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スウェーデン、モンテネグロに追い付かれ手痛いドロー…主審のジャッジに批判続出

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モンテネグロ代表1-1スウェーデン代表 9分 イブラヒモビッチ(0-1) 80分 ヨベティッチ(1-1)

スウェーデン代表(4-3-3) イサクソン:ルスティグ(46分 ベント)、グランクビスト、アントンソン、ベングトソン:エクダル、シェルストレム、ドゥルマス:フォシュベリ(63分 ラーション)、イブラヒモビッチ、ゼンギン(86分 キーセ・テリン)

『Fotbollskanalen』による選手採点(1~5段階。5が最高で1が最低)

イサクソン 3 ルスティグ 3 (46分 ベント 2) グランクビスト 3 アントンソン 2 ベングトソン 1 エクダル 2 シェルストレム 3 ドゥルマス 2 フォシュベリ 2 (63分 ラーション 採点なし) イブラヒモビッチ 3 ゼンギン 1 (86分 キーセ・テリン 採点なし)

主審のジャッジに怒り「勝てなかったのはお前のせいだ」

 格下相手に終盤に追いつかれ、勝ち点2を失う格好となったスウェーデン。イブラヒモビッチの先制ゴールの後にリードを広げるチャンスを生かせなかったことが後々響いたと言える。一方、この試合を裁いたスコットランド人ウィリアム・コラム主審の2つのジャッジに問題があったとして選手や関係者から批判があがっている。

 ひとつ目はモンテネグロにPKが与えられた80分のシーンだ。右サイドからドリブルでペナルティエリア内に進入したヨベティッチをベントが倒したとして反則を取られ、結果として同点に追いつかれた。このコラム主審の判定に対して、当事者のベントは「ヨベティッチとは接触なんてしていなかった」と不満をあらわにした。

 だが、疑惑のジャッジはこれだけではなかった。同点後の後半アディショナルタイム、右サイドからのクロスにエクダルがボレーで合わせ、ゴールネットを揺らす。歓喜に沸くスウェーデンの面々だったが、判定はノーゴール。エクダルのフィニッシュの前、キーセ・テリンがモンテネグロDFを押したとしてファウルを取られたからだ。

 TVコメンテーターのハンス・バッケ氏は「(キーセ・テリンがファウルを取られたシーンは)いたって普通の競り合いだった」とコメント。右FWとして先発出場したフォシュベリも「(モンテネグロのDFは)ファウルを獲得しようと演技した」と話した。

 なかでも、怒りを隠せないのがドゥルマスだ。オリンピアコスでプレーするレフティはタイムアップの笛が鳴ったあと、コラム主審のもとへ駆け寄ってこう言い放ったという。

「われわれが今日勝てなかったのはお前のせいだ」

負傷交代のルスティグはハムストリングの肉離れか

 イブラヒモビッチ同様に久々の代表戦となったルスティグだが、前半でベンチに退くことを余儀なくされた。

 44分、ハムストリングを押さえながら苦悶の表情を浮かべたセルティック所属の27歳は、ハーフタイム後はピッチに姿を現わず。前半でベントと交代することになった。

 ルスティグ本人によれば、ハムストリングの肉離れではないかとのこと。負傷するまではまずまずのプレーを見せていただけに、失望を隠せない。「長らく戦列を離れていたから、余計につらいよ。そけい部の怪我から復帰し、1ヶ月はいい調子だったのにね」。

復帰戦でゴールを決めたイブラヒモビッチ…スカンジナビア最多得点まであと1点に迫る

 9月21日のオリンピック・リヨン戦後、かかとを痛めて長らく戦列を離れていたイブラヒモビッチが久々の代表戦でいきなりゴールを記録した。3トップの真ん中でプレーしたエースは9分、シェルストレムのクロスを相手DFと競り合ったあと、こぼれたボールを右足で押し込んでチームに先制点をもたらした。

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東京都葛飾区生まれ、埼玉県草加市出身。 94年の米国W杯でスウェーデン代表を観て、スウェーデンという国に関心を持ち始める。 大学卒業後は就職するも、憧れのスウェーデンで生活してみたいという思いを捨てきれずに退職。2006年8月、中堅都市ヨンショーピンの国民高等学校に留学してスウェーデン語を学ぶ。 帰国後は企業でネットワーク運用・保守に携わる傍ら、スカンジナビア諸国のサッカー情報を日々チェックしている。『ワールドサッカーダイジェスト』『スポーツナビ』『サッカー批評』『フットボールサミット』で執筆経験あり。
email:swe1707★hotmail.co.jp(★を@にかえてください)
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