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スウェーデンとノルウェーでトップリーグのチーム数削減を検討

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 スウェーデンとノルウェーにおいてトップリーグのチーム数削減に関する議論が活発に行われている。

 まずはノルウェーから見ていきたい。昨年11月、同国1部ティッペリーガエンと2部OBOSリーガエンの各クラブが加盟する団体「ノルウェー・トップフットボール」(NTF)の依頼を受けたオランダのコンサルティング会社Hypercubeが、ノルウェーサッカーの展望に関するレポートを作成。このレポートには、たとえば代表チームがEURO2000を最後に国際舞台から遠ざかっていることなどノルウェーサッカーの低迷について記されており、現状の改善には何が求められるかが提案されている。そのひとつが、ティッペリーガエンの所属チーム数の削減だ。

 Hypercubeは、以下3つの案を示している。

1.12チームに削減。ファーストステージとして2回戦総当たりで各チーム22試合を実施し、ファーストステージの順位によってプレーオフ1もしくはプレーオフ2に進む。プレーオフ1はファーストステージの上位6チームによって争われ、プレーオフ2は下位6チームによって行われる。

2.14チームに削減。ファーストステージとして2回戦総当たりで各チーム26試合を実施し、ファーストステージの順位によってプレーオフ1、プレーオフ2、降格プレーオフに進む。プレーオフ1はファーストステージの上位4チームによって争われ、プレーオフ2は5位から12位の8チームによって行われる。ファーストステージの下位2チームは昇降格プレーオフに回るか、OBOSリーガエンに自動降格になるかを争う。

3.14チームに削減。ファーストステージとして2回戦総当りで各チーム26試合を実施し、ファーストステージの順位によってプレーオフ1、プレーオフ2、降格プレーオフに進む。プレーオフ1はファーストステージの上位4チームによって争われ、プレーオフ2は5位から8位の4チームによって行われる。ファーストステージの下位4チームは昇降格プレーオフに回るか、それともOBOSリーガエンに自動降格になるかを争う。

 上記いずれかの案が採択された場合、ティッペリーガエンのテレビ放映権の関係で施行されるのは早くても2017年からとなる。現時点でチーム数削減に賛成の意を表しているのはローゼンボリBK、モルデFK、ボレレンガIFの3チームのみで、残りは現行の16チームで問題ないとの考えを示している。

 スウェーデンでもノルウェーと同じような動きが見られる。

 今月4日、スウェーデン1部アルスベンスカンと2部スーペルエッタンの各クラブが加盟する団体「スウェーデン・エリートフットボール」(SEF)が会合を開き、アルスベンスカンのシステムについて3つの案が提出された。各案の詳細は明らかにされていないが、チーム数を12に削減する、18に増やす、現状維持の16とする、というもの。SEFのラーシュ・クリステル・オルソン会長によると、チーム数が12となった場合、スーペルエッタンのチーム数は現行の16から18に変更されることが濃厚だという。

 チーム数削減について、マルメFFやIFKヨーテボリといったクラブは好意的な考えを示している。マルメでスポーツチーフを担当するダニエル・アンデション氏は「(チーム数が減るということは)タフな試合が増えるということ。そうなった場合、選手は今よりもさらに成長できると思う」とコメント。また「アルスベンスカンが11月いっぱいまで開催されるようにシーズンを延ばしてほしい。チャンピオンズリーグを考えた場合、グループリーグ終盤を戦う11月下旬から12月初旬になるとアルスベンスカンはすでに終了しているので、試合前の準備という点でクオリティを保つのが難しい」とリーグの日程についても言及している。

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スウェーデン/デンマーク/ノルウェー
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ノルウェー
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