2010年03月12日
アルスベンスカン2010・チーム紹介
AIK AIK 設立:1891年 本拠地:ロースンダ・スタディオン(ストックホルム) 昨季の順位:1位 監督:ミカエル・スターレ 予想スタメン(4-5-1): マーノヤ:ペイビー、ペール・カールソン、アッタ、ニルス・エリック・ヨハンソン:オルリッツ、ジョンソン、ジョルディッチ、エグレン、ムトゥンバ:フラビオ 昨季のリーグ優勝に大きく貢献した守備陣のうち、GKオールンド、DFホーイフェルト、マルクス・ヨンソンがチームを離れ、また「アルスベンスカン最高の選手のひとり」といわれていたアルゼンチン人FWオボロも母国のクラブへ移籍した。目立つ新戦力といえば、スペインのビジャレアルからレンタル獲得したMFエグレンのみ。戦力低下は必至だ。ムトゥンバやフラビオが昨季以上の働きをみせ、さらに期待の18歳ポントゥス・エングブロームが大きな成長を遂げれば話は別だが、リーグ連覇は困難か。 IFブロンマポイカルナ IF Brommapojkarna 設立:1942年 本拠地:グリムスタIP(ストックホルム) 昨季の順位:12位 監督:キム・ベリィストランド 予想スタメン(4-5-1): ノルドフェルト:ビョルクストローム、セーゲルストローム、アスプ、ミーコ・アルボルノス:チハデー、ペトロビッチ、ステファニディス、アンドレアス・エリクソン、グーテルスタム:アルセ ハーグルンドら昨季の主力3選手がチームを離れたが、新加入のDFセーゲルストロームをはじめ、将来有望な若手が多数在籍する。勢いに乗れば面白い存在になりそうだ。「第2のエクダル(現シエナ/イタリア)」は現れるか? ユールゴーデンIF Djurgården IF 設立:1891年 本拠地:ストックホルム・スタディオン(ストックホルム) 昨季の順位:14位 監督:レナート・バス、カルロス・バンダ 予想スタメン(4-3-3): トウライ:セーサイ、トイビオ、リースキ、ペッテル・グスタフソン:ペロボ、ショルンド、ヘメレイネン:ユセフ、ラヤラクソ、ミリッチ バス、バンダの二頭体制になった今季だが、昨季同様に苦しいシーズンを送ることになりそう。これまでチームを支えてきたヨハネッソン、クイバストの引退は大きな痛手だ。新戦力のトイビオ、リースキ、ケネディはどこまで通用するか未知数。ショルンドやマティアス・ヨンソンといったベテラン、それにラヤラクソやオレモといった若手の奮闘がなければ、また残留争いに加わってしまうだろう。 IFエルフスボリ IF Elfsborg 設立:1904年 本拠地:ボロース・アレナ(ボロース) 昨季の順位:3位 監督:マグヌス・ハーグルンド 予想スタメン(4-5-1): コビッチ:マティアス・フロレーン、ルチッチ、ビクストローム、ヨハン・カールソン:イシザキ、ノルドマルク、アンデシュ・スベンソン、バイラミ、マルティン・エリクソン:キーン 昨シーズン終了後にルチッチが引退をほのめかす発言をしたが、最終的に現役続行。元スウェーデン代表のこの36歳を中心とした守りは今年も健在だ。アンデシュ・スベンソンやイシザキが構える中盤はリーグ屈指。毎年のようにアキレス腱となっているFW陣だが、今年はベリルンドが復帰し、ほかにもアマドウ・ジャウォや英国人キーンなど駒は揃っている。攻撃陣の出来がリーグ制覇の鍵になりそうだ。 GAIS GAIS 設立:1894年 本拠地:ガムラ・ウッレビィ(ヨーテボリ) 昨季の順位:11位 監督:アレクサンデル・アクセーン 予想スタメン(4-4-2) ヤンクロフスキ:ルンデーン、ヨナソン、ルンドグレン、ケネット・グスタフソン:パターソン、モルテンソン、ロマーリオ、ヘディンソン:ワンデルソン、ビョルン・アンデション ペール・エリクソン(ヨーテボリ)、リンドストローム(ヘルシンボリ)の放出は痛手だが、オランダのフェイエノールト行きが噂されていた昨季の得点王ワンデルソンは残留を表明した。例年に比べると守備が安定していることから、このブラジル人の活躍次第では台風の目になる可能性を秘めている。 イェブレIF Gefle IF 設立:1882年 本拠地:ストロームバッレン(イェブレ) 昨季の順位:10位 監督:ペール・オルソン、ウルバン・ハンマル 予想スタメン(4-4-2): ヒューゴソン:ベルンハルドソン、テオリン、オマル・ジャウォ、ポルティン:ランット、チブサー、グラム、フレムポング:オーロブ、ダールベリ 長身FWダールベリの加入は大きなプラスだ。ユールゴーデン所属時代は大した成績を収められなかったが、A代表デビューした2009年の親善試合(対米国)でいきなりゴールを挙げるなど、もともと力はある。彼の出来がチームの浮沈を左右するといってよいだろう。 IFKヨーテボリ IFK Göteborg 設立:1904年 本拠地:ガムラ・ウッレビィ(ヨーテボリ) 昨季の順位:2位 監督:ヨナス・オルソン、ステファン・レーン 予想スタメン(4-5-1): キム・クリステンセン:ルンド、シグルドソン、カール・スベンソン、ヤルマル・ヨンソン:セラコビッチ、グスタフ・スベンソン、セバスティアン・エリクソン、ビャルナソン、ペール・エリクソン:ヒセーン 昨季途中に靭帯断裂をおこしたDFアダム・ヨハンソンとFWソーデルは開幕まで間に合わないが、それでもライバルがうらやむほどタレントの量・質ともに充実している。デンマーク代表GKクリステンセン、復活の予感漂うDFカール・スベンソン、リーグ屈指のMFにまで成長したグスタフ・スベンソン、そして昨季得点王のヒセーンと縦のラインが揃っているのも強み。新戦力のDFリスプとFWペール・エリクソン、若手のベルクロートとサーナも間違いなくチームに貢献するはずだ。最終節でAIKに優勝をさらわれた昨季のリベンジを果たすだけの力は十分にある。優勝候補の筆頭か。 ハルムスタッドBK Halmstad BK 設立:1914年 本拠地:オルヤンス・バール(ハルムスタッド) 昨季の順位:13位 監督:ラーシュ・ヤコブソン 予想スタメン(4-5-1): マルムクビスト:ミラー、ルンドベリ、トミー・ヨンソン、イェルドレル:トーマス、ラスカイ、サロモンソン、エミール・クヨビッチ、ゲルリッツ:シセ GKバーネ、MFスパルブの移籍は痛手だが、ゲルリッツが残留したことは大きい。このドイツ人ドリブラーのほかにもサロモンソン、E・クヨビッチなど将来が楽しみな若手を多く揃えており、新監督ヤコブソンの手腕次第では上位進出も有り得る。ちなみに、スペインのエスパニョールと提携を結んでいるクラブとして知られている。 ヘルシンボリIF Helsingborg IF 設立:1907年 本拠地:オリンピア(ヘルシンボリ) 昨季の順位:8位 監督:コニー・カールソン、ペール・オーラ・ユング 予想スタメン(4-4-2): オスカル・ベリルンド:バールステット、マルクス・ニルソン、エクストランド、エドマン:マティアス・リンドストローム、ガシ、ランツ、クリストフェル・アンデション:ラスムス・ヨンソン、スンディン マティアス・リンドストローム、ガシ、そしてエドマンと新戦力はいずれも計算できる選手。とくに経験豊富なエドマンは、最終ラインに安定をもたらすとともに、攻撃時においても大きく貢献してくれるだろう。一方、”ヘンケ”ラーションの代役はついにみつからなかった。ラスムス・ヨンソンは将来有望な若手だが、彼にすべてを託すのはまだ早い気も・・・・・・。 BKヘッケン BK Häcken 設立:1940年 本拠地:ランベリィスバッレン(ヨーテボリ) 昨季の順位:5位 監督:ペーテル・ゲルハルドソン 予想スタメン(4-5-1): シェルクビスト:コンウェア、オストベリ、フォーシェル、フロールンド:フリーベリ、チャット、ヘンリクソン、チブイケ、パウリーニョ:ラネーギー 4季ぶりのアルスベンスカンとなった昨季は、周囲の予想に反して5位という好成績を収めた。大きな補強はないものの、大きな放出もない今季もリーグをかき回してくれそうだ。1月に中東遠征を行ったスウェーデン代表に選出され、しかもゴールまで決めたFWラネーギーに大きな期待が集まる。 カルマルFF Kalmar FF 設立:1910年 本拠地:フレデリクスファンスIP(カルマル) 昨季の順位:4位 監督:ナンネ・ベリィストランド 予想スタメン(4-3-3): バストー:ノウリ、トビアス・カールソン、リンドベリ、ステファン・ラーション:リードストローム、トビアス・エリクソン、バプパ:ソブラレンセ、リカルド・サントス、メンデス エルム3兄弟がクラブを去り、チームの顔といえば主将を務める”カリスマ”リードストロームくらいになってしまったが、ベリィストランド監督が掲げる攻撃サッカーは円熟味を増している。ソブラレンセ、リカルド・サントス、メンデスのブラジル人トリオにトビアス・エリクソンが絡む攻撃は破壊力抜群。リーグ制覇を果たした2008年の再現は十分可能だ。 マルメFF Malmö FF 設立:1910年 本拠地:スウェドバンク・スタディオン(マルメ) 昨季の順位:7位 監督:ローランド・ニルソン 予想スタメン(4-4-2): ダーリン:ビンセンツ、ダニエル・アンデション、スディッチ、エランガ:モリンス、ロベルト・オーマン・ペーション、クライス、アウビン:ダニエル・ラーション、オフェレ 守備の要だったガブリエルの移籍は大きなマイナス。彼の穴はダニエル・アンデションが埋めることになりそうだが、中盤を本職としているこの32歳がどこまで最終ラインにフィットするかは未知数だ。一方、攻撃に目を向けるとモリンス、ダニエル・ラーション、オフェレなど楽しみが人材が揃っている。個々の能力は高いだけに、どれだけチームとして機能するかが、優勝争いに加わるか、中位に甘んじるかの分かれ目になるだろう。 ミェルビーAIF Mjällby AIF 設立:1939年 本拠地:ストランドバッレン(ミェルビー) 昨季の順位:1位(スーペルエッタン) 監督:ペーテル・スベルドゥ 予想スタメン(4-4-2): アスペル:ベステルベリ、ローセングレン、ロブレド、セーデルベリ:ローフクイスト、ダニエル・ニルソン、グラーン、ヨハン・スベンソン:エーケンベリ、エル・カビール かつてスペインのレアル・ソシエダに在籍していたGKアスペル、経験豊富なDFローセングレンを中心とした守備には上位チームも苦しむはずだ。だが問題は攻撃力。6年ぶりにスウェーデンに帰ってきたMFグラーンが本来の力を発揮できないようだと、1年でスーペルエッタンに逆戻りということも有り得る。ちなみに、現在オランダのNECナイメヘンでプレーするフェイズラフは昨季途中までこのクラブでプレーしていた。 トレッレボリFF Trelleborg FF 設立:1926年 本拠地:ボンガバッレン(トレッレボリ) 昨季の順位:9位 監督:トム・プラール 予想スタメン(4-5-1): ノリング:メランデル、トミー・ペーション、アベルソン、ファクロ:ハイネス、マグヌス・アンデション、アーデルスタム、ドルッゲ、ビールボリ・イェンセン デンマーク人ストライカーのイェンセン、昨年の新人王ノリングを除けばビッグネームは存在しないが、その乏しい戦力の割りには一昨年、昨年と中位でフィニッシュし周囲を驚かせた。名称プラール監督に率いられた「無名軍団」はどのチームにとってもやりにくそうだ。 オートビーダベリFF Åtvidaberg FF 設立:1908年 本拠地:コッパルバッレン(オートビーダベリ) 昨季の順位:2位(スーペルエッタン) 監督:ダニエル・ビークルンド 予想スタメン(4-5-1): ヘンリク・グスタフソン:アルビドソン、モーベリ、ダ・シルバ、ニクラソン:ラデティナッチ、クリストフェル・カールソン、ベリィストローム、エボアグウ、モラー:プロデル 28年ぶりのアルスベンスカン復帰となるが、1年でスーペルエッタンに逆戻りしてしまう可能性は限りなく大きい。新加入のナイジェリア人エボアグウは面白い存在だが、チーム全体としての戦力は全16チーム中ダントツで最下位。残留できれば大成功といえるだろう。 オレブローSK Örebro SK 設立:1908年 本拠地:ベールン・アレナ(オレブロー) 昨季の順位:6位 監督:シックステン・ボーストローム 予想スタメン(4-3-3): アルブボーゲ:ウィルタネン、アルメベック、ビクストローム、ウォウォアー:ベドヤ、ノルドバック、ゲルジッチ:アストバルド、オルセン、ポロカラ 一昨年を7位、そして昨季を6位という好位置でフィニッシュした彼らをもはや弱小扱いするチームはないだろう。選手層の薄さが難点だが、守護神アルブボーゲ、米国人ベドヤ、攻撃陣を牽引するオルセンと各ポジションに好選手をそろえる。なかでも、ベドヤは注目株。3日にオランダ代表と対戦した米国代表に招集されており、今後の成長が楽しみな22歳だ。 【開幕戦カード】 3月13日 カルマル-ヨーテボリ 3月14日 ヘルシンボリ-ブロンマポイカルナ ヘッケン-ユールゴーデン ハルムスタッド-トレッレボリ AIK-ミェルビー 3月15日 イェブレ-エルフスボリ オレブロー-オートビーダベリ GAIS-マルメ 【レギュレーション】 1924年創設。2回戦総当たりの計30節を戦う。1位はチャンピオンズリーグ予選2回戦、2位、3位はヨーロッパリーグの予選2回戦と予選1回戦にそれぞれ出場する。下位2チームは自動的にスーペルエッタンに降格。14位は、スーペルエッタン3位チームと入れ替え戦を行なう。
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posted by swe1707 |23:53 |
スウェーデンリーグ・アルスベンスカン2010 |
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アルスベンスカン2010・チーム紹介
コメント投稿者ID : OOH00002760
ミャルビーには期待したいですね。元来守備のしっかりしたチームは大崩れしないんですよ。まあ結果重視なので攻撃に面白さは期待できないのですが、個人的に好きなアスペル、ソデルベリに注目したいです。あとダニエルアンデションのCBは正直納得いかないですね。まあ彼個人を嫌ってるわけではないんですが、このベテランボランチをどうしてもCBで起用しなければいけないほどDFに攻撃の基点になる選手がいないんでしょうか。または彼がCBとしてもやっていけるくらいのレベルなのでしょうか。アルヴェンスカンというのは。こういうラーゲルベックがかつてやったような采配は本当に気にいらないですね。ヤコブションとミャルビーがいなくなった後はサイドバックだったメルベリ、ルキッチを中央に持ってきて、そのサイドのエドマンがけがしたら、右に入ってた便利屋二ルソンを左にしてアレクサンデションをサイドバックに入れる。こういうその場をしのぐだけで、後は一部のベテランのキャリアを無意味に多くさせる采配が今回の代表の悲劇を生み出してしまったわけですから。まあ早くダニエルが本来のポジションに戻ってくれるように新しい若手DFが台頭してくれるよう願うばかりですよ。
posted by Fahrenheit | 2010-03-14 13:40
アルスベンスカン2010・チーム紹介
コメント投稿者ID : swe1707
Fahrenheit様
コメントありがとうございます。
AIK対ミェルビー戦、引き分けという結果でしたが内容的にはミェルビーが勝っていました。驚いたのが、オフェンス面ですね。ボール保持者の周りにはつねに2人がフォローに入り、選手間の距離感が非常に良かったため効果的なパスが何本も繋がっていました。観ていて面白かったですね。目についた選手はセントラルMFの2人、ケニア人のオシアコとグラーンです。特にグラーンは、長年国外でプレーしていただけあって、別格でしたね。間違いなくこの試合のMVPでした。今後が楽しみなチームです。
マルメですが、2シーズン前くらい前にも、アンデシュ・アンデションがセンターバックでプレーしていた時期がありました。あまり機能しなかったのか、すぐに本来の中盤のポジションに戻されましたが。
このチームの場合、もともとディフェンスは安定しているわけですから、ダニエルには本来の中盤で構えてもらって、攻撃をリードしてほしいですね。
posted by swe1707 | 2010-03-16 08:09
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