのチャンピオンズリーグ16強に大きく貢献した。一方のグリンハイムは、シュツットガルトへ移籍したクビストの後釜として今季からコペンハーゲンに加入。クビストと同じポジションでプレーしている。

ただ今季のコペンハーゲンはプレーオフでチェコのプルゼニに敗れチャンピオンズリーグ本大会出場を逃した。その責任を十分に感じているに違いないグリンハイムは今回のデンマーク戦を「私のキャリアのなかで最も重要な試合」と位置づけている。

グリンハイムはまた、クビストについて「私よりも5倍優れている」とコメント。その理由は「クビストがシュツットガルトに移籍したときの移籍金が約3000万クローナなのに対して、私がヘーレンフェーンからコペンハーゲンに加入したときのそれが約600万クローナだから」だそうだ。

リーセ兄は出場へ

鼠頸部の怪我で4日前のアイスランド戦を欠場したDFヨン・アルネ・リーセがデンマーク戦に出場できることが分かった。

代表チームにおけるリーセの本来のポジションは左サイドバックだが、モアテン・ガムスト・ペデルセンが腿の筋肉損傷により欠場するため左サイドハーフでの出場が予想されている。

そのリーセはデンマークについて「彼らは優れたサッカーをする好チーム。だけどホームでプレッシャーを受けているのは彼らのほう。彼らはのど元にナイフを突きつけられた状態でプレーすることになる」と話している。

ノルウェーの1トップはアブデラウエかカレウか、それとも

ノルウェーメディアが取り上げている焦点のひとつが、「アブデラウエとカレウのうちどちらが1トップを務めるのか」。

最近の試合では、ドイツのハノーファーで順調に成長を遂げているアブデラウエが1トップとして先発出場。ただ4日前のアイスランド戦では途中出場したカレウが値千金のPKを獲得しチームに勝利をもたらした。衰えを理由にカレウの代表選出に疑問を投げかける声が少なくなかったが、アイスランド戦以後は彼の評価は急上昇している。

ふたりのうちどちらがスターティングイレブンに名を連ねるのかは最後まで分からない。だが、カレウ自身はアブデラウエとの共存も可能だと考えているようだ。32歳のベテランFWは「この数週間は良い準備が出来ている。もし先発出場するならモアと一緒にプレーしたい。われわれは良い関係にある」と話している。

『dagbladet』電子版が実施しているアンケート「カレウはデンマーク戦で先発すべきか」
(9月4日現在。投票数4250)
はい 18%
はい(アブデラウエと一緒に) 40%
いいえ 42%

ソーレンセン「モアよりもカレウのほうが怖い」

デンマークのGKソーレンセンは、アブデラウエよりもカレウのほうがデンマークにとって脅威だと考えているようだ。

アストン・ビラとストーク・シティでカレウとチームメイトだった35歳の守護神は「われわれはカレウのフィジカルに対処できるほどの強さはない。アブデラウエはディフェンスの背後に走りこむ動きにおいて優れているが、彼のようなタイプの選手はどのチームにもいるし、われわれも良くわかっている。アブデラウエはカレウほど空中戦に強くない。だからノルウェーはロングボールを入れることはできない」と話している。

モアテン・オルセン監督「スコアレスドローで十分」

ホームで迎えるデンマークにとって「最低でも勝ち点3、最高でも勝ち点3」という結果を要求する声が少なくないようだが、モアテン・オルセン監督の考えは違うようだ。

指揮官は「0-0は最悪の結果ではない。試合の展開にもよるがね」と引き分けでも結果オーライと考えているようだ。

仮にもし両者の対戦がスコアレスドローに終わった場合、デンマークは残りのキプロス戦とポルトガル戦を連勝すれば勝ち点17で全日程を終了。ノルウェーは最終節のキプロス戦で勝ち点3を獲得した場合、勝ち点17でデンマークと並ぶ。当該対決の成績も2分(1-1、0-0)だが、オスロで行なわれた前回の対戦でデンマークがアウェーゴールを挙げているため、デンマークがノルウェーを上回る。

posted by swe1707 |22:17 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年03月29日

「バトル・オブ・ノルデン」は引き分けに終わる

欧州選手権予選のノルウェー代表対デンマーク代表が26日、ノルウェーの本拠地オスロで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。

ここまで3戦3勝でグループ首位に立つノルウェー。かたや昨年の南アフリカ杯で惨敗してからいまひとつ調子の上がらない同3位デンマーク。同じ北欧に位置する両者の対戦ということもあり両国のメディアでは大きな盛り上がりをみせており、両チームの選手同士による舌戦も繰り広げられた。 一般販売用チケット約1万4000枚は販売開始からわずか5分で完売し、試合会場ウッレボール・スタディオンには満員の約2万5000人がつめかけた。

両国の対戦成績、直近の試合結果は以下のとおり。

両国の対戦成績(A代表のみ。国内リーグ選抜除く)
86試合 デンマークの52勝13分21敗

直近の試合結果
ノルウェー2-2デンマーク(2002年9月7日)
デンマーク1-0ノルウェー(2003年6月7日)
※いずれも欧州選手権2004予選


ノルウェーは、守護神クヌートセンと攻撃の柱カレウが怪我で欠場。ゴールマウスにはヤースタインが配置され、カレウの代わりに1トップに起用されたのはドイツのハノーファー96でプレーする"モア"ことモハメド・アブデラウエだった。

対するデンマークは、センターバックのレギュラーであるケアが24日の練習中に足首を負傷。彼の代わりは、FCコペンハーゲンで活躍する20歳のマティアス・ヨルゲンセンが努めることに。ケアと同じく練習中に負傷したエースのベントナーはその後順調に回復し、1トップとして攻撃を引っ張ることになった。


「彼らはスローインとコーナーキックでしかチャンスを作れなかった」というモアテン・オルセン監督のコメントどおり、ホームのノルウェーが低調なパフォーマンスだったこともあり、序盤からデンマークが試合の主導権を握る。デンマークリーグでプレーするルーのクリアミスからクリスチャン・エリクセンがフィニッシュに持ち込むなど、徐々にノルウェーを追い込んでいく。

均衡が破れたのは26分。エリクセンのコーナーキックのこぼれ球に、ペナルティエリア外中央で構えていたロンメダールがダイレクトで右足を一閃。彼のキャリアにおいて間違いなく最高の部類に数えられるであろうファインゴールがデンマークに先制点をもたらした。

後半に入ると多少は持ち直したノルウェーだが、依然として試合はデンマークのペースで進む。先制点を決めたロンメダール、クローン・デリらが追加点を狙いにノルウェーゴールに襲い掛かった。

何とか流れを変えたいエギル・オルセン監督は78分、不安定な出来に終始したルーに代えアタッカーのブローテンを投入。そしてこの采配が、配色濃厚のノルウェーに勝ち点1をもたらすことになった。

81分、右サイドでボールを受けたフーセクレップがドリブルで中央へ切れ込み、ブローテンに預ける。そのままペナルティエリアへの侵入を試みるASバーリ所属の26際は、ブローテンからのリターンパスを左足でトラップし、相手DFにマークされながらも左足でフィニッシュ。落ち着いてゴールを決めたフーセクレップも見事だが、出場後わずか3分でゴールに絡んだブローテンも讃えられるべきだ。

結局、試合は1-1のままタイムアップを迎える。試合内容から判断すれば、ノルウェーは勝ち点1を獲得し、デンマークは勝ち点2を失ったとみるべきだろう。


ノルウェーのエギル・オルセン監督は試合後、「前半は悪かった。つまらないミスをたくさん犯し、自陣でボールを失った。あまりにも不注意だった。後半に持ち直したことはうれしいが、今日の出来には少し失望している」と今日の出来について不満を口にしたが、それでも「勝ち点1を獲得したことは大きい」とコメントした。主将ハンゲランも「トップクラスの出来ではなかったが、負けなかったことが大事」と勝ち点1を得たことを何よりも重要視した。

一方のデンマーク。終始ゲームを支配していただけに、勝ち点3を獲得できなかったことについて、オルセン監督をはじめとする不満のコメントが多くみられるが、それ以上にノルウェーに対する挑発的な意見がみられる。元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏が「今日ほど原始的なノルウェーをみたことがない」と批判すれば、ベントナーは「もし私がノルウェー代表チームのファンだったら、彼らの試合をみるためにお金を払わないだろう」とコメント。アッガーは「ノルウェーはアイスランドと同等レベルだ」と話した。

次回の両者の対決は9月6日。予選大詰めということもあり、今回以上に大きな注目を浴び、そして今回以上に激しい戦いになることは間違いない。

ノルウェー代表1-1デンマーク代表
26分 ロンメダール(0-1)
81分 フーセクレップ(1-1)

ノルウェー代表
ヤースタイン:ルー(78分 ブローテン)、ベーレル、ハンゲラン、ヨン・アルネ・リーセ:フーセクレップ(89分 イベルセン)、ビョルン・ヘルゲ・リーセ、ハウゲル、グリンハイム、モアテン・ガムスト・ペデルセン:モハメド・アブデラウエ

デンマーク代表
ソーレンセン:ヤコブセン、アッガー、マティアス・ヨルゲンセン、シルバーバウアー:クリスチャン・ポウルセン(69分 ヤコブ・ポウルセン)、クビスト、ロンメダール(90分 バス)、エリクセン、クローン・デリ(82分 エネボルドセン):ベントナー

ネット新聞『Nettavisen』によるノルウェー選手採点(6が最高で1が最低)

ヤースタイン 5
ルー 2
(78分 ブローテン 採点なし)
ベーレル 6
ハンゲラン 5
ヨン・アルネ・リーセ 5
フーセクレップ 5
(89分 イベルセン 採点なし)
ビョルン・ヘルゲ・リーセ 3
ハウゲル 5
グリンハイム 5
モアテン・ガムスト・ペデルセン 3
モハメド・アブデラウエ 5

日刊紙『Jyllands Posten』によるデンマーク選手採点(採点は-3、00、02、4、7、10、12の7段階。-3が最低で12が最高)

ソーレンセン 7
ヤコブセン 4
アッガー 7
マティアス・ヨルゲンセン 4
シルバーバウアー 02
クリスチャン・ポルウセン 4
(69分 ヤコブ・ポウルセン 採点なし)
クビスト 7
ロンメダール 7
(90分 バス 採点なし)
エリクセン 7
クローン・デリ 7
(82分 エネボルドセン 採点なし)
ベントナー 4

デンマークのスポーツサイト『Sporten.dk』が試合後に実施しているアンケート「デンマークは欧州選手権に出場できるか?」
※3月28日現在

グループ1位で出場 9%
グループ2位でプレーオフを経由して出場 61%
いいえ 30%

順位(カッコ内は勝ち点)
1.ノルウェー(10)
2.ポルトガル(7)
3.デンマーク(7)
4.キプロス(2)
5.アイスランド(1)

posted by swe1707 |12:29 | デンマーク/ノルウェー | コメント(4) | トラックバック(0)
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2011年03月26日

「バトル・オブ・ノルデン」に臨むノルウェー、デンマークの近況

26日、欧州選手権予選・ノルウェー代表対デンマーク代表の一戦がノルウェーの本拠地ウッレボールで行なわれる。ここで勝利すれば本大会出場がぐっと近づく首位ノルウェー、これ以上負けられない3位デンマーク。同じ北欧に位置する両者の対戦ということもあり、決戦を前に両国のメディアでは大きな盛り上がりをみせている。予選前半戦の山場ともいえるビッグマッチを控える両チームの近況を追った。

両国の対戦成績(国内リーグ選抜除く)
86試合 デンマークの52勝13分21敗

直近の対戦
ノルウェー2-2デンマーク(2002年9月7日)
デンマーク1-0ノルウェー(2003年6月7日)
※いずれも欧州選手権2004予選

ノルウェーの一番人気はリーセ兄

22日にサンネフョルで行なわれたノルウェー代表トレーニングの初日で、見学に訪れたファンからもっとも多くサインを求められたのが、ヨン・アルネ・リーセだ。

「こんなに多くサインをしたのはおそらく初めて」と話すリーセは、サインを希望する数百人のファン全員のためにペンを走らせた。すべてのサインを書き終えるのに1時間以上かかったという。

今回のデンマーク戦を「私の代表チームのキャリアのなかでもっとも大きな試合」と位置づけているリーセ。現在はイタリアのASローマでプレーするが、その前はイングランドのリバプールに在籍し、デンマークのダニエル・アッガーとはチームメイトだった。リーセはかつての同僚について「屈強で、とてもアグレッシブ。負けず嫌いな選手だ。彼と再開できてうれしい。試合前に言葉を交わせればいいね」と話している。

2011年3月23日 Aftenpostenより

雪辱に燃えるリーセ

長年にわたりノルウェー代表としてプレーしてきたヨン・アルネ・リーセにとって、デンマーク戦といえば忘れられない試合がある。

それは2003年6月、敵地パーケン(コペンハーゲン)で行われた欧州選手権2004予選でのことだった。この試合で左サイドバックとしてプレーしていた当時22歳のリーセは、両チーム無得点で迎えた終盤にボールを処理を誤ってしまい、イェスパー・グロンケアに決勝ゴールを決められた。試合後、日刊紙『Dagbladet』から戦犯扱いされた。リーセは当時のことを「グロンケアのゴールシーンは14-15回見返した。代表選手として最大の敗北だ」と振り返る。

今回のデンマーク戦を「私の代表チームのキャリアのなかでもっとも大きな試合」と位置づけるリーセ。今予選の山場ともいえるこの一戦に勝利し、のちに「代表選手として最大の勝利だ」と振り返ることができるか。

2011年3月24日 Dagbladetより

クビスト「ノルウェー人は堅苦しくて退屈だ」

デンマークのMFウィリアム・クビストが、ノルウェ代表のサッカースタイルのみならず、ノルウェーの国民性についても批判している。

FCコペンハーゲンで主将を務める25歳は、ノルウェー代表のスタイルについて「彼らのプレーは効果的だが、良いサッカーではない」とコメント。さらに、ノルウェー人について「堅苦しくて、退屈だ。われわれデンマークのほうがもっと活力がある」と話している。

そんな挑発的なクビストに対し、ノルウェーの主将ブレーデ・ハンゲランは以下のようにコメントしている。ちなみに、ハンゲランは現所属のフルハムFC(イングランド)に移籍する前はコペンハーゲンに在籍しており、クビストとはチームメイトだった。
「ウィリアム(クビスト)はピッチの外でも素晴らしい奴だが、たぶん彼はそれほど多くのノルウェー人と出会ったわけではないと思う。つまり彼は、ハンゲランとストーレ・ソルバッケン(コペンハーゲンの監督。ノルウェー人)は退屈だと思っているということだ」

2011年3月21日 Onside.dkより
2011年3月23日 Onside.dkより

ハンゲラン「クリスチャン、誰?」

ノルウェーにとって警戒すべき選手として注目されているのが、MFクリスチャン・エリクセンだ。先月行なわれた親善試合・イングランド戦で好プレーを披露した19歳は、いまではイングランドのチェルシーFCをはじめビッグクラブが注目する逸材だ。そんなエリクセンに対し、ヨン・アルネ・リーセは「新しいワンダーボーイだ」と評し、モアテン・ガムスト・ペデルセンは「スカンジナビア最高のタレントだ」と賞賛する。

一方、デンマーク屈指のタレントにそれほど注目していない選手もいる。DFブレーデ・ハンゲランだ。主将を務める29歳のセンターバックは、「クリスチャン・エリクセンを警戒しているか?」というメディアの質問に対して、「クリスチャン、誰?」と聞き返した。

ハンゲランはその後、「ああ、(2月に行なわれた)イングランド戦で良いプレーをみせた彼のことか。実をいうと、われわれは対戦チームの選手個人についてはそれほど気にかけていないんだ」と話したが、プレミアリーグでも屈指のセンターバックと高い評価を得ている彼にとって、10代の若者など恐れるに足りずか?

2011年3月22日 Aftenpostenより

ケアとニクラス・ペデルセンが離脱、スコウボが招集

正守護神クヌートセンと攻撃の要カレウを欠くノルウェーだが、ベストメンバーで臨めないのはデンマークも同じだ。24日の練習中、DFシモン・ケア、FWニクラス・ベントナー、FWニクラス・ペデルセンの3選手が故障。ケアとペデルセンは大一番に出場できないことがわかった。

ケアは足首の負傷、ペデルセンは筋肉損傷によりチームを離れることになった。

一方、エースのベントナーは、25日は別メニューで調整。試合当日までに回復するかは定かではない。

モアテン・オルセン監督はこうした事態をうけ、FWモアテン・スコウボを緊急招集。オランダのローダJCでプレーする30歳にとって、昨年10月以来の選出となる。

2011年3月24日 DBUより
2011年3月24日 DBUより

ケアの代わりはマティアス・ヨルゲンセンか

守備の柱ケアを欠くのはデンマークにとって大きな痛手だが、FCコペンハーゲンのストーレ・ソルバッケン監督によれば、ケアの穴はマティアス・ヨルゲンセンが埋めてくれると考えているようだ。

「ザンカ」という愛称をもつヨルゲンセンは、ガンビアのルーツをもつ20歳。今季のチャンピオンズリーグで決勝トーナメントに進出したコペンハーゲンの躍進の立役者で、将来のデンマークを担う逸材として期待されている。

ソルバッケン監督は、「マティアス・ヨルゲンセンがケアの代役としてプレーするだろうが、問題ない。彼は少なくともケアと同等に優れた選手だ」と話している。

2011年3月23日 Onside.dkより

カレウの代役はハノーファーに所属する25歳か

一方、カレウを欠くノルウェーだが、代役は「モア」ことモハメド・アブデラウエだろう。ドイツのハノーファー96でプレーする彼は、モロッコのルーツをもつ25歳で、今季は所属チームで20試合に出場し8得点をマーク。FWとして十分な結果を残している。

ノルウェーの日刊紙『Dagbladet』がドイツの著名ジャーナリストのラファエル・ホーニシュタイン氏にアブデラウエの今季の出来について評点をお願いしたところ、10点満点で7という高い評価を得たようだ。

「ドイツでは相手DFを背にした状態でボールを受けることがとても多い」と話すアブデラウエ。こうした経験は、1トップを採用するノルウェーにとって大きな意味をもつだろう。

2011年3月23日 Dagbladetより

正GKクヌートセンの代わりは?

攻めの柱ヨン・カレウが欠場することになり、攻撃面での不安が囁かれているノルウェーだが、気がかりなのは守備面においても同様だ。正守護神ヨン・クヌートセンを怪我で欠いているからだ。

クヌートセンの代役として考えられるのは、ルーネ・ヤースタインもしくはエスペン・ペテルセンのいずれか。エギル・オルセン監督は、25日に開かれたカンファレンスで「どちらを起用するかは決定済み」とコメントしたが、もちろん名前は明かされていない。

ヤースタインはビーキングFK所属の26歳。代表キャップ数は9で、673分間ゴールマウスに立ち失点は11。一方のペテルセンはモルデFKでプレーする30歳で、代表キャップ数2でいずれも途中出場。

経験面を考慮するとゴールマウスを守るのはヤースタインということになるが、果たして。

2011年3月25日 Aftenpostenより

ブラックバーンの元チームメイト同士はSMSでやりとり

かつてのチームメイト同士の対戦ということで思い浮かぶのがダニエル・アッガーとヨン・アルネ・リーセ(リバプール)、ウィリアム・クビストとブレーデ・ハンゲラン(コペンハーゲン)だが、ラース・ヤコブセンとモアテン・ガムスト・ペデルセンもこれに当てはまる。

現在はイングランドのブラックバーン・ローバーズでプレーするペデルセンは、「私は多くのデンマーク人と良い関係を築いている。かつてブラックバーンでチームメイトだったヤコブセンもそのひとりだ」と話す。2人はSMSを通してからかい合っているという。

かたやサイドハーフでプレーするペデルセン、かたやサイドバックとしてプレーするヤコブセン。両者のマッチアップは必至か。

2011年3月23日 Onside.dkより

ノルウェー代表監督の息子の名前は「モアテン・オルセン」

ノルウェー代表を指揮するのはエギル・オルセン監督。1998年フランスW杯でチームをベスト16に導いた指揮官は、現役時代にドリブラーとして名を馳せたことから「ドリロ」の愛称で親しまれているため、ややもすれば彼の本名を忘れがちになるが、彼の苗字オルセンはデンマーク代表監督のそれを同じだ。

さらに、驚くべき事実が発覚した。ドリロの息子の名前はモアテン。つまり、デンマークのモアテン・オルセン監督と同姓同名なのだ。

ちなみに名づけ親はドリロの亡き父で、彼の名前もモアテン・オルセンだったようだ。

カンファレンスで「モアテン・オルセンとの関係はどうか?」という質問に対して、ドリロが「私の息子のことか?それともデンマーク代表監督のことか?」と戸惑いを見せる場面もあったようだ。なお、ドリロは息子に対して「良い関係だ」と話し、デンマーク代表監督に対しては「良い関係だが、彼のことをあまり多くのことを知っているわけではない」とコメントしている。

2011年3月24日 Dagbladetより
2011年3月23日 Onside.dkより

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2011年01月06日

フローデ・ヨンセン、古巣オッド・グレーンランへ復帰

元ノルウェー代表FWフローデ・ヨンセンが、日本J1の清水エスパルスからノルウェー・ティッペリーガエンのオッド・グレーンランに移籍することが決まった。契約期間は1年。

今季限りで清水を退団することが決まっていたこの36歳は、以前から古巣グレーンランへの復帰を望んでおり、同クラブのダグ・アイレブ・ファゲルモ監督とは何度か話し合いを行っていた。

ヨンセンは2006年に来日。名古屋グランパスでプレーし、その後2009年に清水に移籍。清水での通算成績は55試合16得点。2000年から2006年まで在籍したローゼンボリBK時代にはチャンピオンズリーグに出場したこともある。ノルウェー代表歴は33試合10得点。

2010年1月3日 Dagbladetより

「北欧ダービー」の一般販売用チケットがわずか5分で完売

3月26日にオスロで行われる欧州選手権予選ノルウェー対デンマーク戦の一般販売用チケット約1万4000枚が、販売開始からわずか5分で完売したことがわかった。

ノルウェーサッカー協会でインフォメーションチーフと務めるスバイン・グラフ氏によると、販売開始された3日の朝9時以降、同協会のサイトと電話は非常に混みあっていたという。

試合会場のウッレボール・スタディオンは2万5572人収容。約1万4000枚が一般販売用で、残りはシーズンチケット保持者、アウェーのデンマークサポーター、スポンサーなどに割り当てられるという。

2011年1月3日 Dagbladetより

posted by swe1707 |07:43 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月15日

【欧州選手権予選】デンマーク、キプロスに快勝

欧州選手権2012の予選が12日、各地で行われ、デンマーク代表は本拠地コペンハーゲンでキプロス代表と対戦。ラスムッセンなどのゴールで2-0で快勝した。

完敗だった前節のポルトガル戦からスタメンを6人入れ替えてこの試合に臨んだデンマーク。復帰したばかりのアッガーが負傷により前半途中で交代を余儀なくされたが、”ダンカン”ことラスムッセンとランダースのロレンツェンの2人がそれぞれA代表初ゴールを挙げる活躍をみせ、格下相手にきっちりと勝ち点3を獲得した。

これまで代表とはほとんど縁のなかったラスムッセンとロレンツェンがともに結果を残したことは、世代交代が急務のデンマークにとって朗報だろう。だがこれまでも、新戦力として期待されながら以後チームに定着できずにいる選手は数多く存在し、アブサロンセン、リークス、エネボルドセン、シェーネ、ベアンブア、イム・ラーセンと枚挙に暇がない。ラスムッセンとロレンツェンには「一発屋」で終わらず、今後も継続して好プレーをみせてほしいし、もちろん、上記に上げた6選手には再びチームに復帰してほしい。

デンマーク代表2-0キプロス代表

デンマーク代表 
リンデゴー:ラース・ヤコブセン、ケア、アッガー(40分 アッガー)、イェッセン:クリスチャン・ポウルセン、クローン・デリ(66分 エリクセン)、ロレンツェン:ロンメダール、ニクラス・ペデルセン、ユンカー(46分 ラスムッセン)


また同日、ここまでの予選を3戦3勝でグループ首位を走るノルウェー代表が敵地に乗り込みクロアチア代表と親善試合を実施。4日前のキプロス戦からスタメンを8人入れ替えるなどテスト的な要素が多く、1-2で敗れた。ローゼンボリ所属の18歳マルクス・ヘンリクセンが先発出場しA代表デビューを果たした。

クロアチア代表1-2ノルウェー代表
21分 モハメド・アブデラオウエ(0-1)
34分 マンジュキッチ(1-1)
49分 クラニチャル(2-1)

ノルウェー代表
ヤーシュタイン:ルー、デミドフ、ハンゲラン(64分 ベーレル)、ヨン・アルネ・リーセ:ブローテン(65分 カレウ)、マルクス・ヘンリクセン(64分 ハウゲル)、イェンセン(46分 グリンハイム)、モエン(85分 リンダロイ)、モアテン・ガムスト・ペデルセン:モハメド・アブデラオウエ(59分 ヒューセクレップ)

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2010年08月28日

【CLプレーオフ】コペンハーゲンが本戦へ

チャンピオンズリーグ・プレーオフ第2戦が25日、各地で行われ、スカンジナビア諸国同士の対決となったFCコペンハーゲン(デンマーク)とローゼンボリBK(ノルウェー)の試合は1-0でコペンハーゲンが勝利。2試合合計2-2、アウェーゴールの差でコペンハーゲンが2006-2007シーズン以来となる2度目の本大会出場を決めた。


17日にレーケンダールで行われた第1戦はローゼンボリが2-0で勝利。だが終盤にアウェーゴールを許したこと、さらには攻守の要アナンが累積警告により第2戦を欠場することが余儀なくされたこともあり、ノルウェー王者にとって決して手放して喜べる試合ではなかった。

一方のコペンハーゲン。第1戦が始まる前に国内サッカーサイト『Onside.dk』が実施したアンケート「プレーオフで勝つのはどちらのチームか?」では、ローゼンボリの回答数が全体の75%を占めていた。だが第1戦終了後に実施したアンケートでは、コペンハーゲンが本大会に進出すると回答したのは全体の57%に。貴重なアウェーゴールを挙げたこと、アナンが第2戦を欠場することがこのアンケート結果に影響を及ぼしたと思われる。

そのデンマーク王者は、第1戦を怪我で欠場したブラジル人FWサンティンが復帰し、ヌドイェと2トップを組むことに。第1戦でFWとして起用されたグロンケアは中盤の左サイドになり、またアイスランド人オッテセンがマティアス・ヨルゲンセンに代わってセンターバックを務めることになった。

対するローゼンボリは、アナンの代役にセンターバックが本職のデミドフが入り、若いバンベルグがデミドフの穴を埋めることになった。


3万1000人が詰め掛けたこの試合は、開始20秒でいきなりローゼンボリがチャンスを迎える。オルセンがコペンハーゲンDFの裏を抜け出しシュートを放つが、これはGKビランドが防いだ。その後は大観衆の後押しを受けたコペンハーゲンが攻勢を仕掛ける。3分、グロンケアが左サイドを突破しチャンスを演出して最後はビンゴーが左足で狙うが、シュートは惜しくもポストを直撃。続く11分、左サイドから中央へ切れ込もうとしたグロンケアがオーバーラップしたベントへ絶妙のヒールパスを供給。ベントの折り返しに右サイドバックのポスペクがフリーでシュートを放つが、枠外に。14分、右サイドからのクロスにポスペクが今度は頭であわせるが、これはローゼンボリの守護神オールンドにセーブされた。

だがローゼンボリも負けていない。15分、イベルセンのループパスに抜け出したプリツァが狙うが、ビランドがセーブ。スカンジナビア3カ国のリーグで得点王を獲得したこの30歳は、続く24分には左サイドに流れて対峙したベントを抜き去り再びゴールを狙うが、これもビランドが防いだ。序盤から打ち合いの様相を呈し、好ゲームになることが予想された。

この緊迫した試合のなか、先制したのはコペンハーゲンのほうだった。33分、クラウデミールの左からのロングスローに、オッテセンが頭で合わせてゴール。ソルバッケン監督の采配がずばり的中した。

その後は完全にコペンハーゲンのペースで試合が進む。グロンケアの全盛期を彷彿とさせるドリブル突破からビンゴーがあわせるが、シュートはまたしてもポストに。その後も幾度か決定機を迎えたデンマーク王者だが、追加点を奪えず。コペンハーゲン1点リードのままハーフタイムを迎えた。

点を取りに行かなければならなくなったローゼンボリは、ナーバスな動きに終始していたバンベルグに代わって40歳のベテランMFストランを投入。ストランが中盤に入り、デミドフは本来のセンターバックのポジションに戻った。

ストランが入ったことにより中盤が安定するようになったローゼンボリは徐々に巻き返しを図り、最大の得点チャンスを迎える。イベルセンのパスに抜け出したストランが左足でダイレクトでシュートを放つが、ビランドが指で触ったことにより惜しくもポストに弾かれた。

ノルウェー王者はその後も果敢に点を奪いに攻勢に出る。だが最後までコペンハーゲンの守備の牙城を崩せず、試合はタイムアップ。結局、第1戦でグロンケアが記録したアウェーゴールが最後まで影響し、コペンハーゲンが4シーズンぶり2度目の本大会出場を決めた。


試合終了直後、ソルバッケン監督が見せた無邪気な喜び方はみていてこっちも微笑ましくなった。昨季もプレーオフに進出したコペンハーゲンだったが、下馬評では有利だったにもかかわらずキプロスのAPOELニコシアに敗れるという苦い経験をしただけに、喜びもひとしおだろう。コペンハーゲンには素直に拍手を送りたい。

ベテランのウルリク・ラウルセンが現役を退き、さらにはハッチンソンがオランダのPSVへ移籍したため、戦力低下が懸念されたコペンハーゲン。だがオッテセンが加入し、U-21デンマーク代表の”サンカ”ことマティアス・ヨルゲンセンが成長したことによりディフェンスラインはより強固となった。攻守の要クビスト、左サイドバックのベントには現在も移籍の噂が絶えないが、本戦では決して草刈り場にはならず、ビッグクラブ相手に一泡吹かせる可能性は十分ある。

前回出場したのは4シーズン前。デンマーク代表ラース・ヤコブセンやシルバーバウアー、スウェーデン代表(当時)アルベックやリンデロート、そしてノルウェー代表ハンゲランといった面々を揃えた当時のチームは、グループリーグ4位で敗退したもののマンチェスター・ユナイテッドとセルティックFCから勝利を収めた。

グループリーグの組み合わせはすでに決定しており、グループDに組み入れられたコペンハーゲンはギリシャのパナシナイコス、ロシアのルビン・カザン、そしてスペインのFCバルセロナと戦うことになった。バルセロナが頭1抜け出しているのはいうまでもないが、2番手争いは混沌としており、どのチームが抜け出してもおかしくない。

なお、デンマークのサッカー新聞『Tipsbladet』がWEB上で実施しているアンケート「FCコペンハーゲンのグループDでの順位は?」では、以下のような結果になっている(8月27日現在)。

1位 5%
2位 21%
3位 39%
4位 35%

FCコペンハーゲン(デンマーク)1-0ローゼンボリBK(ノルウェー)
33分 オッテセン(1-0)

2試合合計2-2、アウェーゴールの差でコペンハーゲンが本大会へ

コペンハーゲン
ビランド:ポスペク、アントンソン、オッテセン、ベント:クビスト、クラウデミール、ビンゴー(91分 マティアス・ヨルゲンセン)、グロンケア(90分 ペーテル・ラーション):ヌドイェ、サンティン(67分 ノッレゴー)

ローゼンボリ
オールンド:ルスティグ、バンベルグ(46分 ストラン)、スタッツゴー、ドルシン:デミドフ、ヘンリクセン、シェルブレ(63分 ビンスネス)、イベルセン:トロン・オルセン(77分 モルドスクレー)、プリツァ

posted by swe1707 |23:28 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年08月20日

【CLプレーオフ】スカンジナビア対決はローゼンボリが先勝

チャンピオンズリーグ・プレーオフ第1戦が17日、各地で行われ、スカンジナビア諸国同士の対決となったローゼンボリBK(ノルウェー)とFCコペンハーゲン(デンマーク)の試合は2-1でローゼンボリが勝利した。

試合前日に先発メンバーを発表したローゼンボリのニルス・アルネ・エッゲン監督は、ガーナ代表アナンやベテランのイベルセンなどを揃え、ほぼベストの布陣で臨む。対するコペンハーゲンのストーレ・ソルバッケン監督は、本来レギュラーを務めるセンターハーフのノッレゴーとセンターバックのオッテセンをベンチに置き、代わりにトーマス・クリステンセンとマティアス・ヨルゲンセンを先発に起用した。

スカンジナビアを代表する両チームによる本大会出場をかけた戦いは、地元レーケンダールの圧倒的な声援を受けるローゼンボリが序盤の主導権を握る。すると23分、プリツァ、ヘンリクセンとボールが渡り、最後はイベルセンが浮き球のボールにダイレクトで合わせコペンハーゲンゴールを破った。

その後も分厚い攻撃で試合を支配するローゼンボリ。だが30分過ぎからコペンハーゲンにもエンジンがかかり始め、セネガル人ストライカーのヌドイェが2度の決定機を迎える。だが、ローゼンボリの守護神オールンドのビッグセーブなどもあり同点に追いつくことができず、ハーフタイムを迎えた。

後半に入っても、ボールポゼッションで上回るコペンハーゲンが押し気味に試合を進める。だが、この試合で2回目のゴールネットを揺らしたのはローゼンボリのほうだった。57分、アナンがペナルティエリア外でシュート性のクロスを放つと、ボールはペナルティエリア内にいたヘンリクセンに当たりコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれていった。

ローゼンボリはその後、トロン・オルセンに代わって投入されたバケンガ、それにエースのプリツァがリードを広げるチャンスを迎えるが、追加点を挙げるには至らない。それでも、イベルセンの自陣ペナルティエリア内でのハンドが見逃されるという運も味方につけるなど、試合はノルウェー王者のペースで進み、このままゲームは終わるかに思われた。

だが、72分にアナンが警告を受け累積により第2戦に出場できなくなることがわかると、試合の流れはコペンハーゲンへ傾く。そして84分、コーナーキックからグロンケアが頭で合わせ貴重なアウェーゴールをマーク。プリツァのシュートがポストに阻まれてからわずか2分後の出来事だった。

ロスタイム、コーナーキックのチャンスをつかんだローゼンボリはルスティグが頭で狙うが、コペンハーゲンのGKビランドに阻まれる。その直後、タイムアップの笛が鳴った。

デンマークのサッカーサイト『Onside.dk』が試合数日前に実施したアンケート「プレーオフで勝つのはどちらのチームか?」では、ローゼンボリの回答数が全体の75%を占めていた。実際、ローゼンボリが2点をリードした時点ではこのアンケートの結果は両者の実力を正しく反映していると思われた。だが、コペンハーゲンがアウェーゴールを記録し、かつローゼンボリの攻守の要アナンが第2戦を欠場することになった今、『Onside.dk』が第1戦終了後に実施したアンケートでは、コペンハーゲンが本大会に進出すると回答したのは全体(1257名)の57%にのぼっている。

第2戦は25日、コペンハーゲンの本拠地パーケンで行われる。

試合結果のところをクリックするとハイライトをご覧になれます(ローゼンボリ公式HPより)

ローゼンボリBK(ノルウェー)2-1FCコペンハーゲン(デンマーク)
23分 イベルセン(1-0)
57分 ヘンリクセン(2-0)
84分 グロンケア(2-1)

ローゼンボリ
オールンド:ルスティグ、デミドフ、スタッツゴー、ドルシン:アナン、ヘンリクセン、シェルブレ、イベルセン(85分 ビンスネス):トロン・オルセン(65分 バケンガ)、プリツァ

コペンハーゲン
ビランド:ポスペク、アントンソン、マティアス・ヨルゲンセン、ベント:クビスト、クラウデミール、トーマス・クリステンセン(67分 ノッレゴー)、ビンゴー(67分 ベアボルド):ヌドイェ、グロンケア

posted by swe1707 |23:37 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年08月16日

【CLプレーオフ】ローゼンボリ、試合前日にスタメンを公式発表

チャンピオンズリーグ・プレーオフ第1戦、ローゼンボリBK対FCコペンハーゲンの試合が17日、ローゼンボリの本拠地レーケンダールで行われるが、ローゼンボリが早くもクラブ公式HP上でスターティングイレブンを発表した。

デンマークの放送局『DR』でサッカーを担当するアンドレス・クラウル氏はローゼンボリのカンファレンスに出席するためトロンハイムを訪れ、ノルウェー王者について「2010シーズンを通して一度も負けていないこのホームチームは、FCコペンハーゲン戦を前にして自信に満ちている」と話している。

ローゼンボリは目下、国内リーグ20節終了時点で13勝7分で勝ち点46を獲得。2位ボーレレンガIFに9ポイント差をつけ首位を走っている。

ローゼンボリが公式発表したスタメンは以下のとおり。

オールンド:ルスティグ、スタッツゴー、デミドフ、ドルシン:アナン、ヘンリクソン、シェルブレ、イベルセン:トロン・オルセン、プリツァ


なお、『DR』が実施しているWEBアンケート「プレーオフで勝つのはどちらのチームか?」では、ローゼンボリの回答数が全体の75%を占めている(投票数6131、8月16日現在)。

2010年8月16日 DRより

posted by swe1707 |23:51 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年08月15日

【親善試合結果】デンマーク、ドイツと分ける

デンマーク代表は11日、本拠地でドイツ代表と親善試合を行い、2-2で引き分けた。

立ち上がりこそアッガーが決定機を迎えるなど押し気味に試合を進めたデンマークだが。後半に入るとほぼ2軍のドイツ相手に2点のリードを許す厳しい展開に。それでも74分、ロンメダールが、まるで南アフリカW杯におけるカメルーン戦の2点目を想起させるゴールを挙げ点差を縮めると、続く87分には途中出場のユンカーが相手のミスに乗じて同点ゴールをマーク。昨季のオランダリーグで得点ランク3位に入りながらも、「戦術的に合わない」という理由で南アフリカ行きを逃した29歳が、チームを引き分けに持ち込んだ。

なお、この試合で主将を務めたのはアッガー。トマソンが代表チームを引退した今、今後どの選手がキャプテンマークを巻くのか注目が集まっている。サッカーサイト『Onside.dk』が実施しているWEBアンケート「デンマーク代表の新キャプテンは誰がなるべきか?」では、アッガーが全体票の48%を獲得。以下クリスチャン・ポウルセン(41%)、ソーレンセン(8%)、それ以外の選手(3%)と続いている。

デンマーク代表2-2ドイツ代表
19分 ゴメス(0-1)
73分 ヘルメス(0-2)
74分 ロンメダール(1-2)
87分 ユンカー(2-2)

デンマーク代表
ソーレンセン:ラース・ヤコブセン、アッガー、ケア、シモン・ポウルセン(28分 トムセン):クビスト(68分 ロレンツェン)、ミケ・イェンセン(46分 シルバーバウアー)、エリクセン:エネボルドセン(46分 シェーネ)、ニクラス・ペデルセン(55分 ユンカー)、ロンメダール

また、2012年欧州選手権予選でデンマークと同組のノルウェーは、本拠地でフランス代表と対戦。期待の若手ヒューセクレップが2得点を上げ逆転勝ちを収めた。

ノルウェー代表2-1フランス代表
48分 ベン・アルファ(0-1)
51分 ヒューセクレップ(1-1)
71分 ヒューセクレップ(2-1)

ノルウェー代表
クヌートセン:ホーグリ、ベーレル(46分 デミドフ)、ハンゲラン、ヨン・アルネ・リーセ:ヒューセクレップ、ビョルン・ヘルゲ・リーセ(87分 シェルブレ)、ハウゲル(90分 イェンセン)、グリンハイム(62分 ソリ)、モアテン・ガムスト・ペデルセン:モハメド・アブデラオウエ(46分 ルー)

posted by swe1707 |23:25 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月10日

【欧州選手権2012予選】デンマークとノルウェーが同組に

ポーランドとウクライナが共催する2012年欧州選手権の予選組み合わせ抽選会が7日、ポーランドのワルシャワで行われ、デンマークとノルウェーはポルトガルが同居するH組に入った。

2大会ぶりの出場を目指すデンマーク、3大会ぶりの出場を目指すノルウェーは、シード国のポルトガルのほかにキプロス、アイスランドとともにしのぎを削ることになる。

デンマークのモアテン・オルセン監督は、この抽選結果を受けて「現実的にみて、1位あるいは2位になれるチャンスがあるグループ。対戦する相手のほとんどは、我々がよく知っている国。ポルトガルとは先の南アフリカW杯予選でも対戦したばかり。ノルウェーとはこれまで何度も対戦している。アイスランドのこともよく知っている。キプロスは、我々にとってもっとも未知の国」と満足げに話した。

ノルウェーのエギル・オルセン監督も、「これ以上悪い組み合わせはないだろう。2位以内に入る可能性は十分にある」と本戦出場に自信をのぞかせている。

デンマークとノルウェーは、前々回大会の予選でも顔を合わせており、そのときはオスロの試合では2対2の引き分け、コペンハーゲンの試合ではデンマークが1対0で勝利を収めた。両国はこれまで86度対戦しており、成績はデンマークの52勝13分21敗。

シード国のポルトガルとデンマークは、南アフリカW敗地区予選のときにも同じ組に入り、リスボンの試合では3対2で勝利し、コペンハーゲンの試合では1対1の引き分けに終わっている。

アイスランドとキプロスは、たとえばアンドラやサンマリノのような欧州最弱国ではないが、デンマークとノルウェー両国にとって普段の力を発揮すれば勝ち点6が計算できる相手だ。

posted by swe1707 |23:11 | デンマーク/ノルウェー | コメント(0) | トラックバック(0)
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